この記事では鬼滅の刃の上弦の壱・黒死牟のかっこいい名言や名シーン、かわいいと話題の刀や技などについて解説します。
黒死牟は上弦最強の鬼なだけあって、その戦いは絶望感しか感じない程の強さです。そして魅力は強さだけではなく、作中での数々のかっこいい名言や名シーンも挙げられます。
まずは黒死牟のプロフィールをご紹介し、その後でかっこいい名言や名シーンについて解説していきます。
<この記事で分かること>
◯黒死牟のプロフィール
◯黒死牟の名言や名シーン
◯かわいいと評判の黒死牟の刀や技
※この記事は鬼滅の刃のネタバレを含みます
鬼滅の刃のイケメンランキング、彼氏にしたいランキングはこちらの記事にまとめています。
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- 黒死牟がかっこいいと話題!年齢、呼吸、声優などのプロフィール
- 黒死牟のかっこいい名言の一覧
- 黒死牟のかっこいい名言:「猗窩座 お前は度が過ぎる」(12巻の第99話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「お前は 何やら懐かしい気配だ」(19巻の第164話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「此方も抜かねば 無作法というもの」(19巻の第165話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「ほぅ 兄弟で鬼狩りとは 懐かしや」(19巻の第166話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「次々と 降って湧く」(19巻の第168話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「これ程の剣士を拝むのは それこそ三百年振りか」(19巻の第169話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「この鎖は斬れぬ!!」(19巻の第169話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「着物を裂かれた程度では 赤子でも死なぬ」(20巻の第171話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「あり得ぬ 何故生きている?」(20巻の第174話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「何だこの 醜い姿は」(20巻の第176話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「私はただ 縁壱お前になりたかったのだ」(20巻の第176話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「お前が存在しているとこの世の理が狂うのだ」(20巻の第178話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「もうやめろ 私はお前が嫌いだ」(20巻の第178話)
- 黒死牟のかっこいい名言:「私は一体何のために生まれてきたのだ 教えてくれ縁壱」(20巻の第178話)
- 黒死牟のかっこいい名シーンと魅力の一覧
- 黒死牟の刀がかわいい?気持ち悪い?目玉がいっぱいw
- 「黒死牟がかっこいい!かわいいと話題の刀や名言、名シーンを解説!」まとめ
黒死牟がかっこいいと話題!年齢、呼吸、声優などのプロフィール
まずは黒死牟のプロフィールからご紹介します。黒死牟は人間時代は「継国巌勝(つぎくにみちかつ)」という名前で、継国縁壱の双子の兄です。
黒死牟が鬼になったのは400年以上前ということで上弦の鬼の中でも最古参、実力も圧倒的であるため、無惨からは絶大な信頼を得ています。
名前 (鬼) | 黒死牟 (こくしぼう) |
名前 (人間時代) | 継国巌勝 (つぎくにみちかつ) |
階級 | 上弦の壱 |
呼吸 | 月の呼吸 |
年齢 | 400歳以上 |
誕生日 | 非公表 |
身長/体重 | 非公表 (推定180cm前後/80kg前後) |
声優 | 未定 |
鬼滅の刃の全てのキャラクターの詳細プロフィールはこちらの記事にまとめています。
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黒死牟のかっこいい名言の一覧
次に黒死牟の作中におけるかっこいい名言を、物語の時系列順にご紹介します。
黒死牟は語尾に「・・・」が常についていることから、普段の喋り方はゆっくりしたものです。しかし上弦の壱として圧倒的な威圧感を纏っており、時透無一郎は「威厳すらある」と感じていました。
猗窩座や童磨のように饒舌なキャラではありませんが、その分重みを感じるかっこいい名言が多いです。
黒死牟のかっこいい名言:「猗窩座 お前は度が過ぎる」(12巻の第99話)
12巻の第99話で、上弦の鬼が無惨に招集された時の黒死牟のかっこいいシーンです。
自由奔放な言動を見せる童磨に対し、猗窩座が裏拳で頭を吹っ飛ばしたり「消えろ」と口にするのを見て、黒死牟が猗窩座の左腕を切り落とすと同時に言いました。
猗窩座・・・
お前は・・・
度が過ぎる・・・
黒死牟は序列を重んじており、猗窩座のように下の階級の者が上の階級の者に無礼を働くような真似を許しません。
黒死牟のこの価値観は、黒死牟が生まれたのが戦国時代であることに起因していると思われ、その当時は下剋上などで従属関係がすぐにひっくり返る時代だったことが挙げられます。
黒死牟が無惨から絶対の信頼を得ているのはこういう性格も理由なのかもしれませんね。
黒死牟のかっこいい名言:「お前は 何やら懐かしい気配だ」(19巻の第164話)
19巻の第164話で、時透無一郎が黒死牟と遭遇した際の名言です。
ん・・・?
お前は・・・
何やら・・・
懐かしい・・・
気配だ・・・
時透無一郎は黒死牟の人間時代の「継国」の血を引いており、両者は遠い親戚関係にあたります。
黒死牟はそれを感じ取ったために無一郎に「懐かしい気配」を感じていました。
黒死牟特有の「・・・」の多い静かな喋り方が、逆に遭遇した時の絶望感を感じさせますね。
黒死牟のかっこいい名言:「此方も抜かねば 無作法というもの」(19巻の第165話)
19巻の第165話で、黒死牟が時透無一郎との戦闘中に発したかっこいい名言です。
無一郎は上弦の壱の圧倒的な威圧感から来る怖気を抑え込み、霞の呼吸で黒死牟に斬り込んでいきました。
そして無一郎独自の型である漆ノ型・朧を放ちますが、黒死牟はそれを悠然と躱し、
此方も抜かねば・・・
無作法というもの・・・
と言いながら抜刀、無一郎の左腕を一瞬で切断しました。
無一郎の剣技を褒め称える意味での名言でしたが、相手からしたら死刑宣告にも等しい恐ろしい言葉です。
黒死牟のかっこいい名言:「ほぅ 兄弟で鬼狩りとは 懐かしや」(19巻の第166話)
19巻の第166話で、不死川兄弟を見た時の黒死牟のかっこいい名言です。
黒死牟が不死川玄夜の腕と胴を切り刻み、最後に頚を斬ろうとした瞬間、不死川実弥が駆けつけて玄夜を救出しました。
黒死牟は兄弟で鬼殺隊を務めている2人を見て、
ほぅ・・・
兄弟で・・・
鬼狩りとは・・・
懐かしや・・・
と口にします。
これは縁壱と鬼狩りをしていた頃の自分と縁壱を重ねていたと思われます。
黒死牟にとっては縁壱との思い出は羨望と怨嗟しかないイメージですが、「懐かしや」というセリフからは楽しいこともあったのかもしれませんね。
黒死牟のかっこいい名言:「次々と 降って湧く」(19巻の第168話)
19巻の第168話で、不死川実弥にトドメを刺そうとした時に悲鳴嶼行冥が駆けつけた際に出たかっこいい名言です。
実弥の実力をもってしても1対1では黒死牟に敵わず、攻撃を当てることすらできないまま斬られそうになります。
そこに行冥が駆けつけ、実弥を抱えて救出しました。ここで黒死牟が
次々と・・・
降って湧く・・
と口にしました。
悲鳴嶼行冥ほどの実力者の姿を見て「降って湧く」なんてセリフが言えるのは黒死牟や無惨くらいでしょうね笑
黒死牟のかっこいい名言:「これ程の剣士を拝むのは それこそ三百年振りか」(19巻の第169話)
19巻の第169話で、黒死牟の体を「透き通る世界」で見た黒死牟のかっこいい名言です。
「透き通る世界」は相手の筋肉の動きなどが透けて見えることで、次の動作を予知できるという境地です。作中でも極めて限られた者しかこの境地に達していません。
黒死牟が行冥の肉体の完成度を見て、珍しく嬉しそうな表情をしながら
素晴らしい・・・
極限まで練り上げられた肉体の完成形・・・
これ程の剣士を拝むのは・・・
それこそ三百年振りか・・・
とゾクゾクしながら思っていました。
やはり悲鳴嶼行冥ほどの化物は数百年に一人という逸材のようですね。
黒死牟のかっこいい名言:「この鎖は斬れぬ!!」(19巻の第169話)
19巻の第169話で、悲鳴嶼行冥の鎖が頚に巻き付く寸前に出た黒死牟のかっこいい名言です。
行冥の日輪刀は巨大な棘付き鉄球とデカイ手斧を鎖で繋いだ形状のもので、この鎖ですら鬼にとっては命取りとなるほどの陽光を吸い込んでいます。
黒死牟は鎖が頚にかかる瞬間に鎖を斬ろうとしますが、
この鎖は斬れぬ!!
と瞬時に判断して回避行動に移りました。
黒死牟の刀は日輪刀ではなく、黒死牟の体から生成されたものです。そのため、折れても再生可能ではありますが、段違いの量の陽光を吸収している行冥の日輪刀に直接触れると灼け落ちてしまうため、切断することもできません。
黒死牟のかっこいい名言:「着物を裂かれた程度では 赤子でも死なぬ」(20巻の第171話)
20巻の第171話で、黒死牟が自身の刀の形状を変質させながら言ったかわいい名言です。
悲鳴嶼行冥と不死川実弥の連携攻撃という、現鬼殺隊最強の合体攻撃でついに黒死牟の体を捉え、攻撃が初ヒットしました。
そして追い打ちの一撃を放とうとした瞬間、黒死牟の神速の斬撃で行冥は無数の切り傷、実弥は指を2本切断されます。
黒死牟の刀は、刀身が倍近くに伸びた上に七支刀のように枝分かれした形状に変化し、黒死牟は
着物を裂かれた程度では・・・
赤子でも死なぬ・・・
と言って、ここから怒涛の攻撃の嵐が始まりました。
上弦の壱の実力はまだまだこれからだった、と思わせる絶望感たっぷりの名シーンですね。
黒死牟のかっこいい名言:「あり得ぬ 何故生きている?」(20巻の第174話)
20巻の第174話で、黒死牟が不死川玄夜の血鬼術で拘束され、悲鳴嶼行冥と不死川実弥の刃が迫る瞬間に見た回想シーンでのかっこいい名言です。
この回想シーンは黒死牟が鬼になってから60年後、80歳を超えた継国縁壱と遭遇した時のものです。
黒死牟が「信じられぬものを見た」と語るとおり、縁壱は「痣持ち」であるため、通常であれば25歳を前に死亡しているはずでした。
しかしそんな理すらも超越し、80歳を超えても生きている縁壱を見て、黒死牟は
・・・あり得ぬ
何故生きている?
と口にします。
続く言葉で「何故お前は・・・何故お前だけが」と言っており、ここでも黒死牟の縁壱に対する羨望や嫉妬心が見えますね。
黒死牟のかっこいい名言:「何だこの 醜い姿は」(20巻の第176話)
20巻の第176話で、頚の弱点を克服した黒死牟が、実弥の日輪刀に映った自身の姿を見て言ったかっこいい名言です。
黒死牟は悲鳴嶼行冥と不死川実弥の連続攻撃により遂に頚を斬り落とされましたが、頚を斬っても即死せずに頭を再生しました。
頚の弱点を克服したことで、無惨と同様に太陽光以外では殺せない状態に進化したと思った矢先、実弥の刀身に映った自身の体を見て、
何だこの醜い姿は・・・
と言いながら愕然としていました。
少年時代は「日本一の侍」になることを夢見ていた黒死牟でしたが、最終的にあまりにも醜い姿に成り下がった自分自身に絶望し、これが致命的な隙となって行冥と実弥の波状攻撃で死に絶えます。
鬼として無惨に忠誠を誓っていたものの、武人としての誇りも持っていた黒死牟らしいシーンでしたね。
黒死牟のかっこいい名言:「私はただ 縁壱お前になりたかったのだ」(20巻の第176話)
20巻の第176話で、黒死牟が自問自答の末に「答え」にたどり着いた場面です。
時透無一郎と不死川実弥の命を捨てた特攻と、悲鳴嶼行冥と不死川実弥の連続攻撃の前に体が崩壊していく中で、黒死牟は自らの存在意義について自問していました。
何故自分は鬼になったのか、何故何百年も生きて無敗にこだわってきたのか、最終的にこんな醜い姿になってまで何をしたかったのか、その答えが
私はただ
縁壱お前になりたかったのだ
でした。
黒死牟が人間だった時も、鬼になった後も、常に「縁壱の強さへの羨望」が根源にありました。
双子の弟があまりにも圧倒的過ぎる天才だったために、黒死牟の行動理念の全ては縁壱に繋がるという、上弦最強の鬼ながらあまりにも人間臭い一面が見えましたね。
黒死牟のかっこいい名言:「お前が存在しているとこの世の理が狂うのだ」(20巻の第178話)
20巻の第178話の扉絵で、黒死牟が人間だった時代に縁壱に抱いていた思いが描かれています。
頼むから死んでくれ
お前のような者は生まれてさえ来ないでくれ
お前が存在しているとこの世の理が狂うのだ
双子の弟に対して「頼むから死んでくれ」「この世の理が狂う」といった言葉が出てくること自体が異常ですが、それだけ縁壱の才能があまりにも桁外れ過ぎたということですね。
そもそも黒死牟の人間時代の巌勝も他の鬼殺隊員を寄せ付けないほどの強さを持っていたので、普通の人間からすれば才能豊かな人物でした。
しかし「この世の理が狂う」と表現されるほどの、神の寵愛を受けた縁壱が双子の弟だったばかりに、巌勝はいつまでも満たされず、その人生は嫉妬と怨嗟にまみれたものになってしまいましたね。
黒死牟のかっこいい名言:「もうやめろ 私はお前が嫌いだ」(20巻の第178話)
20巻の第178話の回想シーンで、80歳を超えた縁壱の懐から笛が出てきたシーンでのかっこいい名言です。
縁壱は80歳を超えてもなお全盛期と変わらない剣を放つ化け物っぷりで、鬼になった黒死牟ですら全く敵わない強さでした。
そして次の瞬間に黒死牟が殺される、という瞬間に縁壱は寿命を迎えて死亡してしまいます。
理すら超越した縁壱の強さを見せつけられた挙げ句に寿命で死んだことで、尚更黒死牟の自尊心が傷つけられることになり、八つ当たり気味に縁壱の亡骸を両断します。
すると縁壱の懐から、かつて黒死牟(巌勝)が少年時代に縁壱にあげた笛が出てきました。
巌勝にとってはガラクタ同然の笛でも、縁壱にとっては宝物として生涯大事に持っていたことを知った黒死牟は
もうやめろ
私はお前が嫌いだ
と言いながら涙を流します。
ここでの黒死牟の「私はお前が嫌いだ」という言葉は、どちらかと言うと自分に言い聞かせるような言葉に感じます。
黒死牟は縁壱に対して憎悪にも近い嫉妬心を持っていつつも、心の奥底では縁壱が好きだったことが描写された名シーンでしたね。
黒死牟のかっこいい名言:「私は一体何のために生まれてきたのだ 教えてくれ縁壱」(20巻の第178話)
20巻の第178話で、黒死牟が塵に消えながら言い残したかっこいい名言です。
黒死牟は悲鳴嶼行冥と不死川実弥の猛攻で体を崩壊させていく中、縁壱への羨望と怨嗟や、鬼になるまでの人生の回想を走馬灯のように思い出していました。
そして黒死牟は何も成し遂げられず、何者にもなれなかった自分自身について、縁壱に問いかけます。
私は一体何のために生まれてきたのだ
教えてくれ
縁壱
最期は体も残らず着物だけが残り、そこにはかつて縁壱にあげた笛が見えます。
縁壱が寿命を迎えるまでずっと持っていた笛を、黒死牟は約400年間に渡って持ち続けていました。
黒死牟(巌勝)が縁壱を憎んでいたのは事実ですが、それ以上に本心では嫌いになりきれない、黒死牟の葛藤が見えた最期でしたね。
黒死牟のかっこいい名シーンと魅力の一覧
ここまで黒死牟の名言についてご紹介してきました。黒死牟は回想シーンなどでの心の声が多いため、名言も多く残っていますね。
名言以外にも、黒死牟の名シーンや魅力について登場巻や登場話についてもここでご紹介します。
黒死牟のかっこいい名シーン&魅力:初めての顔見せ(12巻の第99話)
黒死牟は12巻の第98話で、上弦の陸が倒されたことで無惨が上弦の鬼を召集した際に初登場しました。そして第99話でその素顔が初めて明らかになっています。
ここでは童磨をぶん殴ったり見下すような発言をする猗窩座に対し、黒死牟が威圧感たっぷりに諌めたシーンです。
ゆっくりとした喋り方と厳かなセリフだけでも十分恐怖心を感じさせるものでしたが、極めつけの6つ目の風貌がダメ押しの怖さでしたね笑
黒死牟のかっこいい名シーン&魅力:強い相手に賛辞を惜しまない
黒死牟は鬼であると同時に武人としての尊厳も持っており、自分が強いと認めた者に対しては惜しみなく賛辞を贈っています。
19巻の第165話で無一郎が漆ノ型・朧を放った時も「流麗で美しい」と評しており、これを見て自身も月の呼吸を放ちました。
また19巻の第169話では悲鳴嶼行冥の体を見た瞬間にとてつもない実力者だと見抜き、「素晴らしい」と評しています。
強者と戦うことに嬉しさすら感じているかっこいいシーンですね。
黒死牟のかっこいい名シーン&魅力:戦いは純粋に剣技のみの武士道精神
黒死牟の戦闘スタイルはひたすらに剣技のみで、妓夫太郎や玉壺が使うような毒や、半天狗のように分裂体を作るといったトリッキーな技はありません。
しかしこの剣技自体が常識外の強さなため、400年あまりの間誰も黒死牟に勝つことはできず、上弦の壱に君臨し続けました。
上画像は実弥に月の呼吸を放った後のシーンですが、周囲のぶっとい支柱が斬撃の余波だけでバラバラに切り刻まれています。
1対1はもちろん、多数で黒死牟に挑んだとしても、並の剣士では一瞬で殲滅されることが分かりますね。
黒死牟のかっこいい名シーン&魅力:最強の弟を持つが故の羨望と葛藤
黒死牟の最大の特徴と言えるのが縁壱への羨望、怨嗟、葛藤を感じるその内面です。
戦闘中に黒死牟の回想シーンでその過去が明らかになると同時に、黒死牟が縁壱に抱いていた思いも明かされました。
実の双子の弟に対して憎しみを感じるほど嫉妬心を抱きながらも、結局黒死牟の行動理念の根底は「縁壱になりたい」という羨望です。
上弦の壱として威厳を持ち、400年以上誰も寄せ付けない完璧な強さの鬼ながら、その内面は誰よりも人間臭いというのが、黒死牟というキャラの大きな魅力ですね。
黒死牟のかっこいい名シーン&魅力:物哀しい最期
黒死牟というキャラの描写の中でも何よりも印象深いのが、倒されて塵に消える時のあまりに物哀しい最期です。
一時は頚の弱点を克服して無惨に肩を並べる鬼になりかけましたが、自身の醜い姿を目の当たりにしたことで「強くなること」に迷い、結局敗北しました。
体が崩れて塵に消えていく最中、黒死牟が走馬灯のように回想していたのは全て縁壱絡みのエピソードでした。
縁壱への憧れが過ぎて嫉妬し、羨望から憎悪になるほどの感情を抱きながらも、縁壱が大事にしていた笛を黒死牟は400年近くも持ち続けており、本心では縁壱への愛情もあった事がわかる最期です。
縁壱が生きている間に分かり合うことができなかった悲しさも感じるシーンでしたね。
黒死牟の刀がかわいい?気持ち悪い?目玉がいっぱいw
ここまで黒死牟のかっこいいシーンや名言などについてご紹介してきましたが、一方で黒死牟について「かわいい」と形容する声もあります笑
特に意見が別れるのが黒死牟の刀です。黒死牟の刀は日輪刀ではなく自身の体から生成したもので、その刀身にはびっしり目玉が並んでいます。
人によってこの刀を「かわいい」と思う方もいれば「気持ち悪い」という意見もあり、賛否が別れる見た目ですw
さらに黒死牟の刀だけでなく、月の呼吸の型についても「かわいい」という声が見られます。
黒死牟の月の呼吸のエフェクトもかわいい?
黒死牟の斬撃には不規則な大きさの月輪が伴っており、この月輪も触れただけで四肢切断、下手をすると即死レベルの危険なものです。
ただ黒死牟の斬撃のカラー版だと色合いの問題で、この斬撃と月輪がセーラームーンやどこぞの魔法少女の攻撃を連想させるということで「かわいい」という声があがっています笑
戦っている側からすると恐怖でしかない黒死牟の月の呼吸ですが、カラーリングと見方によってはこんな印象になってしまうんですねw
「黒死牟がかっこいい!かわいいと話題の刀や名言、名シーンを解説!」まとめ
今回は鬼滅の刃の上弦の壱・黒死牟のかっこいい名言や名シーン、かわいいと話題の刀や技などについて解説しました。
口数が多い方でもなく、ひたすら圧倒的な強さが目立つ黒死牟ですが、その背景や過去のエピソードから意外なほど人間らしいキャラであることが分かります。
さらに縁壱への羨望や憎しみ一辺倒ではなく、恐らく本人も気づいていない本心として、縁壱のことが好きだったことも黒死牟の魅力です。
敵である鬼にもこういった背景やエピソードがあるのが鬼滅の刃の面白いところですね☆
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コメント
そもそも、戦国の世に生まれた武士の家の子として、強くある事は個人的な感情ばかりでなく、自分達の一族が生存、繁栄していくための絶対条件であった筈。
黒死牟の技の数々を見ていると明らかに乱戦、つまり戦場に於いてバラバラな場所に居る複数の敵を相手にする事を想定した技が圧倒的に多く、たとえ鬼と為り果てようと、その心には常に「戦場に於ける武士」であったのではないだろうか。
コメントありがとうございます<(_ _)>
確かに黒死牟が生まれた時代を考えると武士の心が常にあったのかもしれませんね