チェンソーマンのサンタクロースの正体を解説!トーリカの師匠の目的を考察!

チェンソーマンのサンタクロースの正体を解説!トーリカの師匠の目的を考察!

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この記事ではチェンソーマンのサンタクロースの正体・トーリカの師匠の目的やドイツの老人の正体、サンタクロースの死亡理由などについて解説します。


チェンソーマンのストーリーの中でもサンタクロースが登場する場面はかなりややこしく、またその正体もどんでん返しがあって意外性のあるものでした。

まずは誰もがサンタクロースだと思っていたドイツの老人の正体や、本物のサンタクロースの目的などから解説します。

<この記事で分かること>
◯ドイツの老人の正体
◯サンタクロースの正体と目的
◯サンタクロースの最後の死亡理由


※この記事はチェンソーマンのネタバレを含みます


チェンソーマンの全キャラクターの一覧についてはこちらの記事にまとめています。

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チェンソーマンのサンタクロースの正体の解説!ドイツの老人ではなかった!

チェンソーマンの作中では漫画7巻の第54話でマキマと岸辺がサンタクロースのことを話すシーンがあり、マキマが「ドイツのサンタクロース」という言い方をしています。

その次のページではドイツで老人が一人描かれており、この男がサンタクロースと誰もが思っていましたが、実はこの老人はサンタクロースではありません


この老人の正体やサンタクロースの正体について見ていきましょう。

誰もがドイツの老人の正体がサンタクロースだと思っていた

漫画7巻の第54話で、ドイツで政府の人間と見られる者が老人に「日本で話題のデンノコ悪魔を人形にしてほしい」と依頼しています。


ちなみにこの政府の人間もサンタクロースの正体を知らなかったと思われますが、この老人はサンタクロースのフリをしているだけでその本体ではありません。

ドイツ政府も含めて世界中の人間がサンタクロースの正体については騙されていたようです。

ドイツの老人の正体はサンタクロースが作り出した人形!(8巻の第63話)

ドイツの老人については漫画8巻の第63話でその正体が明らかになり、サンタクロースの人形の一人でした。

サンタクロースの正体はソ連からの刺客であるトーリカの師匠で、ドイツの老人の正体は人間そっくりに作られた非常に精巧な人形です。


後ほどお話するとおり、この老人は「地獄の悪魔」との契約でその命を捧げており、サンタクロースの人形としての役割を全うしました。

チェンソーマンのサンタクロースの正体の解説!正体はトーリカの師匠!

ここまでサンタクロースと呼ばれていたドイツの老人の正体について解説してきました。

サンタクロースの正体はソ連から仕向けられた刺客であるトーリカの師匠で、サンタクロース編の後半になってからその正体が明らかになりました。


ここでは本物のサンタクロースの正体などについて解説していきます。

トーリカとトーリカの師匠はソ連からの刺客!

漫画7巻の第54話ではソ連でトーリカとその師匠の生活が描かれています。この2人はデビルハンターで、ソ連政府からデンジの殺害を命じられています。

ちなみにこの時はあくまで「ソ連からの刺客」として描かれていたため、その正体やサンタクロースとの繋がりは全く見えませんでした。


トーリカの師匠はこの時点で余命半年の身で、トーリカは師匠に静かな余生を過ごしてもらいたいという一心でこの依頼を受けています。

トーリカの師匠がトーリカを精巧な人形に変える(8巻の第63話)

漫画8巻の第63話で、トーリカの師匠がその正体と本性を現しました。


トーリカは「呪いの悪魔」の力を使ってデンジを殺し、トーリカの師匠からの試験を全うします。

そしてトーリカの師匠はトーリカに意味不明な言葉をかけます。

トーリカ
精巧な人形を作るコツを教えましょう
人形にする人間に
人間しか持たない感情を入れる事
「敬愛」「崇拝」「哀憐」
そして隠し味は「罪悪感」

そう言いながらトーリカの体に触れ、トーリカを「精巧な人形」へと変えてしまいました。

正体を現したドイツの老人と子供3人が「地獄の悪魔」の生贄に

ドイツの老人は他の人形とは違って人間と同じように流暢に喋っており、サンタクロースが言うところの「精巧な人形」の一人です。

この老人はその右腕を自らの心臓に刺して自害し、「地獄の悪魔」を呼び出すための生贄の一人となりました。

そして老人がドイツ政府に要求していた4人の養子のうち、3人は「地獄の悪魔」との契約に使われています。

サンタクロースは老人と合わせて4人の生贄を使って「地獄の悪魔」と契約し、デンジ達を地獄に落としました。


サンタクロースが要求した子供たちの詳細についてはこちらの記事にまとめています。

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チェンソーマンのサンタクロースの正体と目的を解説&考察!

ここまでサンタクロースの正体がソ連からの刺客であるトーリカの師匠であることを解説してきました。

そもそもサンタクロースがドイツに影武者を置いたり、時間をかけてトーリカを育ててまで達成しようとしていた目的が何なのか、ここではサンタクロースの企みについて解説します。

サンタクロースの正体はトーリカの師匠!目的成就のためにトーリカを育てる!

漫画8巻の第63話で、サンタクロースがトーリカと過ごした過去が描かれています。


サンタクロースはトーリカを家族のように接しており、トーリカも先述のとおり「師匠には静かな余生を過ごして欲しい」と思うぐらい敬愛していました。

しかしそれこそがサンタクロースの狙いで、「精巧な人形」を作るコツとして挙げていた

「敬愛」「崇拝」「哀憐」
そして隠し味は「罪悪感」

これらをトーリカに与え、全てはサンタクロースの目的達成のためにトーリカ自身を「精巧な人形」に変えるための演出でした。

サンタクロースの目的は「マキマを殺せる力を手に入れる」こと!

「精巧な人形」に変えられたトーリカはサンタクロースの意思通りに地獄で「闇の悪魔」に話しかけていました。

その内容は

契約通りチェンソーの心臓を持ってきました
私にどうか・・
マキマを殺せる力をください

というもので、これこそがサンタクロースの目的です。


つまりサンタクロースは「マキマを殺せる力」を手に入れるために「闇の悪魔」と「チェンソーの心臓を闇の悪魔の元に持ってくる」という契約を結んでいました。

そしてそのメッセンジャーとしてトーリカを使っています。


マキマの正体や能力などについてはこちらの記事にまとめています。

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トーリカを経由して「闇の悪魔」の力を得る

地獄にいるトーリカを経由して、サンタクロースの元には「闇の悪魔の肉片」が届いていました。

「銃の悪魔」の肉片を食った悪魔の力が強力になったように、強い悪魔の肉を食うことで悪魔はパワーアップします。


正体を現したサンタクロースは「闇の悪魔の肉片」を食うことで更にその力が増し、「人形の悪魔」の力と「闇の悪魔」の力の一部の掛け合わせでとんでもない強さを手に入れました。

チェンソーマンのサンタクロースが正体と本性を現す!

サンタクロースの目的「マキマを殺せる力」を果たすために「闇の悪魔」の力の一部を手に入れ、その本性と正体が現れます。

余命半年だったはずの体は圧倒的な再生能力を獲得し、儚げな雰囲気の美人でしたがだいぶ気持ち悪い外見になりました笑


サンタクロースの体はバラバラにしてもマキマのようにすぐ再生してしまい、更に「闇の悪魔」の特性により夜になると力を増します

「闇の悪魔」の力で夜にパワーアップ

「闇の悪魔」の力を取り込んだサンタクロースは闇の中で本当の力を発揮します。よって夜になると更にパワーアップし、再生能力に加えて戦闘能力も増していました。

見た目はより一層気持ち悪くなっていますが(笑)、クァンシの「弓矢の悪魔」の能力で矢を飛ばしても無数の手で全てキャッチするなど、昼間より圧倒的に強くなっています。


普通に考えたら夜明けまで待たない限りはサンタクロースの猛威が続くところでしたが、デンジの奇想天外な発想力によりこの状況を打破します。

デンジ(とコベニの愛車)の光の力で撃破!

「闇の悪魔」の力で無限再生を続けるサンタクロースに対し、デンジは「光の力」で対抗します。

もちろんデンジにそんな特殊能力はなく、「光の力」とは

・ガソリンをかぶる&自身を炎に包んで攻撃
・車を相手にぶつける&爆発させて攻撃

という力技です。


デンジらしいあまりにぶっ飛んだ戦術ですが、意外にもこれがサンタクロースに有効でした。

最後はコベニの愛車をサンタクロースにぶちかまして爆発させ、サンタクロースの体は燃えながらバラバラになります。


コベニの愛車(コベニカー)の活躍などについてはこちらの記事にまとめています。

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サンタクロースの人形は世界中にいる!実質不死身!

デンジの「光の力」によりサンタクロースの「闇の悪魔」の特殊効果が薄まり、バラバラになったサンタクロースは再生が著しく遅くなりました。

デンジがトドメを刺そうとしますが、サンタクロースは捨て台詞で

・人形の悪魔と契約している
・世界中に人形が存在している
・誰しもがサンタクロースになり得る
・闇の力で進化し続ける

デンジにこう語っています。

つまりサンタクロースが作り出す人形を全滅させない限り、サンタクロースは実質不死身ということです。

サンタクロースの最後は「ハロウィン」!脳死状態のまま死亡

サンタクロースに意思がある限りは実質不死身ですが、クァンシに仕える「宇宙の魔人」のコスモがサンタクロースに「本気のハロウィン」を放ちました。


コスモは「宇宙の悪魔」の力により、無限の情報を相手の脳に強制的に流し込むことで「死ぬまでハロウィンの事しか考えられなくなる」という状態に恐ろしい能力を持っています。

これによりサンタクロースも脳死状態となって「ハロウィン」しか考えられなくなり、さらに世界中にいる人形たちも「ハロウィン」しか言わなくなって実質無力化されました。


サンタクロースの本体も「ハロウィン」を連呼しながら燃えていき、そのままサンタクロースは死亡しました。

コスモの「ハロウィン」は下手したら「マキマにも通じたのでは?」と思うぐらい強力でしたね。

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「チェンソーマンのサンタクロースの正体を解説!トーリカの師匠の目的を考察!」まとめ

今回はチェンソーマンのサンタクロースの正体・トーリカの師匠の目的やドイツの老人の正体、サンタクロースの死亡理由などについて解説しました。


サンタクロースが登場する章はチェンソーマンの物語の中でも非常に人気が高く、サンタクロースの正体自体もどんでん返しがあるなど目が話せない内容でした。

人間のサンタクロースはかわいい容姿でしたが、「闇の悪魔の肉片」を食って以降はあまりに気持ち悪い見た目に変貌したところもチェンソーマンらしかったですね笑


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