この記事では東京リベンジャーズのマイキーこと佐野万次郎(さのまんじろう)の未来について、各タイムリープごとの結末を解説します。
東京リベンジャーズの一番の注目ポイントは、タケミチが過去にタイムリープして過去を改変し、その結果を見に未来に戻るシーンです。
タケミチは作中で幾度となくタイムリープを繰り返し、過去を変え、その度に違う未来を見てきました。
今回はマイキーに焦点を当てて、各タイムリープによる未来の結果まとめをご紹介します。
- マイキーの未来の結末の一覧表
- 各タイムリープによるマイキーの未来の解説
※この記事は東京リベンジャーズのネタバレを含みます
東京リベンジャーズのマイキーの未来はどうなる?タイムリープの結果の一覧表!
東京リベンジャーズにおいてはタケミチがタイムリープして過去を改変し、その結果未来(=現代)がどうなっているか、という繰り返しです。
各タイムリープにおいて未来(=現代)がどうなったのか、日付や12年前の事件と一緒に一覧表にまとめました。
こうして見るとマイキーは毎回ほぼ闇堕ちし、生き残っていても最悪の結末を迎えており、全てバッドエンドですね・・
タイムリープの回 | 12年前の事件 |
タイムリープ後の時期 | 結果 |
1回目 | ー | 2017年7月4日~ 7月6日 |
ナオトが生きて刑事になる。 マイキーは東卍で闇堕ち。 |
2回目 | 2017年7月19日 | 千堂敦が飛び降り自殺。 マイキーは東卍で闇堕ち。 |
|
3回目 | 83抗争 | 2017年7月 | 状況は変わらず。 マイキーは東卍で闇堕ち。 |
4回目 | 2017年8月10日~ 10月20日 |
ヒナが生き残るが、その後千堂敦が車で突っ込んでヒナ死亡。 マイキーは東卍で闇堕ち。 |
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5回目 | 血のハロウィン | 2017年10月29日 | 4回目と変わらず。 マイキーは東卍で闇堕ち。 |
6回目 | 2017年11月18日~ 11月19日 |
タケミチが東卍の幹部に。 マイキーは東卍で闇堕ち。 |
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7回目 | 聖夜決戦 | 2018年1月10日~ 1月20日 |
マイキーが東卍幹部を皆殺し。 マイキーは闇堕ち後に死亡。 |
8回目 | 関東事変 | 2018年1月 | ナオトが稀咲に撃たれて死亡。 マイキーは死亡したまま。 |
9回目 | 2018年3月17日~ | 東卍幹部もヒナも生き残る。 マイキーは梵天で闇堕ち。 |
|
10回目 | 最終章 | 未定 | 未定 |
東京リベンジャーズのマイキーの未来はどうなる?各タイムリープの詳細一覧!
先ほど一覧表でご紹介した各タイムリープ後の未来(=現在)について、一つ一つ詳しく見ていきましょう。
タイムリープのたびにタケミチは毎回死ぬぐらいの目に遭いながら過去を変え、未来(=現在)を少しずつ変えています。
その中で東京卍會のメンバーやマイキーはどうなっていくのでしょう。
マイキーの未来:1回目のタイムリープ
漫画1巻の第1話で、タケミチは突然駅のホームで誰かに突き落とされて電車に轢かれそうになります。
この時、近くにいた橘ナオトがタケミチを救出していますが、その際にナオトの手を握ったことでタケミチは初めてのタイムリープを経験しました。
この時は何も状況が分かっていないタケミチは、12年前の過去でタケミチはナオトに会った際に下記の未来を告げました。
- 2017年7月1日にナオトとヒナが死ぬ
- 2017年7月1日にタケミチが駅のホームに落ちて死ぬ
そしてナオトはこの日付をちゃんと覚えており、姉のヒナを死なせないために刑事になっています。
ヒナが死亡するのは止められませんでしたが、ナオト自身は死亡せずに生存することができ、少し未来(=現在)が変わっています。
これがタケミチが最初に未来を変えた出来事で、ここからヒナを救うために何度もタイムリープを繰り返す日々が始まります。
ちなみにマイキーの未来(=現在)についてはここでは言及がありませんが、東京卍會のトップとして闇堕ちしていると思われます。
マイキーの未来:2回目のタイムリープ
2回目のタイムリープではタケミチがナオトから下記について依頼されます。
- 未来(=現在)の東京卍會のトップは佐野万次郎と稀咲鉄太
- 12年前の佐野万次郎と稀咲鉄太の出会いを止めてほしい
そして12年前にタイムリープしたタケミチはマイキーこと佐野万次郎と出会い、その人となりを知ることとなります。
そしてヒナと花火を見ていた際に、ヒナの手を間違えてナオトの手を握ってしまい、未来(=現在)に戻ってきました笑
この時はタケミチが間違って戻ってきてしまったこともあって状況は大きく変わっていませんが、12年まにタケミチがキヨマサとのタイマンで折れずに戦い続けたことで少し未来(現在)が変わっていました。
- 千堂敦(アッくん)が東京卍會の幹部になっていた
- 千堂敦(アッくん)が飛び降り自殺
更にマイキーは登場していないものの、腐敗した東京卍會のトップのままなので闇堕ちしたままです。
マイキーの未来:3回目のタイムリープ(「83抗争」の前)
2回目のタイムリープの後にタケミチは千堂敦(アッくん)から「ドラケンさえ死亡していなければ」という言葉を聞きました。
そこでタケミチとナオトは12年前にドラケンが死亡する原因となった2005年8月3日の東京卍會の内部抗争を止めるのを次のミッションに定めます。
そしていざ3回目のタイムリープで12年前に戻ると、そこでは東京卍會の内部抗争ではなく「愛美愛主(メビウス)」との抗争の話が持ち上がっていました。
東京卍會の内部抗争を止めようと思っていたタケミチは展開についていけずに混乱してしまいます。
そこでタケミチは「愛美愛主(メビウス)」について調べるために一旦未来(=現在)に戻り、当時「愛美愛主(メビウス)」の総長だった長内に話を聞くことにします。
長内は当時のことについて下記のように語っています。
- 東京卍會と愛美愛主の抗争はあった
- その後、東京卍會が内部抗争を始めた
- 2005年8月3日にドラケンが死亡
- 全部「アイツ」の策略だった
この情報を元にタケミチは再び過去にタイムリープしました。
ちなみにこの時は長内から情報収集することが目的だったため、マイキーを含めて未来(=現在)の状況は変わっていません。
マイキーの未来:4回目のタイムリープ(「83抗争」の後)
4回目のタイムリープで12年前に戻り、「愛美愛主(メビウス)」の総長である長内をマイキーが一撃でKOします。
しかし勝負がついた後、長内を恨んでいた東京卍會の3番隊隊長のパーちんこと林田春樹が長内を刺してしまい、パーちんは自首して逮捕されました。
この騒動の後、マイキーとドラケンはパーちんを巡って喧嘩を始めており、これが後の「東京卍會の内部抗争」に繋がる出来事でした。
しかしタケミチが(頭に犬のウンコ乗せながら)2人を仲裁したことで内部抗争は無くなります。
ただその後も「愛美愛主(メビウス)」の残党が残っており、ドラケンが刺される事態となりましたが、タケミチの奮闘もあってどうにかドラケンの死亡は阻止します。
そして4回目のタイムリープのミッションを終えてタケミチは未来(=現在)へと戻りました。
4回目のタイムリープの後は初めてヒナが生きている未来(=現在)となっており、タケミチは12年ぶりにヒナと再会することになりました。
そしてタケミチの認識では「12年前にヒナから振られた」筈でしたが、ヒナの口から語られたのは「12年前にタケミチがヒナを振った」ことになっていました。
タケミチはこれを知って慌ててトイレに逃げ込んで頭を整理し、改めてヒナに告白しようと決めますが、戻ろうとした際に半間修二とすれ違い、半間はタケミチを見て「車乗ってねーじゃん」とつぶやきます。
タケミチが慌てて車に戻ると、そこには千堂敦(アッくん)がヒナの乗る車に突っ込んだ後で、ヒナはもう手遅れの状態でした。
タケミチはどうにか助けようとしますが、自身が死ぬことを悟っていたヒナはタケミチを突き飛ばし、その直後に車が爆発炎上してヒナは死亡します。
ちなみにマイキーは4回目のタイムリープの後に登場はしていませんが、東京卍會は相変わらず腐敗しているため、そのトップであるマイキーは闇堕ちしたままです。
→ヒナの死亡シーン一覧を見る
マイキーの未来:5回目のタイムリープ(「血のハロウィン」の前)
4回目のタイムリープの後、タケミチとナオトは過去を変えるヒントを得るために、死刑囚となっていたドラケンに会い、そこで稀咲鉄太(きさきてった)がキーマンであることを知りました。
そしてタケミチは「東京卍會のトップになるため、まずは隊長になる」と次の目標を定めて5回目のタイムリープに臨みます。
12年前に戻ると、そこでは「芭流覇羅(バルハラ)」と抗争するため、「愛美愛主」の一部勢力を連れた稀咲鉄太が3番隊隊長に任命されてしまいます。
そこでタケミチは稀咲鉄太を東京卍會から追い出すことに集中することにします。
そしてタケミチは稀咲鉄太について情報収集するために一旦未来(=現在)に戻り、再び死刑囚のドラケンに話を聞きに行きます。
そこでドラケンから下記の情報を得ました。
- 芭流覇羅との抗争で一虎が場地を殺害
- 芭流覇羅との抗争でマイキーが一虎を撲殺
- 稀咲鉄太が身代わりを用意してマイキーは逮捕されず
- 芭流覇羅を母体に東京卍會が巨大組織へ成長
タケミチはマイキーに一虎を殺させないためにも、根本原因である一虎が場地を殺すことを防ぐために再びタイムリープしました。
ちなみにこの時はドラケンからの情報収集が目的なので、マイキーを含めて未来(=現在)の状況は変わっていません。
マイキーの未来:6回目のタイムリープ(「血のハロウィン」の後)
6回目のタイムリープで、東京卍會は「芭流覇羅(バルハラ)」との抗争に入ります。これが後に「血のハロウィン」と呼ばれる抗争です。
「血のハロウィン」ではタケミチの奮闘と場地の踏ん張りにより、下記の結果となりました。
- 一虎が場地に致命傷を与える
- その後、場地が自害したことで「一虎が場地を殺す」のを防止
- マイキーが一虎を撲殺するのをタケミチが止める
- 一虎は生存し、逮捕される
その後、稀咲鉄太の手引により「芭流覇羅」は東京卍會の傘下に下り、タケミチは千冬の推薦で一番隊隊長になりました。
そしてタケミチが未来(=現代)に戻ると、なんとタケミチが東京卍會の幹部になっています。これは12年前にタケミチが一番隊隊長に任命されたためで、その時の隊長が未来の東京卍會の幹部です。
更に12年前に東京卍會の傘下に下った「黒龍(ブラックドラゴン)」のトップも、現在の東京卍會の幹部に座っていました。
しかしここでも稀咲鉄太が東京卍會を牛耳っており、タケミチも危うく殺されるところでしたが一虎に助けられました。
そしてやはりマイキーは闇堕ちしたままで、状況は一向に良くなっていません。
そしてタケミチは「稀咲鉄太と黒龍(ブラックドラゴン)をどうにかしないといけない」ということで、7回目のタイムリープに臨みます。
マイキーの未来:7回目のタイムリープ(「聖夜決戦」の後)
7回目のタイムリープでは東京卍會の弐番隊副隊長の「柴八戒(しばはっかい)」を含む柴3兄弟がキーマンとなります。
柴八戒と姉の柴柚葉は長年長男の「柴大寿」にDVを受けており、更にこの柴大寿こそが「黒龍(ブラックドラゴン)」の総長でした。
ちなみに稀咲鉄太は柴柚葉にナイフを渡して柴大寿を殺させようとするなど、裏で相変わらず暗躍しています。
そしてタケミチは東京卍會と「黒龍」の合併を防ぐために柴大寿を倒すために奔走し、最後はマイキーも駆けつけたことで「黒龍」を潰しました。
更にその後はタケミチも狙っていなかった事態が起こり、マイキーが稀咲鉄太を除名(クビ)にします。
これは稀咲鉄太が裏でコソコソ動いていることにマイキーも気付いていたためで、これにより東京卍會の諸悪の根源である稀咲鉄太を切り離すことができました。
そして7回目のタイムリープから未来(=現在)に戻ると、そこにはこれまでで最悪の状況となっていました。
- ヒナが交通事故で死亡
- 東京卍會のメンバーが全員死亡
- マイキーが殺人容疑で指名手配中
そしてタケミチはマイキーが逃亡中のフィリピンまで会いに行きますが、そこでマイキーに銃を渡されて「オレを殺せ」と頼まれます。
結局タケミチは撃てず、もみ合いになっていたのを見たナオトがマイキーの頭を撃ち抜いてマイキーは死亡しました。
マイキーの未来:8回目のタイムリープ(「関東事変」の前)
ヒナが相変わらず死亡していた上、マイキーを含む東京卍會メンバーが全員死亡していた未来(=現在)を変えるため、タケミチは8回目のタイムリープに臨みます。
過去に戻ると、東京卍會をクビになった稀咲鉄太と半間修二は、黒川イザナ率いる「天竺」に入っていました。
そして東京卍會は「天竺」と抗争に入る流れとなり、タケミチは「天竺」について情報収集するために一旦未来(=現在)に戻りました。
未来(=現在)では相変わらずヤバい外見の柴大寿と出会い、当時の東京卍會や天竺、黒川イザナ、稀咲鉄太の動向について聞くことができました。
しかしここで東京卍會にタケミチやナオトの動きを察知され、追手が差し向けられます。
そしてタケミチとナオトは稀咲鉄太、黒川イザナ、鶴蝶に襲撃されて致命傷を負いました。
未来(現在)の状況としては最悪の展開ですが、死亡直前にタケミチはナオトと握手して9回目のタイムリープに臨みます。
ちなみにこの時はタケミチは情報収集のために未来(=現在)に戻っただけなので、マイキーはフィリピンで死亡したまま状況は変わっていません。
マイキーの未来:9回目のタイムリープ「関東事変」の後
未来(=現在)ではナオトは死亡したため、9回目のタイムリープ後はナオトと握手しても戻ることはできなくなりました。
よってタケミチが帰還するためには、過去を改変して「ナオトが死亡しない未来」にするしか方法がなくなります。
そのためにタケミチは「黒川イザナと稀咲鉄太を殺す」と目標を定めました。
そして後に「関東事変」と呼ばれる「東京卍會 vs 天竺」の抗争に入りますが、抗争の直前に稀咲鉄太の手によりエマを殺されます。
そして関東事変中も「黒川イザナが死亡」、「稀咲鉄太がトラックにはねられて死亡」など、過去最大の被害者が出た抗争となりました。
また天竺を潰したことで日本一のチームになった東京卍會でしたが、マイキーはここで解散を宣言しました。これにより未来(=現在)からも東京卍會という組織は消え去ります。
今回のタイムリープによる結果をまとめると下記のとおりです。
- 佐野エマが死亡
- 黒川イザナが死亡
- 稀咲鉄太が死亡
- 天竺の幹部5人が逮捕
- 東京卍會が解散
「天竺の幹部5人の逮捕」がその後の未来に繋がってきます。
9回目のタイムリープの結果、東京卍會という組織が消え去り、ドラケンを始めとする元東京卍會メンバーは全員生存しており、ヒナも無事に生存したためにハッピーエンドを迎えたかに見えました。
しかし裏では「梵天(ぼんてん)」という、かつての腐敗した東京卍會のような犯罪組織が暗躍しており、そのトップにはマイキーが座っています。
つまりこの未来(=現在)においても、まだマイキーは闇堕ちしたままです。
マイキーの未来:10回目のタイムリープ(最終章)
タケミチはもうナオトと握手してもタイムリープができなくなりましたが、東京リベンジャーズの第204話でマイキーとの握手により再びタイムリープすることになります。
これが10回目のタイムリープとなり、今度こそマイキーの闇堕ちを防ぐべくタケミチが動きます。
→「黒い衝動」の詳細を見る
「東京リベンジャーズのマイキーの未来はどうなる?佐野万次郎の現在!」まとめ
今回は東京卍リベンジャーズのマイキーこと佐野万次郎(さのまんじろう)の未来について、各タイムリープごとの結末を解説しました。
東京リベンジャーズにおいてはタケミチが過去で頑張って何度も未来を変えており、ヒナだけではなく東京卍會のメンバーも全員生き残らせるように奮闘しています。
いつかマイキーもハッピーエンドを迎えるような未来を迎えるといいですね。
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