チェンソーマンのパワーが死亡後に復活!デンジとの契約とは?

チェンソーマンのパワーが死亡後に復活!デンジとの契約とは?

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この記事ではチェンソーマンのパワーが作中で死亡した経緯や、その後復活した理由、ポチタとの約束やデンジとの契約などについて解説します。


チェンソーマンにおいてTOP1,2の人気キャラであるパワーは作中で悲惨な死亡を遂げていますが、その後に復活しています。

まずはパワーが死亡するまでの経緯について解説した後、パワーが復活した理由などについて見ていきます。

<この記事で分かること>
◯パワーが死亡するまでの経緯
◯死亡したはずのパワーが復活した理由
◯パワー復活間際にデンジと交わした契約について


※この記事はチェンソーマンのネタバレを含みます


チェンソーマンの全キャラクターの一覧についてはこちらの記事にまとめています。

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チェンソーマンのパワーが死亡した理由は?(漫画10巻の第81話)

まずはチェンソーマンのパワーが作中で死亡した理由や経緯について解説します。


チェンソーマンはメインキャラでも情け容赦無く死亡する作品ですが、パワーは終盤まで生き延びていました。

しかし漫画10巻の第81話で衝撃の瞬間が来ます。

マキマのマンションに来たパワー

漫画10巻の第81話ではデンジがマキマのマンションを訪れていました。


デンジは銃の魔人となったアキが死亡したことで完全に精神的に疲弊しており、「マキマの犬になりたい」と言っています。

そしてそこにチャイムが鳴ります。マキマは何故かパワーも部屋に招いており、デンジにドアを開けるように指示をしますが、

デンジ君がドア開けて
私がパワーちゃん殺すから

とさらっと怖いことを言いました。


当然デンジは「えっ?」となりますが、結局マキマに促されるままに玄関のドアを開けてしまいます。

デンジの目の前でマキマの「ぱん」により死亡

そしてマキマがデンジの後ろから現れ、指で銃の形を作り、

ぱん

とやたら可愛い調子でパワーを撃ちました。

可愛いジェスチャーの攻撃なのにパワーの背後の壁に巨大な着弾痕ができるぐらいの破壊力で、パワーの頭と下半身だけ残して死亡します。


パワーはチェンソーマンの作中では傍若無人で好き勝手に振る舞っていますが、唯一マキマの前だけはおとなしくなります。

この恐ろしい戦闘能力を見ると、パワーがおとなしく理由がよく分かりますね笑


マキマの正体や能力、「未来の悪魔」が見せた未来の結末などについてはこちらの記事にまとめています。

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チェンソーマンのパワーが死亡後に復活!ポチタとの契約とは?(漫画11巻の第90話)

マキマの「ぱん」で悲惨な死亡を遂げたパワーでしたが、漫画11巻の第90話で復活しました。この復活はパワーファンの方々から歓喜の声が上がった回です。

実はパワーの復活に関しては、パワーが死亡する前から伏線がありました。ここでは復活に至るまでの経緯などについて解説します。

闇の悪魔との戦闘後、パワーは心神喪失状態だった

漫画9巻の第71話ではパワーが恐ろしく情緒不安定で、家ではデンジにまとわりついていました。


パワーは地獄で闇の悪魔と対峙した際のあまりに巨大な恐怖が原因で、暫くは心神喪失状態でした。夜中は悪夢を見て叫び、日中はトイレだろうが風呂だろうがデンジにくっついて回っています。

終いには寝る時までデンジと一緒にベッドに入ってくっついているという、物語初期のデンジなら歓喜しそうなシチュエーションでした。


ちなみにこの頃のデンジにとってパワーは妹みたいな存在なので変な目で見る対象ではなくなっています。


パワーの可愛いシーンなどについてはこちらの記事にまとめています。

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デンジがパワーの血を飲んでいた

そもそも死亡したパワーが復活するきっかけとなったのはデンジの中にパワーの血が入っていたからでした。


デンジの体の中にパワーの血が入ったきっかけは、一緒に寝ている時にパワーが

特別にワシの血を飲んでもよいぞ・・

と言い出し、「いらねえ」と言うデンジに対してギャン泣きし始めたために仕方なくパワーの血を飲みました。


この時は単にデンジがパワーをなだめていたシーンに思われてみましたが、この血を飲んだシーンが後々伏線として回収されました。

死亡後、ポチタがデンジの中のパワーと約束を交わす(漫画10巻の第90話)

デンジがパワーの血を飲んだことで、デンジの中にはパワーがわずかながら生きていました

そして漫画10巻の第90話で、デンジの中にいたパワーにポチタが話しかけます。パワーはデンジの中で生きているとは言え、数滴分の血しかないためにそのままだと死んでしまう状態でした。


ポチタはそんなパワーに

・強い悪魔の肉を食べれば悪魔は力を増やすことができる
・自分(ポチタ)を食べて悪魔として復活するんだ

と言いますが、まだパワーは黙っています。

ポチタは話を続け、

・・・デンジを助けてくれるか?

とお願いしました。


ポチタのこの言葉によりパワーはついに口を開き

あたりまえじゃ!
デンジはワシのバディじゃからな!

と答え、ポチタを食べて復活することとなりました。


こうしてパワーファン待望の復活シーンとなります。


ポチタのかわいいシーンなどについてはこちらの記事にまとめています。

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チェンソーマンのパワーが死亡から復活してマキマと対決!(漫画11巻の第90話)

マキマの「ぱん」により死亡したパワーでしたが、デンジの血の中で生きていたパワーがポチタを食べたことで現世に復活し、マキマと対峙することになりました。

パワーは公安対魔特異4課にいた時からマキマに対してだけはマジビビリしていましたが、復活を遂げたここではそれまでの鬱憤を晴らすかのようにガチ攻めします。


パワーの能力や強さなどについてはこちらの記事にまとめています。

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パワーがマキマに逆襲!「サウザンドテラブラッドレイン」

血溜まりの中で瀕死状態のチェンソーマンにマキマが近づいていくと、チェンソーマンが体を起こし始めます。

そしてチェンソーマンの口から血の悪魔・パワーが現れます。「血の魔人」だった頃は可愛らしい少女のような見た目でしたが、「血の悪魔」として本来の姿に復活しました。


外見は四肢があるので人間に近い姿かたちをしていますが、その手足の先端は刃物のように鋭利で、顔は何かの仮面をかぶったような外見です。

さらに首には内蔵を思わせるものが巻きついており、悪魔らしい禍々しさも表れていますね。


そしてパワーは悪魔として復活したことでハイテンションになっており、あんなにマジビビリしていたマキマに対して勢いのままに攻撃を始めます。

最強オオオオ!ワシが最強じゃああああ!

と言いながらマキマと取り巻きのデビルハンター達を血の刃でぶち抜いていきます。


マキマも天使の悪魔の力で「100年使用」の武器を生成し、パワーに相対しますが、パワーは攻撃の手を緩めず、

サウザンドテラブラッドレイン

というチェンソーマンの中では初めてじゃないかというぐらいまともな技名が登場しました。

マキマは雑魚!マキマは雑魚!
ワシが最初の大統領なんじゃああああ!

「ノーベル賞」だの「大統領」だの言うのがパワーらしいですね笑

パワーがマキマにボコされて死亡寸前

しかしそんなハイテンションなパワーの攻勢をマキマが許すはずもなく。

ゾンビ」と口に出してゾンビの悪魔を呼び出し、パワーが血の刃で皆殺しにしたはずのデビルハンター達も全員ゾンビ化します。


そもそも多勢に無勢、しかも斬っても刺しても痛みを感じないゾンビ相手ではキリがなく、パワーは一気に劣勢に立たされます。

さらにかつてマキマがパワーを殺したあの技「ぱん」によりパワーの腕を吹き飛ばしました。


パワーは体を這いずり回らせながら逃げ回り、マキマはそんなパワーを見下ろしながら

パワーちゃん
どうしてかな・・?
どうして殺したのに生きているのかな?


答えなさい

と支配の悪魔の顔全開でパワーに迫ります。


パワーはマキマの問いには答えず、チェンソーマンを抱えて逃げようとしますが、再びマキマの「ぱん」で後ろから撃たれ、もはや死亡確定の絶体絶命の状況になりました。

パワー、マキマにあっさり降伏して裏切るw

マキマは倒れこんだパワーに向かって

パワーちゃん
おとなしくチェンソーマンを渡しなさい
そうすれば殺さないでまた飼ってあげる

と告げます。

するとパワーはチェンソーマンの体をマキマに差し出しながら

仰せのままにぃー!
実はワシがこやつを捕まえましたぁ!

と気持ちいいぐらいにポチタを裏切り、その様子を見たマキマは「いい子だね」と言いながら微笑みます。

そりゃポチタもこんな表情になりますね・・笑


パワーがあっさり裏切ったことにより、デンジはどうなってしまうのでしょう。


デンジやポチタの正体などについてはこちらの記事にまとめています。

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チェンソーマンのパワーが復活後、ゴミ箱の中でデンジと契約!(漫画11巻の第91話)

第90話はパワーがチェンソーマンをマキマに向かって差し出して裏切ったところで終わりました。

そして第91話でパワーの裏切りが本物なのかどうか、ここから違った展開となります。

死亡寸前でもパワーがマキマに逆らう!「デンジは初めてできた友達」

パワーはマキマにチェンソーマンの体を差し出す姿勢のまま動かず、マキマは

地面にチェンソーマンを置きなさい

と命令しました。

しかしパワーはマキマの言葉に従わずにチェンソーマンの体を抱えたまま動きません。パワーがここで思い出したのはデンジとの思い出でした。

デンジは今までニャーコを助ける時や電車に乗った時、パワーが心神喪失状態の時などもいつでもそばにいてくれたことを思い出し、パワーはマキマの支配を打ち破って再び攻撃を仕掛けます


パワーはマキマの体に無数の血の刃を突き刺し、チェンソーマンの体を抱えて逃げ出そうとしますが、ゾンビ化したデビルハンター達がパワーを追いかけて次々と攻撃を仕掛けてきます。

デビルハンター達の攻撃で下半身が欠損して臓器がはみ出した状態でもパワーは這いずり回りながら逃げ続けました。

だってデンジは・・・
デンジは・・・
初めてできた・・・
友・・達・・

あのパワーがここまで身を挺して戦い続け、絶対に勝てないマキマ相手にも逆らい続けた理由はひとえに「デンジとの友情」でした。


そしてパワーはチェンソーマンの体を抱えて裏路地に逃げ込み、巨大なゴミ箱の中に入りました。

このゴミ箱は漫画1巻の第1話で、デンジが殺されて捨てられたゴミ箱を彷彿とさせますね。

死亡寸前のパワーがデンジと交わした契約とは?

ゴミ箱の中で、チェンソーマンの姿から戻ったデンジと、元の「血の魔人」の姿に戻ったパワーが再会を果たしました。

パワーは目を覚ましたデンジを抱きしめながら「助けにきてやったぞ?」と言います。

しかしデンジは心底疲れたような様子で言います。

俺・・
俺ぁもういいんだパワー
ウマいモンたくさん食えたし
女といちゃいちゃもしたし
一緒にみんなでゲームできて・・
お前と一緒に寝て・・
借金地獄ん時のオレからしたらさ
ホント夢みたいな生活ができたんだ

だからもういい・・
もう生きてもいい事ないしな
パワーもいないだろ?

デンジはマキマによって与えられた生活に幸せを感じており、それが失われたことで完全に絶望していました。


そんなデンジにパワーは「悪魔はこの世で死んでも地獄で蘇る」「次に会う時は敵として」と告げた上で、

デンジ
血の悪魔を見つけに行け
見つけてどうにか仲良くなって
血の悪魔をまたパワーに戻してくれ
そうすればまたデンジのバディになれるじゃろ?

デンジ
これは契約じゃ
ワシの血をやる
かわりに・・
ワシを見つけに来てくれ


次の瞬間、デンジはゴミ箱の中で目覚め、そこにはパワーの姿はありませんでした。

そしてデンジはパワーの笑顔を思い出し、そこで涙を流します。

パワーの死亡&デンジの復活!

デンジが目覚めたゴミ箱の側には岸辺が座っており、復活したデンジに問いかけます。

デンジ
質問する
お前はデンジか?
それともチェンソーのバケモノか?

お前がデンジならどうにかマキマから逃がしてやる
バケモノなら引き続きゴミ箱の中で眠っていてくれ


その問いにデンジは無言でピースをすることで「デンジ」と回答しました。

その目にはまだ涙が浮かんでおり、パワーとの別れに悲しみつつも、パワーとの「契約」を果たす覚悟を決めた表情です。

パワーとデンジの契約は第2部への伏線

パワーとの契約は「血を貰う代わりにパワーを見つけに行く」というものでした。

これは第2部で、地獄から蘇ったパワーを探しに行く伏線になると思われます。デンジとパワーが無事再会できるといいですね。

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「チェンソーマンのパワーが死亡後に復活!デンジとの契約とは?」まとめ

今回はチェンソーマンのパワーが作中で死亡した経緯や、その後復活した理由、ポチタとの約束やデンジとの契約などについて解説しました。


パワーの復活に歓喜したのも束の間、デンジを蘇らせるためにその身を犠牲にして再びパワーは死亡してしまいました。

第2部以降でのデンジとパワーの再会シーンが楽しみですね☆


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