この記事では転スラのラプラスの正体や強さ、最後の結末について解説します。
ラプラスは中庸道化連の一員で、作中ではオークロード騒動などでリムルの敵として登場しています。
常に不気味な笑顔の仮面をかぶっており、その素顔を見せることはありません。
まずはラプラスの正体について見ていきましょう。
- ラプラスの正体
- ラプラスの強さやスキル
- ラプラスの最後
※この記事は転スラのネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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- 転スラのラプラスの正体とは?
- 転スラのラプラスの正体&前世は勇者!その強さとスキルとは?
- 転スラのラプラスの性格やキャラは?実は優しくて人情深い?
- 転スラのラプラスの戦績や登場シーン!正体を明かすまでの経緯!
- 「森の動乱編」でガビルを扇動&トレイニーと戦闘
- 「魔王誕生編」でルベリオスの「奥の院」に侵入
- 「魔王誕生編」でロイ・ヴァレンタインを殺害
- 「聖魔対立編」でクレイマンの死亡を悲しむ
- 「魔神暗躍編」で東の帝国へ
- 「勇者覚醒編」でレオンと交渉
- 「勇者覚醒編」でルイ・ヴァレンタインから逃走
- 「戦争前夜編」でギィ・クリムゾンと対峙
- 「帝国侵攻編」でリムルと交渉
- 「竜魔激突編」でリムルに協力要請
- 「竜魔激突編」で夢幻要塞に閉じ込められる
- 「深淵解放編」で夢幻要塞から脱出
- 「深淵解放編」でヴェガを撃破
- 「野望終焉編」でレオンを襲撃
- 「野望終焉編」でシルビアと再開してカザリームの支配が解ける
- 「王都騒乱編」で勇者の記憶を取り戻すも、死亡・・?
- 転スラのラプラスは正体を明かした後に死亡?最後の結末は?
- 「転スラのラプラスの正体と強さ!最後は死亡?中庸道化連との関係も解説!」まとめ
転スラのラプラスの正体とは?
まずは転スラに登場する怪しげな仮面男・ラプラスの正体について見ていきましょう。
作中ではオークロード騒動で暗躍したり、神聖国ルベリオスで何やら嗅ぎ回るなどの行動を取っていますが、結局この男は何者なのでしょう?
表向きの正体:中庸道化連の副会長「享楽の道化(ワンダーピエロ)」
ラプラスの表の顔は「中庸道化連」の副会長で、「享楽の道化(ワンダーピエロ)」の異名を持っています。
ちなみに中庸道化連の会長は呪術王カザリームで、同じく中庸道化連のメンバーであるフットマン、ティア、クレイマンと共にカザリーム復活を目論んでいたのです。
そして作中ではユウキ・カグラザカの協力もあってカザリームは復活し、中庸道化連メンバーはユウキ・カグラザカの配下につくことになります。
また中庸道化連の中でもラプラスの強さは突出しており、フットマンやティア、クレイマンと比べても一線を画する強さを持っています。
さらにラプラスは登場当初から終始、笑顔の表情をした仮面をしているために素顔が見えません。それだけに何を考えているのかわからない不気味さを持つキャラですね。
真の正体:元勇者「サリオン・グリムワルト」
ラプラスは中庸道化連の副会長という立場ですが、その真の正体はかつての勇者サリオン・グリムワルトです。
「サリオン」の名前からもわかるとおり魔導王朝サリオンの血筋であり、現在の天帝エルメシアの父親、さらにはシルビアの夫です。
→転スラの魔導王朝サリオンの詳細を見る
ただしシルビアがエルメシアを妊娠していた頃にラプラスは死亡しており、エルメシアとの面識はありません。
また死亡した後に復活するも、生前の記憶を無くしているために妻・シルビアのことも覚えていませんでした。
→転スラのエルメシアの正体やかわいいシーンを見る
「サリオン・グリムワルト」は混沌竜(カオスドラゴン)との戦いで瀕死に
漫画13巻の第60話で、太古の昔に「ミリムと小竜」についてのおとぎ話をエレンが語っていました。
その結末は、ミリムの家族同然だった子竜が「混沌竜(カオスドラゴン)」という邪竜になってしまい、破壊の限りを尽くしています。
この時、当時の魔導王朝ソーマ跡地にいたカオスドラゴンに勇者サリオン・グリムワルト(現ラプラス)が挑み、見事に追い払ったのです。
しかしこの戦いによってサリオンはカオスドラゴンからの呪いを受けてしまい、瀕死の状態となってしまいます。
カザリームによって「ラプラス」として復活
瀕死となった勇者サリオンの元に現れたのが呪術王カザリームでした。
カザリームはサリオンに対し「妖死冥産(バースデイ)」を発動することで「妖死族」として生き返らせたのです。
こうしてサリオンは瀕死状態から一命をとりとめますが、それと同時にサリオンは記憶を無くしてしまいました。
その後、サリオンは命を助けてくれたカザリームに従うことになり、この時に中庸道化連の副会長となります。「ラプラス」という名前もこの時につけられました。
ちなみにラプラスは記憶は無くしているものの、勇者サリオンの時の経験値や強さは保持しているため、ラプラスとなってからも常識外の強さを誇ります。
後述するとおりロイ・バレンタインを一蹴するような強さを見せたのも、勇者サリオンの力と思えば納得ですね。
転スラのラプラスの正体&前世は勇者!その強さとスキルとは?
ここまでラプラスの正体がかつての勇者サリオンであることについてお話してきました。
ここでラプラスの具体的な強さについて詳しく見ていきましょう。
ラプラスは中庸道化連でナンバーワンの強さ!
先述のとおりラプラスは中庸道化連の副会長を務めています。
中庸道化連にはフットマン、ティア、クレイマンが所属していますが、一般的に見れば全員が段違いの強さを持っています。
何しろ曲がりなりにも十大魔王の一柱だったクレイマンが、中庸道化連の中では最弱なくらいです。
そんな実力者揃いの中庸道化連の中において、ラプラスはナンバー1の強さを誇ります。
やはり先述のとおり勇者サリオンの強さや経験を保持していることが要因で、作中でも底知れない強さを見せるシーンが数多くありますね。
ラプラスは魔王クレイマンの親友&師匠
先述のとおりクレイマンも中庸道化連の一員で、ラプラスはクレイマンの親友にして師匠のようなポジションです。
作中ではラプラスがクレイマンの計画に協力したり、あるいは「友人としてのアドバイス」をする場面もあります。
例えばラプラスはクレイマンの「覚醒魔王になる」という夢を叶えることに協力しており、オークロード騒動ではラプラスがガビルを唆すなど暗躍していました。
→転スラのガビルの強さやスキルについて見る
またラプラスが「ミリムを支配した」と勘違いして突っ走った際にも「友人として忠告や」と言ってクレイマンに助言をしています。
結果的にクレイマンは暴走を止めず、最終的にはワルプルギスでリムルの「暴食之王(ベルゼビュート)」で魂ごと食われ、カザリームの力をもってしても永遠に復活できなくなりました。
そしてラプラスは第85話で、ロイ・バレンタインからクレイマンの死亡を知った時に誰よりも悲しんでいました。しかし「享楽の道化(ワンダーピエロ)」として笑いながらクレイマンを偲んでいます。
→転スラの第85話のネタバレ解説を見る
ユニークスキル「詐欺師(アザムクモノ)」
ラプラスが保有しているユニークスキルの一つが「詐欺師(アザムクモノ)」です。
まさにラプラスにピッタリなスキル名ですが、その権能は「相手の認識に干渉する」というもので、まさに相手を欺きます。
例えばラプラスが持っている武器を偽装(ナイフと思わせて実は槍など)することも自由自在で、間合いを誤らせたりもできます。
さらには「死んだ」と思わせておいて逃走することもできます。作中では第73話でロイ・バレンタインの「血刃閃紅波(ブラッドレイ)」を食らって死んだと思わせて逃げ切っていました。
ユニークスキル「未来視(ミエルモノ)」
ラプラスが保有するユニークスキルの一つが「未来視(ミエルモノ)」です。
このユニークスキルはその名のとおり数秒先の未来を先読みすることができるという極めて強力な権能があります。
特に1対1の戦闘において、ラプラスほどの技量を持つ者にとっては数秒先が見えるアドバンテージは大きく、ユニークスキル「詐欺師(アザムクモノ)」も併用することで戦いを優位に進めることができます。
ラプラスは元々勇者サリオンだったということで技量も戦闘能力も高いですが、これら2つのユニークスキルによるアドバンテージも大きいですね。
転スラのラプラスの性格やキャラは?実は優しくて人情深い?
転スラのラプラスは作中でリムル達の敵キャラとして登場します。
それ故に冷血で嫌な奴なイメージになりがちですが、実は仲間思いで優しい性格なのです。
先述の通りラプラスはクレイマンを心配して忠告したり、ワルプルギスでクレイマンが死亡したことを聞いて誰よりも悲しんでいました。
ラプラスは中庸道化連のメンバーと世界征服を目論むも、決して世界を滅ぼしたり虐殺をするつもりはなく、仲間と楽しく過ごせる世界が欲しかっただけです。
さらにラプラスの前世は勇者サリオンですが、この時も妻・シルビア達を守るために死を覚悟してカオスドラゴンに挑んでいたのです。
ラプラスの根底にあるのは家族や仲間への友情、愛情であり、今はリムルと立場が違うだけで、決して悪人ではないことがわかります。
転スラのラプラスの戦績や登場シーン!正体を明かすまでの経緯!
作中ではラプラスの戦闘シーンや登場シーンがいくつか描かれており、その強さが伺えます。
ここではラプラスの戦績や結果について一覧表にまとめたのでご紹介します。
戦闘相手 | 詳細 |
トレイニー | 片腕を斬り飛ばされるも逃走成功 |
ロイ・バレンタイン | 神聖法皇国ルベリオスの「奥の院」で交戦 死んだふりをして逃走 |
ヒナタ・サカグチ | 神聖法皇国ルベリオスの「奥の院」で会敵 即座に逃走 |
ロイ・バレンタイン | クレイマンの死亡を知って激怒したラプラスがロイを瞬殺 |
ルイ・バレンタイン | フットマンを連れて逃走 |
トレイニー | テンペストを訪れる際に会敵 長時間戦闘するも勝敗はつかず |
ヴェガ | 軽く制圧して圧勝 |
ユウキ・カグラザカ | 敗北寸前でディアブロが救援に駆けつける |
ユウキ・カグラザカ カザリーム |
勝敗はつかないものの対等に渡り合う |
では一つ一つ詳しく見ていきましょう。
「森の動乱編」でガビルを扇動&トレイニーと戦闘
作中でラプラスが最初に暗躍したのが、オークロード騒動の時でした。
ラプラスはゲルミュッドに雇われ、大規模な戦争が起こるように根回しをしていくのです。
まずラプラスはガビルと接触し、ガビルに「首領にならないとオークに負ける」「すぐにでも現首領に成り代わらないと」などと唆しました。
こうしてガビルが父親アビルを拘束するという謀反行為に走りました。
ただラプラスやゲルミュッドが派手に動いたことでその動きがトレイニーにバレます。
森の管理者であるトレイニーはほんわかした見た目とは裏腹に強いので、その必殺技でラプラスはゲルミュッドを庇って片腕をぶった斬られるのです。
流石に戦況が悪すぎるため、ラプラスはステルスモードを発動し、トレイニーとは戦闘せずに逃げの一手を打ちました。
もしここでゲルミュッドというお荷物がいなくて、ラプラスが本気を出していれば、トレイニーにも勝っていたかもしれませんね。
「魔王誕生編」でルベリオスの「奥の院」に侵入
ラプラスは西方聖教会の中に侵入し、中を物色しています。
さらに神聖法皇国ルベリオスの聖地である「奥の院」にまで侵入しました。
ラプラスは自身のユニークスキル「詐欺師(アザムクモノ)」の権能により、「奥の院」の魔力の流れを感じ取ります。
それは精神に作用する微弱な魔力であり、本来は魔物の撲滅を教義としているルベリオスではあり得ない、魔の気配があったのです。
そしてラプラスはさらに奥に進み、その正体を暴こうとしますが、そこにロイ・ヴァレンタインが出現し、ラプラスは追い立てられるように逃亡しました。
ちなみにこの時のロイ・ヴァレンタインは魔王を名乗っており、ラプラスもその存在に驚いていました。
「魔王誕生編」でロイ・ヴァレンタインを殺害
魔王達がワルプルギスに出席している最中、ラプラスはクレイマンとは別行動で、再びルベリオスの聖地である「奥の院」に忍び込んでいます。
事前の打ち合わせで、ユウキ・カグラザカがヒナタ・サカグチを外におびき寄せているはずだったのですが、なんとラプラスはヒナタと鉢合わせするのです。
流石にヒナタ相手に戦うほど奢っていないラプラスは即座に逃げ出し、ルベリオスからも脱出しようとしました。
しかしその途中、またしてもロイ・ヴァレンタインに見つかり、ラプラスはロイからも必死で逃げようとします。
そこでロイから「グレイマンの死亡」を聞き、さらにはロイがグレイマンを侮辱したことからラプラスがブチギレるのです。
代わりとはいえ旧魔王クラスの強さを持つロイですが、激怒したラプラスが瞬時にロイの左胸をぶち破って心臓をえぐり出し、ロイを瞬殺しました。
その後も神殿内の追手を瞬殺しながらルベリオスを脱出します。
この時、ラプラスはクレイマンが死んだことを悲しみながらも、喜狂の道化として鮮血の返り血を浴びながら無理矢理笑うのです。
「聖魔対立編」でクレイマンの死亡を悲しむ
ルベリオスから脱出したラプラスが帰還し、ユウキ・カグラザカや中庸道化連のメンバーにクレイマンの死亡を伝えました。
この時のラプラスは返り血で全身が真っ赤になっており、戦闘の激しさが伺えます。
クレイマンの死亡によってティアは号泣、フットマンは大激怒しており、中庸道化連のメンバーは改めて世界征服の野望を心に決めるのです。
「魔神暗躍編」で東の帝国へ
ラプラスはユウキ・カグラザカからの指示で、「特定機密商品」と「不完全召喚された子供たち」の対応をしています。
さらにラプラスは、レオンとの商談についても任されることになり、この時からレオンとの関係が発生します。
「勇者覚醒編」でレオンと交渉
ラプラスはレオンとの商談を任され、ティア&フットマンを連れてレオンの城へと向かいます。
そこでラプラスはレオンに「今後は不完全召喚された子供たちの提供は困難」と伝えるのです。
というのも、西方諸国では魔王リムルの影響で不完全召喚自体ができなくなってきていたためです。
さらには東方でも戦争の準備が始まっており、召喚をする魔術師を集めている場合ではありません。
そしてレオンとの取引が頓挫しかけますが、ここで「シズエ・イザワが残した子供たち(クロエ達)がテンペストにいる」とラプラスが口にし、その流れでラプラス達はクロエ達を拉致する役目を担います。
ちなみにこの時、レオンが明らかにクロエのことを重視していたため、目聡いラプラスはレオンの目的がクロエであることを看破していました。
「勇者覚醒編」でルイ・ヴァレンタインから逃走
ラプラス達はグランベルと共同戦線を張ることとなり、神聖法皇国ルベリオスの聖櫃の中にいる勇者の身体を奪うべく、みたび侵入しました。
そしてラプラスがマリア・ロッゾの協力もあって聖櫃のある部屋へと侵入しますが、そこでルイ・ヴァレンタインと出くわすのです。
実はルイとロイは元々一人の人物であり、ロイがラプラスに殺されたことでルイが本来の力を取り戻していたため、かつてのロイより遥かに強くなっていました。
そしてラプラスはルイの必殺技で殺されかける間一髪で回避し、戦況が悪すぎたため、この場は逃走しています。
「戦争前夜編」でギィ・クリムゾンと対峙
ラプラスが聖櫃の強奪に失敗して逃走した後、なんとギィ・クリムゾン達と鉢合わせしました。
ギィ・クリムゾンは魔王の中でも最強格であり、いくらラプラスが本気になろうとも、逆立ちしても敵いません。
そこでラプラスはユウキ・カグラザカだけでも逃がすために囮になろうとしますが、ユウキ・カグラザカが得意の交渉術を駆使し、ギィとは戦わずに済みました。
ラプラスは何度も綱渡りしつつも、ギリギリで生き残っていますね。
「帝国侵攻編」でリムルと交渉
ラプラス達はイングラシア王国から、東の帝国に拠点を移しています。
そしてラプラスはユウキ・カグラザカの指示で、リムルに会うためにテンペストに向かいました。
ただラプラスがテンペストに行く道中でトレイニーに見つかってしまい、以前のこともあってトレイニーは全く聞く耳を持たず、問答無用でラプラスを殺そうとするのです。
そこにソウエイまで現れて戦力的には絶望的になるも、ラプラスはどうにかユウキ・カグラザカからリムルへの伝言だけは聞いてもらうことができました。
ちなみに伝言の内容は
- ダムラダが裏切った
- バーニィとジウが裏切るかもしれない
という情報です。
リムルはこの伝言を受領し、ユウキ・カグラザカとの共闘の可能性も頭の中に残すことになります。
「竜魔激突編」でリムルに協力要請
ラプラスが東の帝国に戻って、その首尾をユウキ・カグラザカに報告すると、今度は「同盟の使者」ということで、ラプラスは再びテンペストに向かいます。
その目的は「リムル達を東の帝国に転移させる」という大掛かりな計画でした。
そしてラプラスは今度こそ無事にテンペストに到着し、翌日に迫っているクーデター直前の会合にリムル達を連れていきます。
「竜魔激突編」で夢幻要塞に閉じ込められる
ラプラスがテンペストにいる間に、なんとカガリことカザリームが支配され、ティアとフットマンまで拘束されたことを知ります。
そしてラプラスはカザリーム達を助けたい一心で、リムルに懇願して協力を要請するのです。
こうしてラプラスはリムル達を転移魔法で東の帝国に連れて行こうとするも、転移の術式が干渉されてしまい、「夢幻要塞」の中に転移させられてしまいました。
さらにその中にはルドラ、ヴェルグリンド、精神操作を受けたユウキ・カグラザカもいたのです。
こうしてラプラス達は「夢幻要塞」の中に拘束されることになります。
「深淵解放編」で夢幻要塞から脱出
「夢幻要塞」の中に閉じ込められたリムルとラプラスでしたが、リムルは「親友のヴェルドラに手を出してきた」ということで大激怒します。
で、空間転移によってあっさりと「夢幻要塞」から脱出しました笑
「深淵解放編」でヴェガを撃破
こうしてラプラスはリムルの常識外れの力によって無事に脱出し、カザリーム達を救出するため、単身でドワルゴンに向かいます。
実はドワルゴンの東部ではヴェガが覚醒魔王以上の力に目覚めて暴走していたのですが、なんとラプラスはそんなヴェガをあっさり倒して制圧し、カザリーム救出のために協力させました。
しかしそこにユウキ・カグラザカとファルドウェイが立ちはだかり、さらにはヴェガが裏切りますが、その絶望的な戦況でもラプラスはヴェガを撃破するのです。
それでも流石にユウキ・カグラザカには敗北しますが、そこにディアブロが駆けつけ、ラプラスは間一髪で死なずに済みました。
「野望終焉編」でレオンを襲撃
ラプラスはカザリームからの連絡を受けて、レオンの領地へと向かいました。
カザリームはレオンの領地を襲撃しており、ラプラスも黄金郷での戦いに参加します。
ちなみにこの時、ラプラスはカザリームの思惑を完全に理解していたため、カザリームとレオンの秘匿回線による念話を中継することで、
「天使長ミカエルの支配」の影響から逃れること
と伝えるのです。
「野望終焉編」でシルビアと再開してカザリームの支配が解ける
ラプラス以外のメンバーがミカエルの権能によって完全に支配されてしまいます。
これにより、ラプラスとレオンだけで中庸道化連と戦闘する羽目になりました。
ただここでラプラスの前世の妻であるシルビアが駆けつけます。
そしてラプラスは元勇者としての能力や、2つのユニークスキル「詐欺師(アザムクモノ)」「未来視(ミエルモノ)」も駆使し、ユウキ・カグラザカ&カザリームと互角に戦っていました。
さらに、実はユウキ・カグラザカが正気に戻っており、ユウキがカザリームの精神支配を解いたことで、ようやく中庸道化連のメンバーが再会するのです。
「王都騒乱編」で勇者の記憶を取り戻すも、死亡・・?
中庸道化連が集結したかに見えたのも束の間、実はフットマンはジャヒルによって自我を掌握されていました。
これによりラプラス達は中庸道化連の復活から一転して、大ピンチとなります。
ここでシルビアがラプラスの仮面の下の素顔を見て、旦那であると気付きました。
そしてシルビアがラプラスの本当の名前である「サリオン」と呼ぶと、ラプラスは前世の記憶を取り戻すのです。
ラプラスはジャヒルの必殺の一撃からカザリーム達を守るため、防御魔法を発動するのですが、それだけで防げるほど甘い攻撃ではありません。
そこにリムルも介入しようとするも間に合わず、ラプラスはジャヒルの一撃によって消滅してしまうのです。
転スラのラプラスは正体を明かした後に死亡?最後の結末は?
転スラの作中で中庸道化連のメンバーであるフットマンが完全支配され、自我を無くしてラプラスと戦う場面があります。
その際、勇者サリオン時代の妻・シルビアと共に戦い、その際にジャヒルの一撃によりラプラスの仮面が割れます。
これが作中で初めてラプラスの素顔が明らかになった瞬間で、シルビアがかつての夫であるサリオンであると気づいてその名前を叫びました。
シルビアの呼びかけによってラプラスも勇者サリオンの時の記憶が蘇り、妻・シルビアのことも思い出すのです。
しかしラプラスはここでシルビアに何も言わず、最後まで中庸道化連の一員としての生き様に徹します。
最後はジャヒルの攻撃により中庸道化連のメンバーと共に光に飲み込まれてしまうのでした。
→転スラの死亡キャラ一覧を見る
これによってラプラスは死亡が濃厚となるのですが、消滅直後に幻聴のようなラプラスの声が聞こえたことや、シエルが「生存の可能性」を示したため、ハッキリと死亡が確定していません。
「転スラのラプラスの正体と強さ!最後は死亡?中庸道化連との関係も解説!」まとめ
今回は転スラのラプラスの正体や強さ、最後の結末について解説しました。
ラプラスは転スラの物語においては主に敵キャラで、特に物語序盤はリムルの敵側陣営にいます。
しかし物語が進むにつれてより重要なキャラとなっていき、何とその正体が元勇者という衝撃の事実が明らかになります。
転スラの物語においても味のあるキャラクターですね。
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