この記事では鬼滅の刃の珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)が転生後に結婚の約束をしていたことについて解説します。
愈史郎は初登場時から珠世のことを崇拝に近いほどに敬愛しており、怒られているのに「怒った顔も美しい」とか思いながら全く反省していない始末でした。
しかし愈史郎の想いとは裏腹に、無惨との最終決戦で珠世は命を落としました。そして鬼滅の刃の最終回では猫(鬼化)の茶々丸と共に生きている姿が描かれいましたが、公式ファンブックにより新情報が明らかになりました。
まずは無惨との最終決戦における珠世と愈史郎の活躍などを振り返り、その後珠世と愈史郎が交わした約束について解説します。
<この記事で分かること>
◯無惨戦における珠世と愈史郎の貢献
◯珠世と愈史郎の約束の内容
◯愈史郎が現代まで生きた理由
◯今後の珠世と愈史郎の行く末
※この記事は鬼滅の刃のネタバレを含みます
鬼滅の刃におけるカップルランキングや、生存者と死亡者のまとめ、全キャラクターのプロフィールなどはこちらの記事で解説しています。
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鬼滅の刃の珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)は無惨戦で大活躍!
鬼舞辻無惨との最終決戦において、珠世と愈史郎はMVP級の大活躍を見せていました。
珠世は胡蝶しのぶと協力して対無惨用の薬や毒を開発し、捨て身で無惨に打ち込みます。これが無惨戦において極めて大きい効果を発揮しました。
そして愈史郎は得意の血鬼術「紙眼(しがん)」により無限城内部の情報と視覚を産屋敷兄妹と共有し、更に「紙眼」を用いた目くらまし、上弦の肆・鳴女を介して無惨を地上に叩き出す、鬼殺隊員の怪我の治療など、その貢献度は計り知れません。
それでは珠世と愈史郎の活躍を詳しく振り返っていきましょう。
珠世(たまよ)が鬼舞辻無惨の体内に「人間に戻す薬」を打ち込む
鬼舞辻無惨が産屋敷耀哉の屋敷を御自ら襲撃してきました。
無惨にとっては長年の仇敵である産屋敷家の当主を自らの手で殺すためでしたが、それを予知していた耀哉は妻と娘2人もろとも大量の爆薬で自爆しました。
そして漫画16巻の第138話で、無惨の一瞬の隙をついた珠世が「人間に戻す薬」(+その他諸々)を無惨の体内に打ち込みます。
そこに柱と炭治郎が集結しますが、逆に無惨によって無限城に誘い込まれ、ここで上弦の鬼達や無惨との最終決戦が始まりました。
産屋敷耀哉が家族もろとも爆薬で自爆したシーンについてはこちらの記事で解説しています。
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無限城で愈史郎(ゆしろう)が大活躍!
無限城で始まった無惨や上弦の鬼達との決戦では愈史郎が大活躍しました。
愈史郎の血鬼術「紙眼(しがん)」によりそこら中に「目」をバラまくことで、迷宮状態の無限城の構造を産屋敷輝利哉、くいな、かなたが把握、鬼殺隊に指示を飛ばしています。
その他、善逸が上弦の陸・獪岳と交戦した際に致命傷寸前の重傷となりましたが、愈史郎の治療により一命を取りとめました。
<愈史郎の活躍>
・「紙眼」をばらまいて無限城の情報を産屋敷家に共有
・「紙眼」をカラスにくっつけて鬼殺隊への指示系統を構築
・怪我をした隊員の治療
もし愈史郎の働きがなければ指揮系統が分断された鬼殺隊は各個撃破され、治療も受けられず、戦況は著しく悪くなっていたところです。
「産屋敷輝利哉の指揮」と「愈史郎の血鬼術」の合わせ技により、無限城というイレギュラーな空間においても鬼殺隊が機能的に動くことができました。
珠世は無惨の手により死亡
珠世は無惨に「人間に戻す薬」を打ち込んでからはずっと無惨に半分取り込まれた状態で粘っていましたが、結局無惨により薬は体内で分解されてしまいます。
そして珠世は無惨の手で頭を潰され、ここで死亡しました。
しかし後述のとおり、珠世が打ち込んでいたのは「人間に戻す薬」だけではなく、全部で4つの薬をかけ合わせていました。後々これが無惨を追い詰めていきます。
愈史郎が無惨を地上へ叩き出し、その後は治療や応急処置役へ
愈史郎は「紙眼」で自身の姿を隠して上弦の肆・鳴女に近づいて脳を乗っ取り、無限城を愈史郎の支配下に置きました。
無惨は遠隔で鳴女の脳の制御を奪還しようと愈史郎とせめぎ合いになりますが、柱達との攻防によりそれも敵わず、結局鳴女の頭を潰して制御自体を放棄します。
そしてついに無惨を地上へ叩き出しました。
無惨を地上に叩き出したまでは良かったですが、夜明けまで1時間以上ある状況で無惨をずっと地上に足止めしなくてはなりません。
上弦の鬼と比べても比較にならない戦闘能力を持つ無惨の前に、柱が総出でかかってもなお致命傷を負わされるという戦況でした。
そして愈史郎は隊員や柱に「紙眼」を持たせて戦闘補助に役立てたり、炭治郎や柱達の治療を行っています。
無惨を倒すか鬼殺隊が全滅するか、という決戦において愈史郎も最後の最後まで戦っていました。
珠世が打ち込んだ4種の薬が無惨討伐の切り札に
柱達や炭治郎、善逸、伊之助の奮闘と、鬼殺隊員達の捨て身の特攻のおかげで時間を稼ぎ、夜明けまで数十分というタイミングで無惨の体に異変が起こります。
先述の通り珠世が無惨に打ち込んだ薬は全部で4種類でした。
・人間に戻す薬
・老化させる薬
・分裂を阻害する薬
・細胞破壊の薬
珠世と胡蝶しのぶが薬の開発をしている段階で「人間に戻す薬は分解される前提」で進めており、その後の薬がより強力に作用するように細工をしていました。
これにより無惨の体に下記の効果が出ます。
・人間に戻す薬 :無惨に分解されて無効
・老化させる薬 :無惨の体を9000年以上老化
・分裂を阻害する薬:無惨が体を分裂させて逃亡するのを防止
・細胞破壊の薬 :無惨の体を蝕んで大ダメージ
「人間に戻す薬」が不発に終わるのは読み通り、そしてその後効いてきた薬の効果で無惨は逃げることもできなくなり、その場で鬼殺隊を全滅させるしか生き残る道は無くなりました。
これだけ弱らせても無惨はなお猛威を振るい、長時間の戦いで柱も隊員もとっくに限界を超えていました。
そして日の出の時間になってようやく倒せると思いきや、無惨は陽光に耐えるためにデカイ胎児のような姿に変貌して暴れ、何とか日の下から逃れようと悪あがきし続けました。
しかし柱や鬼殺隊員が全員で無惨を足止めして攻撃し続け、ついに無惨を撃破します。
珠世&しのぶの薬だけでは無惨を倒すことはできなかった!
先ほどご紹介した珠世としのぶの合作である4種類の薬の効果により無惨を追い詰め、撃破に至る大きな要因の一つになりました。
しかしこれらの薬だけで無惨を倒すことは不可能でした。というのも、公式ファンブックで無惨の体の特性が解説されており、
無惨は時間さえあれば薬を全て分解できる
ということで、どんな強力な薬であっても時間さえあれば分解されてしまいます。よって無惨に逃げられて分解の時間を与えてしまったら鬼殺隊の負けでした。
珠世はこの数百年の間、無惨に効く薬の研究は進めていましたが、「無惨を逃さないよう夜明けまで戦ってくれる者」が必要不可欠でした。
「珠世&しのぶの4種類の薬」と「夜明けまで無惨と戦い続けられる猛者」が揃ってはじめて無惨を倒せたということで、まさに鬼殺隊、珠世、愈史郎の総力戦による勝利でした。
鬼滅の刃の珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)が結婚の約束をしていた?
ここまで無惨との最終決戦での珠世と愈史郎の活躍について解説してきました。
実は「鬼滅の刃の公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」で、珠世と愈史郎が無惨との最終決戦前にある約束を交わしていたことが語られています。
ここでは2人が交わした約束について詳しく見ていきましょう。
愈史郎(ゆしろう)は珠世(たまよ)に好きという想いを伝えていなかった
「鬼滅の刃の公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」では、「愈史郎は珠世に想いを伝えることはなかった」と語られています。
その理由としては、「珠世が夫と子供を忘れることができないとわかっていたから」です。
ちなみに愈史郎はあれだけ顔と言動が分かりやすいので、珠世自身は愈史郎の気持ちには気づいていました。
そして愈史郎は無惨との戦いの前に、告白ではなく別の形で「約束」を交わしました。
無惨との最終決戦前に愈史郎(ゆしろう)が珠世(たまよ)と交わした約束
愈史郎が珠世と交わした約束は
生まれ変わったら夫婦になってほしい
というものです。
愈史郎は無惨との戦いで珠世が死ぬことを悟っており、普段ならそんな死地に珠世を行かせることなど絶対に拒否していたでしょう。
しかし珠世の覚悟を汲み取って最終戦に臨んでおり、その上で「生まれ変わったら夫婦になってほしい」という約束を交わしていました。
珠世はこの言葉に対して微笑みながら頷きました。
鬼滅の刃の珠世(たまよ)が転生したら愈史郎(ゆしろう)と結婚?
珠世の生前に愈史郎が交わしていた「生まれ変わったら夫婦になってほしい」という「約束」、これを踏まえて鬼滅の刃の23巻の第204話を見てみましょう。
この「約束」について語られないまま最終回を迎えると愈史郎の結末が哀しいものになっていましたが、「約束」のおかげで少し見方が変わってきます
愈史郎(ゆしろう)が現世まで生きていた理由
23巻の第203話で、無惨との戦いの後に炭治郎と愈史郎が話す場面があり、愈史郎の匂いを察した炭治郎が「愈史郎さん死なないでくださいね」と告げていました。
この時の愈史郎の表情からも、珠世の後を追って死ぬつもりだったと思われます。
珠世の生前に約束を交わしたとは言え、その時は「生まれ変わり」を本当に信じてはいなかったのかもしれません。
そして珠世の死により「この世界で生きる意味も無い」と悟って死のうとしていましたが、炭治郎の言葉で思いとどまりました。
最終回では「山本愈史郎(やまもとゆしろう)」という名の画家として珠世の絵を描き続けており、世界的にも評価され始めていました。
ファンブックでの珠世との「約束」の描写が無ければ、愈史郎はずっとこのまま茶々丸と一緒に珠世のいない世界で生き続けるという人生が想像でき、ある意味最も哀しい結末になっていました。
愈史郎(ゆしろう)の鬼の血が年々薄くなる意味
「鬼滅の刃の公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」では愈史郎の中の鬼の血についても触れられており、「時が経つごとに鬼の血が薄くなり~」とあります。
これは愈史郎が無惨によって鬼にされたのではなく、珠世が人工的に鬼にしたためだと思われます。
無惨が作り出した鬼であれば何百年経っても鬼の血が薄まることはありませんが、ここは人工の鬼の限界だったのかもしれません。
この「鬼の血が薄まる」という愈史郎の特質により、珠世との「約束」にもう一つの意味が生じます。
珠世(たまよ)が地獄で罪を償ったら愈史郎(ゆしろう)と共に人間として過ごす
珠世は無惨に鬼にされた際に自分の夫と子供を殺しており、更にその後は自暴自棄になって何人も人を殺しています。
よって珠世は鬼たちと同様に地獄に落ちてしまいましたが、自分の行いに対して心から悔い改め、無惨討伐に大きく貢献したことから、数百年後には転生すると言われています。
(ちなみに無惨は地獄の最下層「阿鼻地獄」に落ちており、地獄から出られるのは349京2413兆4400億年後です笑)
そして珠世が地獄で罪を償った末に人間界に転生し、その頃には愈史郎の「鬼の血も薄まる」ことで「人間」になっているかもしれません。
つまり珠世が「人間」として転生した後、愈史郎と「人間」として結婚し、「人間」として一緒に歳を重ねていくと思われます。
公式ファンブックが出るまでは「珠世のいない世界で永遠に生きていく愈史郎」という悲しい最後に思えましたが、愈史郎と珠世の約束により最後は2人で幸せになるという結末のようです。
これは是非とも叶ってほしい未来ですね。
「鬼滅の刃の珠世と愈史郎(ゆしろう)が結婚?転生後の約束に感動!」まとめ
今回は鬼滅の刃の珠世と愈史郎が転生後に結婚の約束をしていたことについて解説しました。
「鬼滅の刃の公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」は内容盛りだくさんなため、鬼滅の刃の登場キャラクターたちの新情報が数多く掲載されています。
これらの新情報の中でも、今回の珠世と愈史郎のエピソードは個人的に群を抜いて感動的なものでした。
今後スピンオフなどで珠世と愈史郎の普段の生活などが語られると面白そうです☆
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