呪術廻戦の御三家とは?呪術師のエリート家系の相伝術式や関係を解説

呪術廻戦の御三家とは?呪術師のエリート家系の相伝術式や関係を解説

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呪術廻戦の御三家とは?呪術師のエリート家系の相伝術式や関係を解説

この記事では呪術廻戦のエリート家系である御三家五条家」「禪院家」「加茂家」について、その家系の詳細や相伝の術式、生まれの人物、御三家同士の関係、五条家と禪院家が仲悪い理由などについて解説します。


呪術界における「御三家」は非常に大きな影響力を持っており、術師の家系として長い歴史と堅苦しい伝統を持っています。

呪術高専に所属する学生や教員の中にも御三家生まれの他、その家系に関係する生まれのキャラが存在しています。


まずは御三家の概要から解説し、各家系の詳細について見ていきます。

<この記事で分かること>
◯御三家の概要
◯御三家の家系や相伝術式、生まれのキャラ
◯御三家同士の関係について
◯五条家と禪院家が仲悪い理由


※この記事は呪術廻戦のネタバレを含みます


呪術廻戦の全キャラクター一覧や階級別のキャラ一覧、全ての術式の一覧などはこちらの記事にまとめています。

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呪術廻戦の御三家は呪術師のエリート家系!

呪術師の世界では術師の家系の生まれかどうかが非常に重要で、生まれつき体に生得術式が刻まれているかどうかで呪術を使えるかどうかが決まります。

そして先祖代々、呪術師の家系として長い歴史を持っているのが「五条家」「禪院家」「加茂家」で、これらの家系が御三家と呼ばれています。


これらの御三家では代々その血筋に伝わる「相伝の術式」が存在します。長い歴史を持つ家系なだけに、生まれてくる子に期待されるのは術師としての才覚です。

・生得術式を受け継いでいるか
・その術式は相伝のものか


御三家においては相伝の術式を受け継いで生まれてこなかった者は正室の子ですら冷遇されます。逆に相伝の術式を持っていれば、側室の子や縁を切った術師の子でも優遇されます。

なので御三家においては宗家かどうかよりも「受け継いでいる術式」が何よりも大事です。


基本的に御三家の家系は代々呪術師なので、何らかの術式を受け継いで生まれてくるのが普通です。しかし稀に、御三家の生まれにも関わらず術式を受け継いでいないパターンがあります。

これは「天与呪縛」のパターンで、「強制的に何かを犠牲にする代わりに、何か強大な力を得る」ことによるものです。

この場合は呪術を使えない代わりに身体能力が人外だったり、他の能力が突出して秀でていますが、御三家においては術式が第一なため、このような子は人間扱いすらされません

呪術廻戦の御三家:五条家

まずは御三家の一つである「五条家」について詳しく解説します。

五条家はある意味、呪術界において強い最も影響力を持っている家系で、作中でもその様子がよく描かれています。


その要因はただ一つで、五条家の「あの男」です笑

御三家の一つ・五条家はどんな家系?

五条家の代表格は「五条悟」であり、むしろ五条悟以外の人物が全く出てこないほどにワンマンチーム状態となっています。

それもそのはずで、五条悟は「現代最強の呪術師」と呼ばれており、彼一人で日本を滅ぼすことができると冗談抜きで囁かれている超人です。

そのため、五条家という存在はもはや「五条悟自身」と言っても過言ではないほど、彼一人の影響力が高まっています。


五条悟は作中でも乙骨憂太や虎杖悠仁の秘匿死刑をひっくり返すなど、呪術界上層部の決定にすら口を挟める権力を持っています。

逆に言うと五条悟がいなくなったら五条家の存在感は御三家の中でも一気に地に落ちてしまいます。

五条家は日本三大怨霊の菅原道真(すがわらのみちざね)の系譜

五条家は日本三大怨霊の一人・菅原道真(すがわらのみちざね)がルーツであることが呪術廻戦0巻で語られています。

作中では五条悟の存在が原因で五条家自体の歴史や伝統が全く見えてきませんが、やはり呪術師の家系として極めて由緒正しい血筋を代々引いていることが分かります。


ちなみに後述しますが、乙骨憂太も菅原道真の血を引いています。乙骨憂太は非術師の家庭の生まれですが、菅原道真の血を引いていたこともあって圧倒的な才能を持っています。

五条家の相伝の術式は?

五条家相伝の術式は「無下限呪術」です。

無下限呪術とは「無限を現実世界に具現化する」術式です。この術式の効果により、五条悟に攻撃しようとしても、五条悟に近づくほど無限に遅くなってしまい、永遠に触ることすらできません。

そして無下限呪術の応用により様々な能力を発揮します。

術式順転「」:引き寄せる力を発生させる
術式反転「」:弾く力を発生させる
虚式「」  :虚構の質量を押し出す


ただし無下限呪術は極めて緻密な計算厳密な呪力コントロールが必要で、現在五条家で扱えるのは五条悟だけと言われています。

つまり五条家相伝の無下限呪術を受け継いだからと言って誰でも扱えるわけではなく、後述の「六眼(りくがん)」を持っていないとまともに扱うことができません。


五条悟は無下限呪術と六眼を併せ持っているからこそ最強の術師たり得ています。

六眼(りくがん)について

六眼(りくがん)」とは五条家の家系の者が持って生まれる可能性のある特異体質です。

・見ただけで相手の術式の正体が分かる
・無下限呪術に必要な緻密な計算、厳密な呪力コントロールが可能
・その他、呪術に関する物事の真偽、正体を見破る
・呪力消費を限りなくゼロにする


五条悟のように「無下限呪術」と「六眼」を抱き合わせて生まれてきたのは数百年ぶりと言われており、逆にこの抱き合わせの子が生まれてこない限りは無下限呪術の使い手がいないため、五条家の権力は御三家の中でも弱かったと思われます。

五条家生まれのキャラは誰?

ここでは御三家の一つ、五条家に生まれた者をご紹介します。

ただし前述のとおり五条家の存在自体がもはや五条悟そのものと言っていい状態なので、五条悟以外の五条家の者は登場していません。

五条悟(ごじょうさとる)

五条家の生まれで、先ほどお話したとおり五条家相伝の「無下限呪術」を受け継ぎ、さらに「六眼」も持っているため、生まれた時から最強になることが決まっていたような人物です。

自他共認める最強の呪術師で、偽夏油や特級呪霊たちですら最初から倒すことを諦めるほどの強さを誇っています。


本編では呪術高専の教員を務めており、古い体質の呪術界上層部を一掃したいと考えています。

そんな事情もあって、五条悟は上層部からメチャクチャ嫌われており、「上層部を一掃したい五条悟」と「五条悟を排除したい上層部」でよくバチバチしています。


五条悟の術式やカッコいいシーン、復活の時期などについてはこちらの記事にまとめています。

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乙骨憂太(おっこつゆうた)は五条家の生まれ?

乙骨憂太(おっこつゆうた)は先述のとおり菅原道真の子孫で、五条悟の遠縁の親戚です。しかし乙骨憂太は五条家の生まれではなく、非術師の普通の一般家庭に生まれました。

乙骨憂太は11歳の時に恋人の「祈本里香(おりもとりか)」が交通事故で目の前で死亡し、それを受け入れることができなかったために無意識に呪いをかけました。

それ以来、祈本里香は特級過呪怨霊として乙骨憂太に憑き、乙骨憂太をいじめる者などをシメてきました。


呪術廻戦0巻で祈本里香は解呪されて天国に成仏しており、本編では第137話で久々に登場しています。


乙骨憂太の術式や強さについてはこちらの記事にまとめています。

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呪術廻戦の御三家:禪院家

御三家の一つ「禪院家」は、御三家の中でも特に貴族性、エリート意識の高い家系です。

冒頭でお話したとおり御三家においては「相伝の術式を受け継いでいるか」が最も重要ですが、禪院家では相伝の術式を受け継いでいなければ召使い同然、術式を受け継いでいないなんて日には人間扱いすらされません。

御三家の一つ、禪院家はどんな家系?

恐らく禪院家は作中において、御三家の中でもファンからのイメージが最も悪い家系です。

相伝の術式を重視するのは御三家共通ではあるものの、禪院家はその待遇の差が特に歴然としており、相伝の術式を受け継いでいなければ宗家の生まれであっても雑用係となります。

禪院家を表す言葉として西宮桃が語っており、

禪院家に非ずんば呪術師に非ず
呪術師に非ずんば人に非ず

これが禪院家の様子をよく表しています。


つまり「相伝の術式以外を受け継いだらギリ人間」、「術式すら受け継いでいなければ人間じゃない」という考え方です。

後述しますが、禪院甚爾禪院真希は生まれつき術式がなかったため、迫害に近い扱いをされて育ってきました。

ちなみに禪院家が「相伝の術式の子」を得るために手段を選ばないシーンが漫画13巻の第113話で描かれています。

禪院甚爾は禪院家を出て伏黒甚爾と名を変えており、甚爾の息子・伏黒恵を巡って禪院直毘人と取引をしていました。


甚爾は「相伝の術式なら8億、それ以外なら7億」と禪院直毘人に持ちかけますが、直毘人は「相伝なら10億やる」という桁外れの金額の取引をしています。

呪術師が裏社会を牛耳っているこの世界においては、御三家の経済力も桁外れのようです。

禪院家の相伝の術式は?

禪院家の相伝の術式は「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」と「投射呪法」です。


「十種影法術」は自身の影を媒体とし、最大で10種類の式神を召喚することができます。ただし最初から10種類の式神を呼び出せるわけではなく、召喚するためにはまず「調伏の儀」によりその式神に勝つ必要があります。

強い式神ほど「調伏の儀」で苦労する(下手すると死ぬ)ことになりますが、調伏に成功すればそれ以降は自由にその式神を呼び出せます。

また禪院直毘人が扱う「投射呪法」も禪院家相伝の術式です。

この術式は「1秒を24分割することで自分の視界を画角とし、あらかじめ画角内で作った動きをトレースする」というものです。

これにより自身の動きを予め決めたものに制限される代わりに超スピードで動くことができ、それ故に禪院直毘人は「最速の術師」という異名を持っています。


十種影法術や投射呪法の詳細解説はこちらの記事にまとめています。

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禪院家生まれのキャラは誰?

御三家の中でもとりわけ規模の大きい禪院家は、作中でもこの家系のキャラが多く登場します。

禪院家の格式高さ、エリート意識の高さから家を出ていく者も多く、かなりドロドロしていることが見て取れます。

禪院直毘人(ぜんいんなおびと)

禪院直毘人(ぜんいんなおびと)は禪院家の26代目当主です。

普段から酒を持ち歩いており、戦いの現場であっても何かと酒を飲みたがる飲んだくれですが、呪術師としての実力は本物です。

禪院直毘人の階級は特別一級呪術師で、「投射呪法」を使いこなし、五条悟を除けば「最速の呪術師」と言われています。


禪院直毘人の術式や強さなどについてはこちらの記事にまとめています。

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禪院直哉(ぜんいんなおや)

禪院直哉(ぜんいんなおや)は禪院直毘人の死後、27代目禪院家当主、になると思われていた人物です(実際には禪院直毘人の遺言により伏黒恵が27代目当主になる)。

関西弁かつ軽薄そうな喋り方が特徴で、真依のことがお気に入りのような発言をしています。


男尊女卑のような考え方を前面に出しており、また人を小馬鹿にする態度などからも禪院家の中では控えめに言っても超嫌われています


禪院直哉の術式や強さなどについてはこちらの記事にまとめています。

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禪院甚壱(ぜんいんじんいち)

禪院甚壱(ぜんいんじんいち)は第138話で禪院直哉、禪院扇と共に同席していた一人です。

直哉が忌庫から呪具などを使用する際にはそれを承認する役割を担っています。


直哉に素手で殴り掛かる場面があり、その体格からも特別一級術師という肩書からも強者オーラが出ています。


禪院甚壱の術式や強さ、禪院家における血縁などはこちらの記事にまとめています。

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禪院甚爾/伏黒甚爾(ぜんいんとうじ/ふしぐろとうじ)

禪院甚爾(ぜんいんとうじ)は禪院家の生まれながら、「術式なし」「呪力が完全にゼロ」という「天与呪縛」により、術師としての才能はない一方で、人の領域を超えた身体能力と五感を持っていました。

しかしどれだけ身体能力が優れていても「術師に非ずんば人に非ず」の禪院家においては迫害に近い扱いをされてきました。

そして甚爾は禪院家を出て婿に入り、伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)に名前を変えています。


甚爾は呪力がゼロなので生身で呪いを祓うことはできませんが、呪力のこもった呪具を使うことで戦うことができます。

そして持ち前の人外の身体能力を活かし、特級呪具も駆使することで、学生時代とは言えあの五条悟に勝利した唯一の人間です。


甚爾のカッコいいシーンや強さ、口元の傷跡の理由などについてはこちらの記事にまとめています。

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禪院扇(ぜんいんおうぎ)

禪院扇(ぜんいんおうぎ)は真希、真依の父親にあたる人物です。

第138話で禪院直哉、 禪院甚壱と共に同席しており、直哉が忌庫から呪具などを使用する際にはそれを承認する役割を担っています。


階級は特別一級術師で、第138話では直哉に向かって刀を用いた抜刀術を見せています。真希に武器の扱いを教えたのは扇かもしれませんね。


禪院扇の術式や、禪院家における血縁などはこちらの記事にまとめています。

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禪院真希(ぜんいんまき)

禪院真希(ぜんいんまき)は甚爾と同じパターンの「天与呪縛」で、術式も呪力もありません。

ただし真希の場合は甚爾のように「呪力が完全にゼロ」ではなく、一般人レベルの呪力はあります。しかしあくまで一般人レベルなので、肉眼で呪いを視認することすらできません。このため、禪院家ではずっと雑用や召使いのような扱いを受けてきました。

そして真希は禪院家を出て呪術高専に入学し、「将来は一級呪術師になって舞い戻って禪院家の人間達を見返してやる」と考えています。


真希も生身で呪いを祓うことができないため、呪力がこもった呪具を使うことで呪術師として戦っています。

甚爾ほどではありませんが真希も常識外れの身体能力を持っているため、呪具さえあればそんじょそこらの呪霊は余裕で倒すことができます。


禪院真希の強さや可愛いシーンなどについてはこちらの記事にまとめています。

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禪院真依(ぜんいんまい)

禪院真依(ぜんいんまい)は真希の双子の妹で、真希とは違って術式は受け継いでいますが相伝のものではありません。

真依が受け継いだのは「構築術式(こうちくじゅつしき)」で、呪力を使って形のある物質を作り出します。


真依は真希と共に禪院家では雑用係の扱いを受けて育っており、幼少期はずっと真希の後をついていくお姉ちゃんっ子でした。

さらに真依は術式を受け継いでいたものの、術師になりたいという希望は全く無かったため、「例えずっと雑用係でも真希と一緒ならいい」と考えていました。

しかしある日真希が禪院家を出ていったことで「裏切られた」と感じ、それ以来不仲となっています。
(交流会後は関係が改善)


禪院真依の術式や可愛いシーンなどについてはこちらの記事にまとめています。

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伏黒恵(ふしぐろめぐみ)は禪院家の生まれ?

伏黒恵(ふしぐろめぐみ)は伏黒甚爾とその妻の間に生まれた子であるため、禪院家の生まれではありません。しかし前述のとおり、伏黒甚爾と禪院直毘人との取引により禪院家に売られそうになりました。

売られる直前に五条悟が待ったをかけ、「恵が将来術師となる」ことを担保に、恵と恵の義理の姉・津美紀に高専からの援助を通しました。

これにより恵は禪院家に行かずに済み、その代わりに中学卒業と同時に呪術高専に入学して呪術師を目指すことになります。


恵は禪院家相伝の「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」を受け継いでおり、禪院家としては喉から手が出るほど欲しかった子です。

しかしそれをはねつけることができた五条悟の影響力がいかに大きいかがわかりますね。


伏黒恵の術式などについてはこちらの記事にまとめています。

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呪術廻戦の御三家:加茂家

ここでは呪術界の御三家の一つ「加茂家」について解説します。

加茂家については物語の中で加茂憲紀の回想シーンなどでしか詳しく語られていませんが、物語の進行の上で極めて重要な要素を持っている家系です。

御三家の一つ、加茂家はどんな家系?

加茂家については禪院家ほどのドロドロな雰囲気が描かれていませんが、加茂憲紀のエピソードからなかなかのドロドロっぷりが想像できます。


加茂憲紀は加茂家の次期当主ですが、正室の子ではなく妾の子です。しかし「憲紀が相伝の術式を受け継いでいる」という理由で嫡男として迎え入れられました。一方で憲紀の母親は加茂家で迫害され、追い出される形で加茂家を出ています。

やはり「相伝の術式を受け継いでいる」ことが優先順位1位なのはどの御三家も共通事項のようです。

加茂家は「陰陽師」の血統を受け継ぐ

加茂家は呪術全盛の平安期に台頭していた呪術師「陰陽師」の血統を受け継いでいます。

加茂家においては後述する術式「赤血操術」を相伝とし、御三家の中でも呪術界上層部と最も近い家柄となっています。

加茂家の相伝の術式は?

加茂家相伝の術式は「赤血操術(せっけつそうじゅつ)」です。

自身の血液を操る術式で、血を高速の矢のように飛ばしたり、自身の血中成分や体温などを操作してドーピングのような効果を生むなど、非常に応用範囲が広いです。


赤血操術は自身の血液を使うために貧血のリスクがあり、それでも使い続けたら失血死しかねないのが弱点です。加茂憲紀の場合は事前に血液パックの形で血液を確保しており、戦いの場で失血しないように対策しています。

加茂家生まのキャラは誰?

作中で加茂家生まれのキャラをご紹介します。

加茂家出身のキャラは禪院家ほど多くないですが、物語の中で極めて重要な人物がいます。

加茂憲倫(かものりとし)

加茂憲倫(かものりとし)は明治時代初頭の呪術師です。

加茂憲倫は数多くの呪術文化財を残している一方で、狂人じみた知的好奇心を持っていたために非人道的な行為も辞さず、「史上最悪の術師」として名を残しています。


明治時代のはじめ、呪霊の子を孕む特異体質の娘がおり、彼女自身も知らないうちに呪霊と人間のハーフを懐妊してしまう体質でした。

親戚からはこの体質が理解されずに迫害され、彼女が逃げ込んだ寺によりにもよって加茂憲倫がいました。


加茂憲倫は彼女の特異体質に興味を惹かれ、記録には残っていないものの、極めて非人道的な実験を行っています。

そして加茂憲倫の実験により、特級呪物「呪胎九相図(じゅたいくそうず)」が生みだされました。


実はこの加茂憲倫、脳を別の者からすげ替えられたことでその体を乗っ取られていました。よって彼の非人道的な行いも彼自身の意思ではなく、体を乗っ取った者が行ったことです。

そして加茂憲倫の次に標的になったのが夏油傑で、本編では夏油傑の姿を借りた「偽夏油」が暗躍しています。

ちなみに加茂憲倫や夏油傑の体を乗っ取っていた者の名前は「羂策(けんじゃく)」であることが明かされています。


偽夏油と加茂憲倫の関係や、呪胎九相図の1番・脹相の詳細情報などについてはこちらの記事にまとめています。

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加茂憲紀(かものりとし)

加茂憲紀(かものりとし)は加茂家相伝の術式「赤血操術」を受け継いでおり、加茂家の次期当主です。


前述のとおり憲紀は宗家の生まれではなく側室の生まれでしたが、相伝の術式を受け継いでいたために嫡男として受け入れられました。

相伝の術式を受け継いだ子であったため、加茂家は憲紀を歓迎して厚遇していたようです。

一方で母親は加茂家を追い立てられるような形で出ていっており、憲紀としては「自分が加茂家当主となって母を連れ戻す」と考えています。


加茂憲紀の術式や強さなどについてはこちらの記事にまとめています。

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呪術廻戦の御三家同士の関係は?

ここまで御三家の家柄やその家系のキャラなどについて解説してきました。


作中では御三家同士の交流などは具体的に描かれていませんが、歴史が長い御三家は過去に遡ると色々とバチバチしていたようです。

ここでは御三家同士の関係性について解説します。

禪院家と五条家は仲悪い

漫画14巻の第117話で五条悟が「五条家と禪院家の関係」について語っており、両家は「バチバチ」と表現するほど仲が悪いようです。


その理由は数百年前の江戸時代か慶長の時までさかのぼり、その当時の当主同士が御前試合で本気で殺し合ったのがきっかけでした。

その当時の五条家当主は五条悟と同じく「六眼と無下限呪術を併せ持つ術師」で、禪院家当主は伏黒恵と同じく「十種影法術を使う術師」です。


御前試合での殺し合いの結果、五条家当主も禪院家当主も両方死んでおり、この出来事以来、両家はとにかく仲が悪くなっています。


ちなみにこの御前試合の相討ち決着の真相は、禪院家当主が十種影法術により

八握剣 異戒神将 魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら)

を呼び出したことが要因とされています。


作中では魔虚羅(まこら)と略されるこの式神は十種影法術でもぶっちぎりに強く、魔虚羅を調伏できた術師は歴史上存在しません

しかし式神は調伏していなくても、「調伏をするために呼び出す」ことは可能であるため、この御前試合でも禪院家当主が相討ち前提で魔虚羅を呼び出し、五条家当主を倒したと思われます。


御三家同士はそもそも仲が良いわけではありませんが、五条家と禪院家はこうした理由が特にバチバチに仲悪いようです。

「呪術廻戦の御三家とは?呪術師のエリート家系の相伝術式や関係を解説」まとめ

今回は呪術廻戦のエリート家系である御三家「五条家」「禪院家」「加茂家」について、その家系の詳細や相伝の術式、生まれの人物、御三家同士の関係、五条家と禪院家が仲悪い理由などについて解説しました。


作中では歴史が長くて格調高い家柄だからこそ、なんとも堅苦しいイメージが強い御三家ですが、呪術廻戦の物語の中では重要な役割を担っています。

今後も新たな御三家出身のキャラや、家柄の新しい情報なども登場するかもしれませんね。


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