この記事では呪術廻戦に登場する乙骨憂太(おっこつゆうた)のプロフィールや術式、強さの理由、祈本里香(おりもとりか)との関係、本編での再登場などについて解説します。
呪術廻戦の本編の中でたびたび名前が出てきた乙骨憂太ですが、第137話でついに登場しました。
乙骨憂太は呪術廻戦の0巻の主人公として描かれており、その能力の高さや才能、かつて憑いていた「祈本里香」という呪いについて明らかになりました。
まずは乙骨憂太のプロフィールや詳細情報についてご紹介してから、乙骨憂太の術式を解説します。
- 乙骨憂太のプロフィールや術式、強さ
- 乙骨憂太と祈本里香の関係
- 乙骨憂太が海外で何をしていたのか
- 乙骨憂太の再登場について
※この記事は呪術廻戦のネタバレを含みます
→呪術廻戦の全ての術式の一覧を見る
【呪術廻戦】乙骨憂太(おっこつゆうた)のプロフィール!年齢、誕生日、術式、声優など
まずは乙骨憂太の年齢、誕生日、術式などのプロフィールをご紹介します。
乙骨憂太は本編では第137話から登場しており、その強さや術式などがさらに磨かれています。今後も新情報が明らかになった段階で追記していきます。
さらに呪術廻戦の公式ファンブックで明らかになった術式名などの新情報もご紹介します。
乙骨憂太のプロフィール!誕生日、年齢、術式、声優など
乙骨憂太のプロフィールを一覧表にまとめたのでご紹介します。
見た目は中肉中背で普通の男子高校生、性格は0巻登場時はとにかくネガティブ、後ろ向き、内向的といった感じで、同級生からもイジメを受けていました。
詳しくは後述しますが、そのイジメっ子は「祈本里香」によりどえらい目に遭っていますw
また乙骨憂太の術式は「里香」であることが明らかになっており、その詳細についても後ほど解説します。
名前 | 乙骨憂太 (おっこつゆうた) |
生年月日 誕生日 | 2001年3月7日 |
年齢 | 17歳 |
身長/体重 | 約170cm/非公表 |
所属 | 東京都立呪術高等専門学校 二年生 |
階級 | 特級術師 |
術式 | 里香(りか) 術式の模倣(コピー) |
性格 | ネガティブ、受け身、内向的 (→本編では前向きに) |
声優(CV) | 緒方恵美(おがためぐみ) |
乙骨憂太の身長や成長度合いなどについてはこちらの記事にまとめています。
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乙骨憂太は東京都立呪術高等専門学校(呪術高専)所属
乙骨憂太は元々ごく普通の学校に通う高校生でしたが、昔から「祈本里香」というとんでもない力を持つ怨霊が憑いていました。
この「祈本里香」は憂太がピンチの時などに現れては、絶大なパワーで障害を片付けてしまうため、憂太はなるべく人と関わらないように生きてきます。
しかしある日、高校の同級生4人の執拗な嫌がらせを受け、それにより「祈本里香」が顕現、イジメっ子たちを文字通りロッカーに詰めました。
この事件がきっかけで憂太の身体に憑いている怨霊のことが明るみになり、一時は処刑されかけます。
しかし五条悟(ごじょうさとる)の口利きにより、憂太は処刑を免れて東京都立呪術高等専門学校(呪術高専)に転校しました。
この段階では乙骨憂太の術式についてはまだ全く不明です。
乙骨憂太は入学当初の時点で特級術師!
呪術廻戦に登場する「呪術師」は、その強さによって階級が決まっています。
4級が最も下で、3級、準2級、2級、準1級、1級の順番に強くなっていき、一番上に「特級」という階級があります。
特級呪術師は日本に4人(夏油傑を除けば3人)しか存在せず、乙骨憂太はそのうちの1人です。
術式は不明ながら、その潜在能力が半端じゃないことがこの時点で明らかになっています。
乙骨憂太は菅原道真の子孫!
乙骨憂太は一般人かと思いきや、五条悟が憂太の家系について詳しく調査したところ「菅原道真(すがわらのみちざね)」の子孫であることがわかりました。
菅原道真は日本三大怨霊の一人と言われている超大物呪術師で、五条悟とは遠縁ながら親戚関係にあります。
本編の2巻第11話で五条悟が「乙骨は僕に並ぶ術師になる」と評しており、その才能と将来性の高さが伺えますね。
こうなるとなおさら術式の詳細が気になるところです。
【呪術廻戦】乙骨憂太の術式「里香」やその強さ&能力とは
ここまで乙骨憂太のプロフィールなどについてお話してきました。
呪術廻戦0巻では乙骨憂太の術式ではなく、乙骨憂太にに憑いていた「祈本里香」の強さが尋常じゃないということが描かれていますが、実は憂太自身の呪術師としての素質が半端じゃないことも明らかになっています。
ここでは乙骨憂太の術式や強さ、能力などについて解説します。
→呪術廻戦の全ての術式を見る
乙骨憂太の術式「里香」
乙骨憂太の術式については公式ファンブックでその名前が明らかになっており、「里香(りか)」と記載されています。
明らかに「祈本里香」の名前からきている術式で、乙骨憂太が第137話と第141話で見せた「リカちゃん」との関係が気になるところです。
そして第178話でついにその正体と全貌が明らかになり、それが下記のとおりです。
- 「リカ」は祈本里香の成仏後に残った外付けの術式&呪力の備蓄
- 指輪を通して「リカ」とは5分間だけ接続できる
- 効果は「術式の使用」「リカの完全顕現」「リカからの呪力供給」
ちなみに乙骨憂太が「リカ」を完全顕現させることで行使できる術式の効果とは
他者の術式の模倣(コピー)
で、これは呪術廻戦0巻でも乙骨憂太が狗巻棘の「呪言」をコピーし、第178話でも「呪言」や「式神の召喚」「ドルゥブ・ラクダワラの術式」など、乙骨憂太が見てきた術式を縦横無尽に放っていました。
ただしこれだけチート能力であるがゆえにやはり「縛り」はあり、上記の通り5分しか「リカ」は完全顕現できないのです。
乙骨憂太の術式意外の戦闘スタイルは「刀に呪いをこめる」
乙骨憂太が呪術高専に編入して間もない頃、刀に呪いを込めて戦うという戦闘スタイルを学びました。
これは祈本里香の強大過ぎる呪いを少しずつ貰い受けて刀にこめ、段々その呪いの量を増やし、最終的には祈本里香自体を制御できるようにする、という目的もありました。
そして第140話で虎杖悠仁相手に見せたその戦闘スタイルからも、刀を使う戦闘法をさらに磨き上げています。
刀に篭められた常識外れの呪力量により、一太刀一太刀が即死レベルの攻撃となります。
術式コピー能力は乙骨憂太自身の術式!
呪術廻戦0巻の最終話で、夏油と対峙した際に祈本里香が作り出した拡声器を使って「呪言(じゅごん)」を使うシーンがあります。
「呪言」とは言葉に呪力を込めて放つタイプの術式で、「呪言師」の末裔である狗巻棘(いぬまきとげ)が扱います。
そんな高等術式である呪言を、乙骨憂太は見ただけでコピーして実際に再現してみせました。
本来は他人の術式をそのままコピーして無制限に使う、なんてチートなことはできませんが、乙骨憂太と祈本里香の合わせ技によりこのチートをやってのけています。
そして祈本里香が成仏した後、乙骨憂太が特級術師に返り咲き、先述の通り「リカの完全顕現」によりこの術式コピー能力も再び使えるようになっています。
ただ流石にこの術式コピー能力も無条件に使えるわけではなく、
- 「リカ」が完全顕現中のみ発動可能
- 乙骨憂太自身がその術式を知っている
- 「リカ」が相手の体の一部を食う
などの縛りがあるようです。
乙骨憂太は反転術式で他人を治癒できる
呪術廻戦0巻の最終話では呪術のコピー以外にも、憂太が「反転術式」をさらっと使っているシーンがあります。
あの五条悟ですら学生時代に反転術式を試みて空振りに終わっている描写があり、反転術式自体が極めて難しい技術であることが分かります。
憂太が反転術式を使って真希、棘、パンダを治療した時点では、まだ呪術を教わってから1年も経っていない時期です。この状態でさらっと反転術式を使うあたり、尋常じゃないセンスを感じます。
更に反転術式を使って他人を治癒できる呪術師は、作中では家入硝子(いえいりしょうこ)ただ一人なので、憂太の能力は極めて貴重だと言えます。
家入硝子の反転術式の詳細はこちらの記事にまとめています。
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乙骨憂太の呪力量は五条悟すらも上回る!
第140話で、乙骨憂太が虎杖悠仁と対峙している際に恐ろしい事実を明かしていました。
乙骨憂太の呪力量は五条悟を上回る
チートオブチートの五条悟の呪力量をも上回るところからも、やはり特級術師に指定されている術師はバケモノ揃いということですね。
ただし五条悟は「六眼(りくがん)」の力により消費呪力がほぼゼロであるため、パフォーマンス面ではやはり五条悟がナンバーワンです。
そもそも乙骨憂太の呪力量が異常なだけで、五条悟の呪力量も人外です。その上で燃費が極めて良いために、実質ほぼ無尽蔵の呪力ということになりますね。
乙骨憂太は無尽蔵に近い呪力量があるからこそ、莫大な呪力を消費しそうな術式「里香」を使いこなせるのでしょうね。
乙骨憂太の領域展開
乙骨憂太の領域展開については第178話で初めて発動しました。
→呪術廻戦の第178話のネタバレ解説を見る
この時は乙骨憂太、烏鷺享子(うろたかこ)、石流龍(いしごおりりゅう)の三人が同時に領域展開を発動するという作中屈指の名シーンでしたね。
ただこの直後に黒沐死(くろうるし)が乱入したことで三人の結界は崩壊し、乙骨憂太の領域展開も不発に終わっています。
乙骨憂太の領域展開が炸裂したら「里香」の攻撃が必中で飛んでくることになり、恐ろしい破壊力になりそうですね。
【呪術廻戦】乙骨憂太の強さは術式だけじゃない?黒閃(こくせん)の発動経験者!!
2021年12月24日に公開された映画「呪術廻戦0」で、乙骨憂太と夏油傑の戦いが描かれました。
基本的にこの2人の戦いは原作の漫画0巻の内容が忠実に再現されていましたが、原作には無いオリジナル要素も数多くあります。
その中でも最たるものが、乙骨憂太が黒閃(こくせん)を決めたことです。
原作漫画0巻ではただ単に乙骨憂太が夏油傑をぶん殴った描写でしたが、映画では黒閃の特殊効果が描かれ、人間では出し得ない破壊力を叩き出していました。
黒閃を経験した術師と未経験の術師の間には大きな差があり、作中でも虎杖悠仁や東堂葵などの強キャラが発動しています。
乙骨憂太は日本に4人(夏油傑の死後は3人)しかいない特級術師の一人であり、どこかで黒閃を経験しているとは思われていましたが、まさかの夏油傑戦での発動でしたね。
【呪術廻戦】乙骨憂太は海外で術式「里香」の修行をしていた?
ここまで、主に乙骨憂太の術式「里香」や強さ、領域展開などについてお話してきました。
本編では乙骨憂太はずっと海外に滞在しており、そこで何をしていたのかは謎でした。
ここでは海外に滞在していた時の乙骨憂太が何をしていたのか、本編での情報を元に解説します。
五条悟の海外出張は乙骨憂太に会うためだった可能性について、こちらの記事にまとめています。
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乙骨憂太は海外に滞在していた
呪術廻戦の漫画2巻第10話で、伏黒恵(ふしぐろめぐみ)が乙骨憂太の現状について簡単に説明しています。
憂太はこの時点においては日本にはおらず、海外に行っていたことが明らかになっています。
ちなみに恵は憂太のことを「唯一手放しで尊敬できる人」と評しており、後輩からも尊敬される先輩となっていました。
乙骨憂太が海外にいた理由は術式「里香」の修行?
そもそも乙骨憂太がなぜ海外にいたのかについては詳しく語られていません。
ただ本編や公式ファンブックの情報から、これらのことが明らかになっています。
・乙骨憂太は里香の解呪後に4級術師になった
・乙骨憂太の術式名が「里香」
・乙骨憂太は4級から特級に返り咲いた
乙骨憂太は祈本里香を解呪した後に一度4級に落ちており、その後再び特級に返り咲いています。
もしかしたら乙骨憂太の海外滞在は術式「里香」を制御するために修行していたのかもしれませんね。
乙骨憂太はミゲルと「バオバブの木」がある国=マダガスカルで術式の修行をしていた?
呪術廻戦の漫画4巻の第33話の扉絵で、乙骨憂太&ミゲルがどこかの国で一緒に行動している姿が描かれています。
この2人の背景にある異様にぶっとい木、これは「バオバブの木」という種で、主にアフリカに生えています。
ジンバブエには樹齢2500年(既に枯死)を超えるバオバブがあったり、ナミビアにも樹齢1500年を超えるバオバブがあります。
またマダガスカルにはバオバブが林立している「バオバブ街道」という観光名所まであるほどです。
憂太の隣にミゲルがいることから、もしかしたらミゲルの母国の呪術を学びつつ、術式「里香」の修行をしていたのかもしれません。
【第145話の新情報】乙骨憂太とミゲルは「黒縄(こくじょう)」を探していた!
乙骨憂太とミゲルが海外にいた理由が第145話で明かされています。
それは乙骨憂太の術式の修行などではなく、ミゲルが百鬼夜行で使っていた呪具「黒縄(こくじょう)」を探すためでした。
第145話では獄門疆の封印を解くための手段の一つとして「黒縄」が挙げられており、乙骨憂太とミゲルはそれを探しにアフリカに来ていたようです。
ちなみに黒縄は百鬼夜行の際にミゲルが五条悟の足止めに使っていましたが、五条悟の手により削りきられて消滅しています。
第145話のネタバレ解説はこちらの記事にまとめています。
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乙骨憂太とミゲルは元々敵同士
ちなみにミゲルは元々は憂太と敵同士の関係でした。
0巻の百鬼夜行で新宿に現れたミゲルは、五条悟の足止め役としてその能力の高さを見せています。
この時は憂太と直接戦っていないものの、少なくとも0巻時点では夏油側の人間でした。
ミゲルは五条悟との戦闘で特殊な縄状の呪具を使っており、この縄は五条悟の呪力すらも散らし、ある程度無効化していました。
(五条悟が本気を出したらどうなっていたかは不明)
またこの縄については、ミゲルが「これ一本編むのに俺の国の術士が何十年かけると思ってる」と口にしていることから、ミゲルの母国でも高度な呪術や術式が存在していることがわかります。
乙骨憂太はミゲルから術式「里香」を制御するための方法などを学んでいた可能性もありますね。
ミゲルの術式などについてはこちらの記事にまとめています。
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【呪術廻戦】乙骨憂太の本編で術式「里香」を発動!
偽夏油は第136話で、人の「無為転変」を遠隔発動し、全国にいる「偽夏油が仕込んだ1000人」の脳を一斉に改変します。
偽夏油いわく、「1000人の虎杖悠仁が悪意を持って目覚めたと思ってくれていい」と説明しており、これにより日本は大混乱状態に陥ります。
そして第137話で、ついに乙骨憂太が本編に登場しました。乙骨憂太が呪術総監部に命じられた役割は「虎杖悠仁の処刑執行人」です。
そして第140話から乙骨憂太と虎杖悠仁が会遇し、乙骨憂太がついにその術式「里香」を見せることになります。
乙骨憂太が虎杖悠仁相手に術式「里香」を発動
実は第137話で乙骨憂太が、呪霊を屠った「何か」に向かって「駄目だよリカちゃん やりすぎは」と声をかけています。
また第141話では虎杖悠仁との戦闘中に「リカちゃん」が登場しました。
ここで気になるのが、公式ファンブックで明かされた乙骨憂太の術式が「里香」であるのに対し、乙骨憂太は「リカ」とカタカナ表記になっていることです。
これに関しては死滅回遊の仙台コロニー編で真相が明らかになっており、現在の「リカ」はかつての祈本里香とは別の存在なのです。
- 「リカ」は祈本里香の成仏後に残った外付けの術式&呪力の備蓄
- 指輪を通して「リカ」とは5分間だけ接続できる
- 効果は「術式の使用」「リカの完全顕現」「リカからの呪力供給」
死滅回遊の仙台コロニー編で「リカ」が完全顕現!
呪術廻戦の第178話では「リカ」が完全顕現し、それまでの戦闘で消耗しきった乙骨憂太の呪力すらも回復しました。
そして乙骨憂太は
- 狗巻棘の「呪言」
- ドルゥブ・ラクダワラの術式
- 烏鷺享子の「空の術式」
などを模倣(コピー)し、烏鷺享子、石流龍を撃破しました。
仙台コロニーではドルゥブ・ラクダワラ、黒沐死、烏鷺享子、石流龍という、いずれも特級術死か特級呪霊レベルの化物を4タテする乙骨憂太、やはり強すぎですね。
「乙骨憂太の術式「里香」や強さをネタバレ解説!「リカ」との違いとは?」まとめ
今回は呪術廻戦に登場する乙骨憂太(おっこつゆうた)のプロフィールや術式、強さの理由、祈本里香(おりもとりか)との関係、本編での再登場などについて解説しました。
乙骨憂太がまともに登場したのは漫画0巻だけにも関わらず、呪術廻戦においてはファンの方々から常に注目されているキャラです。
学生にして特級呪術師という圧倒的な才能と実力を持っており、今後の動向に注目です。
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