呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)のルールを解説!

呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)のルールを解説!

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呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)とは?偽夏油のデスゲーム解説!

この記事では呪術廻戦の偽夏油こと羂策(けんじゃく)が始めたデスゲーム・死滅回遊(しめつかいゆう)とは何なのか、そのルールや概要、参加者などについて解説します。(作中の正式表記は「死滅回游」)


死滅回遊(しめつかいゆう)については本編の第143話で初めて出てきた言葉で、これは偽夏油こと羂策(けんじゃく)が始めたゲームのことです。

もちろんこれは愉快なゲームなどではなく、羂策が事前にマーキングしていた1000人が「無為転変」により悪意を持って世に放たれ、バトル・ロイヤルのように殺し合いをするものです。


まずは死滅回遊(しめつかいゆう)の概要から解説し、その後にルールについて解説します。

この記事で分かること
  • 死滅回遊の目的
  • 死滅回遊のルールの詳細
  • 死滅回遊の元ネタ


※この記事は呪術廻戦のネタバレを含みます


また呪術廻戦の全キャラクターの一覧はこちらの記事にまとめています。

  1. 呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)とは?ルールの概要を解説!
    1. 死滅回遊(しめつかいゆう)という言葉は実在する
  2. 死滅回遊(しめつかいゆう)の目的とは?
  3. 呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)の総則(ルール)は8つ!意味を解説!
    1. 死滅回遊(しめつかいゆう)のルールにある「結界(コロニー)」とは?
    2. 死滅回遊(しめつかいゆう)のルール②と⑧の意味を解説!「術式を剥奪」とは死亡を意味する!
    3. 死滅回遊(しめつかいゆう)のルール③「結界に侵入した非泳者も泳者」に!
    4. 死滅回遊(しめつかいゆう)の基本はルール④「他泳者を殺す」こと!
    5. 死滅回遊(しめつかいゆう)ではいち早くルール⑥「100点消費してルールを追加」すると有利になる!
    6. 死滅回遊(しめつかいゆう)のゲーム終了条件は?
  4. 呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者は誰?
    1. 死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者:伏黒津美紀(ふしぐろつみき)
    2. 死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者:来栖華(くるすはな)
    3. 死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者:高羽史彦(たかばふみひこ)
    4. 死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者:狗巻棘(いぬまきとげ)
    5. 死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者:弁護士バッジの男
  5. 呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)のルールの元ネタを解説
  6. 「呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)のルールを解説!」まとめ

呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)とは?ルールの概要を解説!

偽夏油こと羂策(けんじゃく)は第136話で「呪力の本質に迫るための混沌」を生み出すため、

  • 呪物を取り込ませた人間
  • 術式を所持しているが脳の構造が非術師の人間

これらの人間を合計1000人用意した上でマーキングを施していました。

そして真人から抽出した術式「無為転変」を遠隔発動することで1000人の器の強度や脳の構造を改変し、世に解き放ちます。


羂策(けんじゃく)が語るには「1000人の虎杖悠仁が悪意を持って放たれたと思ってくれ」と語っており、相当な力を持つ術師や受肉体が日本に出現しました。

彼らは後述の死滅回遊(しめつかいゆう)の総則(ルール)に従い、泳者(プレイヤー)としてゲームに参加することになります。


基本的に死滅回遊のルールは後述するとおり「デスゲーム」です。羂策(けんじゃく)の思惑に巻き込まれた泳者(プレイヤー)は強制的に殺し合いをすることになります。


夏油傑や偽夏油の詳細についてはこちらの記事にまとめています。

死滅回遊(しめつかいゆう)という言葉は実在する

ちなみに「死滅回遊(しめつかいゆう)」という言葉は海域を移動する回遊魚について実際に存在する言葉です。

これは回遊魚が海流の影響で本来生息できない地域に回遊してしまい、季節が変わって水温が変化することによって死滅してしまうことを表す言葉です。


羂策(けんじゃく)によって無理矢理呪物を受肉されたり、脳の構造を改変されたことでデスゲームに強制参加となり、環境に適応できなければ死を意味する、まさに「死滅回遊(しめつかいゆう)」という名がピッタリですね。

ちなみに呪術廻戦においては「遊」の字が「」になっており、正式には「死滅回游」という表記です。

死滅回遊(しめつかいゆう)の目的とは?

偽夏油こと羂策(けんじゃく)の最終目的としては人類の進化であり、その手段は

人類と天元の同化

です。


本来天元は星漿体(せいしょうたい)としか同化はできませんが、天内理子との同化に失敗して進化を始めてしまった天元は星漿体以外との同化も不可能ではありません。

また天元は進化によりその魂が至るところにあり、もはや天地そのものが天元の自我となっています。

そこで羂策は人類と天元を同化させることで、全ての人類を一括で進化させようとしているのです。


死滅回遊(しめつかいゆう)は人類と天元の同化の慣らしという位置付けです。

呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)の総則(ルール)は8つ!意味を解説!

死滅回遊(しめつかいゆう)においてはプレイヤーのことを泳者(えいしゃ)と呼びます。

死滅回遊(しめつかいゆう)とは基本的に下記の8つのルールに従って点(ポイント)を稼ぐ、というゲームです。

<死滅回遊の総則(ルール)>

  1. 泳者(プレイヤー)は術式覚醒後、19日以内に任意の結界(コロニー)で死滅回遊への参加を宣誓しなければならない
  2. 前項に違反した泳者(プレイヤー)からは術式を剥奪する
  3. 非泳者(非プレイヤー)は結界(コロニー)に侵入した時点で泳者(プレイヤー)となり、死滅回遊への参加を宣誓したと見做す
  4. 泳者(プレイヤー)は他泳者(他プレイヤー)の生命を断つことで点(ポイント)を得る
  5. 点(ポイント)とは管理者(ゲームマスター)によって泳者(プレイヤー)の生命に懸けられた価値を指し、原則は術師5点、非術師1点とする
  6. 泳者(プレイヤー)は自身に懸けられた点(ポイント)を除いた100点を消費することで管理者(ゲームマスター)と交渉し、死滅回遊に総則(ルール)を1つ追加できる
  7. 管理者(ゲームマスター)は死滅回遊の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない
  8. 参加または点(ポイント)取得後、19日以内に得点(ポイント)の変動が見られない場合、その泳者(プレイヤー)からは術式を剥奪する


堅い文面でルールの記載が非常にややこしいので、ざっくりした書き方で解説すると下記のようになります。

  1. プレイヤーは決められた結界内で19日以内に参加表明しないとダメ
  2. 参加表明しないと術式が無くなる
  3. プレイヤーじゃなくても結界に入ればプレイヤーになる
  4. 他のプレイヤー殺せばポイントゲット
  5. ポイントは術師を殺したら5点非術師を殺したら1点
  6. プレイヤーは100点消費するとゲームにルールを追加できる
  7. ゲームマスターはルール追加について、ゲームが成立しなくなる場合以外は基本的に認める
  8. 19日間ポイントがそのままのプレイヤーは術式が無くなる


次に死滅回遊(しめつかいゆう)というゲームの肝となるルールについて解説していきます。

死滅回遊(しめつかいゆう)のルールにある「結界(コロニー)」とは?

死滅回遊(しめつかいゆう)の総則(ルール)にある「結界(コロニー)」とは、いわゆる死滅回遊の殺し合いの舞台となるフィールドです。

死滅回遊の「結界(コロニー)」は日本全国に10箇所存在しており、それぞれの結界(コロニー)は「人間を彼岸に渡す境界」を結ぶ結界と繋がっています。


ちなみに呪術連の結界の影響により、北海道にだけは結界(コロニー)がありません

死滅回遊(しめつかいゆう)のルール②と⑧の意味を解説!「術式を剥奪」とは死亡を意味する!

死滅回遊の総則(ルール)の②と⑧では「プレイヤーの術式が剥奪される」ことについて規定されています。

このルールを額面通りに読むと

与えられた術式が無くなる
→戦うための「」を失う

という意味に読み取れます。


しかしそれだけだとプレイヤーにとってあまりデメリットが無く、例えばルール⑧で全員が19日間ずっとサボっていれば全員が術式を無くし「死滅回遊(しめつかいゆう)」続行不能、となってしまいます。

しかし死滅回遊ではあくまでもプレイヤー同士に殺し合ってほしいわけなので、プレイヤーには「戦うための理由」「戦わなければならない危機感」を与えるはずです。


さらに第146話では「死滅回遊(しめつかいゆう)」のルールから考えても、

「術式を剥奪」=「死亡

であるはずという結論に至っています。

これにより泳者(プレイヤー)は「19日間サボろう」なんて言ってる場合ではなくなり、危機感を持ってプレイヤー同士で殺し合うでしょう。

死滅回遊(しめつかいゆう)のルール③「結界に侵入した非泳者も泳者」に!

死滅回遊(しめつかいゆう)のルール③にあるとおり、結界内に侵入した非泳者(非プレイヤー)泳者(プレイヤー)と見なされます

これに関して、「最初から結界内にいる一般人はどうなるのか」について第146話で語られており、その場合は

少なくとも1度は外に出る機会を与えられる

ということになるようです。


なので例えば住んでいた地域が結界(コロニー)になってしまった場合は、少なくとも1度は脱出できるチャンスがあるということですね。

死滅回遊(しめつかいゆう)の基本はルール④「他泳者を殺す」こと!

死滅回遊(しめつかいゆう)の基本はルール④にあるとおり、「他泳者(他プレイヤー)を殺す」ことです。

要するに「点(ポイント)を稼ぐゲーム」であるため、泳者(プレイヤー)は他泳者を殺さないと点(ポイント)が獲得できません。


さらにルール⑧にあるとおり、「19日以内に得点の変動が無いと術式剥奪」なので、のんびりしていると戦う力(術式)を失ってしまいます

先程お話した術式剥奪の意味も相まって、このルールにより泳者(プレイヤー)は他プレイヤー殺しに躍起になることでしょう。


また死滅回遊においては「コガネ」という式神が各泳者に憑くことになります。「コガネ」は監視や窓口を担う式神で、管理者(ゲームマスター)が各泳者の状況を管理するためのものです。

コガネの詳細はこちらの記事にまとめています。

死滅回遊(しめつかいゆう)ではいち早くルール⑥「100点消費してルールを追加」すると有利になる!

死滅回遊(しめつかいゆう)の目玉と言えるのがルール⑥の「100点消費してルールを追加できる」です。

術師が5点非術師が1点なので、100点獲得するのはかなり大変ですが、いち早く100点獲得して「自分に有利なルール」を追加することで、それ以降の死滅回遊(しめつかいゆう)も有利に立ち回ることができます。

まずはいち早く100点を獲得し、ルール追加の権利を誰よりも早く手に入れるのが重要なポイントとなります。


また虎杖悠仁や伏黒恵にとってもルール⑥が極めて重要で、伏黒津美紀を救出するために

ゲームに参加する意思のない者は死滅回遊から離脱できる

といったルールを追加しなければなりません。

死滅回遊(しめつかいゆう)のゲーム終了条件は?

今のところ死滅回遊(しめつかいゆう)のゲームの終了条件がルールに明記されていません

死滅回遊を終わらせるためには下記の2通りしかありません。

  • 泳者(プレイヤー)が全員死ぬ
  • 泳者(プレイヤー)の全員が参加拒否して死ぬ


また、ルール⑦に「死滅回遊の永続」という記載がありますが、これは死滅回遊という儀式を中断させないために羂策(けんじゃく)が作った保険です。

なので基本的に死滅回遊(しめつかいゆう)が終わるにはプレイヤーが全滅という道しかないようです。

呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者は誰?

ここまで死滅回遊(しめつかいゆう)のルールについて解説してきました。

偽夏油が作り上げた死滅回遊(しめつかいゆう)というバトル・ロイヤル形式のデスゲーム、このゲームには第136話で語っていたマーキング済みの1000人は強制参加となります。

更に先程のルール③により、コロニーに侵入した非術師も泳者となるため、プレイヤー数は増加し得ます


ここでは現時点での死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者についてご紹介します。

死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者:伏黒津美紀(ふしぐろつみき)

伏黒津美紀は伏黒恵の義理の姉で、正体不明の呪いにより1年以上寝たきりとなっていました。

その呪いの正体は偽夏油にかけられたもので、死滅回遊(しめつかいゆう)の泳者(プレイヤー)として強制参加となります。


→伏黒津美紀の呪いの詳細についてはこちらの記事にまとめています。

死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者:来栖華(くるすはな)

死滅回遊には1000年前の術師である来栖華(くるすはな)も泳者(プレイヤー)として参戦しています。

来栖華は「あらゆる術式を消滅させる」という特殊な術式を持っている人物で、獄門疆(ごくもんきょう)の封印を解除するためには来栖華の協力が必要です。


虎杖悠仁たちにとっては伏黒津美紀と同様、来栖華を見つけ出すことが物語の鍵となります。

来栖華の正体などについてはこちらの記事にまとめています。

死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者:高羽史彦(たかばふみひこ)

高羽史彦(たかばふみひこ)は呪術廻戦の第146話で初登場したキャラクターで、売れない芸人をやっている人物です。

一見呪術師とは何の縁もなさそうな人物ですが、「死滅回遊(しめつかいゆう)の泳者(プレイヤー)」です。


伏黒津美紀と同様、偽夏油こと羂策(けんじゃく)に強制的に術式を与えられた人物だと思われ、今後の動向に注目ですね。

高羽史彦(たかばふみひこ)の詳細はこちらの記事にまとめています。

死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者:狗巻棘(いぬまきとげ)

第152話が掲載されたジャンプ本誌の「呪術廻戦だより」から、死滅回遊の泳者の一人に狗巻棘(いぬまきとげ)の名前がありました。

てっきり呪術高専で治療中か、呪術総監部に身柄を拘束されているかと思いきや、死滅回遊に参加していたようです。

乙骨憂太のように死滅回遊を終わらせるために単身乗り込んだのか、あるいは他の理由があるのかもしれません。

死滅回遊(しめつかいゆう)への参加者:弁護士バッジの男

第143話では伏黒津美紀の他、顔が見えない人物が一人死滅回遊(しめつかいゆう)に参加している描写があります。

これが誰なのかは確証がありませんが、ヒントとして左襟に弁護士バッジがついています。

弁護士バッジはひまわりの花をかたどったデザインに、真ん中には「天秤」が描かれています。この天秤は弁護士に「公正と平等」を象徴しており、法に携わる弁護士ならではのデザインです。


死滅回遊(しめつかいゆう)の参加者については今後の続報に注目です。

呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)のルールの元ネタを解説

呪術廻戦の本編では偽夏油たちが様々なゲームに興じている様子が描かれています。

一見するとこれは偽夏油や呪霊達が暇過ぎて遊んでいるように見えますが(暇つぶしの側面もありそうですが笑)、目的は呪霊達がゲームを通じてルールなどについて勉強することだったようです。

これは漫画11巻の第90話のフリースペースで解説されており、

術式の中には既存の物やルールが絡むものもあるため
皆で遊びながら勉強している

というのが目的でした。


もしかしたら偽夏油が考案した死滅回遊(しめつかいゆう)の構想やルールも、作中で遊んでいたゲームなどからヒントを得たのかもしれません。

漫画8巻の第62話では偽夏油達が人生ゲームに興じている様子が描かれています。

真人が「夏油 株券」とか言ってるのがリアルすぎる&人生ゲームのルールに手慣れ過ぎですね笑

また漫画11巻の第90話では偽夏油たちが麻雀に興じている様子が描かれています。漏瑚ですら手慣れた様子で麻雀牌を切っているのが面白いですね笑


恐らく人生ゲームや麻雀以外にも様々なゲームをプレイしていたと思われるので、死滅回遊(しめつかいゆう)のゲーム作りやルール決めの参考にしてそうですね。

「呪術廻戦の死滅回遊(しめつかいゆう)のルールを解説!」まとめ

今回は呪術廻戦の偽夏油が始めたデスゲーム・死滅回遊(しめつかいゆう)とは何なのか、そのルールや概要、参加者などについて解説しました。


偽夏油が始めた狂ったバトル・ロイヤル形式のゲームである死滅回遊(しめつかいゆう)により日本の大混乱がさらに促進されそうです。

ゲームの進行やルールのさらなる情報、ゲームの展開については今後も注目です。


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→伏黒津美紀の呪いの正体について見る

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コメント

  1. 通りすがり より:

    バトルロワイヤルじゃなくて
    ロイヤルですよ

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