呪術廻戦の黒閃(こくせん)の威力や発動条件、誤差を解説!経験者は誰?

呪術廻戦の黒閃(こくせん)の威力や発動条件、誤差を解説!経験者は誰?

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呪術廻戦の黒閃(こくせん)の威力や発動条件、誤差を解説!誰が経験した?

この記事では呪術廻戦に登場する極意の一つ「黒閃(こくせん)」について、その威力や発動条件、名前の由来、発動することによりメリット、アニメ版の黒閃などを解説します。


黒閃(こくせん)は呪術廻戦における呪術戦の極意、極みの一つです。発動条件が極めて厳しく、狙って出すことは不可能と言われていますが、それだけに桁外れの破壊力があります。

まずは黒閃(こくせん)の概要や威力、発動条件などについて詳細に見ていきましょう。

この記事で分かること
  • 黒閃(こくせん)の概要、威力、発動条件
  • 黒閃(こくせん)の名前の由来
  • 黒閃(こくせん)を発動するメリット、発動経験者
  • 「黒閃アミーゴ」「黒閃ムーブ」の意味


※この記事は呪術廻戦のネタバレを含みます

→呪術廻戦の全ての術式を見る

呪術廻戦の黒閃(こくせん)とは何?

黒閃(こくせん)」とは「打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した瞬間に発生する空間の歪み」のことです。


そもそも呪霊などの呪いが相手の場合は「呪力」を込めた攻撃でなければダメージを与えられません。

よって呪いを殴る際にも「呪力」を込める必要があるのですが、「呪力」のコントロールは難しいために打撃と呪力のタイミングが少しズレるのが普通です。


このズレを極限まで無くし、打撃にドンピシャのタイミングで呪力を乗せることで発生するのが「黒閃(こくせん)」です。

呪術廻戦の黒閃(こくせん)の威力は?

黒閃(こくせん)とは打撃と呪力をほぼドンピシャのタイミングでぶつけた際に発生します。

それが実現できた時の威力は通常攻撃とは比較にならないほど強力で、虎杖悠仁のように肉弾戦メインの術師にとっては一撃必殺の打撃となります。


ここでは具体的に黒閃(こくせん)の威力について見ていきましょう。

黒閃(こくせん)の威力は通常攻撃の平均2.5乗

黒閃(こくせん)の威力は「平均で通常攻撃の2.5乗」です。

虎杖悠仁が花御を相手に初めて黒閃を決めた際には、ガードした花御の両腕を粉砕していました。


禪院真希が花御を特級呪具・游雲でぶん殴っても腕がちょっと破損した程度でしたが、その花御に対して素手でこのダメージを与えたというだけでも恐ろしい威力であることが分かります。

黒閃(こくせん)の威力「2.5乗」ってどのくらいの強さ?

ちなみに黒閃(こくせん)の威力設定の「2.5乗」とはどのくらいの強さなのでしょう?


例えば虎杖悠仁の通常攻撃の威力が「10」だとすると、黒閃なら10の2.5乗なので約「316」となります。およそ32倍ですね。

では虎杖悠仁の通常攻撃の威力が「100」だとすると、黒閃なら100の2.5乗なので「100000」となります。つまり1000倍です。

通常攻撃の威力が「1000」の場合は「31622777」となるので約3162万倍で・・・


要するに「通常攻撃の数値をどう置くか」で威力の倍率が変わってしまいます


とりあえず「黒閃は通常攻撃よりメチャクチャ強い」という理解で充分です笑

作者・芥見下々氏も黒閃(こくせん)の威力設定に悩んだ?

黒閃の威力設定の「2.5乗」については、漫画6巻の第48話のフリースペースで作者の芥見下々氏自身が語っています。

10の2倍は20だけど
10の2乗は100!!
倍より乗のが強い!!


これを聞いたアシスタントの方が

でも1の2乗は1ですよ
(1の2倍は2だけど)

と指摘すると芥見下々氏はムンクの叫びのような雰囲気で焦っており、その後の説明で「呪力は2から!!」とされていました。


数学好きな方は絶対に突っ込みたくなる設定ですが、ここは先述のとおり「黒閃は通常攻撃よりメチャクチャ強い」という理解で留めておきましょう笑

黒閃(こくせん)の発動条件は打撃との誤差0.000001秒以内の呪力の衝突

「黒閃(こくせん)」は「打撃との誤差0.000001秒以内に呪力を衝突させる」のが発動条件で、あまりにも小さい誤差であるために狙ってできる術師はいないと言われています。

そのタイミングは打撃が速い者ほど合わせるのが困難で、虎杖悠仁が良い例です。

虎杖は身体能力があまりに高すぎるために打撃が先に相手に届いてしまい、呪力がかなり遅れてやってきます。

この大きなズレのお陰で「逕庭拳(けいていけん)」と名付ける2段攻撃となり、五条悟や東堂葵も「トリッキー」と評しています。しかし東堂葵からは「特級呪霊には通じない」と言われました。


そして東堂葵の指摘と花御(はなみ)との戦闘を経て、虎杖悠仁は打撃と呪力をほぼ同時にドンピシャで乗せる境地「黒閃(こくせん)」を決めました。

黒閃(こくせん)を一度発動すると「ゾーン」の状態になる

先述のとおり黒閃(こくせん)を狙って出すことは不可能と言われていますが、一度黒閃(こくせん)に成功すると術師はアスリートで言うところの「ゾーン」に入ります。


まぐれでも実力でもいいので一度でも黒閃を発動すれば「ゾーン」に入り、普段は意識して行っている呪力操作が呼吸をするように自然に廻り、自分以外の全てが自分中心に立ち回っているような全能感を感じるようです。

この状態になると、通常は狙って出すのは不可能な黒閃(こくせん)を自然に決めることができます。実際虎杖悠仁も花御戦で黒閃(こくせん)を連発していました。

呪術廻戦の黒閃(こくせん)の名前の由来は空間の歪みによる黒い光

「黒閃(こくせん)」という名前の由来は、空間の歪みにより呪力が黒く光るという特徴からきています。

黒閃(こくせん)が決まった瞬間には相手との間だけでなく、その周囲一帯に黒い雷のような光が走っており、見た目のインパクトも破壊力も凄まじいものがあります。

呪術廻戦の黒閃(こくせん)を発動するメリットは?

黒閃(こくせん)の威力が凄まじいことはここまで述べたとおりですが、その破壊力以外にも黒閃(こくせん)を経験するメリットがあります。

それは呪術師にとって極めて重要なメリットで、黒閃(こくせん)を経験しているか否かで術師としての実力が大きく変わり得ます。

「呪力の核心」に近づく

黒閃(こくせん)を発動することで自分の呪力についての理解が格段に深まり、「呪力の核心」に近づくことができます。

東堂葵は「呪力」を「食材」に例えており、下記のように説明しています。

・黒閃発動前は「口に入れたことのない食材」を扱っている状態
・黒閃発動後は「食材の味を理解して」扱っている状態


これにより自分の呪力への理解が深まり、黒閃(こくせん)発動前と発動後では「呪力の核心」との距離に天と地ほどの差が出ます。

よって術師にとっては黒閃(こくせん)を経験したか否かが極めて重要な要素の一つとなっています。

時に新たなステージ(進化)を促す(漫画15巻の第130話)

特級呪霊である真人(まひと)も黒閃(こくせん)の発動に成功しており、それにより「呪力の核心」に近づきました。

漫画15巻の第130話では黒閃(こくせん)により自身の魂の本質を理解した真人が「偏殺即霊体(へんせつそくれいたい)」に進化を遂げました。


ただでさえ真人は術師との戦いを経るたびに強くなっていましたが、「呪力の核心」に迫ることで成長どころか進化してしまいました。

これまでの戦闘経験と「呪力の核心」から、「偏殺即霊体」は正に真人の最終進化系と言える姿です。
→真人の強さや術式について見る

呪術廻戦の黒閃(こくせん)を発動した経験者は誰?

黒閃(こくせん)は発動条件が極めて厳しいため、当然ながら誰にでも出せるものではありません。

まぐれでも出すことが至難の黒閃ですが、作中では成功させたキャラが何人か存在しています。ここでは黒閃(こくせん)発動に成功したキャラを一人一人ご紹介します。

虎杖悠仁

虎杖悠仁は作中において幾度となく黒閃(こくせん)を発動させています。

交流会に襲撃してきた花御には合計5回黒閃(こくせん)を決め、さらに漫画7巻の第61話で壊相(えそう)相手にも決め、渋谷事変でも真人相手に何度も決めています。


作中で描かれている範囲であれば、虎杖悠仁は間違いなく黒閃(こくせん)発動回数が1位です。壊相に発動した際も「黒い火花に愛されている」と語られています。

釘崎野薔薇

釘崎野薔薇は漫画7巻の第61話で、血塗相手に黒閃(こくせん)を発動させました。

野薔薇は五寸釘と金槌を使った戦闘スタイルで、この時は血塗に五寸釘を飛ばす際に黒閃(こくせん)が発動し、致命傷を与えています。


野薔薇が黒閃(こくせん)を発動させたのはこの一発のみでしたが、これにより「呪力の核心」に近づき、術師として大きく成長するきっかけとなりました。

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五条悟

五条悟に関しては作中で黒閃を発動させている描写はありませんが、黒閃(こくせん)経験者だと思われます。

というのも漫画6巻の第48話での黒閃の解説で、

「黒閃」を経験した者とそうでない者とでは
呪力の核心との距離に天と地程の差がある

と説明されており、その背景には五条悟がいます


この時の背景の対比から、「黒閃を経験していない」のが庵歌姫と猪野琢真、「黒閃を経験した者」が五条悟と七海建人だと思われます。

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東堂葵

東堂葵は虎杖悠仁に黒閃の極意を教えた人物です。そして自身も漫画15巻の第128話で真人相手に黒閃(こくせん)を発動させました。

先述のとおり黒閃(こくせん)を狙って出すのは不可能なはずですが、東堂葵は既に臨戦態勢でゾーンに入っていたのか、真人へのハイキックで流れるように黒閃(こくせん)を出しています。


東堂葵は戦闘の才能、センス、経験が豊かで、普通の術師とは違う感性をもっているためにある程度狙って黒閃(こくせん)を出せるのかもしれません。

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七海建人

七海建人も黒閃(こくせん)経験者で、後述しますが「黒閃(こくせん)の連続発生記録保持者」です。


七海建人と言えば術式「十劃呪法(とおかくじゅほう)」で、線分の7:3を強制的に弱点にします。

術式による攻撃だけでも「全弾クリティカルヒット」という強力なものですが、そこに黒閃(こくせん)まで発動したら大抵の呪霊は瞬殺です。

→七海建人の術式や強さを見る

真人

漫画15巻の第127話で真人も黒閃(こくせん)を放っており、これ以降も虎杖悠仁、東堂葵との戦いの中で続けて黒閃(こくせん)を発動させています。

先述のとおり黒閃(こくせん)を一度成功させると「ゾーン」に入ることで黒閃を連チャンしたりするため、この時は真人の黒閃(こくせん)に呼応するように虎杖悠仁、東堂葵も黒閃を決めています。

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乙骨憂太

実は乙骨憂太(おっこつゆうた)も黒閃の発動経験者です。

乙骨憂太が初めて黒閃を決めたのは本編の1年前、夏油傑が「百鬼夜行」を起こした時で、夏油傑との一騎打ちの際に発動しました。

漫画版だとただの呪力パンチに見えますが、劇場版の呪術廻戦では乙骨憂太のこの一撃が黒閃として描かれているのです。

しかもこの時の乙骨憂太は恐らく黒閃についての知識も無いと思われ、発動したのも無自覚でした。

黒閃(こくせん)の連続発生記録は4連続(七海建人&虎杖悠仁)

黒閃(こくせん)は先述のとおり「狙って出すことは不可能」と言われている一方、一度出してしまえば立て続けに連発することもあるという特徴があります。

これまでの黒閃(こくせん)の連続発生記録保持者は七海建人で、4連続が最高記録です。また花御戦で虎杖悠仁も4連発を達成しているため、最多タイ記録となりました。


そもそも黒閃(こくせん)自体が恐ろしく強力な攻撃である上に、七海建人の場合は「十劃呪法」により全攻撃がクリティカルヒットします。

七海建人が黒閃4発出した相手とは?

ただでさえ攻撃力が高い七海建人が黒閃(こくせん)を4発も出した相手はどんな呪霊なのか、呪術廻戦の公式ファンブックで語られました。

その相手とは呪術廻戦0巻で夏油傑が起こした百鬼夜行で現れた1級呪霊複数体です。


七海建人は百鬼夜行事件の際に京都へ出向しており、その際に1級呪霊を祓いまくっていたようです。

この時は藤堂葵も大活躍していたので、ひょっとしたら七海建人は藤堂葵の戦いっぷりに引っ張られて黒閃(こくせん)の連発に至ったのかもしれませんね。

黒閃(こくせん)を使える、または発動できる可能性があるのは?

上記でご紹介したキャラ以外にも、黒閃(こくせん)を経験していると思われる人物や、今後使えるようになる可能性のあるキャラをあげていきます。

  • 九十九由基
  • 夏油傑
  • 冥冥

黒閃(こくせん)を発動することで「呪力の核心」に近づくことが分かっており、特級呪術師は恐らく全員が発動経験があると思われます。

また冥冥は一級呪術師で、渋谷事変で特級呪霊「疱瘡神/疱瘡婆」を屠った強さからも、恐らく黒閃(こくせん)経験者ではないかと思います。

<今後発動する可能性があるキャラ>
伏黒恵

今後発動しそうなキャラとしては伏黒恵をあげています。

同級生である虎杖悠仁、釘崎野薔薇は発動経験があり、また五条悟が「恵は実力も潜在能力も悠仁と遜色ない」と評していたことからも、今後発動する可能性はあります。

呪術廻戦の黒閃(こくせん)の発動は一級呪術師の条件?

黒閃(こくせん)は術師にとって昇級の条件となっているわけではありません。

一方で漫画6巻の第48話で「黒閃を経験した者とそうでない者」についての説明の背景に描かれているメンバーを見る限り、

<黒閃を経験した者>
・五条悟(特級術師)
・七海建人(一級術師)

<黒閃を経験していない者>
・庵歌姫(準一級術師)
・猪野琢真(二級術師)

一級術師以上に到達している者と、準一級や二級の壁にあたっているメンバーに分かれています。


黒閃(こくせん)は昇級の絶対条件ではないものの、「呪力の核心」に迫ることで一級術師以上の者しか到達し得ない境地に達すると思われます。

そういう意味では学生のうちに黒閃を決めた虎杖悠仁や釘崎野薔薇は一級術師への扉を開いたと言えますね。

呪術廻戦の「黒閃アミーゴ」とは何のこと?

黒閃アミーゴ」とは4月1日に呪術廻戦公式より「悠仁と葵」のデビューシングルとして発表されたものです。

もちろんこれはエイプリルフールネタで(笑)、ドラマ「野ブタ。をプロデュース」の主題歌である修二と彰の「青春アミーゴ」のオマージュです。


花御戦の虎杖悠仁と東堂葵の共闘が熱かったこともあり、このネタにはファンから多くの反響がありました。

特に著作権などが厳しいとされるジャニーズ系の楽曲を真正面からオマージュするあたり、果敢に攻めたネタということで絶賛されています。

ネタ元オマージュ
修二と彰悠仁と葵
青春アミーゴ黒閃アミーゴ
野ブタ。をプロデュース野バラ。をプロデュース

あまりに見事なオマージュで、これを考えた人は本当に天才だと思います笑

「黒閃ムーブ」とは何のこと?呪術廻戦ネタ?

あるゲームでは「黒閃ムーブ」という言葉があり、その名称から呪術廻戦ネタのように思えますが、これは呪術廻戦とは別物です。

この言葉はスマホ版のバトルロイヤルゲーム「荒野行動」における言葉で、

  • 負け試合を勝ち試合にする
  • 勝ち試合では爆発的なキルをする

という立ち回りのことを指します。

ご参考までに「黒閃ムーブ」をしているプレイヤーのプレイ動画を貼っておきます。


三國無双でおびただしい数の敵をなぎ倒していく様から「無双する」という言葉が生まれたように、ゲームの立ち回りから新しい言葉が生まれることが多いですね。

呪術廻戦の黒閃(こくせん)はアニメ第19話でも登場!

威力もインパクトも桁外れの黒閃(こくせん)は、原作の漫画でも迫力満点でした。

黒閃についてはTVアニメ版の第19話「黒閃(こくせん)」でも登場しています。やはりハイクオリティでのアニメで再現されると迫力もインパクトも凄いですね。

「呪術廻戦の黒閃(こくせん)の威力や発動条件、誤差を解説!経験者は誰?」まとめ

今回は呪術廻戦に登場する極意の一つ「黒閃(こくせん)」について、その威力や発動条件、名前の由来、発動することによりメリット、アニメ版の黒閃などを解説しました。


黒閃(こくせん)は狙って打つのは極めて困難ながら、一発決めてしまうと連続して発動する可能性が上がるという面白い技です。

近接戦闘メインの虎杖悠仁にとっては今後も必殺技として登場すると思われ、その度に「呪力の核心」に近づいていくのが楽しみですね。


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