この記事では鬼滅の刃の煉獄杏寿郎外伝について、下弦の弐「佩狼」の元ネタなどについてお話します。
鬼滅の刃の映画「無限列車編」は空前の大ヒットとなり、既にファンの方は勿論、原作を知らない方々もブームに乗って原作にハマった、というパターンも数多いようです。
鬼滅の刃の原作は既に連載終了していますが、2020年10月に週刊少年ジャンプで煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)の外伝が短編で描かれました。
外伝は煉獄杏寿郎が主人公のストーリーですが、それ以外の登場人物やあらすじなど、ネタバレ情報をお届けします。
映画・鬼滅の刃「無限列車編」についてはこちらの記事で解説しています。
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鬼滅の刃の煉獄杏寿郎外伝とは?

鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝 前編より引用
https://www.shonenjump.com/j/
2020年10月12日発売の週刊少年ジャンプ、及び2020年10月19日発売の週刊少年ジャンプに鬼滅の刃のスピンオフ作品「鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝」の前編と後編が掲載されました。
その名の通り、煉獄杏寿郎に焦点を当てたストーリーで、前編は杏寿郎が甘露寺蜜璃を継子にするところから始まり、後編では杏寿郎と当時の下弦の弐との激闘、炎柱にあるまでのストーリーが描かれました。
鬼滅の刃の煉獄杏寿郎外伝の簡単なあらすじ&ネタバレ
煉獄さんが絶対諦めない倒れないことで
— 光 (@7koyuki2) October 21, 2020
佩狼が別人であることに気づいてくのいいよな…
煉獄さんから全然離れない恋柱・蜜璃ちゃんを治療のために別隊士たちが引きはがそうとするシーンに吾峠先生に寄せてるのを感じた pic.twitter.com/wYI1R8A63S
鬼滅の刃の煉獄杏寿郎外伝は前編と後編に分かれており、主に杏寿郎が炎柱になる直前のストーリーが描かれます。
原作ではほとんど語られていない杏寿郎と甘露寺蜜璃(かんろじ みつり)の掛け合いも必見です。
鬼滅の刃の煉獄杏寿郎外伝・前編のあらすじ

鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝 前編より引用
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前編の冒頭では柱になる直前の杏寿郎が、まだ鬼殺隊の新米(癸(みずのと))である甘露寺蜜璃に剣の稽古をつけています。
ここでは相変わらず食欲が半端じゃない蜜璃や、胸元が開いた隊服のお披露目、細かいことを気にしない杏寿郎の豪快さが描かれています笑
この時、杏寿郎の父・煉獄槇寿郎は既に酒浸りの状態になっており、炎柱として柱合会議にも出席しない有様でした。
槇寿郎の代理で柱合会議に出席した杏寿郎は不死川実弥(しなずがわ さねみ)に因縁をつけられて殴りかかられるなど、いきなり柱の洗礼を受けます。
しかし杏寿郎は実弥の攻撃を受けきった上に、「隊員同士の喧嘩はご法度」「ツンケンしているが熱い心を持っている」と実弥に感謝してきます笑
その後、お館様から帝都で暴れる鬼を討伐してくるように直々に指令を受けた杏寿郎、帝都にいたのは十二鬼月の一人・下弦の弐「佩狼(はいろう)」でした。
鬼滅の刃の煉獄杏寿郎外伝・後編のあらすじ
下弦の弐・佩狼は杏寿郎の姿を見て歓喜していました。
この鬼にとっては過去に嬲られた因縁の相手ということで復讐を果たそうとしますが、実はこの鬼を過去に嬲ったのは杏寿郎の父・槇寿郎でした。
当然杏寿郎がこの鬼を知るはずもなく、すれ違いまくったやりとりの末に佩狼は街中に仕掛けた爆弾をいくつか起動します。
さらに鬼のくせに銃火器を扱う佩狼は杏寿郎に向かって銃弾を乱射、挙句の果てには火炎瓶まで投げてきます。
一方で蜜璃を含む他の鬼殺隊士は街中に仕掛けられた爆弾を処理していました。
その途中、蜜璃は佩狼がけしかけた影狼に襲われて窮地に立たされますが、ここで「恋の呼吸」を生み出して影狼を撃破します。
街の爆弾を鬼殺隊員が片付けている間、杏寿郎は佩狼の銃弾を受けきり、ここで弾切れになります。
杏寿郎の姿に武士の誇りを思い出した佩狼は黒い狼の姿になり、「1人の武士として」杏寿郎に勝負を申し込みます。

鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝 後編より引用
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ここで佩狼の血鬼術に対して杏寿郎は炎の呼吸・玖ノ型・「煉獄」で佩狼を焼き払いながら斬り伏せ、見事に下弦ノ弐を撃破し、炎柱に就任しました。
鬼滅の刃の煉獄杏寿郎外伝の敵は下弦の弐・佩狼(はいろう)

鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝 前編より引用
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あらすじでお話したとおり、「鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝」には当時の十二鬼月の一人、下弦の弐である佩狼(はいろう)が登場します。
十二鬼月は鬼の中でも選ばれた鬼たちで、上弦が6体、下弦が6体、計12体います。
佩狼(はいろう)は下弦の上から2番目なので、十二鬼月の中では上から8番目の強さということになります。
下弦とは言え、十二鬼月はその辺に出現する雑魚鬼と比べると桁外れに強いため、普通の鬼殺隊員ではまったく歯が立ちません。
今回杏寿郎が戦った下弦の弐・佩狼がどんなキャラだったのか、詳しくご紹介します。
下弦の弐・佩狼は煉獄に執着

鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝 前編より引用
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佩狼は過去に杏寿郎の父・槇寿郎に斬られ、追い詰められ、ありったけの恐怖を与えられました。
当の槇寿郎は左手に酒を持ちながら片手間で佩狼をなます斬りにしており、生き恥を晒された佩狼は槇寿郎に強い憎しみを持っていました。
そして槇寿郎に瓜二つの杏寿郎を見て、因縁の相手と勘違いしました。杏寿郎にとってはいい迷惑ですね笑
下弦の弐・佩狼の性格
今週のブチギレ佩狼くん使い勝手がいいな pic.twitter.com/w01ibEFuhg
— はいふる (@tonnurax2) October 18, 2020
鬼となった佩狼は陰湿にして残忍、復讐を果たすためなら街中の人間を爆殺することもいとわない鬼です。
しかしいくら銃弾を打ち込んでも倒れない杏寿郎の姿を見て武士の心を取り戻してからは、1対1で勝負を申し込むなど、鬼になる前の熱い性格が垣間見えます。
下弦の弐・佩狼の血鬼術と戦闘力

鬼滅の刃 煉獄槇寿郎外伝 前編より引用
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前述の通り、佩狼は鬼のくせにどえらい量の銃火器、爆弾、火炎瓶を扱います。
拳銃や長身の銃をはじめ、終いにはガトリングガンまで引っ張り出してくる佩狼、ここまで銃をにこだわるのは、人間時代の最期の迎え方に関係していました。
ちなみに佩狼が使う血鬼術は下記の通りです。
鹵獲腔 影狼(ろかくこう かげろう):複数の狼を生み出す
鹵獲腔 戦禍陣狼(ろかくこう せんかじんろう):自身を黒い狼の姿に変えて戦闘能力上昇
また佩狼や、佩狼が生み出す狼は普段から影をまとっており、この影は物を飲み込む性質があります。
生半可な攻撃ではこの影で全て防がれ、さらにこの影に物を取り込めるために大量の爆弾や銃火器を隠し持つことができます。
鬼滅の刃の煉獄杏寿郎外伝の下弦の弐・佩狼の正体は新選組?
煉獄さんの読み切りに出てる下弐の佩狼って元新撰組って事か?
— 形而上 ダイ、或いはモヒカン 侍 (@mohikan_dai) October 17, 2020
まさか土方さんや斎藤さんって事はないよね? pic.twitter.com/XwpWlwl0gD
佩狼は戦国時代、武士として生きていたましたが、佩狼が最期を迎える瞬間の回想で「時代遅れ」と馬鹿にされながら銃殺されるシーンがあります。
剣一本で武功をあげる時代は終わり、戦争は銃が主流に移り変わった時代です。
このことから佩狼は元新選組だったのではないかと予想できます。
また佩狼はその名前にも血鬼術にも「狼」が深く関わっていることがわかります。
新選組には「壬生狼(みぶのおおかみ)」という異名があり、佩狼が元々新選組にいたことから「狼」の文字でつながっているものと思われます。
鬼滅の刃の煉獄杏寿郎外伝の下弦の弐・佩狼は誰?
さらに、新選組の中でも「銃で撃たれて死亡した」ということで有名なのが「土方歳三」です。
土方歳三は新選組の副長、「鬼の副長」とも呼ばれるほど規律に厳しく、違反した者は即切腹、また取締りの時には拷問も行っていたとされています。
佩狼は「拷問が得意」といった発言もあり、この辺りの共通点から、土方歳三がモデルになっていると考えられます。
「鬼滅の刃の煉獄外伝!元は新選組?下弦の弐・佩狼の正体ネタバレ」まとめ
今回は鬼滅の刃の煉獄杏寿郎外伝について、物語や下弦の弐「佩狼」の元ネタなどについてお話しました。
原作が終わってもなお絶大な人気を誇る鬼滅の刃、煉獄杏寿郎の過去を描いた外伝も熱い物語でした。
この外伝については、鬼滅の刃の最終巻発売と同時に発売される単行本に収録される予定なので、週刊少年ジャンプを見逃した方もご安心ください☆
鬼滅の刃の作品を無料で見る方法や、鬼滅の刃の映画「無限列車編」のネタバレ考察、杏寿郎の死亡シーン解説、魘夢戦で見た杏寿郎の夢の考察、炎の呼吸の詳細解説などはこちらをどうぞ





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