【呪術廻戦】禪院直哉の解説!術式や領域展開、強さや能力は?

【呪術廻戦】禪院直哉の解説!術式や領域展開、強さや能力は?

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【呪術廻戦】禅院直哉の術式や領域展開を解説!新当主の強さや能力は?
『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

この記事では禪院家の新当主・禪院直哉(ぜんいんなおや)のプロフィール、術式や強さ、作中の戦績、戦闘スタイル、クズな性格などについて解説します。


呪術廻戦の第138話で初登場となった禪院直哉は、禪院直毘人に代わって禪院家の次期当主候補だった人物です。(実際には伏黒恵が次期当主に就任)

禪院家を継ぐだけあって呪術師としての実力も相当だと思われますが、その術式や能力などについて見ていきましょう。
(ちなみに正しい表記は「禅院直哉」ではなく「禪院直哉」です。)

この記事で分かること
  • 禪院直哉のプロフィール
  • 禪院直哉の術式や領域展開
  • 禪院直哉の強さや能力
  • 禪院直哉の性格
  • 禪院直哉の声優


※この記事は呪術廻戦のネタバレを含みます


御三家の解説や全ての術式、全キャラクターの一覧、階級別のキャラ一覧などはこちらの記事にまとめています。

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【呪術廻戦】禪院直哉のプロフィール!術式、等級、年齢、身長、体重、声優など

禪院直哉のプロフィールについて下記のとおり一覧表にまとめましたのでご紹介します。呪術廻戦の物語においては虎杖悠仁や伏黒恵にとっての逆風となりそうな存在です。

ちなみに年齢については呪術廻戦16巻の第139話のフリースペースに「五条の一個下」と記載があるため、27歳のようです。

名前禪院直哉
(ぜんいんなおや)
年齢27歳
身長/体重不明
術式投射呪法
領域展開時胞月宮殿
(じほうげっきゅうでん)
等級特別一級術師
備考禪院家の27代目当主の座を
伏黒恵に取られる
声優(CV)不明

【呪術廻戦】禪院直哉の術式や領域展開の解説

ここでは呪術廻戦の禪院直哉の術式や領域展開について解説します。


前当主禪院直毘人は「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の使い手で、五条悟を除けば「最速の呪術師」と呼ばれるほどの実力者でした。

やはり禪院家当主となると生半可な実力ではなれないようです。


禪院直毘人の術式や強さなどについてはこちらの記事にまとめています。

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禪院直哉の術式は禪院家相伝の「投射呪法」

禪院直哉の術式は禪院家相伝の「投射呪法」
『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

禪院直哉の術式については第141話で、父の禪院直毘人と同じく「投射呪法」であることが明らかになりました。


投射呪法は「1秒を24分割することで自分の視界を画角とし、あらかじめ画角内で作った動きをそのまま追う」というもので、これにより超高速で動くことができます。

文章だと分かりにくいですが、簡単に言うと

  • 自分がどう動くかをあらかじめ決めておく
  • 決めた通りにしか動けない代わりに超スピード

という特徴があります。


さらに触れた相手にもこれを強制することができ、触れられた相手は投射呪法の術師が決めた動きをできないと1秒間フリーズします。

つまり相手に触ればほぼ強制的に1秒間フリーズという理不尽な特性です。


欠点としてはあらかじめ作った動きを途中で変えられないこと、また過度に物理法則を超えた動きはできず、それをやろうとすると自身がフリーズしてしまいます。

禪院直哉は禪院直毘人と同様、天性のコマ打ちセンスがあるようで「投射呪法」を完璧に使いこなして脹相を追い詰めています。


投射呪法の詳細解説や、もう一つの禪院家相伝の術式「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」の詳細はこちらの記事にまとめています。

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禪院直哉の領域展開「時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)」

禪院直哉の領域展開「時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)」
『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

禪院直哉の領域展開は第198話で初めて明かされました。
→呪術廻戦の第198話のネタバレ解説を見る

この領域内では術式が必中で当たるため、領域内の者は「投射呪法」の特性により直哉の動きをトレースできなければ1秒フリーズしてしまいます。

しかも領域展開によりその術式対象が恐ろしく細分化されており、何と対象の細胞の一つ一つが術式対象となってしまうのです。

これにより無理に身体を動かすと細胞一つ一つの動きがズレてしまい、身体が自壊するという恐ろしい効果が出てしまいます。


呪術廻戦の領域展開についてはこちらの記事にまとめています。

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【呪術廻戦】禪院直哉は禪院直毘人の息子!

【呪術廻戦】禅院直哉は禅院家の27代目当主!
『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

禪院直毘人が渋谷事変の最中に死亡したことで、順当に行けば禪院直哉が27代目当主として禪院家を引き継ぐ予定でした。

そして禪院直毘人の遺言書にしたがい、禪院直哉は高専の忌庫禪院家の忌庫にある呪具や全財産を相続するはずでしたが、遺言書にはまだ続きがありました。


禪院扇と禪院甚壱の禪院家における関係性や血縁などはこちらの記事にまとめています。

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伏黒恵が禪院家の当主になる

禪院直哉への相続の話の後に「ただし」と続き、

なんらかの理由で五条悟が死亡
または意思能力を喪失した場合
伏黒甚爾との誓約状を履行し
伏黒恵を禪院家に迎え
同人を禪院家当主とし全財産を譲るものとする

という内容です。

つまり五条悟が獄門疆(ごくもんきょう)に封印されて意思能力を無くしたことで、伏黒恵が禪院家当主となりました。


この辺りは第138話で語られています。

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禪院直哉は伏黒恵を殺す気満々

禪院直哉は伏黒恵を殺す気満々
『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

伏黒恵が次期当主になるということで、禪院直哉は伏黒恵の所在を側近の女性に聞いていました。

恵が現在虎杖悠仁捜索の任務にあたっていると聞くと殺意丸出しで

じゃあ上の人に伝えとき
禪院直哉が宿儺の器殺したるって
恵君は宿儺の器のとこおるんやろ?

二人まとめて殺したる

今の東京は魔境や
人がいつどう死んでも関係あらへん
殺してまえば後のことはどうとでもなる
禪院家当主は俺や

こんなことを口にしていました。


しかし「恵を殺そうとする=宿儺が激おこ」になるわけですが、直哉はそんなことは露知らず恵を狙うことになります。

【呪術廻戦】禪院直哉の強さや能力とは

禪院直哉の強さや能力に関しては脹相との戦闘で明らかになっており、「投射呪法」を駆使した超スピード&近接戦闘を得意としています。

また第139話では禪院扇や禪院甚壱を小馬鹿にするような言動をとっており、この2人のことは特別一級術師にも関わらず見下しているところが見受けられます。


階級は特別一級術師なので、術式や階級から見ても禪院直毘人クラスの強さだと思われます。

禪院直哉の能力は瞬間移動にも似た高速移動!体術にも秀でている

禅院直哉の能力は瞬間移動?体術にも秀でている
『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

禪院直哉は第139話で虎杖悠仁と脹相を2人同時に相手にしています。

虎杖悠仁と脹相の間に一瞬で現れて一発拳打を食らわせ、脹相の攻撃をいなしていました。そして虎杖悠仁の左フックは空を切り、直哉は一瞬で距離を取るという瞬間移動のような動きです。


これは「投射呪法」による高速移動の特徴で、さらには運動能力の超人である虎杖悠仁相手にこの立ち回りをしているため、元々の体術、身体能力がとてつもなく高いことが分かります。

禪院直哉の能力、戦闘スタイルは禪院直毘人や東堂葵タイプ

禪院直哉の戦闘スタイルは禪院直毘人と全く同じスタイルです。術式が同じなので戦法も似通ってくるのでしょう。

もうひとりタイプが似ているのが東堂葵で、術式「不義遊戯(ぶぎうぎ)」は呪力のあるモノや人の位置を入れ替えるものです。この入れ替えは一瞬で位置が変わるため、ある意味「瞬間移動」に近いものがあります。

また東堂葵もゴリマッチョの近接戦闘タイプであり、高速移動&近接戦闘の禪院直哉と似たタイプです。


似たスタイル同士、万全の状態の東堂葵なら禪院直哉ともいい勝負をしそうですね。

「瞬間移動」は五条悟も使っていた

呪術廻戦における「瞬間移動」の元祖と言えば五条悟です。

五条悟の無下限呪術のひとつ、術式順転「」を応用することで「長距離の超高速移動=瞬間移動」ができます。


ちなみに五条悟のこの「瞬間移動」の最中、仮に人にぶつかると、ダンプカーと正面衝突するようなものなので相手は即死します。

五条悟の場合は戦闘スタイル云々の議論をするのがアホらしくなるほどのチート能力ですね笑

【呪術廻戦】禪院直哉の性格は最悪&クズ!女性蔑視発言&軽薄で冷酷!

【呪術廻戦】禅院直哉は女好き?性格は軽薄かつ冷酷
『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

禪院直哉は初当時から軽薄な言動が目立ち、禪院直毘人が危篤状態の際も直毘人の心配は一切せずに真依の心配をしていました。

ちなみに真依は渋谷事変に後から遅れて参加したこともあって無事ですが、姉の真希は漏瑚(じょうご)の攻撃を食らって重体です。

しかし禪院直哉は真希の心配は微塵もしておらず、

べっぴんさんやけど真希ちゃんはアカン
アレは男を立てられへん
三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ

その点 真依は立派やね
真希ちゃんと同じ顔 同じ乳
強がっとるけど自分が女やと心底理解しとる

こんなセリフを口にしています。いっそ清々しいほどの女性蔑視発言ですね。

禪院直哉にとって真希は気が強すぎて駄目みたいですが、真依はお気に入りのようです。


そして実の父である禪院直毘人の訃報を聞いた際も薄ら笑いを浮かべている始末で、自分が禪院家当主になること以外には興味がない様子です。


禪院真希や禪院真依の可愛いシーンなどはこちらの記事にまとめています。

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【呪術廻戦】禪院直哉は禪院扇や禪院甚壱からはメチャクチャ嫌われている!

【呪術廻戦】禅院直哉は禪院扇や禪院甚壱からはメチャクチャ嫌われている
『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

禪院直哉はその性格や言動故に、初登場当初から禪院家の上の立場にいる禪院扇や禪院甚壱をキレさせていました。

この無礼な態度は恐らく今に始まったことではなく、禪院家の中での直哉に対する評判は相当悪いものと思われます。


禪院家においては性格云々は二の次で、とにかく「術式と術師としての才覚が第一」であるため、逆に言えば直哉は相当な実力者なのでしょう。

禪院甚爾や禪院真希が家を飛び出したくなった理由が垣間見えるお家事情ですね。


ちなみに遺言書に「なんらかの理由で五条悟が死亡または意思能力を喪失した場合は伏黒恵が新当主となる」という旨の文言があるのを聞いて、扇も甚壱も直哉には一切協力せず恵に期待することにしたようです笑


禪院扇や禪院甚壱の術式、血縁関係者などについてはこちらの記事にまとめています。

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【呪術廻戦】禪院直哉の戦績

禪院直哉の作中での戦績についてご紹介します。

禪院直毘人の死後、恐らく禪院家で最強の術師である直哉は、持ち前のクズっぷりで初登場早々から伏黒恵や虎杖悠仁をつけ狙っています。

その直哉の戦績について見ていきましょう。

禪院直哉 vs 虎杖悠仁&脹相

第139話で、呪霊を狩っていた虎杖悠仁と脹相の元に禪院直哉が現れました。

禪院直哉は禪院直毘人のように超速の動きを見せ、虎杖悠仁の反射神経でも目で追えないほどの速さで虎杖悠仁と脹相を翻弄しています。

そもそも虎杖悠仁と脹相の2人を1人で相手しようと仕掛けてくるあたり、自身の力には相当自信があるようです。


第139話のネタバレ解説はこちらからどうぞ

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禪院直哉 vs 脹相

第139話で乙骨憂太が現れたことで戦況がガラっと変わり、その後は虎杖悠仁vs乙骨憂太、脹相vs禪院直哉の戦いとなりました。

そして禪院直哉は第141話から、「投射呪法」を駆使して脹相に圧倒的優位に戦闘を進めます。


禪院直哉は加茂家相伝の「赤血操術」には詳しいため、脹相の「穿血(せんけつ)」には「タメが必要」という弱点も熟知していました。

一方で脹相は禪院直哉の術式「投射呪法」の全貌を理解できていなかったため、禪院直哉優勢のまま脹相にダメージを与えていきます。


しかし脹相は自身の呪力を大量の血液に変換し、禪院直哉の目くらましをすると共に衣服に血を付着させて動きを鈍らせます。

そして脹相が「穿血」の構えをしたので禪院直哉は回避のために身構えますが、ここで脹相が放ったのは「超新星」でした。


脹相オリジナルの赤血操術「超新星」は流石に禪院直哉も躱すことはできず、まともに食らって勝負ありとなりました。


第141話~第142話の禪院直哉vs脹相の戦いについてはこちらの記事にまとめています。

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禪院直哉 vs 禪院真希

禪院直哉 vs 禪院真希
『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

第151話では禪院直哉と禪院真希の戦闘が描かれています。


禪院真希は第149話で禪院真依の死亡をきっかけに覚醒し、伏黒甚爾並の完全なる天与呪縛(フィジカルギフテッド)に目覚めました。

その強さは禪院扇や禪院甚壱、その他の禪院家の精鋭達が総攻撃しても一人で無双するレベルです。


そんな天賦の化け物と化した禪院真希を相手に、禪院直哉も「投射呪法」を発動し続けることで亜音速の速度域にまで達して禪院真希と渡り合いますが、最後は禪院真希の超人的な身体能力と動体視力の前に屈しました。

禪院直哉にとって禪院真希はずっと見下してきた相手でしたが、ここではぐうの音も出ないほど完膚なきまでに潰されています。


呪術廻戦の第151話のネタバレ解説はこちらの記事にまとめています。

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禪院直哉 vs 禪院真希(再戦)

禪院直哉 vs 禪院真希(再戦)
『呪術廻戦』(C)芥見下々/集英社

第191話では禪院直哉がなんと呪霊に転じて再登場しており、桜島コロニーで禪院真希と再び相まみえます。
→呪術廻戦の第191話のネタバレ解説を見る

禪院直哉は第152話で真希の母親に包丁で刺されて死亡するも、呪力で殺されたわけではないために呪いに転じたのです。

それにしても直哉の性格を反映したのか、極めて気色悪い見た目の呪霊になりましたね笑
→呪術廻戦の禪院直哉が呪霊になった経緯や理由、伏線について見る

【呪術廻戦】禪院直哉の声優は誰?

禪院直哉の声優はまだ決まっていません。軽薄な雰囲気で関西弁の男ということで、BLEACHの市丸ギン役の遊佐浩二などが合うかもしれません。

ご参考までに遊佐浩二がこれまでに演じてきたアニメキャラの聴き比べ動画を添付します。

やはり関西弁のキャラを演じることが多いですね。

「【呪術廻戦】禪院直哉の解説!術式や領域展開、強さや能力は?」まとめ

今回は禪院家の新当主・禪院直哉(ぜんいんなおや)の術式や強さ、作中の戦績、戦闘スタイル、クズな性格などについて解説しました。


禪院直哉に関しては登場当初から軽薄で第一印象が悪そうなキャラでした。

五条悟が封印された今、御三家は実質「禪院家」と「加茂家」の2強となり、禪院直家の当主の権力が相対的に強くなっています。

今後の禪院直哉の動きには注目ですね。


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