この記事では転スラ(転生したらスライムだった件)のミリム・ナーヴァの強さや正体、固有能力や究極能力(アルティメットスキル)、ヴェルダナーヴァとの関係などについて解説します。
ミリムは転スラの魔王の中でもかなり早い段階で登場するキャラで、更に魔王の中でもリムルともいち早く仲良くなりました。
見た目は可愛らしい美少女で言動も無邪気であどけないですが、いざ戦闘になると天変地異レベルの天災を撒き散らします。
まずはミリムの正体や強さについて詳しく見ていきましょう。
- ミリムの正体や強さ
- ミリムの固有能力や究極能力
- ミリムとヴェルダナーヴァの関係
※この記事は転スラのネタバレを含みます
魔王一覧はこちらの記事にまとめています。
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転スラのミリムの強さと正体
まずはミリムの正体や強さについて詳しく見ていきましょう。
ミリムは可愛らしい美少女の見た目に反し、本気を出したら国や大陸を消し飛ばす強さを持っている天災の塊です。
ここではミリムのギャグみたいな強さの理由などを解説します。
ミリムの強さ:竜種の血を引く竜魔人(ドラゴノイド)
ミリムは世界最強の種族・竜種と人間のハーフである竜魔人(ドラゴノイド)です。
竜種は世界に4体しかいない希少な種族で、基本的に寿命が存在しない不死の種族ですが、人間と交わってしまうと寿命が発生します。
そういった事情もあって竜種と人間の間に生まれたミリムは世界史上稀に見る存在です。
ミリムの冗談みたいな強さの主要因は竜種の血を引いていることにあり、見た目も子供ながら実は何千年も生きています。
ミリムの強さ:十大魔王(後の八星魔王)の一柱
ミリムは転スラの作中において十大魔王の一柱として登場します。
十大魔王の時代はその名称のとおり魔王が10人いましたが、その強さはピンキリある中でミリムはトップクラスの強さを誇ります。
ちなみにワルプルギスの後、クレイマンの死亡、フレイの魔王引退、カリオンの魔王引退、リムルの魔王加入があって十大魔王は「八星魔王」に名称が変わりました。
ミリムの強さ:覚醒魔王(真なる魔王)
魔王の強さの大きな基準の一つとして、「覚醒魔王(真なる魔王)かどうか」という要素があります。
これは人間1万人以上の魂を生贄とした「魔王への進化(ハーベストフェスティバル)」を経るかどうかということで、例えばクレイマン、フレイ、カリオンはハーベストフェスティバルを経ていません。
ミリムは後述する通り、過去にとある魔法大国を全滅させた際の魂により覚醒魔王となっており、竜種の血を引いているミリムはダメ押しとなる強さを手にしました。
ちなみに覚醒魔王じゃなければ必ずしも弱いわけではなく、例えばダグリュールは聖属性を持っているために覚醒できないという事情がありますが、最終的には覚醒魔王すらも凌駕する強さとなっています。
ミリムの強さ:戦闘形態(真の姿)の攻撃力は天災級
ミリムが作中で天災級の強さを見せたのは漫画15巻の第70話で、獣王国ユーラザニアに宣戦布告をした時でした。
途中まではカリオンと獲物による打ち合いでしたが、カリオンが必殺技「獣魔粒子砲(ビーストロア)」を放ったことでミリムはドラゴノイド本来の戦闘形態を見せます。
そしてその後にミリムが見せた「竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)」はユーラザニアの首都を消滅させるのみならず、地平線の果てまで地形が変わるほどの破壊力でした。
この時ミリムとカリオンは同じ十大魔王でしたが、その強さは桁外れの差があることが分かるシーンでしたね。
転スラのミリムの究極能力(アルティメットスキル)の強さ
ミリムの強さは竜種の血を引いていること、覚醒魔王であることだけでも人知を超えたレベルですが、それに加えて究極能力(アルティメットスキル)やユニークスキルも備えています。
ここではそれらの能力の強さや特徴について見ていきましょう。
ミリムの究極能力(アルティメットスキル):「憤怒之王(サタナエル)」の強さ
ミリムの究極能力(アルティメットスキル)は「憤怒之王(サタナエル)」です。
このアルティメットスキルはミリムの父・ヴェルダナーヴァから受け継いだもので、その権能は、
- 怒りを動力源にして魔素を増殖する
- 生成された魔素と怒りから更に魔素が増殖
- 魔素が無限増殖
という強力無比なものです。
いわゆる魔素増殖炉とも言える無限エネルギーを実現できる一方、あまりに膨大過ぎる魔素が暴走してしまうリスクがあります。
ミリムのユニークスキル:「竜眼(ミリムアイ)」
ミリムのユニークスキルは「竜眼(ミリムアイ)」で、ミリムの眼にかかれば相手の能力、魔素量、名持ち(ネームド)かどうかなどを見抜きます。
作中では普段から妖気(オーラ)を隠しているリムルの実力も一目で看破しており、ドラゴンボールで言うところのスカウターのように精確な能力測定ができます。
ミリムの技:「竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)」の強さ
作中でミリムがその強さをほんの少し見せたのが、漫画8巻の第38話でカリュブディス相手に見せた技「竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)」です。
それまでリムルを含めたテンペストの精鋭と、ドワルゴンのペガサスナイツが総出で10時間以上も倒しきれなかったカリュブディスをミリムの「手加減した」一撃で撃墜してしまいました。
この一発も十分常識はずれの強さでしたが、これがまだまだ序の口だったことが後のカリオンとの戦闘で分かります。
ミリムの必殺技:「竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)」の強さ
漫画15巻の第70話でカリオンとの戦闘中にミリムの必殺技「竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)」が披露されました。
当たったら即死とか言うレベルではなく、ユーラザニアの首都が一発で消し飛び、それに留まらず山と大地を地平線の向こうまで抉りました。
後述するとおり魔導王朝サリオンにはミリム誕生にまつわるおとぎ話が語り継がれていますが、この一撃は正におとぎ話や神話で伝えるべき破壊力です。
転スラのミリムの配下とその強さ
ここまで解説してきた通りミリムの強さは天災そのものであることが分かります。
そんなミリムには強力な配下も仕えており、彼らも作中で大きな戦力としてミリムに尽力します。
ミリムの配下:カリオン
カリオンは元々十大魔王の一柱で、獣王国ユーラザニアの国王です。ワルプルギスの後にミリムの配下に降りました。
獣人族の長として圧倒的な強さを誇るだけでなく、「百獣化(獣魔人化)」により下記の効果を得ます。
- ダメージを全回復
- 魔素量を全回復
- 戦闘能力が大幅に上昇
- 能力制限解除
この状態で放つ必殺技「獣魔粒子咆(ビースト・ロア)」は単体のみならず集団相手でも一層する威力と効果範囲を誇っています。
ミリムの配下:フレイ
フレイもカリオンと同様に元々は十大魔王の一柱です。ワルプルギスの後にミリムの配下に降りました。
有翼族(ハーピィ)の女王であるフレイは、その種族名のとおり空中戦でその真価を発揮します。
フレイの「魔力妨害」の能力により、飛行魔法でしか飛べない相手はフレイの前では飛ぶことができなくなるため、フレイは相手の攻撃が届かないところから一方的に攻撃できるようになります。
ただしミリムやカリュブディスなど、飛行魔法なしで飛べる相手にはこの能力は意味がありません。作中でカリュブディスの出現にフレイが焦っていたのはこのためです。
ミリムの配下:ミッドレイ
ミッドレイはミリムを祀る「竜の都」の神官長を務めているキャラです。
その正体は龍人族(ドラゴニュート)ですが、ガビルのように蜥蜴族(リザードマン)から進化したのではなく、「ドラゴンが人化して人と交わったその末裔」という違いあります。見た目が人間なのはそのためです。
→転スラのガビルの強さやスキルについて見る
ミッドレイの魔素量は魔王などと比べると大した量ではありませんが、圧倒的なまでの技量によりスフィアやガビルを手玉に取る強さを見せています。
魔素量に頼らず技量で圧倒するスタイルはハクロウを彷彿とさせますね。
→転スラのハクロウの強さやスキル、師匠について見る
ミリムの配下:ヘルメス
ヘルメスはミリムを祀る「竜の都」の神官の一人で、ミッドレイと同じく龍人族(ドラゴニュート)です。
ミッドレイのような「真正面から力でぶち破れ」というガチムチの肉弾戦派とは違い、ヘルメスは頭脳はで思慮深い性格をしています。
またヘルメスは他国を渡り歩いた経験があるため、神官の中では一番の常識人と言えます。ただ「竜の都」が外界から閉鎖された環境であることから、神官の中では異端児のように認識されているようです。
転スラのミリムの強さの正体とヴェルダナーヴァとの関係
ここまでミリムの正体や強さ、ユニークスキルやアルティメットスキル、必殺技などについて解説してきました。
冒頭でお話したとおりミリムは竜種の血を引いたドラゴノイドで、星王竜ヴェルダナーヴァとルシアの間に生まれた子です。
→転スラのルシアの正体や生まれ変わり説について見る
ここではヴェルダナーヴァとミリムの関係や、ヴェルダナーヴァが与えたヴェルガイアとの関係について見ていきましょう。
ミリムはヴェルダナーヴァとルシアの子
先述のとおりミリムは竜種である星竜王ヴェルダナーヴァと人間のルシアの間に生まれた子です。
→転スラのヴェルダナーヴァの正体や強さを見る
竜種であるヴェルダナーヴァは本来不死ですが、人間との間に子を授かった竜種には寿命が発生してしまうため、作中ではヴェルダナーヴァは既に死去しています。
そしてミリムはヴェルダナーヴァからその力を受け継ぐことになります。
ミリムはヴェルダナーヴァの力の大半を受け継ぐ
ミリムにはヴェルダナーヴァの力の大半が譲渡され、さらにヴェルダナーヴァは残りの力を使ってヴェルガイアという子竜を産み出してミリムに授けました。
ミリムとヴェルガイアは家族として仲良く暮らしていましたが、当時のとある魔法大国の手により悲劇が起こります。
ヴェルガイアとの別れと覚醒魔王への進化
その当時の魔法大国がミリムを支配しようと企んだために、ヴェルガイアは彼らの手によって殺されてしまいました。
これにミリムは大激怒してこの国を滅亡させ、それだけでは怒りが収まらずに一帯が焦土と化しました。この時に究極能力(アルティメットスキル)「憤怒之王(サタナエル)」を発動したのでしょう。
そして暴走するミリムを止めたのがギィ・クリムゾンでとラミリスでした。
またミリムはこの時滅ぼした大国の人間数十万人の魂を生贄にして覚醒魔王へと進化しています。
ヴェルガイアは死んだ筈でしたが、ミリムの魔王進化と共に進化を遂げて復活します。しかしミリムと過ごした記憶も自我も無くした「混沌竜(カオスドラゴン)」となり、見境なく破壊活動を続ける存在となってしまいました。
結局ミリムはカオスドラゴンとなったヴェルガイアを封印し、これがミリムの魔王としての最初の功績となっています。
ちなみにヴェルガイアを手にかけた魔法大国とはカザリームが生まれた祖国です。カザリーム自身はこの騒動に関与しておらず、カザリームの父親がしでかしたことでした。
カザリームの正体や過去などについてはこちらの記事にまとめています。
ミリムとガイアの再会
ミリムはヴェルガイアを封印し、数千年の間離れ離れとなっていましたが、作中でヴェルガイアは「ガイア」として復活し、ミリムとの再会を果たします。
ガイアからはかつての強さは失われますが、ミリムは数千年越しの親友であり家族であるガイアとの再会に喜び、あのおとぎ話は現代でもってハッピーエンドで終わりました。
「転スラのミリムの強さや究極能力(アルティメットスキル)!ヴェルダナーヴァとの関係は?」まとめ
今回は転スラ(転生したらスライムだった件)のミリム・ナーヴァの強さや正体、固有能力や究極能力(アルティメットスキル)、ヴェルダナーヴァとの関係などについて解説しました。
ミリムは転スラの世界に登場した当時からギャグのような強さを誇り、このデタラメな強さと子供みたいな外見のギャップが魅力のキャラです。
これからも歩く天災として活躍が楽しみですね☆
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