この記事ではドクターストーンのレイの正体や黒幕説、作中の進化やクラフトのシーンなどについて解説します。
レイはドクターストーンのスピンオフ作品である「Dr.STONE reboot:白夜」に登場したAIロボットです。
3700年前に白夜がISSにレイを持ち込み、そこで白夜達の地球への帰還などで尽力しました。
まずはレイの正体から詳しく見ていきましょう☆
- レイの正体
- レイの進化とクラフトの一覧
- レイのかわいい容姿
- レイの黒幕説の真相
※この記事はドクターストーンのネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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ドクターストーンのレイの正体とは?
まずはドクターストーンのレイの正体や作中での活躍などについて見ていきましょう。
レイはドクターストーンのスピンオフ「Dr.STONE reboot:白夜」で初登場したキャラで、このスピンオフにおける主人公です。
レイは元々石神白夜が作ったAIロボット
レイは元々石神白夜が考案したAIで、その道の専門家が集まって形にしたものです。
開発費が無かった関係で、スマホのメインボード60個を流用して組まれており、
- 宇宙工学
- 地球科学
- 天文学
など、宇宙で使えそうな知識は片っ端からぶち込まれています。
石神白夜がレイをISSに連れてくる
白夜がISS(国際宇宙ステーション)に来る際にはレイも一緒に連れてきました。よって当時ISSには宇宙飛行士が6人、AIロボットが1台という状態ですね。
ちなみにリリアンはレイのことをえらく気に入っており、ISSの中でも「めっちゃかわいい」と言いながら抱きついていました笑
人類が石化後、レイが軌道計算を担当
白夜達がISSに来て間もなく、地球全土を石化光線が覆い、全人類が石化しました。
白夜達は地球上の定点カメラのサイトからそのことを知り、最後の人類として地球に帰還することに決めます。
ただ地球に帰還するにしても地上からの支援が必須であり、全人類が石化した状態では帰還もままなりません。
そこで白夜はレイに軌道計算を任せ、資源が豊富な日本近海への帰還ルートを設定することが出来ました。
レイは石神白夜の帰りをずっと待っている
白夜達がISSを離れる間際、レイは
白夜様
戻ってきてくれますか?
と尋ねます。
実はレイには人間の寿命のデータが入っていないため、もう白夜が生きているうちにISSに来ることなどあり得ないことを理解できていなかったのです。
更にこの時点でISSの燃料は使い切っていたため、1年後には墜落して大気圏で燃え尽きる運命でした。
それでも白夜は自分たちのために頑張ってくれたレイに
だから気楽に待ってなレイ
と言い残して地球に帰っていきました。
白夜にとっては気休めの言葉でしたが、この言葉が後々のレイの超進化に繋がってきます。
ドクターストーンのレイの進化がヤバい!思考パターンは千空そっくり!
ここまでレイが作られた経緯やISSでの活躍について解説してきました。
人類が石化したことでISSのクルーである白夜達もみんな帰還してしまい、ISSは墜落を待つばかりでしたが、ここからレイは人知を超えた超進化を遂げることになります。
レイが破損した太陽電池を修理
レイは白夜の言葉を信じてずっとISSへの帰還を待っていました。その間にISSには様々な困難が待ち受けていますが、レイが次々に解決していきます。
最初のアクシデントはISSの太陽電池パネルにスペースデブリが衝突して一部破損したことでした。
そこでレイはISSのロボットアームである「カナダアーム」を改造し、自身とジョイントすることで船外活動を可能にし、太陽電池の電力系統を修理しました。
そもそも既存の装置を自分の判断で自分で改造するAIという時点で既に人智を超えていますね笑
レイがレーザーガンをクラフトしてISSの位置を測定
そして人類石化から380日が経った頃、レイは「ISSが今どのくらいの高度なのか」を調べるためにまたしても船内の装置を解体&クラフトし、レーザー距離測定器を作りました。
これを地表に向けて照射し、光が跳ね返ってくる時間を測定することでISSの高度を測れるのです。
そして実際に測ってみると驚愕の事実が明らかになり、ISSの軌道が著しく下降していることが分かりました。
このままだと数カ月後にはISSは大気圏突入して焼失してしまうため、どうしても軌道修正のための燃料が必要になります。
レイが推進剤と水素エンジンをクラフトしてISSの軌道を修正
レイはまるで千空よろしく「科学で作って解決」の精神の元、ISSの軌道を戻すための燃料であるヒドラジンを作ることを画策します。
そのために必要なのが「酸素、水素、窒素、炭素」になるわけですが、
- 水を電気分解して酸素と水素をゲット
- 船内空気と船外タンクから窒素をゲット
- 人間の食べ物から炭素をゲット
ということで必要元素が揃い、さらにISS内の設備を(また)改造して燃料精製用の生産設備を作りました。
こうしてできた燃料によってISSは再び元の軌道に戻ることができました。
白夜達の想定ではこの時点でISSは地球に落ちるはずでしたが、レイが人間の常識を変えたのです笑
レイがISSのエンジンを水素エンジンに改造
レイがISSの軌道を戻したとは言え、これは一時的な措置に過ぎません。周回軌道でも極小ながら空気抵抗があるためにISSは少しずつ地球に落ちていっているのです。
つまりISSを維持するためには常に燃料が必要であり、先程のように燃料を精製するには今ある資源だけではすぐに足りなくなります。
そこでレイはエンジンを水素エンジンに改造することで、これまでの燃料であるヒドラジンが不要となり、ISSがより長持ちするようになりました。
もうこの時点でISSが人知を超えた何かになり始めています笑
レイが宇宙服から宇宙船「レイゲリオン」をクラフト
水素エンジンに改造したとは言え、依然として資源の枯渇問題が残っています。
そこでレイは近くの彗星を持ってくるというとんでもないことを考え、そのための宇宙船「レイゲリオン」をクラフトしました。
宇宙船と言っても宇宙服に太陽電池パネルをくっつけた構造で、これにレイが乗って数年かけて彗星を目指すのです。
レイが彗星「マホちゃん」をラグランジュポイントまで運搬&資源ゲット
レイが「レイゲリオン」に乗って彗星に到着しました。
当初は彗星の大きさが想定より4倍くらいデカいなどのハプニングがあったものの、太陽光による熱で彗星が割れたためにどうにか無事に持って帰ってこれました。
こうしてレイは彗星(「マホちゃん」と命名)をラグランジュポイント(地球と月の間で重力が安定する場所)に保管します。
この彗星がISSにとっての超巨大な燃料基地となり、ISSは長きに渡って周回軌道を維持できるようになりました。
レイが自分自身を随時改造
レイは宇宙空間にいるため、太陽から常に飛んでくる高エネルギー粒子に晒されています。
これが原因で精密機器の回路を焼いてしまうため、レイも時間が経つにつれてメインボードが破損していきました。
しかしレイは彗星の資源とISS内の装備を流用して電子頭脳や機能をアップグレードし、スマホ1000個分の頭脳になります。かつてはスマホ60個分だったので、ざっくり16.5倍ですね。
さらにその後はさらにレイが自身を改造し、最終的にスマホ3000個分の頭脳にアップデートしています。
なんで当初よりパワーアップしているのか笑
レイが地球外生命体を発見?
レイが苦労して持ってきた彗星「マホちゃん」は470年ほど経った時点でほとんど無くなってしまいました。
本来なら数万年はもつはずでしたが、太陽光によって蒸発してしまったのです。
そこでレイはレイゲリオンで(また)彗星狩りに出かけ、今度は太陽系外から来るバカでかい彗星を持ってきました。
そしてその彗星にはなんと恐竜のような、ドラゴンのような何かが化石となって埋め込まれています。
図らずもレイが地球外生命体を発見した形となり、自覚も無く人類史上最大級の発見をしてしまいましたね。
レイが水爆を4000発クラフトして小惑星の軌道をずらす
その後もレイは太陽電池の劣化や破損など細かいトラブルはあったものの、もはやトラブル対応のプロであるレイの前では些末な問題でした。
しかし人類石化から3200年後に地球規模の災厄がやってきます。それは地球に衝突予定の小惑星で、直系は40kmで重量300兆トンという大きさです。
これが落ちたら核兵器100億メガトン級に相当し、地球上では1cm以上の生命体は絶滅することになります。
そこでレイは持てる知識と彗星の資源などから水素爆弾を作り出します。ついに来るとこまで来ましたねコイツは笑
そしてレイは350年かけて水素爆弾搭載型の宇宙船を4000台作り、小惑星に叩き込んで軌道を変えました。
こうして地球はレイのおかげで滅亡を免れます。レイがいなかったら白夜が残した子孫や百物語も無に帰すところでしたね。
レイが3DプリンターをクラフトしてISS&自分自身を作り出す
レイが小惑星の軌道を変えた代償は大きく、ISS内の部品もほぼ使い切ってもはや原型を留めていませんでした。
そこでレイはISSを元よりもカッコよく作り直すことにし、そのために周囲の人工衛星をかき集めて改造することで3Dプリンターを作り出します。
さらにこの頃にはレイ自身にも既に限界が来ており、このままでは機能停止してしまうため、レイは3Dプリンターに自動で作業をさせるための命令語ディスクを作りました。これにより、
- まずは3DをプリンターでISS本体を出力する
- 次に「一回り小さくてより精密な3Dプリンターを製作」を繰り返す
- 最後にレイ自身を再び作り出す
という工程を自動で行わせたのです。
完成までなんと150年ほどかかりますが、レイが設定した命令語ディスクは完璧に機能し、150年後にISSもレイも見事に復活したのです。
レイが作ったISSがもはやエヴァンゲリオンの使徒!笑
ちなみにレイが3Dプリンターで新たに生み出したISSの姿が上記の画像のとおりです。
それは当初のISSより遥かに巨大かつ精密で、太陽電池パネルは翼のような無駄に凝ったデザインとなっています。
遠くから見たらエヴァンゲリオンに出てくる使徒みたいですね笑
レイのメッセージをクロムが受け取っていた!
レイはISSに滞在している間、東京直上に来るたびに光を点灯して白夜に存在を教えていました。
実際には白夜は数千年前に死亡していますが、レイは未だにそのことを理解していないのです。
しかしその光はクロムが好奇心のままに記録しており、その光の位置をつなぎ合わせると
ワタシ
ココニイル
という文字になっていました。
何千年も待ち続けるレイの健気さが伺えますね。
ドクターストーンのレイがかわいい!モデルはリリアン?
先程お話したとおりレイは途中で機能停止しており、自立型の3Dのプリンターによって復活しました。
その際には元の球体の体ではなく、リリアンを思わせる可愛い姿となって復活しています。
これはレイが生まれた当初、白夜の研究室にあった女の子型の模型をレイが覚えており、その姿を元に3Dプリンターで出力したのです。
図らずも当時の白夜が「こんなロボだったらいいな~」と思っていた通りのロボットが、レイ自身の手によって実現しましたね。
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ドクターストーンのレイの正体は黒幕&ラスボス?
レイはずっと宇宙空間にいることや、千空達が石化している間もずっと活動していたことなどから黒幕説もありました。
ただレイが宇宙に来たのは人類が石化する直前で、そこにはメデューサも無ければ地球に降り注がせる時間もありません。
よってレイが黒幕という線は無さそうですね。
→ドクターストーンの黒幕&ラスボス候補の一覧を見る
「ドクターストーンのレイの正体は黒幕&ラスボス?かわいいシーンや進化も解説!」まとめ
今回はドクターストーンのレイの正体や黒幕説、作中の進化やクラフトのシーンなどについて解説しました。
レイは「Dr.STONE reboot:白夜」の作中において終始驚愕の進化を遂げており、結局3700年もの間ずっとISSを守り続けています。
千空の「諦めない」精神がレイのAIにまで反映されており、千空とは恐ろしく話が合いそうですね笑
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