この記事では無職転生のギース・ヌーカディアの正体や裏切りの理由、ラスボス説や最後の結末などについて解説します。
ギースはルーデウスがドルディア族の村で出会ったヌカ族のキャラで、猿に似た顔立ちの獣族です。
作中ではルーデウスやパウロをフォローするなど、影の活躍者として描かれています。
まずはギースの生まれや特徴について詳しく見ていきましょう☆
- ギースの生まれや特徴
- ギースとヒトガミの関係
- ギースがルーデウスに手紙を出した理由
- ギースの裏切りの理由
※この記事は無職転生のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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無職転生のギースの正体とは?ラスボス説の真相!
無職転生の物語の中でギースは「名バイプレーヤー」のようなポジションです。
戦闘能力が高くないので最前線での活躍などは無いものの、雑用から料理、交渉、情報収集など何でもできるのが強みですね。
そんなギースの生まれや背景について詳しく見ていきましょう。
ギースは魔族ヌカ族の生き残り
ギースは魔族の「ヌカ族」という種族で、村長の息子でした。
ヌカ族は猿顔なのが特徴ですが、顔立ち以外は体格も容姿もほぼ人間に近い種族ですね。
ちなみにヌカ族はヒトガミによって滅ぼされており、ギースが最後の生き残りとなっています。
元々は「黒狼の牙」のメンバー
ギースは元々「黒狼の牙」のメンバーの一人です。
パウロがリーダーを努めていたこの冒険者パーティは一人一人が濃ゆいキャラで構成された個性派チームで、その中でギースは盗賊(シーフ)として雑務を担当していました。
雑務と言うと聞こえは悪いですが、下記のような重要な役割を担っています。
- 情報収集
- パーティの進行方向の設定
- 食料管理
- 料理
- 素材の選別や剥ぎ取り
- 撤収の判断
戦闘能力が無いものの、ギースの類稀な器用さを活かしてパーティのライフラインを支えていたと言えるでしょう。
普段はギャンブラー(しかも弱い)
「黒狼の牙」はパウロとゼニスの結婚を機に解散し、メンバーもそれぞれ散り散りになっています。
そしてギースは冒険者をほぼ廃業してギャンブラーとして生きていました。
というのも、ギースは先述の通り器用で何でもできる反面、戦闘能力が無いために他の冒険者パーティから需要が無かったのです。
しかもギースは「パーティの資金でギャンブルする奴」という悪評も広まっていたために尚更他の冒険者パーティからは敬遠され、冒険者として再び日の目を見ることがありませんでした。
料理は店を出せるレベルで上手い
ギースは戦術のとおり戦闘以外のことは何でも出来る男で、その中でも特に料理の腕はピカイチです。
作中でも野営している時にギースが食事を作るシーンがありますが、ルーデウスが「店を出せるレベル」と絶賛していました。
ちなみにこの世界では日本のような細かい味付けにこだわった料理は多くないため、特にナナホシは「この世界のごはんは美味しくない」と評しています。
しかしギースはすり鉢で調味料を作るなどして絶妙な味付けを実現しており、かつてゼニスもギースから料理を教わっていました。
無職転生のギースとルーデウスの出会い!
無職転生の物語において、ルーデウスとギースは大森林の獣族の村で出会いました。
ただその出会い方は決して良いものではなく、
- ルーデウスは聖獣(レオ)と戯れて連行される
- ギースは獣族とのギャンブルでイカサマがバレて連行される
ということで、獣族の村の牢屋の中で出会っています笑
→レオのかわいいシーンや能力などを見る
そしてこの直後に人間の売人グループが獣族の村を襲ったため、その隙にルーデウスとギースは牢屋を脱出します。
しかしルーデウスはここで逃亡したりはせず、獣族に加勢して売人グループを撃退しました。
結果的にこれでギースの信用を得ることになり、ミリス王国までギースと行動を共にしています。
無職転生のギースの正体はヒトガミの使徒だった?
ここまでギースの生まれや背景、ルーデウスとの出会いなどについて解説してきました。
ギースは何でもできる男として「黒狼の牙」やルーデウスにとって大きな助けとなっており、名バイプレーヤーとして活躍しています。
しかし実はギースの背後にはヒトガミがいたのです。
ヒトガミのおかげで冒険者レベルアップ!
ギースは先述のとおりヌカ族の村長の息子であり、その当時は何不自由なく暮らしています。
しかしギースはその安定した生活に退屈さを感じており、小さい頃から「冒険者になりたい」という願望がありました。
しかしギースは剣術も魔術も並以下なため、冒険者を始めて間もない頃に死亡しかけます。その時にヒトガミに声をかけられたのが初めての出会いでした。
→ヒトガミの正体について見る
それ以降、ヒトガミの未来視の能力のおかげもあって冒険者としても上手く立ち回り、ギースの冒険者ランクも上がっていきました。
ヒトガミのせいで故郷が滅ぼされる!
しかし一方で、ヒトガミのせいでギースの故郷であるヌカ族の村は滅んでしまい、ギースはヌカ族で唯一の生き残りとなりました。
この時点でギースはヒトガミが恨んでもいいはずですが、ヒトガミのおかげでここまで生き残り、冒険者ランクが上がったのも事実なので、その後もヒトガミとの繋がりを持ち続けています。
こうしてギースは「ヒトガミの使徒」として動き続けており、しかもオルステッドは何度ループしても「ギースがヒトガミの使徒」とは気づくことが出来ませんでした。
そういう意味ではギースはヒトガミの切り札とも言える存在ですね
ヒトガミにとってギースはただの駒!
ギースはヒトガミのお陰で冒険者ランクが上がったこともあり、故郷のヌカ族の村が滅んだとはいえ、ヒトガミに協力し続けたのです。
これはヒトガミにとってはあまりにも都合が良い男であり、まさにギースはヒトガミの駒として半生を捧げることになります。
本当にヒトガミは人の心の隙間につけこむのが上手いですね。
ヒトガミはギースを酷評!
ヒトガミのギースに対する評価は酷いもので、「何もできないゴミ」と完全に見下しています。
龍神オルステッドはギースのことを「ヒトガミの切り札」とまで見ていましたが、ヒトガミにとってはどうでもいい人物の一人だったようですね。
しかしそんな誰もがノーマークのキャラだったからこそ、オルステッドやルーデウスにとって大きな脅威となりました。
無職転生のギースが裏切り!ルーデウスに手紙を出した理由とは?
ギースはヒトガミの使徒であり、作中では途中でルーデウスを裏切ることになります。
ここではギースの裏切りと、ヒトガミとの関係について詳しく見ていきましょう。
ギースは最初はルーデウスの仲間だった
先述の通り、ギースは序盤の時点ではルーデウスの味方でした。
実際、ギースの助力のお陰でルーデウスが助かったシーンもありましたね。
ただこれはすべてヒトガミからの指示に基づいており、ギースはヒトガミの目的を知らなかったため、かつての仲間であるパウロの息子を助ける気持ちで行動していたのです。
実はギースのこの優しい性格が、ヒトガミにとってはイレギュラーな行動に繋がります。
それがギースがルーデウスに出した「手紙」です。
ギースがルーデウスに手紙を出す
ギースが「ヒトガミの使徒」であることが物語後半に明らかになりますが、だとすると不可解なのが「ゼニス救出の際にギースがルーデウスに手紙を出した」ことです。
無職転生の作中における大事件「フィットア領の転移事件」によってルーデウスの家族をはじめ、フィットア領の人間が世界中に散り散りになりました。
ゼニスはこの転移事件によりベガリット大陸の迷宮都市に飛ばされており、ゼニスを救出するためにパウロが「黒狼の牙」メンバーを集め、ロキシーも加勢してベガリット大陸に乗り込んでいます。
一方でルーデウスはヒトガミから「ベガリット大陸に行くと後悔する」というお告げを受けており、それもあってルーデウスはラノア魔法大学への入学を優先しました(主目的はEDを治すため笑)。
ヒトガミにとってはララを産むロキシーが邪魔であり、ルーデウスがベガリット大陸に行かなければゼニス救出は失敗してロキシーも死亡するからでした。
しかし「ヒトガミの使徒」であるギースはルーデウスに手紙を出し、ゼニス救出の救援要請をしています。これはヒトガミの意図とは完全にズレた行動です。
ギースのこの行動の理由は単にヒトガミの目的を知らなかったためで、ルーデウスやオルステッド側から見ればファインプレーでした。
このように、ヒトガミも完璧に使徒を采配しているわけではないことが分かりますね。
ギースがルーデウスに正体を明かす
ルーデウス達がベガリット大陸でゼニスを救出した後、ルーデウスとギースはミリス神聖国で再会しています。
そしてこの時点では、ギースは完全にヒトガミの手駒となっていたため、先程のようにヒトガミの意に沿わないような行動はしません。
ここでギースはルーデウスに、自身の正体を明かす内容の手紙を残すのです。
- ギースは「ヒトガミの使徒」
- ヒトガミに協力している理由について
- ルーデウス達を迎え討つ準備を進めている
もはや完全に宣戦布告であり、ギースがヒトガミの使徒だった事実に加えて、ギースとの戦いが始まることが示唆されていたのです。
先述のとおり、ギースがヒトガミの使徒だったことはオルステッドですら把握しておらず、今回のループで初めて明らかになりました。
ある意味では中途半端に強いキャラよりもずっと厄介な存在ですね。
無職転生のギースの裏切りの理由と本当の正体とは?実はラスボス?
ギースとルーデウスは出会った当初から「先輩」「新入り」と呼び合うなど、ずっと友好的な関係を築いてきました。
しかし作中でギースは突然裏切り、ルーデウスの敵として立ちはだかることになります。
その理由や経緯について詳しく見ていきましょう。
ルーデウスがヒトガミと決別!
ルーデウスは作中でヒトガミに家族を人質に脅迫され、龍神オルステッドと戦う場面があります。
しかしオルステッドには流石に敵わずにルーデウスは殺されかけましたが、エリスの救援により死亡は免れます。
そしてここでオルステッドの誘いによりルーデウスはヒトガミを捨ててオルステッド側につくことにしました。
一方でギースはヒトガミに対して大きな恩義を感じていました。
先述のとおりヌカ族を滅ぼされた過去はあれど、ギースにとっては小さい頃から「お告げ」をくれる存在であり、ヒトガミのおかげで今のギースがあるからです。
さらにギースは「これまでの人生は常に誰かの腰巾着だった」という劣等感もあり、「自分の活躍でヒトガミが勝利すれば、自分が凄い奴だという証明になる」と考えます。
こうしてヒトガミと敵対するルーデウスには反旗を翻し、ギースはヒトガミ側へとつきました。
ギースがそうそうたるメンバーを集めてルーデウスに挑む!
ギースはルーデウスと敵対関係になった後、下記のメンバーを集めてルーデウス&オルステッド側に挑みます。
- 剣神ガル・ファリオン
- 北神アレクサンダー・カールマン・ライバック
- 魔王バーディガーディ
- 鬼神マルタ
- 冥王ビタ
七大列強2名を含むそうそうたるメンツです。
ギース自身は戦闘能力ほぼゼロの雑魚ですが、こうして世界トップレベルの猛者を集められる才能は、ある意味戦闘能力以上に恐ろしいですね。
オルステッドはヒトガミとの戦いのために魔力を温存しなければならないことを考えると、ルーデウスにとって恐ろしいほどの戦力です。
→バーディガーディの正体や強さなどを見る
しかし個々の戦力は凄まじいものの、目的が異なる者たちの寄せ集めだったためにギースの指示が全く通らず、結局ギースは敗北します。
それぞれのキャラはラスボスクラスと言っても良かったですが、最後はチームワークが物を言いましたね。
無職転生のギースは最後の戦いの最中に死亡する?
ルーデウス側とギース側の全面戦争が始まり、メンツを見るだけでもとてつもない大激戦になることがわかります。
ここではギースが最後にどうなったのか見ていきましょう。
最後の戦いは総力戦!
ギース側はガル・ファリオン、アレク、マルタ、バーディガーディなど、個々の戦力で言えばルーデウス側を凌駕していました。
彼らが組織的に動いていたらルーデウス達は敗北していたかもしれません。
しかしルーデウス達と決定的に違ったのは、ギース側はそれぞれが別々の目的や思惑で動いていたため、チームワークなんぞは存在しませんでした。
またギースに彼らを統率できる実力があるはずもなく、当然ながらギースの指示は全く聞き入れてもらえません。
結果的に、ガル・ファリオン、マルタ、バーディガーディは各個撃破または封印され、アレクも本気モードのオルステッドが完膚無きまでに打ち負かしました。
最後はギースが死亡!
ギースはルーデウス側との全面戦争の中、ルーデウスの聖級魔術「フラッシュオーバー」により灼かれます。
そしてルーデウスと言葉を交わし、最後に「黒狼の牙」の仲間でもあるギレーヌと短い別れの挨拶をした後に死亡しました。
→無職転生の死亡キャラの一覧を見る
最後の最後まで恐ろしい相手でしたが、やはり元仲間だっただけあって後味の悪い最期でしたね。
「無職転生のギースの正体!裏切りや手紙、ラスボス説を解説!」まとめ
今回は無職転生のギースの正体や裏切りの理由、ラスボス説や最後の結末などについて解説しました。
ギースは黒狼の牙でも縁の下の力持ち的なポジションで、作中でも「ルーデウスの悪友」のようなキャラです。
ヒトガミが絡んでいたとは言え、悲しい結末となってしまいましたね。
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