この記事では呪術廻戦の伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の口元についている傷跡がどういうきっかけでついたものなのか、怪我の理由について解説します。
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は禪院家の生まれですが、禪院家を出て婿養子に入って苗字が「伏黒」に変わっており、伏黒恵の父親です。
また伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は御三家の一つ・禪院家という呪術界の超エリートの生まれながら「術式無し」「呪力ゼロ」という体質で、その代わりに人外の身体能力と五感を得るという「天与呪縛」持ちです。
今回お話する「口元の傷跡」がついた理由については、「禪院家」と「天与呪縛」がキーワードとなります。
- 伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の口元の傷跡の理由
- 伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)が禪院家で育った環境
- 伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)がグレた時期
※この記事は呪術廻戦のネタバレを含みます
呪術廻戦の全キャラクターの一覧はこちらの記事にまとめています。
呪術廻戦の伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の口元の傷跡について
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の外見の特徴の一つとして、口元の右側に縦一文字の傷跡があります。
傷の大きさ自体は庵歌姫や東堂葵ほど大きくはないですが、ハッキリと残った傷跡なのでかなり深手の怪我によるもののようです。
本編では伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)のこの傷跡がついた理由については語られていませんが、「呪術廻戦 公式ファンブック」でその理由が明かされたので、伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の背景情報や過去の境遇と共に解説します。
「呪術廻戦 公式ファンブック」の内容ネタバレ情報はこちらの記事にまとめています。
呪術廻戦の伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の口元の傷跡の理由は禪院家のイジメ!
まず結論から言うと、伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の口元の縦一文字の傷跡がついた理由は禪院家のイジメ・嫌がらせです。
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は「術師殺し」と呼ばれるほどに呪術師から恐れられる存在だったので、てっきり術師や呪霊などとの激しい戦闘などでついたのかと思いきや、もっと胸クソ悪い理由でした。
傷跡について探るため、まずは伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の生まれや境遇などから解説していきます。
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の旧姓は禪院甚爾(ぜんいんとうじ)
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は旧姓・禪院甚爾(ぜんいんとうじ)で、苗字のとおり禪院家の生まれです。
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は26代目当主の禪院直毘人(ぜんいんなおびと)の兄の息子です。よって禪院家相伝の術式を持って生まれていたら文句なしで次期当主候補となる立場の人間です。
しかし実際には伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は禪院家の中で、術師どころか人間扱いすらされないほど冷遇されていました。
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は術式無し・呪力ゼロの「天与呪縛」
禪院家は呪術界において「御三家」と呼ばれるエリート家系の一つで、「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」や「投射呪法(とうしゃじゅほう)」といった相伝術式を代々受け継いでいます。
そんな家柄の中、伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は
- 術式無し
- 呪力ゼロ
という特異体質で生まれてきます。
エリート術師である禪院家の家系においてこれはあり得ないことで、相伝かどうかはともかく、通常は何らかの生得術式を持って生まれてきます。
その理由は「天与呪縛」で、伏黒甚爾は「術式」と「呪力」を引き換えに「人外の身体能力と五感」を生まれ持っていました。
→伏黒甚爾の強さや戦闘シーンを見る
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は禪院家から見下されて軽蔑される
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の「天与呪縛(=フィジカルギフテッド)」は、呪力がゼロなので生身で呪いを祓うことはできないものの、あらかじめ呪いが篭められた「呪具」を使うことで祓うことができます。
むしろ甚爾の場合は身体能力が人間の領域を遥かに凌駕していたため、呪具さえあればそんじょそこらの術師などより桁外れに強いです。
しかし禪院家は「御三家」の中でも特に術式至上主義の考え方であるため、術式も呪力もない甚爾は人間扱いすらされないほど蔑まれて育ちました。
漫画5巻の第41話で西宮桃が語っているように、
禪院家に非ずんば呪術師に非ず
呪術師に非ずんば人に非ず
というのが禪院家の価値観なので、甚爾のような存在は「人に非ず」と見なされます。
御三家の詳細な解説はこちらの記事にまとめています。
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の傷跡の理由!子供時代に呪霊の中に放り込まれる
そして「呪術廻戦 公式ファンブック」で語られた伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の傷跡の理由ですが、最初に述べたとおり禪院家のイジメ・嫌がらせが理由です。
具体的に何があったのかと言うと、ファンブックによると
伏黒甚爾が小さい頃、
呪霊の群れにぽーいされた
ということで、この時の怪我が口元の傷跡として残っています。
つまり伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)がまだ小さい頃に呪霊の群れに放り込まれ、そこで負った大怪我が大人になっても残っているということです。その当時は相当な重傷を負ったのでしょう。
こんな家で育ったらそりゃ伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)もグレるし、やさぐれますよね・・
呪術廻戦の伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の傷跡は「ゴミ溜め」禪院家のせい!
漫画13巻の第113話で、伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の回想シーンの中で息子の恵を禪院家に売る密談を禪院直毘人としているシーンがあります。
その中で伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は、禪院家に売られた後の恵のことを考えており、
俺にとってはゴミ溜めでも
術式があれば幾分ましだろ
と独りごちています。
術式を持っていないからといって呪霊の群れに「ぽーい」されるようなゴミ溜め(=禪院家)ですが、「恵なら術式を持っているので、そんな露骨な嫌がらせは受けない」と考えていました。
この時の伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は最愛の妻を亡くして自暴自棄になっていたため、恵を売る時の罪悪感を自分に言い訳をしてかき消そうとしています。
ゴミ溜め(禪院家)で育ってグレた伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)でしたが、禪院家を出て結婚してからは角がとれて優しさを取り戻していました。
本当は上記画像のように、恵のことも可愛がって育てていましたが、妻との死別で再び道を踏み外してしまいます。
呪術廻戦の伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の口元の傷跡はグレた時期を示唆
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は禪院家を飛び出したことからもグレたことで有名ですが、今回のエピソードから、グレた時期は相当早かったと思われます。
実は「呪術廻戦 公式ファンブック」でもそれが語られており、
Q:禪院家でグレたのはいつくらい?
A:小っちゃな頃から
ということで、つまり禪院家での人生はずっとグレた状態だったようです笑
本編では息子を売るわ競馬に負けるわヒモになるわでどうしようもない男に描かれていますが、あの姿は禪院家の闇が作り出したと言って良いでしょう。
「呪術廻戦の伏黒甚爾の傷の理由は?口元の傷跡は禪院家のイジメが原因」まとめ
今回は呪術廻戦の伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の口元についている傷跡がどういうきっかけでついたものなのか、怪我の理由について解説しました。
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)が禪院家にいた頃に冷遇されて蔑まれていたことは本編でも語られていますが、まさか顔の傷まで禪院家絡みだったのは衝撃ですね。
幼少期の伏黒恵が「禪院家に行けば津美紀は幸せになれるのか」と質問した際に、五条悟が「ない。100%ない」と答えていたのも納得です笑
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