この記事ではチェンソーマンのビームが語っていた「俺達の願い」の意味や死亡シーン、ビームの目的やマキマとの関係、名前の由来などについて解説します。
ビームはパワーが不在の間、一時的にデンジのバディを務めた魔人です。普段は凶暴で手がつけられない性格ですが、デンジに対してだけは「チェンソー様」と呼んで崇めています。
今回は作中でビームが口にした意味深な言葉や、マキマとの関係などの謎について見ていきます。
<この記事で分かること>
◯ビームの「俺達の願い」の意味
◯ビームの名前の由来
◯ビームの目的や願いについて
※この記事はチェンソーマンのネタバレを含みます
チェンソーマンの全キャラクターの一覧についてはこちらの記事にまとめています。
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チェンソーマンのビーム「俺達の願い」とは?死亡シーンを考察
ビームは作中において、基本的に「テンションの高いアホの子」みたいなキャラですが、
・チェンソーマンのことをよく知っている
・「ボム」が銃の悪魔の仲間であることも知っていた
・マキマとの約束
・「俺達の願い」という発言
など、色々と謎が多いキャラでもあります。
まずはこれらの謎が描かれているシーンについてご紹介します。
ビームはチェンソーマンや「ボム」のことをよく知っている(6巻の第46話)
漫画6巻の第46話で、爆弾の悪魔「ボム」の姿になったレゼに追われて、ビームがデンジを連れて公安対魔2課の訓練所に逃げ込みました。
そこでビームは
ボムが来る・・!
ボム・・
銃の悪魔の・・仲間!
と発言しています。
公安のデビルハンターですら銃の悪魔の仲間の情報なんて入ってこないのに、ビームがそんなことを知っているのは不自然です。
これについてはアキが「何故そんなことを知っているのか」と問い詰めました。
ビームの「マキマ様との約束」(6巻の第45話)
漫画6巻の第45話でボムのことや銃の悪魔のことなどを知っている理由をアキに問い詰められますが、ビームは
話したら殺される・・!
マキマ様との約束・・!
と頑なに口を割りませんでした。
恐らくこれは言葉通りマキマに口止めされており、口外したら殺すと脅されていたのでしょう。
マキマから聞いた情報なのか、あるいはビームがあらかじめ知っていた情報をマキマから口止めされたのかはこの時点では不明です。
「闇の悪魔」戦でビームの言葉「俺達の願いを・・」(8巻の第65話)
漫画8巻の第65話で、サンタクロースが契約していた「地獄の悪魔」によりデンジ達が地獄に落とされました。
そして地獄で「闇の悪魔」と遭遇し、その桁外れの力の前にデビルハンターや魔人達が次々と倒されていき、ビームはデンジのワイヤーロープを引きながら
どうか蘇って・・
オレ達の願いを・・
と口にしていました。
ここでビームの言う「俺達の願い」とは何なのかは具体的に本編で明かされていません。
「闇の悪魔」戦でビームが死亡(8巻の第65話)
そしてビームは漫画8巻の第65話で、「俺達の願い」発言の意味も語らないまま「闇の悪魔」の手によって死亡しました。
同時にここまでお話してきた「チェンソーマンや銃の悪魔に詳しい理由」や「マキマとの約束」などの詳細も謎のまま死亡してしまったため、本編では具体的な答えは描かれていません。
チェンソーマンのビームは死亡後にマキマの元へ!願いの意味、名前の由来は旧約聖書の天使の階級?
ビームは漫画8巻の第65話で「闇の悪魔」との戦闘により死亡しましたが、終盤になって再びその姿が描かれています。
ただしいつものテンションが高いビームの姿はそこにはなく、首だけになった物言わぬビームです。
旧約聖書の天使の階級と公安対魔特異4課の悪魔&魔人の名前(10巻の第83話)
漫画10巻の第83話で既に死んでいる魔神たちに対し、マキマは「パワー」と「ビーム」以外は聞き慣れない名前で呼ぶシーンがあります。
これらの名前は旧約聖書の天使の階級に由来しているものです下記に旧約聖書の天使の階級名をご紹介します。ビームは智天使「ケルビム」の名から由来しているようです。
<上位階級>
熾天使「セラフィム(Seraphim)」
智天使「ケルビム(Cherubim)」
座天使「スローンズ(Thrones)」
<中位階級>
主天使「ドミニオンズ(Dominions)」
力天使「ヴァーチェス(Virtues)」
能天使「パワーズ(Powers)」
<下位階級>
権天使「プリンシパリティーズ(Principalities)」
大天使「アークエンジェルズ(Archangels)」
天使「エンジェルズ(Angels)」
ちなみに各階級の名前は一つに決まっておらず、座天使はスローンズとしていますが、その他にも「オファニム」や「ソロネ」、「ガルガリン」などの呼び名があります。
チェンソーマンの作中ではマキマは座天使(暴力の悪魔)のことを「ガルガリン」と呼んでいます。
ちなみに作中で跪いているのは8人しかおらず、上の階級一覧の言うと「大天使」が見当たりません。この「大天使」の枠に関してはマキマが該当するのかもしれません。
ビーム達はチェンソーマンの眷属(けんぞく)?信仰の違いとは?(10巻の第83話)
漫画10巻の第83話でマキマは
・この者達は皆チェンソーマンの眷属
・マキマと信仰の違いはあったが、チェンソーマンを守るために戦った
と語っています。
「眷属」とは何かに従う従者を表す言葉なので、先程の8体はチェンソーマンの従者ということになります。
さらにマキマは他の8人に関して「信仰の違いこそあれど、貴方を守るために命をかけて戦った」と語っています。このことから、
・8体の眷属とマキマの目的は異なる
・チェンソーマンを生き延びさせるまでの目的は一致していた
と言えます。
途中まではマキマと8体の眷属の目的は一致しており、このことからも先程お話した「大天使」がマキマに該当すると考えます。
ビームの「俺達の願い」とは現世からの解放?
マキマの目的については漫画10巻の第84話で
チェンソーマンを使ってより良い世界を作る
と語られています。
先程マキマが「信仰の違い」と表現していましたが、言わばマキマは自分自身が神になるのが目的です。
ではビーム達8体の眷属の願いや目的が何なのか、具体的には語られていませんが、
チェンソーマンの力で現世から解放してもらう
これが願いなのではないかと考えています。
つまりマキマと8人の眷属は途中まで「チェンソーマンを復活させる」という目的は同じだった、ということになります。
チェンソーマンの能力の中でも特に悪魔から恐れられているのが「チェンソーマンに食われた悪魔は人々の記憶から抹消される」というものです。
通常、悪魔は死んだら地獄に還り、その後に現世に転生してきます。しかしチェンソーマンに食われた悪魔は永遠にこの世から消え去ります。
8人の眷属はその能力で自分たちを消してもらうことで、地獄と現世をグルグル回るこの世から「解放」してもらおうとしていたのではないでしょうか。
もっと言えば「自由」が欲しかったのかもしれませんね。
チェンソーマンは堕天使ルシファー?
漫画10巻の第81話で、マキマとデンジの背景に印象的な絵が描かれていますが、この絵は堕天使ルシファーが天界から追放されたことを描写した絵です。
そして絵の光がデンジに当たっているこの構図から、堕天使ルシファー=チェンソーマンを表していると思われます。
堕天使ルシファーと言えば裏切りの天使として有名で、天界を追放されたのも神と対立したためです。
また先程の8人も天使の名前を冠していますが、作中では全員「魔人」です。つまりルシファーと同じく堕天使であり、マキマの言う「眷属」とも意味が通りますね。
以上をまとめると
・8人の眷属は堕天使(=悪魔・魔人)
・マキマと8人の眷属はチェンソーマンの復活を願っていた
・マキマの目的は「チェンソーマンを使ってより良い世界を作る」
・8人の眷属の目的は「チェンソーマンの力で現世から解放してもらう(自由になる)」
となります。
マキマの正体や能力などについてはこちらの記事にまとめています。
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「チェンソーマンのビームの願いとは?名前の由来や死亡シーンを解説!」まとめ
今回はチェンソーマンのビームが語っていた「俺達の願い」の意味や死亡シーン、ビームの目的や名前の由来などについて解説しました。
チェンソーマンの物語開始当初はこんな神話や新約聖書のような話が出てくるとは全く想像していませんでしたね笑
本編中に具体的な解説がないためにファンからは様々な考察がされており、色々なチェンソーマンの作品の解釈があるようです。
他にどんな考察があるか調べるだけでもチェンソーマンをより楽しめるのでおすすめです☆
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