この記事では呪術廻戦の五条悟（ごじょうさとる）の封印の解除がいつになるのか、復活の時期や死亡の可能性などについて考察します。
五条悟は呪術廻戦において間違いなく最強の存在で、偽夏油や呪霊側が最初から倒すことを諦めて封印に尽力するほどです。
そして偽夏油の綿密な作戦と周到な準備により五条悟は封印されましたが、物語においていつ復活するのかが気になりますね。
まずは五条悟が封印されるまでの経緯を振り返った後、五条悟の封印解除＆復活の時期について考察します。
- 五条悟が封印されるまでの経緯
- 五条悟の封印を解除して復活する時期
- 五条悟の封印解除＆復活の方法
- 五条悟の生存可能性と死亡可能性
※この記事は呪術廻戦のネタバレを含みます
呪術廻戦の全キャラクターの一覧や階級別のキャラ一覧はこちらの記事にまとめています。
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呪術廻戦の五条悟が獄門疆（ごくもんきょう）で封印されるまで
五条悟が封印されたのは渋谷事変の最中です。
偽夏油を始めとする呪霊側にとって五条悟の存在は最大の障害でしたが、あまりにも常軌を逸した強さなために倒すことは諦め、最初から封印一本の作戦を立てます。
偽夏油や呪霊達は五条悟の封印のために長い間準備を進めており、渋谷事変でその作戦を展開しました。
渋谷事変で五条悟を呼ぶ民間人（10巻の第83話～）
渋谷事変は漫画10巻の第83話から始まり、渋谷の東急百貨店を中心に半径400メートルの「帳（とばり）」が降ろされました。
この帳は「一般人のみが閉じ込められる」もので、中では閉じ込められた人達がパニックになりながら
五条悟を連れてこい
と叫んでいます。勿論一般人が五条悟のことを知っているはずがないので、偽夏油側に言わされている状態です。
そして呪術界上層部は「五条悟単独で事にあたらせる」と決め、五条悟は誘いに乗って渋谷駅B5Fに向かっていきました。
五条悟が東京メトロ渋谷駅のB5F、副都心線ホームに行くと、線路上に漏瑚（じょうご）、花御（はなみ）、脹相（ちょうそう）が待ち受けていました。
このメンバーは五条悟を封印することが目的で、周りの一般人も巻き込む気満々です。
駅ホームには一般人が大量に溢れている状態で五条悟 vs 漏瑚たちの戦闘が始まります。
渋谷駅のB5Fで漏瑚、花御、脹相、真人と戦闘（10巻の第83話～）
偽夏油と漏瑚たちが五条悟対策の作戦を長い間立てていたものの、やはり五条悟の強さは半端じゃなく、早々に花御が祓われます。
その後も真人が約1000体の改造人間を乱入させたり一般人を巻き込みながら五条悟に攻撃を加えていきます。
漏瑚たちの狙いとしては「五条悟は一般人を大量に巻き込む攻撃はできないはず」とたかをくくっており、封印の機会を伺っていました。
しかし悟は漏瑚たちの読みに反して一般人を巻き込んで領域展開「無量空処」を発動します。
「無量空処」は領域内の者の脳に「無限回の知覚と伝達」を強いるもので、普通の人間は脳が焼き切れるか精神崩壊してしまいますが、ここでは悟が0.2秒だけの発動にすることで被害を最小限にしました。
そして0.2秒後、漏瑚たちも含めて「無量空処」により一時的に脳機能が停止している間に悟は約1000体の改造人間を掃討しました。
そしてこれから漏瑚たちを倒す、というタイミングで偽夏油が獄門疆（ごくもんきょう）を開門します。
五条悟の術式や領域展開についてはこちらの記事で解説しています。
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五条悟が偽夏油に獄門疆で封印される（11巻の第91話）
獄門疆に囚われると一切の術式が機能しなくなるため、五条悟と言えども自力で拘束を解くことができません。
そして獄門疆が閉じて、偽夏油たちの作戦通りに五条悟の封印が完了してしまいました。
ただ封印直後、してやったりの表情の偽夏油が真人たちに「さて、今後の・・」と話そうとした瞬間、獄門疆がとんでもない重さになって地面にめり込みました。
獄門疆と言えども五条悟を封印しきるのは骨が折れるようで、五条悟という存在の情報を処理しきるまでは獄門疆を動かすことができなくなります。
封印ですら楽じゃない五条悟、流石ですね笑
呪術廻戦の五条悟の封印解除＆復活はいつ？【最新情報を更新！】
ここまで渋谷事変の始まりから五条悟の封印までお話してきました。
獄門疆に囚われた五条悟はひとまず物語から退場した形となり、五条悟を復活させるためには偽夏油から獄門疆を取り戻すことが命題となります。
では具体的に五条悟はいつ復活するのか、いくつかの仮説について考察します。
復活時期仮説①：渋谷事変で復活する→復活せず
渋谷事変では偽夏油側も損害は広がっており、花御が死亡、陀艮が死亡、漏瑚も死亡、脹相は発狂寸前になった後に虎杖たちサイドにつきます。
そして真人は偽夏油の呪霊操術により取り込まれ、敵側で残っているのは夏油と裏梅だけです。
両者とも特級呪術師レベルの強さなのでそうそう倒せる相手ではありませんが、逆にこの２人をどうにかすれば渋谷事変絡みは綺麗に片付きます。
ただし第116話で裏梅と宿儺の絡みがあり、この伏線を回収するまでは裏梅は倒されないと思われます。
そして第136話で渋谷事変は終わり、偽夏油は獄門疆を持って逃走してしまったため、五条悟の復活はなりませんでした。
宿儺と裏梅の関係についてはこちらの記事で解説しています。
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復活時期仮説②：乙骨憂太や秤が登場してから
漫画2巻の第11話で五条悟が
三年 秤（はかり）
二年 乙骨（おっこつ）
彼らは僕に並ぶ術師になる
と語っていました。
この２人はまだ物語に登場していませんが（乙骨憂太は０巻で登場するも、１巻以降は出番なし）、渋谷事変の後にこの２人も参戦し、五条悟の奪還と復活に向けて動いていく、という流れも考えられます。
そもそも五条悟が強すぎるため、あまり早く復活してしまうと物語のバランス的に難しい気がします笑
なので「新戦力の加入＆メインキャラの成長」という段階に入るかもしれませんね。ただしこの場合、五条悟の復活は相当後の話になります。
乙骨憂太や秤の詳細についてはこちらの記事で解説しています。
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復活時期仮説③：虎杖悠仁が宿儺の指を20本喰ってから
漫画13巻の第112話の時点で、虎杖悠仁は宿儺の指を15本喰っています。なので既に宿儺のフルパワーの75％まできている状態です。
今後物語が進むにつれて虎杖悠仁は20本の宿儺の指を喰うと思われますが、「100％の宿儺 vs 復活した五条悟」という展開も在るかもしれません。
この展開の場合も「秤と乙骨の登場後」説と同様、五条悟の封印解除＆復活は随分気の長い話になりそうです（下手をすると最終回前後）。
復活時期仮説④：封印の解除方法が分からない→方法を模索
漫画11巻の第90話で偽夏油が「獄門疆の発動条件」について、「対象の脳内時間換算で１分間、獄門疆の半径４m以内に留めなければならない」と語っています。
ただ人間側としては肝心の「封印の解除の仕方」については何も語られていません。
下手をすると偽夏油と倒して獄門疆を奪取した後も解除の仕方が分からず、「獄門疆の解除条件を探す」なんて展開もあるかもしれません。
その場合は五条悟の復活はまた気の長い話になりますね笑
【最新情報】五条悟が復活！！
呪術廻戦の第221話でついに五条悟が復活しました！
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獄門疆に封印されていた五条悟ですが、来栖華の術式「邪去侮の梯子（やこぶのはしご）」により獄門疆・裏の封印を解きます。
ただ実は羂索が先回りしており、獄門疆を日本海溝の深層に置いていたため、常人なら復活した瞬間に水圧で即死していたところです。
しかしそこは何しろ五条悟なので、突然の深海での目覚めにも完璧に対応して無傷で、更には瞬時に羂索のいるところに乗り込んでいました。
まさにチートオブチート笑
呪術廻戦の五条悟が「生存／死亡」する可能性
ここまで五条悟の封印の解除の時期や方法などについてお話してきましたが、今後の物語の展開として五条悟が生存するか死亡するかについても考えてみました。
ここでは五条悟が生存する説と死亡する説に分けて、それぞれの可能性について解説します。
生存説の根拠①：五条悟がいないと虎杖悠仁は死刑
まず五条悟が生存する説の根拠ですが、五条悟がいなくなると虎杖悠仁の秘匿死刑の再燃が考えられることです。
渋谷事変中に大量の宿儺の指を食わされた虎杖は一時的に宿儺に身体を明け渡しており、その間に美々子と菜々子、渋谷の街にいた一般市民多数を虐殺しています。
流石に五条悟の融通がなければ虎杖悠仁をかばいきれないと思われるので、「主人公を死刑にしないためにも五条悟は生き残るのではないか」という説です。
宿儺の術式の詳細などについてはこちらの記事にまとめています。
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生存説の根拠②：五条悟がいないとパワーバランス崩壊でカオス
根拠①にも関わることですが、五条悟が呪術界に幅を利かせていたことで様々なワガママが通っていました（虎杖悠仁の秘匿死刑の猶予もその一つ）。
さらにこの世界には「五条悟が怖いからおとなしくしていた」呪詛師や呪霊がわんさかいます。
もし五条悟が死亡するとこれらのパワーバランスが瓦解し、呪術界は大混乱、呪詛師や呪霊が暴れてさらに大混乱、という事態になってしまいます。
よって「五条悟が死亡するとあまりにカオスになるため、生き残る」という説です。
ただしパワーバランスの崩壊した世界についてはそれはそれで一つの物語になりそうなので、根拠としては弱いと感じています。
生存説の根拠③：五条悟がいないと宿儺に勝てる者がいない
漫画14巻の第118話～119話で伏黒恵の式神「八握剣 異戒神将 魔虚羅（やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら）」と宿儺の戦闘シーンがあります。
この戦闘で宿儺は領域展開「伏魔御厨子（ふくまみづし）」と「開（フーガ）」により魔虚羅を撃破、同時に渋谷の街中の半径200mの範囲内を更地にしていました。
この強さでもまだ余裕がありそうだった上に、これでもまだ宿儺の指15本分です。
「こんな化物に勝てるのはもはや五条悟以外にいない」ということで、五条悟は宿儺戦で勝利するか、あるいは相討ちで宿儺を倒す可能性があります。
もしかしたら秤や乙骨憂太が参戦したら戦力の状況が変わるのかもしれませんが、宿儺に勝てる術師は五条悟以外に思いつかないですね。
宿儺と伏黒恵の関係についてはこちらの記事で解説しています。
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死亡説の根拠①：そもそも五条悟の強さがチート過ぎる
ここからは五条悟の死亡説の紹介です。
そもそも五条悟は物語当初から完全にチート級の強さなため、どんな敵が出てきても倒してしまうという作者泣かせのキャラです。
なので物語を盛り上げるためにも死亡する可能性もゼロではありません。
要するに「物語の進行の都合上、死亡するかも」という説ですねｗ
死亡説の根拠②：作者・芥見下々氏の不吉な言葉
実は呪術廻戦の作者・芥見下々氏が、「ジャンフェス呪術廻戦スーパーステージ」でQ&Aを発表しています。
その中にえらく不吉な一文がありました。
ジャンフェス呪術廻戦スーパーステージ芥見先生Q&A
「最終回はまだ完全に決まってないけど、(虎杖釘崎伏黒五条の4人のうち)1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬかのどっちかだと思う」
つまり最終回までには虎杖悠仁、釘崎野薔薇、伏黒恵、五条悟の４人のうち、
「１人だけ死ぬ」or「３人死ぬ」
だそうです。
どっちにしてもファンにとっては大いに心構えが必要な言葉ですが・・・笑
特に後者（＝３人死ぬ）になった場合には、主人公を差し置いて「五条悟一人だけ生存」なんてあり得るのか大いに疑問なので、もはや五条悟の死亡が既定路線である可能性はあります。
ただそれが封印の解除＆復活前なのか後なのかはまだわからないので、いずれにしても今後の展開に注目ですね。
「呪術廻戦の五条悟が復活？死亡？封印の解除について解説！」まとめ
今回は呪術廻戦の五条悟の封印の解除がいつになるのか、復活の時期や死亡の可能性などについて考察しました。
五条悟は自他共に認める「最強」ゆえに、下手に活躍すると作品の盛り上がりに欠けてしまうというワンパンマンみたいなキャラです。
今回の封印によりこのチートキャラは強制退場しましたが、今後の復活の時期や生死については要注目です。
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