この記事では転スラ(転生したらスライムだった件)のベレッタについて、その正体や強さ、グレーターデーモンから進化後のスキルなどについて解説します。
ベレッタは転スラの物語において、元々はリムルが召喚した上位悪魔(グレーターデーモン)で、召喚後はリムルが作った魔鋼の依代に憑依しています。
それ以降ベレッタはラミリスの守護者として見守っており、戦闘シーンは少なめながら相当な強さを持っています。
まずはベレッタの初登場シーンや名付けの場面などについて解説します。
- ベレッタのグレーターデーモン時代の解説
- ベレッタの強さやスキル
- ベレッタとディアブロの関係
※この記事は転スラのネタバレを含みます
【転スラ】グレーターデーモン・ベレッタの解説
転スラにおいてベレッタは、リムルがクロエ達の体に精霊を宿らせるために「精霊の棲家」を訪れた際に初登場しました。
→クロエに宿った精霊の正体について見る
その時はグレーターデーモン(上位悪魔)だったベレッタが召喚されて以降は、精霊女王ラミリスの守護者として仕えることになります。
ここではグレーターデーモンのベレッタの初登場からその後の経緯などを解説します。
グレーターデーモン・ベレッタ召喚!初登場と素顔
ベレッタは漫画11巻の第52話で、リムルによって精霊の棲家にて召喚されたグレーターデーモンです。
シズの元教え子であるクロエ達の体に精霊を宿したお礼として、リムルはラミリスに新しいゴーレム(魔人形)を用意するという約束をしていました。
そしてリムルは悪魔召喚の儀式によりグレーターデーモンであるベレッタを召喚し、魔鋼で作った依代を与えました。
依代に憑く前のベレッタは巨大なツノと翼を持ち、いかにも悪魔らしい怖めの外見をしていましたが、魔鋼で作った依代に憑いてからは仮面をかぶった長髪の人間のような見た目になっています。
グレーターデーモン・ベレッタの名前の由来は拳銃?
リムルはジュラ・テンペストでの名付けの際、幹部級の主要メンバー以外はだいぶテキトーに名前をつけています(何しろ数が多いので)。
その中においてここでは「ベレッタ」というテキトーではないちゃんとした名付けをしていました
「ベレッタ」の由来はリムルの転生前の世界にあった自動拳銃「ベレッタM92」から来ており、魔鋼に憑いた時の姿からリムルがこの拳銃を連想したのが理由です。
ちなみにベレッタM92は洗練された機能美から超有名な拳銃で、扱いやすさ、汎用性、実用性、性能面、コストなどのバランスが良く、世界中の法執行機関や軍隊で採用されています。
このグレーターデーモンに「ベレッタ」と名付けたのも、その姿や出で立ちからリムルが「洗練されている」という印象を抱いたのかもしれませんね。
元グレーターデーモン・ベレッタはラミリスの守護者
ベレッタはリムルが作り出した魔鋼に受肉し、グレーターデーモンから魔将人形(アークドール)となり、ラミリスの守護者として仕えることになりました。
ちなみにリムルがベレッタ召喚の際に結んだ契約は下記のとおりです。
- ラミリスの守護者として仕える
- 契約期間は100年
- 代価はリムルの魔素と魔鋼の依代
- 契約期間後も魔鋼の依代は好きにして良い
どちらかというとベレッタの容姿や立ち振舞いの方が威厳があり、ラミリスの方が従者に見えますね笑
→ラミリスの強さやスキル、正体などについて見る
元グレーターデーモン・ベレッタの最初の仕事はラミリスのお茶淹れ
クロエ達の問題が解決し、漫画12巻の第53話でリムルは精霊の棲家を後にします。
ラミリスにとってリムル達は久々の客人で、ドタバタしながらもなんだかんだ楽しんでいたため、別れの際は名残惜しそうにしていました。
素直ではないラミリスはそんな事を口にはせず、早速ベレッタに「お茶淹れて!」という最初の仕事を課しました。
ベレッタは真面目な性格なので、これからラミリスのお世話係として色々と苦労することになります笑
元グレーターデーモン・ベレッタは苦労人
ラミリスとベレッタはジュラ・テンペストでの人魔会談でも登場しました。
目的は「クレイマンが魔王達の宴(ワルプルギス)を発動した」ことや、「クレイマンが既に軍事行動を起こしている」ことをリムルに伝えるためでしたが、漫画17巻の第75話ではラミリスが聖典(=漫画)に夢中になりすぎて目的を忘れています。
この時はベレッタがラミリスを促していますが全く聖典から離れず、こんな調子でベレッタが苦労している場面が山程出てきます笑
ちなみにワルプルギスではラミリスの従者としてベレッタとトレイニーが同行していますが、トレイニーはラミリスに甘すぎるためにベレッタの苦労が倍化していました。
→転スラのトレイニーの強さやスキルについて見る
【転スラ】元グレーターデーモン・ベレッタの強さを解説
ここまでベレッタの初登場シーンからラミリスに仕えて苦労する毎日を送る様子までを解説してきました。
ベレッタは普段からラミリスのお世話係のような役回りですが、そもそもリムルに召喚された時点でAランクオーバーのグレーターデーモンだっただけに強さも本物です。
(通常のグレーターデーモンは「A-」ランク)
ここではベレッタの強さやスキルについて見ていきましょう。
元グレーターデーモンのベレッタは「原初の黒」の系譜の悪魔
生まれたばかりの下位悪魔(レッサーデーモン)にはその性質によって七色の系統のどれかに染まるという特徴があります。
人が悪魔を召喚する際は無色の下位悪魔(レッサーデーモン)や色付きの上位悪魔(グレーターデーモン)が主で、実際リムルも精霊の棲家ではグレーターデーモンであるベレッタを呼び出しています。
そしてベレッタの系譜は「原初の黒(ノワール)」であり、作中ではリムルに仕えるディアブロの直系眷属です。
ディアブロの様子から明らかなように、この系統の悪魔は他の色の悪魔とは一線を画する変わり種で、ギィ・クリムゾンも「判断基準が狂っている」と評するほどです。
ベレッタはグレーターデーモンから魔将人形(アークドール)へ
ベレッタはグレーターデーモンとしてリムルに召喚され、リムルが用意していた魔鋼製の人形に受肉しました。
これによりベレッタはグレーターデーモンから、魔将人形(アークドール)という種族になっています。
ベレッタは魔将人形(アークドール)から聖魔人形(カオスドール)へ
その後、リムルが覚醒魔王に進化した際にベレッタは祝福(ギフト)を受けており、後述するユニークスキル「天邪鬼(ウラガエルモノ)」を獲得しました。
このスキルによりベレッタの依代である魔鋼において「悪魔核」と「精霊核」が融合して「聖魔核」となり、悪魔と天使という相反する性質を併せ持つ聖魔人形(カオスドール)に進化しました。
元々の魔鋼の時点で極めて稀有な存在だったのに、さらに「生体魔鋼」へと変化したことで伝説レベルの存在となっています。
リムルと関わった者はすべからく凄いことになる運命のようです笑
ベレッタのユニークスキルは「天邪鬼(ウラガエルモノ)」
「天邪鬼(ウラガエルモノ)」は先述の通り、リムルが魔王に進化する過程でベレッタが祝福(ギフト)を受けたことで獲得したユニークスキルです。
このスキルは対象とは正反対の属性を自動で獲得する権能を持ち、ベレッタは悪魔族なのに天使属性を習得しています。
さらには精霊核と悪魔核が融合し、ベレッタの中で「聖魔核」が生成されたため、聖属性を操れるようになりました。
明らかに悪魔らしからぬ能力ですね笑
この時点で十分凄いユニークスキルですが、その後にこのスキルは究極能力(アルティメットスキル)へと進化します。
ベレッタの究極能力(アルティメットスキル)は「機神之王(デウス・エクス・マキナ)」
ベレッタは将来的に「天邪鬼(ウラガエルモノ)」を犠牲に進化した究極能力(アルティメットスキル)である「機神之王(デウス・エクス・マキナ)」を獲得することになります。
このアルティメットスキルは自在に鉱物を作り出して操作することができるため、ベレッタ自身の体まで自由自在に形状変化させることができます。
状況や敵に応じて自在に自身の体を変えられるので極めて応用力に富んだ能力と言えますね。
ユニークスキル「天邪鬼(ウラガエルモノ)」の時点でもだいぶ強かったのですが、アルティメットスキルに進化したことで、もはや覚醒魔王と肩を並べるまでに強くなりました。
魔王の配下・ビオーラを瞬殺
ワルプルギスではクレイマン陣営との戦闘となり、リムル、シオン、ランガが戦うことになるのですが、リムルにとって完全に想定外なのがミリムの存在でした。
当然リムルがミリムの相手をすることになり、シオンがクレイマン、ランガがクマラと戦うのですが、クレイマンの魔人形であるビオーラに対応する者がいません。
その時点でラミリスの配下だったベレッタですが、元マスターであるリムルの助太刀をすることに決め、ビオーラと対峙します。
そしてベレッタはビオーラの攻撃を受けても全くのノーダメージで、余裕綽々でビオーラを瞬殺するのです。
魔王の配下であるビオーラを余裕で撃破するあたり、この時点で強さが際立っています。
ちなみに研究好きでもあるベレッタは、ビオーラが持っていた剣を嬉々として拝借していました笑
ベレッタの強さは魔王ディーノにも匹敵
八星魔王の一人であるディーノは将来的にラミリスを殺害する計画を立てて実行に移しますが、その際にベレッタはディーノと相対します。
ディーノはリムルと同様、1万人以上の人間の魂を生贄にして生まれた覚醒魔王であり、クレイマンなんぞとはわけが違います。
そしてディーノは究極能力(アルティメットスキル)である「堕天之王(ルシフェル)」を持っています。
この桁外れの化け物であるディーノに対して、ベレッタはなんと互角に渡り合いました。
結果だけを見ればベレッタはディーノに敗北するものの、その内容はディーノに決して引けを取るものではありませんでした。
このことから、ベレッタは将来的に魔王クラスの強さとなっています。
→魔王ディーノの強さや究極能力について見る
【転スラ】元グレーターデーモン・ベレッタはリムルとラミリスに忠誠を誓う
ベレッタは冒頭でお話したとおり、元々はリムルに召喚されたグレーターデーモンでした。
そしてリムルとの契約によりラミリスの守護者となったため、ベレッタにとっては主が2人いるような状況です。
これについて第82話でのワルプルギス中にギィ・クリムゾンに指摘されており、クレイマンやリムルと交戦中のリムルを助けようとするベレッタに対して「唯一の主を決めろ」と迫っています。
ここでベレッタは「ラミリスを唯一の主」と誓い、自身の創造主であるリムルを「主のラミリスの望みに従って助ける」ということで整理をつけました。
普段は自由過ぎるラミリスの言動に苦労させられているベレッタですが、なんだかんだでラミリスのことを敬愛しているようです。
【転スラ】元グレーターデーモンのベレッタはディアブロに粛清されかけた?
先述の通りベレッタはリムルにグレーターデーモンとして召喚されましたが、実は誰よりもリムルに召喚してほしくて待ち構えていたのがディアブロでした。
通常は悪魔側が召喚主から召喚されるのを待ち構えるなんてありえないことですが、ディアブロは過去にシズとの邂逅をきっかけにリムルの存在も事前に知っており、リムルが悪魔召喚の儀式をする際に他の悪魔を押しのけてでも召喚されようとしていました笑
しかしベレッタが召喚された際は流石に「原初の悪魔」に見合う代価が足りず、召喚に割り込むことができませんでした。
ディアブロは作中で描かれているとおりリムルのストーカーなので、先に召喚されたベレッタに嫉妬して粛清しかけたそうです笑
しかしベレッタの依代である魔鋼の体はリムルが作ったものなのでディアブロは傷つけることができず、結果的にベレッタにとっては理不尽に粛清されなくて済んでいます。
→ディアブロを召喚できた理由などを見る
「【転スラ】ベレッタの強さやグレーターデーモンの姿、ユニークスキルを解説!」まとめ
今回は転スラ(転生したらスライムだった件)のベレッタについて、その正体や強さ、グレーターデーモンから進化した後のスキルなどについて解説しました。
先述の通りベレッタは悪魔なのに真面目な性格で、ラミリスに振り回される苦労人という位置付けのキャラクターです。
それでもなんやかんやでラミリスとも仲良くやっているようで、番外編などで2人の普段のやり取りが描かれると面白そうですね☆
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