この記事では転スラ(転生したらスライムだった件)のリムルが魔王化した理由や経緯、進化&獲得したスキルや能力、その後のストーリーの展開、アニメ版の感動のシーンなどについて解説します。
リムルは元の世界で通り魔に刺されて死亡し、最弱の種族であるスライムとして転生しました。しかし最弱である筈のスライムが、たかだか2年足らずで魔王化することになります。
魔王化する前の時点で既にチート級の強さだったリムルですが、魔王化した辺りから本格的にチートキャラを突っ走ることになります。
まずはリムルが魔王化することを決めた理由や経緯について解説します。
- リムルが魔王化を決めた理由と経緯
- リムルの魔王化に必要な条件
- リムルが魔王化して得た能力やスキルなど
- リムルが魔王化したその後のストーリー展開
- アニメ版の魔王化&反魂の秘術の名シーン
※この記事は転スラのネタバレを含みます
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転スラのリムルが魔王化を決めるまでの理由と経緯
リムルは異世界から転生してきて以来、基本的に他種族(主に魔物)を受け入れつつ、人間とも仲良くやっていくという方針でした。
しかし物語のとある出来事がきっかけで魔王化することを決心し、人間に対しても敵対する場合は容赦しないという姿勢になります。
まずはリムルが魔王化を決心した理由や物語の経緯について解説します。
リムルが魔王化を決めた理由と経緯:ファルムス王国と西方聖教会の企み
リムルがイングラシアで子供達の先生をしつつ精霊を宿したりしている中、ファルムス王国の国王周辺ではキナ臭い雰囲気になっていました。
リムルが統治するテンペストが急速に発展していることに目をつけたファルムス国王は、西方聖教会とも手を組んで潰し、テンペストの特産品などの富を丸ごと掻っ攫うことを企みます。
ただし一方的に侵攻すると近隣諸国の理解が得られないため、「テンペストが悪者」という大義名分をでっち上げるために先遣隊を使って工作しました。
- 先遣隊(省吾たち)がテンペストに潜入
- いざこざを起こす
- 狙いすましたタイミングでファルムス騎士団がテンペストに調査に来る
- 「この国は魔物に汚染されている」と騒ぎ立てる
- ファルムス王国軍がテンペストに侵攻
この茶番によりファルムス王国はテンペストを「危険な国」と認定し、制圧対象とします。
さらに西方聖教会も後ろ盾についていたため、先遣隊がいざこざを起こしたタイミングでテンペストには
- 魔法不能領域
- 魔物を弱体化させる結界
の2種類の結界が張られ、この影響で一騎当千のシオンやハクロウが先遣隊に敗北する結果となりました。
→転スラのハクロウの強さやスキル、師匠について見る
リムルが魔王化を決めた理由と経緯:シオンや仲間達の死
ファルムス王国が起こした自作自演の茶番により騎士団が住民にまで剣をふるい、テンペストには数十人の死者と多数の怪我人が出ます。
ちなみにテンペストの魔物達はリムルの「人間を襲わない」というルールに忠実に従っていたこともあり、先遣隊に対しても丁寧に国の中に引き入れてしまったことも要因です。
そして死者の中にはシオンも含まれていました。
シオンは「魔物を弱体化させる結界」の影響でうまく動けない中、襲撃者の手から子供を守るために庇って死亡してしまいます。
この後リムルは「大賢者」に死者蘇生に関する情報を検索させるなどしてシオン達を助ける方法を探りましたが、「大賢者」ですら方法は見つけられませんでした。
シオンの死亡についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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リムルが魔王化を決めた理由と経緯:エレンから死者蘇生のお伽噺を聞く
シオン達を助ける方法が見つからず、リムルは「せめて自分の手で安らかに」と考えて「暴食者(グラトニー)」で死者を埋葬しようとしていました。
しかしそこにエレンが駆けつけ、エレンの故郷である魔導王朝サリオンに伝わるお伽噺(おとぎばなし)の中に「死者蘇生」のヒントがあることを聞きます。
そのお伽噺とはミリムの出生について語られた内容で、
- 最初の竜が人間と子を授かる
- 竜は子に力の大半を譲渡し、残りの力で子竜を生み出す
- とある魔法大国が竜皇女を支配するために子竜を手にかける
- 竜皇女は怒り狂って魔法大国を滅ぼし、その住民の命を生贄に魔王化
- 竜皇女の魔王化に伴って子竜が蘇生するが、自我を失って暴走
- 竜皇女は暴走した子竜を封印
「竜皇女」とはミリムのことで、かつてミリムが魔王化した際に子竜が蘇生したということです。
更にこのお伽噺の中で子竜が蘇生と共に暴走したのは、死と共に「魂」が霧散してしまったからでした。
しかしテンペストには幸か不幸か、ファルムス王国と西方聖教会の手により結界が張られていたためにシオン達の魂が霧散せずにテンペスト内に残っていました。
よってお伽噺にしたがってシオン達を助けるためには、まずはリムルが魔王化する必要があります。
転スラのリムルが魔王化するのに必要な条件
ここまでシオン達を蘇生させるための最低条件が魔王化であることや、リムルが魔王化を決めた理由について解説してきました。
ただし当然ながら誰でも魔王化できるわけではなく、いくつかの条件があるので順番に見ていきましょう。
リムルが魔王化するのに必要な条件:「魔王種」を獲得
魔王化には当然ながらそれ相応の強さや資格が必要で、「魔素量」や「保有スキル」などから魔王化に足るかが決まります。
その条件に足る者は「魔王種」を獲得し、生贄さえあれば魔王化できます。
リムルに関しては豚頭魔王(オークディザスター)を捕食した時点でそれらの条件をクリアしており、既に「魔王種」を獲得していました。
リムルが魔王化するのに必要な条件:1万人以上の生贄
「魔王種」を獲得して魔王化の準備が整った状態で、「魔王種」を発芽させるために1万人以上の人間の魂が生贄として必要となります。
つまりリムルは「1万人以上の人間を殺せば」いつでも魔王化が可能な状態となっていました。
そしてリムルは生贄集めに配下を使わず、今後自分に甘えを許さないという戒めの意味もこめて自らの手で殺すことを決意します。
リムルが魔王化するのに必要な条件:ファルムス王国軍兵士2万人を殲滅して条件クリア
その後、自作自演の茶番で大義名分を得た約2万人のファルムス王国軍がテンペストに向かって進軍してきます。
そしてリムルはファルムス王国軍が駐留していたエリアの上空から「神之怒(メギド)」を発動します。
この技は水の精霊の力で作った無数のレンズで太陽光を収束させ、全方位から敵に即死級の熱線を放つものです。
事前にリムルが「魔法不能領域(アンチマジックエリア)」を張っていたためにファルムス王国軍は転移魔法などで逃げることもできず、数千人単位で瞬殺されていきます。
この過程でリムルはユニークスキル「心無者(ムジヒナルモノ)」を獲得しました。
このスキルは「命乞いをしたり助けを求める者の魂を刈り取る」という正に無慈悲なもので、「神之怒」で撃ち漏らした兵士たちの魂もこのスキルで全員刈り取ります。
これでリムルの魔王化に必要な生贄としては十分な量が集まり、「魔王への進化(ハーベストフェスティバル)」が始まりました。
転スラのリムルが魔王化して得たスキルや究極能力
リムルがファルムス王国軍を殲滅したことで魔王化への生贄を獲得し、「魔王への進化(ハーベストフェスティバル)」が始まったことでリムルは一時的にスリープモードに入りました。
そして魔王化に伴い、リムルの身体組成やスキルの進化などが起こります。
ここではリムルが魔王化したことで進化したものや獲得したスキルなどについて解説します。
リムルが魔王化して得たスキルや究極能力:魔粘性精神体(デモンスライム)に進化
まずリムルの魔王化に伴い、粘性生物(スライム)から魔粘性精神体(デモンスライム)に進化しました。
この進化によりリムルの身体能力が大幅に上昇します。ただし魔王化の前後で見た目に変わりはありません笑
リムルが魔王化して得たスキルや究極能力:各種耐性
リムルの魔王化に伴い、各種攻撃や状態異常などへの耐性を獲得しました。
- 自然影響無効
- 状態異常無効
- 精神攻撃耐性
- 聖魔攻撃耐性
「状態異常無効」ということは、仮にシオンの料理を食べても毒で死ぬことはなくなりましたね笑
リムルが魔王化して得たスキルや究極能力:スキルの進化
リムルの魔王化に伴い、既にリムルが保有していたスキルも進化しました。
先程の各種攻撃耐性に加えて「無限再生」が合わさることで、リムルを倒すのは極めて困難となります。
それこそ「ミリムのような常識外のパワーで再生前に即死させる」ぐらいしか方法はないでしょう。
ちなみにこの中の「強化分身」についてはリムルが魔王化した後、ヴェルドラが復活した際の依り代にも使っています。
リムルが魔王化して得たスキルや究極能力:知慧之王(ラファエル)
リムルの魔王化に伴い、リムルの相棒「大賢者」が進化に挑戦します。
「大賢者」は世界の言葉に向けて気が遠くなるような回数の進化を請願し、その度に失敗し、様々な方法で進化を試みました。そして最終的に、
- 「変質者(ウツロウモノ)」を生贄にする
- ハーベストフェスティバルの祝福(ギフト)を得る
とすることで遂に進化に成功し、「大賢者」は「智慧之王(ラファエル)」に進化し、演算能力が飛躍的に向上しました。
そして「大賢者」から「智慧之王(ラファエル)」への進化により、もう一つの奇跡を起こします。
リムルが魔王化して得たスキルや究極能力:暴食之王(ベルゼビュート)
「大賢者」が「智慧之王(ラファエル)」に進化し、続けてリムルのユニークスキル「暴食者(グラトニー)」の進化に挑戦します。
そしてファルムス王国軍を殲滅させたユニークスキル「心無者(ムジヒナルモノ)」を生贄にし、「暴食者」は「暴食之王(ベルゼビュート)」へと進化を遂げました。
魔王ですら究極能力(アルティメットスキル)は1つ持っているかどうか、というレベルなのに、リムルは魔王化と同時に2つ保有したことになります。
ただこれもまだ序の口で、リムルは魔王化した後も次々と究極能力を獲得していきます。
リムルが魔王化して得たスキルや究極能力:リムルの配下達への祝福(ギフト)
リムルの魔王化が完了し、リムルのみならずリムルの魂の系譜(=配下)には「祝福(ギフト)」が授与されました。
祝福(ギフト)とは主が魔王化した際、配下に「進化のおすそ分け」として贈られるものです。これにより新しいスキルを獲得したり、種として進化を遂げることができます。
リムルの魔王化によってリムルだけではなくテンペスト全体の強さが底上げされた形ですね。
転スラのリムルの魔王化とその後
魔王化が完了し、その後もずっとリムルはスリープモードに入っていました。
そして究極能力(アルティメットスキル)へと進化した「智慧之王(ラファエル)」がリムルの代行者として「反魂の秘術」と「死者蘇生の秘術」を始めます。
リムルの魔王化とその後:「反魂の秘術」と「死者蘇生の秘術」は成功してシオン達が復活
「智慧之王(ラファエル)」がリムルの代行者として「反魂の秘術」と「死者蘇生の秘術」の儀式を始めます。
しかし儀式を始めた当初、全員分を生き返らせるには魔素量が足りていなかったためにラファエルは自身の生命力を削ろうとしていました。
そこでディアブロの提案により、リムルが召喚した上位悪魔(グレーターデーモン)を魔素の補填に消費することになり、これで規定の魔素量に達します。
魔王化する前に「大賢者」が算出した蘇生の成功確率は3.14%でしたが、魔王化したリムルとラファエルにはその数値はもはや意味をなさず、「反魂の秘術」と「死者蘇生の秘術」は当然のように成功します。
こうしてシオンやゴブゾウ、他の数十人の死者は全員生き返りました。
シオンは生き返った次の回ではケロっとしてリムルを膝の上に載せており、本当にただ単に寝ていただけのような様子を見せています笑
シオン以外の死者も全員1人も欠けることなく復活し、ファルムス王国と西方聖教会によって起こった惨劇は無事に収まりました。
リムルの魔王化とその後:ディアブロが配下に加入
リムルが魔王化する際の「魔王への進化(ハーベストフェスティバル)」の最中に、ラーゼンを捕らえるために悪魔召喚の儀を行っていました。
その際にリムルは上位悪魔(グレーターデーモン)を召喚したつもりでしたが、何故か遥かに強力な「原初の悪魔」が召喚され、しかもやたらとリムルに仕えたがります。
そしてリムルはその悪魔に対して「ディアブロ」と名付けをし、魔王化して膨大な量となったリムルの魔素の半分を持っていくという規格外の進化を遂げました。
ディアブロはリムルの配下の中でも最強の存在で、その後もずっと心強い配下として尽力します。
ディアブロを召喚できた理由についてはこちらの記事にまとめています。
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リムルの魔王化とその後:ファルムス王国は事実上の瓦解
リムルが魔王化する際、ファルムス王国軍の駐留地から
- ファルムス国王エドマリス
- 大司教レイヒム
- 宮廷魔術師ラーゼン
を捕虜として捕らえていました。この時点でファルムス王国は事実上瓦解したことになります。
そしてその後、リムルはシオンに尋問役を任せます。これはシオンに仕返しと憂さ晴らしの機会をあげるためでもありました。
実はシオン自身は一度殺されたことについてそれほど腹を立てていませんでしたが、「リムルの手を汚させた」ことにブチ切れており、この捕虜3人は閲覧注意レベルの尋問を受けることになります。
リムルの魔王化とその後:クレイマンへの反撃開始
リムルの魔王化により死者が全員生き返り、ファルムス王国軍も事実上瓦解し、その後は裏でコソコソ糸を引いていたクレイマンへの反撃を始めます。
クレイマンもファルムス王国軍の全滅やリムルの魔王化などに内心焦っており、急遽「ワルプルギス」を開催してリムルを槍玉に挙げ、
- リムルはカリオンに焚き付けられて魔王を名乗った
- リムルは箔をつけるためにファルムス王国軍を生贄にヴェルドラを復活させる
- しかしカリオンより「魔王には定員があって既に満員」と聞く
- そこでカリオンから「クレイマンを殺して席を一つ空けようぜ」と提案される
- 肝心のカリオンはミリムに首都ごと消し飛ばされた
こんな感じの嘘八百を吐き、ワルプルギスでリムルを始末しようとします。
当然ながらリムルはそんなアホな作り話に付き合ってられず、またワルプルギスではギィ・クリムゾンの言葉によりリムルとクレイマンの戦闘へと発展していきます。
ちなみにクレイマンとの戦いは第82話以降で描かれています。
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アニメ版・転スラのリムルの魔王化と「反魂の秘術」!「STORYSEEKER」に感動!
ここまでリムルが魔王化するまでの経緯やその後の展開などについて解説してきました。
リムルの魔王化についてはアニメ2期の第11話で描かれており、アニメ版では「神之怒(メギド)」や「心無者(ムジヒナルモノ)」、リムルの魔王化などがよりド迫力で再現されています。
その中でもこの回が「神回」と呼ばれる理由に「反魂の秘術」と「死者蘇生の秘術」を発動する際の作画と音楽が挙げられます。
「智慧之王(ラファエル)」が代行者として「暴食之王(ベルゼビュート)」を発動し、テンペストに拡散した魂を集めるシーンの作画も神がかっており、何よりその後の「反魂の秘術」と「死者蘇生の秘術」の開始と同時に流れるアニメ2期EDの「STORYSEEKER」が絶妙でした。
ご参考までに転スラのアニメ2期のED「STORYSEEKER」のオフィシャル動画を貼っておきます。
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今回は転スラ(転生したらスライムだった件)のリムルが魔王化した理由や経緯、進化&獲得したスキルや能力、その後のストーリーの展開、アニメ版の感動のシーンなどについて解説しました。
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