この記事では鬼滅の刃に登場する不死川実弥(しなずがわさねみ)の笑顔のシーンや名言、傷だらけの理由や悲惨な過去などについて解説します。
不死川実弥と言えば、鬼滅の刃においては恐らく最も第一印象が悪いキャラです。
特にアニメ版しか見ていない方にとっては「禰豆子を刺した冷酷なサイコパス」としか映っていないと思います笑
しかし物語が進むにつれてその優しい素顔が明らかになっていき、最終巻においては「笑顔が素敵」と絶賛の声が上がっています。
まずはそんな不死川実弥が、鬼滅の刃の作中で見せた笑顔から見ていきましょう。
<この記事でわかること>
◯不死川実弥の笑顔のシーン一覧
◯不死川実弥の名言
◯不死川実弥の過去や傷だらけの理由
◯不死川実弥の強さの秘密
◯不死川実弥の活躍シーン
※この記事は鬼滅の刃のネタバレを含みます
鬼滅の刃の全キャラのイケメンランキング、彼氏にしたいランキングはこちらの記事にまとめています。
↓ ↓ ↓
- 不死川実弥の笑顔が素敵だと話題!実は優しい兄貴!
- 不死川実弥の笑顔のシーン一覧!
- 不死川実弥の名言まとめ!怖い笑顔も優しさの裏返しw
- 不死川実弥の名言:「御意」
- 不死川実弥の名言:「醜い鬼共は俺が殲滅する」
- 不死川実弥の名言:「おい待てェ 失礼すんじゃねぇ」
- 不死川実弥の名言:「テメェかァアア お館様にィイ何しやがったァアーーーー!!!」
- 不死川実弥の名言:「次から次に湧く塵共・・・かかって来いやァ 皆殺しにしてやる」
- 不死川実弥の名言:「テメェは本当にどうしようも弟だぜぇ」
- 不死川実弥の名言:「そこには絶対に俺が鬼なんか来させねぇから」
- 不死川実弥の名言:「いい御身分だなァ おいテメェ 産屋敷様よォ」
- 不死川実弥の名言:「あ゙あ゙あ゙あ゙頼む神様 どうかどうか 弟を連れて行かないでくれ お願いだ!!!」
- 不死川実弥の名言:「冨岡ァァァ!!受けろォォ!!」「余裕余裕 糞味噌にしてやら”ァァァ!!!」
- 不死川実弥の名言:「元気でなァ」
- 不死川実弥の悲惨な過去とは?少年時代は優しい笑顔だった!
- 不死川実弥が怖い笑顔&傷だらけになった理由!
- 不死川実弥の強さの秘密!怖い笑顔でぶった切るw
- 鬼滅の刃での不死川実弥の登場&活躍シーン!基本的に笑顔が怖い!
- 不死川実弥が前田まさお(ゲスメガネ)のセクハラを笑顔で断罪?
- 「不死川実弥の笑顔が優しい!名言や傷だらけの理由、悲惨な過去まとめ!」まとめ
不死川実弥の笑顔が素敵だと話題!実は優しい兄貴!
不死川実弥は鬼滅の刃の最終巻の無惨戦で瀕死の重傷を負いながらも、持ち前の頑丈な体のおかげもあって生き残りました。
そして無惨戦後の第204話以降では、それまでの実弥の刺々しい雰囲気が全くなくなり、禰豆子に向けた笑顔や、最後のモノローグのシーンの笑顔が「素敵すぎる」と話題になっています。
物語の中でも、弟の玄夜に「俺には弟なんていねェ」とか「鬼殺隊やめろォ」など、人でなしと思うような言動がありましたが、あれも全て玄夜に死んでほしくないがための言葉でした。
鬼殺隊の中では最恐の人物として描かれていますが、本当はメチャクチャ優しい兄貴だったんですね。
ではそんな実弥の笑顔のシーンを一つ一つ振り返っていきましょう。
不死川実弥の笑顔のシーン一覧!
不死川実弥が作中で笑顔を見せている場面を、その時の状況と一緒にご紹介します。
物語序盤はブチギレ気味のイッちゃってる感じな笑顔が多かったですが、本編が進むにつれて段々実弥の性格が明らかになり、終盤で本来の実弥の笑顔が出てくるようになります。
不死川実弥の笑顔:柱合会議
漫画6巻の第45話(アニメ第22話)の柱合会議でのシーンです。本編においてはここが不死川実弥の初登場シーンですね。
この時は「鬼である禰豆子を連れていた炭治郎を裁判にかける」という場面でしたが、実弥は裁判なんぞすっ飛ばし、世にも恐ろしい笑顔で禰豆子に日輪刀をぶっ刺していました。
冒頭でもお話したとおり、実弥のこの初登場シーンの印象が悪すぎるため、少なくとも物語序盤においては当然不人気のキャラでした笑
ちなみに柱合会議という意味では漫画15巻の第129話でも一悶着あり、この時は会議もそこそこに退出しようとする義勇に実弥がブチギレていました。
実弥は基本的に笑顔でキレ始めるため、それがなおさら恐いところです笑
不死川実弥の笑顔:野良犬
こちらは本編での描写ではありませんが、漫画19巻の第167話の扉絵で実弥が野良犬に自身のおにぎりを分けてあげている姿が描かれています。
ここでの笑顔は、それまでの本編でも見られなかったぐらい優しい表情でした。
19巻の166話は実弥の玄夜に対する本心が初めて語られた回であり、この辺りから実弥の本当のキャラが分かってきました。
不死川実弥の笑顔:少年時代
漫画13巻の第115話で、上弦の肆・半天狗との戦闘で窮地に陥った玄夜が、走馬灯で過去の記憶を見ました。
玄夜が見た走馬灯は母の志津(しづ)、兄の実弥、弟、妹たちと暮らしていた頃の記憶です。
志津が鬼化するまでは実弥と玄夜は仲良く「一家を支えていこう」と話していました。この頃は実弥も玄夜も顔に傷がなく、屈託のない笑顔を見せていますね。
不死川実弥の笑顔:死の淵で母親と再会
漫画最終巻(23巻)の第200話で、無惨との最終決戦で遂に鬼殺隊が勝利した場面です。
実弥は黒死牟戦で既に常人なら致命傷となる大怪我を負い、さらに無惨戦でも追い打ちの重傷を負っていたために瀕死状態でした。
死の縁で実弥は母・志津と再会し、玄夜たちがいる天国に一緒に連れて行こうとしますが、志津は鬼化していたとは言え、「子供たちを殺しておいて天国には行けない」と泣きます。
実弥はそんな志津に笑いながら、
わかった
じゃあ俺はお袋と行くよ
俺があんまり早く行ったら玄夜が悲しむだろうし
お袋背負って地獄を歩くよ
と声をかけました。
このあとDV親父が割り込み、結局実弥は現世に還るわけですが、実弥の家族思いなところが際立ったシーンでしたね。
不死川実弥の笑顔:義勇と笑い合う
漫画最終巻(23巻)の第204話で、産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)から最後の柱合会議に呼ばれた不死川実弥と冨岡義勇は、正式に鬼殺隊解散を告げられました。
実弥と義勇はこの会議で、恐らく初めてお互い笑顔で顔を合わせています。
あれだけ仲が悪かった(というか実弥が義勇を嫌っていた)二人ですが、命を投げ出すような死闘から生き延びた戦友だからこそ、一周回って親友になった感じですね。
不死川実弥の笑顔:禰豆子に優しく微笑む
漫画最終巻(23巻)の第204話で、柱合会議後に蝶屋敷に挨拶に来た実弥は、廊下でバッタリ禰豆子に会いました。
禰豆子は鬼だった頃の記憶も残っているため、恐らく実弥にぶっ刺された時のことも覚えていると思われますが、全く気にもせずに気さくに実弥に話しかけました。
実弥は最初バツが悪そうな表情でしたが、禰豆子の表情が幼い頃の玄夜と重なり、微笑みながら禰豆子の頭を撫でていました。
恐らく鬼滅の刃の作中において、実弥の最も優しい表情が見れたシーンでしたね。
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不死川実弥の名言まとめ!怖い笑顔も優しさの裏返しw
ここまで実弥の笑顔のシーンを順番に見てきました。
印象的な笑顔以外にも、物語の中で実弥は数々の名言も残しています。口が悪い上に独特の喋り方なので恐い発言が多いですが笑
ここでは時系列順で実弥の名言を一つ一つご紹介します。
不死川実弥の名言:「御意」
漫画6巻の第47話(アニメ第23話)の柱合会議で、当時のお館様である産屋敷耀哉に向けて言った言葉です。
それまで禰豆子をぶっ刺したり、自身の腕から血を流して煽ったりと、荒々しい印象しかなかった実弥でしたが、耀哉が諌めるように
それから実弥、小芭内
あまり下の子に意地悪をしないこと
と告げました。
暴れ馬同然に振る舞っていた実弥ですが、耀哉の言葉の前には一瞬で鳴りを潜めるあたり、耀哉への尊敬と忠誠心が見えるシーンです。
不死川実弥の名言:「醜い鬼共は俺が殲滅する」
漫画8巻の第66話(映画・鬼滅の刃「無限列車編」)で、炎柱・煉獄杏寿郎の訃報を聞いた時の実弥の名言です。
上弦の参・猗窩座との死闘の末に杏寿郎は死亡し、その訃報は鎹鴉(かすがいがらす)を通じてすぐに産屋敷耀哉と柱全員に伝わりました。
実弥はこの時、涙こそ見せていませんが、杏寿郎の死によって一層鬼への怒りと憎しみが増したシーンです。
不死川実弥の名言:「おい待てェ 失礼すんじゃねぇ」
漫画15巻の第129話の柱合会議で、産屋敷あまねとの話が終わった瞬間に義勇が退席しようとしたところ、実弥が止めたシーンです。
<冨岡義勇>
あまね殿も退室されたので失礼する
<不死川実弥>
おい待てェ 失礼すんじゃねぇ
それぞれの今後の立ち回りも決めねぇとならねぇだろうが
実弥の言い方が義勇の言葉に合わせた言い回しで、ちょっと面白い場面でしたね笑
不死川実弥の名言:「テメェかァアア お館様にィイ何しやがったァアーーーー!!!」
漫画16巻の第139話で、産屋敷邸に鬼舞辻無惨が襲来した時に飛び出した名言です。
無惨が産屋敷邸に来たことが全ての柱や炭治郎たちに知らされ、全員血相を変えて現場に急行しました。
ここで産屋敷耀哉は、妻のあまねや娘2人と一緒に大量の爆薬で自爆しており、耀哉の死にブチギレた実弥が無惨に叫びます。
テメェかァアア
お館様にィイ何しやがったァアーーーー!!!
実弥の独特の口調が全開になったシーンでしたね。
産屋敷耀哉が家族も巻き込んで自爆したシーンについての解説はこちらをどうぞ
↓ ↓ ↓
不死川実弥の名言:「次から次に湧く塵共・・・かかって来いやァ 皆殺しにしてやる」
漫画16巻の第140話で、無限城に入った実弥が言った名言です。
直前に産屋敷耀哉が死亡したため、実弥は無限城に入ってからも暫く茫然自失の状態でした。
耀哉を守れなかったことで自責の念を感じていたところに、大量の雑魚鬼が出現したことで半ば八つ当たり気味に殺し始めます。
次から次に湧く塵共・・・
かかって来いやァ
皆殺しにしてやる
雑魚鬼と言っても、無限城の雑魚鬼たちは「下弦の鬼レベル」の力を持たされていますが、そんな鬼達を瞬殺していく実弥はさすがですね。
不死川実弥の名言:「テメェは本当にどうしようも弟だぜぇ」
漫画19巻の第166話で、上弦の壱・黒死牟に玄夜が殺されかけたところを間一髪で実弥が助けた際の名言です。
この名言の「弟」がミソです。15巻の第132話では実弥が「弟なんていねぇ」と玄夜を突き放していました。
この時は玄夜を死なせたくないため、鬼殺隊から抜けてほしいがために、実弥は努めて冷たい言葉を浴びせていました。
しかし玄夜の窮地に、ようやく実弥の本音が聞けた名シーンでしたね。
不死川実弥の名言:「そこには絶対に俺が鬼なんか来させねぇから」
上記の「テメェは本当にどうしようも弟だぜぇ」の名言の続きのシーンです(漫画19巻の第166話)。
テメェはどっかで所帯持って
家族増やして爺になるまで生きてりゃあ良かったんだよ
お袋にしてやれなかった分も
弟や妹にしてやれなかった分も
お前がお前の女房や子供を幸せにすりゃあ良かっただろうが
そこには絶対に俺が
鬼なんか来させねぇから
先ほどの名言のシーンと同様、実弥の玄夜への思いが全て明らかになった名シーンでした。
不死川玄夜の強さやかわいいシーンなどについてはこちらの記事にまとめています。
↓ ↓ ↓
不死川実弥の名言:「いい御身分だなァ おいテメェ 産屋敷様よォ」
漫画19巻の第168話で、実弥と黒死牟の攻防の中での回想シーンで出てきたセリフです。
実弥は作中でも十分荒んだ印象はありますが(笑)、柱なりたての頃は産屋敷耀哉に対してもメチャクチャ攻撃的な態度でした。
実弥が風柱として初めて柱合会議に出た際に
いい御身分だなァ
おいテメェ
産屋敷様よォ
と絡んでいました。この物言いで「様」をつけるあたりが余計に慇懃無礼ですね笑
当然ながら横にいた胡蝶カナエや宇髄天元は実弥を咎める表情、悲鳴嶼行冥に至ってはその場で実弥を潰しかねないほど激怒していました。
しかしここで耀哉と言葉を交わした実弥は、その優しさと慈しみから母親を連想します。
更に兄弟のように思っていた戦友・粂野匡近(くめのまさちか)が戦死したことや生い立ちなども耀哉は全て把握しており、あまりの懐の深さに実弥は絶句してしまいます。
実弥はその場で耀哉から匡近の遺書を受け取り、その遺書を読んだ実弥はそれ以来、耀哉への態度を改めました。
ちなみにその後、実弥は他の柱達(義勇以外)にガミガミ怒られています笑
不死川実弥の名言:「あ゙あ゙あ゙あ゙頼む神様 どうかどうか 弟を連れて行かないでくれ お願いだ!!!」
漫画21巻の第179話で、黒死牟を倒した後の実弥の名言です。
悲鳴嶼行冥、不死川実弥、時透無一郎、不死川玄夜が死力を尽くし、なんとか黒死牟を倒しましたが、その代償として無一郎と玄夜は戦死しました。
玄夜は鬼食いしていたこともあり、普通の人間なら即死する損傷を受けながらも、死ぬ間際にほんの少しだけ実弥と話すことができました。
玄夜は実弥に対し、「幸せになって欲しい」「死なないで欲しい」「兄ちゃんはこの世で一番優しい人だから」と言いながら体が崩壊していき、実弥は
あ゙あ゙あ゙あ゙頼む神様
どうかどうか
弟を連れて行かないでくれ お願いだ!!!
と泣き叫びながら懇願しますが、玄夜はそのまま消滅してしまいます。
やっとお互いの本心が聞けて、長年疎遠になっていた2人がようやく分かり合えたタイミングでの玄夜の死に、多くのファンが涙した名シーンでした。
不死川実弥の名言:「冨岡ァァァ!!受けろォォ!!」「余裕余裕 糞味噌にしてやら”ァァァ!!!」
漫画22巻の第190話で、無惨戦の最中に実弥が義勇に対して叫んだ名言です。
実弥は日輪刀を振りかぶりながら
冨岡ァァァ!!受けろォォ!!
と言って日輪刀同士をぶつけ合わせ、協力して「赫刀」を発現させました。
そして鴉から「夜明けまで1時間3分」という情報を受けて、
余裕余裕 糞味噌にしてやら”ァァァ!!!
といつもの実弥節も飛び出しています。
ここで実弥と義勇が背中合わせになる描写から、不仲だった2人の熱い共闘シーンとして印象深い場面です。
不死川実弥の名言:「元気でなァ」
漫画最終巻(23巻)の第204話で、蝶屋敷に挨拶に来た実弥が禰豆子にかけた名言です。
廊下で禰豆子にバッタリ会った実弥はバツが悪そうにしていましたが、禰豆子のあまりに屈託のない笑顔に自身も優しく微笑み、
元気でなァ
と言って去っていきました。
最後まで実弥らしい喋り方ではありますが、本来の優しい性格が出ているセリフでしたね。
不死川実弥の悲惨な過去とは?少年時代は優しい笑顔だった!
ここまで不死川実弥の笑顔のシーンや名言の数々をご紹介してきました。
その言動や言葉遣いから粗暴なイメージが強い実弥ですが、それは実弥の過去の生い立ちが深く関係しています。
ここでは実弥が送ってきた少年時代、過去のエピソードについて解説します。
不死川実弥と不死川玄夜は仲の良い兄弟
漫画13巻の第115話で、玄夜が半天狗戦の最中に走馬灯で過去の記憶を見ました。この記憶の時期は、実弥と玄夜の母親も、弟や妹もまだ生きているときです。
この時は実弥と玄夜が「二人で家族を守ろう」と話しており、母親思いであり仲の良い兄弟でもあることが分かります。
ちなみにこちらは先ほどの笑顔のシーンの紹介の再掲です。
この頃の実弥は目つきこそ面影がありますが、やさぐれた笑顔ではなく、少年らしい優しい笑顔をしていました。
不死川実弥と不死川玄夜の母親が鬼化
漫画13巻の第115話の玄夜の回想シーンの中で、鬼化した実弥と玄夜の母親に襲われるところも描かれています。
ある日、家で玄夜と弟、妹たちが母の帰りを待っていると、母親らしからぬ強さでドアをノック(というか殴打)する音が響きました。
玄夜がその音の不審さにいち早く気づくも、弟たちが玄関を開けてしまい、鬼化した母・志津が襲いかかってきます。
玄夜が「狼が襲ってきた」と錯覚するぐらい変わり果てた志津は、玄夜の顔を切り裂き、弟や妹たちを惨殺しました。
そこに実弥が駆けつけ、鬼化した母親にタックルし、自身もろとも窓から外に叩き出して玄夜たちから志津を遠ざけました。
一方で玄夜は弟たちのために医者を呼びに行きました。その途中で血まみれの実弥と、道に倒れている志津を見つけます。
不死川実弥と不死川玄夜は母親の死後、疎遠に
道に倒れている志津はすでに事切れており、その目の前には顔に深い傷を負った実弥が、大きな包丁を持って立っていました。
玄夜はあまりの出来事に気が動転しており、実弥に対して「人殺し」と言いながら泣き叫び、一方で実弥は完全に放心状態でした。
この時実弥に「人殺し」と叫んでいた玄夜は、突然襲われたショックや弟や妹の死で混乱していました。
玄夜は後になってから、狼だと思っていたものが「鬼化した志津」だったことも悟り、そして実弥が志津を手にかけたのは、玄夜たちを志津の手から守るためだったことも悟りました。
しかしそのことを玄夜が実弥に謝る間もなく、実弥は一人で姿を消してしまい、玄夜と実弥は疎遠な関係になってしまいます。
不死川実弥が怖い笑顔&傷だらけになった理由!
不死川実弥の壮絶な過去についてお話してきましたが、それに関連して実弥の顔や全身が傷だらけになっている理由についてもここで解説します。
少なくともこの傷だらけのナリが、余計に実弥の風体を怖くしているのは間違いないですね笑
不死川実弥の顔に傷がついた理由
まず実弥の顔に大きな傷が何本も入っている理由については、漫画13巻の第115話での玄夜の走馬灯の中で描写があります。
この傷は鬼化した実弥の母・志津につけられたもので、玄夜が駆けつけた時には実弥の顔は傷だらけの血まみれになっていました。
奇しくも、実弥が負傷して流血したことで「稀血」の効果が発動し、志津の動きが鈍って実弥は生き延びることができました。
不死川実弥の全身が傷だらけなのは戦法のせい?
漫画19巻の第168話でもこの時の実弥の心情が描かれています。
実弥は志津を手にかけてから自暴自棄になり、鬼を狩りに夜の中を彷徨っていました。
もちろん日輪刀など持っていないので、実弥は自身の稀血で鬼を酔わせ、さらに鎖やら刃物を山程持ち歩いて武装し、拘束した鬼を朝日で灼き殺す、という凄絶な日々を送りました。
このことから、実弥は鬼との戦闘で稀血の効果を利用しているため、必然的に体中に傷が増えていったと思われます。
荒れ放題の不死川実弥と粂野匡近(くめのまさちか)の出会いと死別
実弥は日輪刀すら持たずに、普通の武器と鎖で鬼を拘束して太陽の光で灼き殺す、という日々を送っていました。
ある日、実弥は鬼殺隊の粂野匡近(くめのまさちか)に出会い、匡近が実弥に育手を紹介してくれます。
実弥はここで風の呼吸を教わり、鬼殺隊として正式な鬼狩りとなりました。
元々日輪刀も持たずに鬼を殺すぐらい、人外の身体能力を持っていた実弥はすぐに頭角を現し、匡近と2人で下弦の壱を倒すまでに成長します。
しかし下弦の壱との戦闘で匡近は戦死し、実弥一人だけ風柱に昇格しました。
ちなみに先ほどご紹介した実弥の名言「いい御身分だなァ おいテメェ 産屋敷様よォ」は、下弦の壱を倒したことで風柱になった実弥が、初めて柱合会議に出席した時に飛び出したものです。
不死川実弥の強さの秘密!怖い笑顔でぶった切るw
上記で少しお話したように、実弥は稀血という特異体質を持っています。
これまでもこの特異体質を活かして鬼を狩ってきたわけですが、稀血以外にも実弥の強さを裏付ける要素が数多くあります。
鬼殺隊の中でも最高戦力である「柱」、実弥はそんな「柱」の中でもトップクラスの実力を誇っており、その強さの秘密が何なのか、詳しく見ていきましょう。
不死川実弥は風の呼吸を使う「風柱」
実弥は風の呼吸を扱う剣士です。
風柱として風の呼吸の型は完全に極めている上に、400年以上鬼殺隊と戦ってきた黒死牟が「肉体的にも技の全盛」と絶賛しており、歴史上の風柱の中でもピカイチの実力だと思われます。
稀血という特異体質はあくまでオマケで、実弥はこの絶対的な剣技が根底にあるからこそ、柱トップクラスの力を誇っています。
風の呼吸の詳細についてはこちらの記事をどうぞ
↓ ↓ ↓
不死川実弥の日輪刀は緑色
鬼滅の刃において要の武器である日輪刀は、別名「色変わりの刀」と呼ばれています。
その理由は、持ち主の特性に応じて刀身の色が変わるためで、炭治郎(日の呼吸)の場合は漆黒、義勇(水の呼吸)の場合は青、杏寿郎(炎の呼吸)の場合は赤に染まっています。
実弥の場合は風の呼吸の特性が現れ、刀が緑に染まっています。
不死川実弥は稀血持ち!
先述のとおり、実弥は稀血という特異体質を持っています。
稀血という体質は人間の中でも極稀にしか生まれない体質ですが、実弥はそんな稀血の中でもさらに希少な稀血、「稀血のなかの稀血」と言えるものです。
効果はこの血の匂いを嗅いだ鬼が酩酊状態(=酔っ払う)になるもので、上弦の壱・黒死牟にすら効果がありました。
つまり、無惨を除く全ての鬼に効果がある血で、通常の鬼程度であれば嗅いだだけで全く動けなくなります。
不死川実弥は痣持ち!
ここまでご紹介した実弥の能力だけでもとんでもないものですが、漫画20巻の第170話で「痣」を発現しました。
この痣を出した人間は、その寿命と引き換えに身体能力が飛躍的に向上するため、ただでさえ恐ろしい身体能力だった実弥がさらにヤバいことになります。
この「痣」は人によって発現する位置や形状が異なります。実弥の場合は右頬に、風車のような形の痣が発現しました。
不死川実弥は南蛮銃や火炎瓶まで使う!
実弥は刀以外の武器にも広く精通しています。
漫画19巻の第168話で、黒死牟に首を斬られそうになった場面で、実弥は南蛮銃で防御、そのまま黒死牟の頭にぶっ放しました。
さらには、漫画21巻の第185話で無惨相手に油入りの瓶を浴びせ、火をつける、いわゆる火炎瓶で攻撃しました。
先述のとおり実弥は鬼殺隊に入る前、鬼を通常の武器や鎖で捕らえて、陽の光で灼き殺していました。
その際に様々な武器を使っていたために、いろんな武器に精通していると考えられます。
鬼滅の刃での不死川実弥の登場&活躍シーン!基本的に笑顔が怖い!
ここまで実弥の笑顔や名言、過去のエピソード、強さの秘密などについて語ってきました。
改めて、鬼滅の刃の物語における実弥の主な登場シーン、活躍シーンをまとめたのでご紹介します。
やはり最初の頃のドマイナスなイメージから、物語が進むにつれて好感度が逆転していく展開であることが分かりますねw
不死川実弥の活躍シーン:柱合会議で(笑顔で)禰豆子を刺す
やはり外せないのが、漫画6巻の第47話(アニメ第22話)で実弥が荒れ狂うシーンです。
アニメ版だとさらに生々しく禰豆子を突き刺しているため、より一層エグい演出となっています。
ただ実弥のエピソードを詳しく聞いた後だと、禰豆子のことを何も知らない実弥がこういった行動に出るのも理解できなくはありません。
しのぶも「鬼は嘘ばかり言う」と炭治郎に語っており、柱達は鬼の非条理さや、鬼によって苦しめられている人達を嫌というほど見てきているからこそ、このような非情な行動に出たのでしょう。
不死川実弥の活躍シーン:柱合会議で(笑顔で)義勇にブチギレ
「この二人は修復不可能だな・・」と感じるぐらい、作中において実弥と義勇は不仲です。
大体が実弥が絡んでいるわけですが、義勇も言葉が足りなすぎて無自覚に煽っているため、本当に相性最悪な2人です。
漫画15巻の第129話での柱合会議でも、義勇が言った
俺はお前たちとは違う
という言葉は、翻訳すると「お前たちは俺なんかと違って、強くて立派な柱だ」という意味なのですが、言葉が足りなすぎて実弥は「見下してやがる」と誤解します。
この場面では悲鳴嶼行冥が場を収めたので喧嘩にはなっていませんが、結局のところ
◯義勇が何も言わない → 実弥がキレる
◯義勇が何か言う → 実弥がキレる
という如何ともし難い関係だったのがわかります笑
最終巻では2人が一緒に食事をしている写真もあり、最後の最後に和解したようで良かったですね。
不死川実弥の活躍シーン:柱稽古で鬼殺隊員達をボコボコに
漫画15巻の第133話で、実弥が柱稽古の師範役になっている様子が描かれています。
容易に想像がつくと思いますが、実弥が優しく指導などするはずがなく、「実弥に斬りかかる」という単純な打ち込み稽古ながら、参加者全員をボコボコにして失神させる毎日でした。
特にこの時、炭治郎は目をつけられていたためにとりわけ厳しくボコされていました笑
不死川実弥の活躍シーン:黒死牟との死闘
実弥の強さが際立ったのが上弦の壱・黒死牟との戦いです。
悲鳴嶼行冥が駆けつけるまでは黒死牟相手にほぼ互角の立ち回りを見せており、常人なら致命傷となる深手を負った後も、呼吸と筋肉で止血して戦い続けるという人外の戦いっぷりでした。
玄夜との悲痛なほどの兄弟の絆が見えた戦いでもあり、実弥ファンが急増した場面と言えます。
不死川実弥の活躍シーン:無惨との最終決戦
無惨との最終戦でも、実弥は無惨と切り結んだり、最後の最後までしぶとく粘りまくる無惨を切り刻んでいました。
常人じゃなくてもとっくに致命傷となる重体の状態で戦い続け、しかもその上で最後まで生存するという頑丈さを見せています。
柱の中で生存したのは実弥と義勇の2人のみ、五体満足で生還したのは実弥ただ一人です。
不死川実弥が前田まさお(ゲスメガネ)のセクハラを笑顔で断罪?
鬼滅の刃には治療や運搬、縫製などを担う「隠(かくし)」という者たちがいます。
その中でも鬼殺隊服の縫製係の前田まさお(あだ名:ゲスメガネ)は、上の4コマ漫画のとおり、甘露寺蜜璃の無駄にはだけた隊服を作ったことで有名です。
こちらは余談ですが、不死川実弥とゲスメガネの間にもちょっとしたエピソードがあります。
公式ファンブックによると、ゲスメガネが女性隊士にセクハラしているのを見た実弥が激怒し、怒られたゲスメガネはその場で失禁したそうです笑
セクハラしたゲスメガネが全面的に悪いですが、実弥にキレられると命の危険があるので、そりゃ失禁ぐらいしますねw
「不死川実弥の笑顔が優しい!名言や傷だらけの理由、悲惨な過去まとめ!」まとめ
今回は鬼滅の刃に登場する不死川実弥の笑顔のシーンや名言、傷だらけの理由や悲惨な過去などについて解説しました。
鬼滅の刃には個性的なキャラが多い中で、実弥はとりわけキャラが濃い位置づけです。
序盤はどちらかと言うと憎まれ役、嫌われ役な役回りでしたが、物語が進むにつれて弟・玄夜との絆や、本当は優しい素顔が明らかになり、気づいたらメチャクチャいい兄貴キャラになっています。
今後、実弥の過去のより詳しいエピソードや、鬼殺隊解散後の生活が外伝などで語られると面白そうですね☆
「鬼滅の刃の漫画やアニメを無料で見る方法」や、「不死川実弥の死亡説」「不死川実弥のかっこいい魅力」「柱の強さランキング」「上弦の鬼の一覧や強さ」「鬼滅の刃のアニメ第2期の考察」などはこちらの記事をどうぞ
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