この記事では東京リベンジャーズの稀咲鉄太(きさきてった)の一連の行動や凶行の目的、ヒナやマイキーに執着する理由、「俺のヒーロー」の意味などについて解説します。
東京リベンジャーズの物語においては稀咲鉄太の企みや凶行を止めるのがメインのミッションです。
タケミチが幾度となくタイムリープしては稀咲鉄太(きさきてった)の企みを阻止しますが、その目的とは一体何なのでしょうか。
今回は稀咲鉄太(きさきてった)の最終的な目的や、目的達成のためにやってきた行動の数々を詳しく解説します。
- 稀咲鉄太(きさきてった)の目的
- 稀咲鉄太(きさきてった)の「俺のヒーロー」の意味
- 稀咲鉄太(きさきてった)が目的達成のためにやったこと
※この記事は東京リベンジャーズのネタバレを含みます
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東京リベンジャーズがの稀咲鉄太(きさきてった)の目的は?「俺のヒーロー」の意味も解説!
若干中学生にして人殺しすら厭わない稀咲鉄太(きさきてった)の目的は、結論から言うと「ヒナを手に入れること」です。
稀咲鉄太(きさきてった)は東京リベンジャーズにおける黒幕で、タケミチが物語序盤からタイムリープして過去を改変してもひたすら悪い未来(現在)になっていたのは稀咲鉄太(きさきてった)が原因でした。
その裏にはどんなドス黒い目的や野望があるのかと思いきや、まさかの恋愛沙汰です笑
では稀咲鉄太(きさきてった)の目的についてより詳しく見ていきましょう。
稀咲鉄太(きさきてった)の目的はヒナ(橘日向)を手に入れること
漫画21巻の第183話で稀咲鉄太(きさきてった)がここまで行ってきた悪行の数々の理由と目的が語られており、それが先述のとおり「ヒナを手に入れること」です。
その目的だけを聞けば歳相応のものですが、そのために場地圭介やエマを殺し、未来(現在)に至るまでに数え切れない人間を殺しているので迷惑極まりない話です。
しかし稀咲鉄太(きさきてった)は元々不良とは縁のない生き方で、全国模試で常に1位を取るような天才児として勉学に励んでいました。
しかしヒナを手に入れるために不良の道を歩んだり、人まで殺しました。一体これがヒナを手に入れることと何の関係があるのでしょう?
稀咲鉄太(きさきてった)が「勉強が出来すぎる」が故の暴走っぷりについて見ていきましょう。
稀咲鉄太(きさきてった)の目的のために日本一の不良を目指す
稀咲鉄太(きさきてった)は小学生の時にヒナと同じ学習塾に通っており、その時からヒナのことが好きでした。
そして稀咲鉄太(きさきてった)自身も「ヒナも自分のことが好きに違いない」と考えていましたが、ある日突然現れたタケミチによってヒナの心は奪われます。
(ちなみにヒナは稀咲のことを何とも思っていません。念のため笑)
稀咲鉄太(きさきてった)はタケミチの後をつけてその生態を調べていくうちに、タケミチの目標は「日本で一番の不良(ヒーロー)になる」ことだと知ります。
これを聞いた稀咲鉄太(きさきてった)は頭の中で次のように考えを展開させました。
- ヒナ(橘日向)はタケミチのことが好き
- タケミチは「日本一の不良」を目指している
- それなら自分が「日本一の不良」になればヒナは自分を好きになるはず
ザルのような論理展開ですが、これが稀咲鉄太(きさきてった)が不良の道を突っ走るきっかけになった出来事です。
そして稀咲鉄太(きさきてった)は佐野万次郎(マイキー)の存在を知り、そのカリスマ性を利用することで自身を「日本一の不良」に押し上げようと企みます。
不良を目指すきっかけとなる考えはザルでしたが、それを達成するための計画は完璧で、なんと10年がかりの壮大なものです。
- マイキーの信用を得るまでに1年
- マイキーを操れるまでに2年
- 東京を制するまでに3年
- 日本を牛耳るまでに4年
もうちょっと別のことに頭使えよ、と言いたくなりますね笑
稀咲鉄太(きさきてった)は目的達成するがヒナ(橘日向)にフラれる
タケミチが過去を改変するまで、未来(現在)では稀咲鉄太(きさきてった)が東京卍會の実質的なボスであり、いわゆる「日本一の不良」という目的を達成しています。
先ほどお話した稀咲鉄太(きさきてった)の論理展開の通りであれば、「日本一の不良」になればヒナは自分のことを好きになってくれるはずです。
そして稀咲鉄太(きさきてった)は意気揚々とヒナにプロポーズしますがヒナには瞬殺でフラれました。
これが未来(過去)で稀咲鉄太(きさきてった)が毎回ヒナを殺していた理由で、「誰かに渡すぐらいなら殺してやる」という妄執とも言える感情が原因ででした。
10年かけて日本の裏のトップに上り詰めて、「これで完璧」と思って自信満々で告ったらフラれるとか、若干哀れではありますね笑
稀咲鉄太(きさきてった)の「オレのヒーロー」発言の意味
漫画9巻の第73~74話で未来(現在)の稀咲鉄太(きさきてった)がタケミチに向かって涙を流しながら
じゃあな・・
オレの「ヒーロー」
と言って殺そうとするシーンがあります。
稀咲鉄太(きさきてった)にとってタケミチは自分の恋路の邪魔となる存在でしたが、それと同時にヒナが好きになった不良(=ヒーロー)でした。
稀咲鉄太(きさきてった)はある意味でタケミチをリスペクトしており、しかもこの10年間の最大の目的だったヒナにはフラれ、腹いせに殺しています。
そういった稀咲の10年以上分の感情が溢れ出した名シーンですね。
タケミチの「ヒーロー」は佐野真一郎だった!!
第273話ではタケミチと佐野真一郎の出会いが描かれています。
→東京リベンジャーズの第273話のネタバレ解説を見る
それはタケミチが小学生の時、中学生に絡まれていたヒナを助けるために飛び出したはいいものの、多勢に無勢でボコされたわけですが、実はそこで真一郎がタケミチを助けていたのです。
そしてタケミチは真一郎の強さを見て
俺はアンタみたいになりたい
本物のヒーローになりたい!
と口にするのです。
かつてタケミチがタクヤに語っていた「日本で一番の不良(ヒーロー)になる」という言葉の源泉は佐野真一郎だったんですね。
東京リベンジャーズがの稀咲鉄太(きさきてった)の目的達成までを解説!
ここまで稀咲鉄太(きさきてった)の目的が「ヒナを手に入れること」であることを解説してきました。
実際にその目的達成のために稀咲鉄太(きさきてった)が何をしてきたのか、悪行の数々を一つずつ見ていきましょう。
稀咲鉄太(きさきてった)の目的達成まで:パーちんを唆して長内信高を刺させる
漫画3巻の第16話では愛美愛主(メビウス)との抗争が終わり、愛美愛主の総長・長内信高をマイキーがボコして東京卍會の勝利となりました。
その後、凶器を持ってマイキーを殺しに来た長内をドラケンが取り押さえますが、その長内をパーちんが刺します。
パーちんは愛美愛主のメンバーに親友をリンチされ、その親友の彼女や家族にも被害が出たことから長内に殺意を抱いていました。
実は稀咲鉄太(きさきてった)が事前にパーちんに接触しており、その殺意を煽って操り、長内を刺させていました。
こうすることで東京卍會の中で仲間割れを引き起こし、内部抗争を起こさせ、最終的にドラケンを殺すのが稀咲鉄太(きさきてった)の目的でした。
→稀咲鉄太と長内信高の関係について見る
稀咲鉄太(きさきてった)の目的達成まで:ぺーやんとキヨマサを唆してドラケンを襲わせる
パーちんの処遇を巡って東京卍會は「マイキー派」と「ドラケン派」に分かれて内部抗争寸前でしたが、タケミチがマイキーとドラケンの喧嘩を諌めたことで内部抗争は回避しました。
しかし稀咲鉄太(きさきてった)は次の一手を打っていました
- ぺーやんを焚き付けてドラケンを襲わせる
- 同時に愛美愛主の残党も駆り出して抗争開始
- キヨマサを焚き付けてドラケンを殺させる
キヨマサはタケミチ達を「喧嘩賭博」の奴隷に使っていた張本人で、マイキーとドラケンによって「喧嘩賭博」は終結させられました。
キヨマサはそれを逆恨みしており、稀咲鉄太(きさきてった)はその感情を利用して煽ります。
稀咲鉄太(きさきてった)の狙い通りにドラケンは刺されましたが、手術の末に一命をとりとめ、稀咲鉄太(きさきてった)のドラケン殺害計画は頓挫しました。
本来であればドラケンを殺し、空いた副総長の座に稀咲鉄太(きさきてった)が座る計画でしたが、この計画が狂ったことで軌道修正します。
→キヨマサはその後どうなった?
稀咲鉄太(きさきてった)の目的達成まで:空いた参番隊の隊長に居座る
稀咲鉄太(きさきてった)は漫画5巻の第37話で、パーちんが抜けた参番隊の隊長の座に就きました。
これにより東京卍會の内部から色々と暗躍することができるようになり、ここから芭流覇羅(バルハラ)や黒龍(ブラックドラゴン)とのイザコザを裏から操ることになります。
タケミチに計画を何度潰されても、2の手3の手があるのが稀咲鉄太(きさきてった)の恐ろしいところですね。
稀咲鉄太(きさきてった)の目的達成まで:一虎を唆して場地を刺させる
後に「血のハロウィン」と呼ばれる東京卍會と芭流覇羅の抗争が起きますが、これも裏では稀咲鉄太(きさきてった)が糸を引いていました。
稀咲鉄太(きさきてった)は「血のハロウィン」を利用して下記を企みます。
- 一虎に場地圭介を殺させる
- マイキーをキレさせて一虎を殺させる
- マイキーの身代わりを容易して逮捕を回避
- 抜け殻となったマイキーを操って東京卍會を牛耳る
結局「一虎に場地を刺させる」ところまでは稀咲鉄太(きさきてった)の思い通りに運びますが、その後に場地が自殺したこと、タケミチがマイキーを止めたことで、マイキーが一虎を殺すことは回避しました。
これにより今回も稀咲鉄太(きさきてった)の目的達成を防ぎます。
稀咲鉄太(きさきてった)の目的達成まで:柴柚葉を唆して柴大寿を刺させる
稀咲鉄太(きさきてった)の企みは止まらず、次は「聖夜決戦」で柚葉を操ります。
ここでの稀咲鉄太(きさきてった)の計画は下記のとおりです。
- 柚葉を煽って柴大寿を殺させる
- 八戒が柚葉を庇う&黒龍の新総長へ
- 全てを知る稀咲が八戒を操る
- 東京卍會と黒龍が合併
- 稀咲が牛耳る
しかし実際にはタケミチの介入もあって柚葉は柴大寿の殺害に失敗し、黒龍(ブラックドラゴン)も解体したことで稀咲鉄太(きさきてった)の計画は失敗しました。
あまつさえ、柚葉を煽ったことや千冬を裏切ったことなどが明るみに出たことでマイキーから「除名処分」を食らい、稀咲鉄太(きさきてった)にとっては大失敗と言える結果です。
稀咲鉄太(きさきてった)の目的達成まで:黒川イザナを新たな刀に据える
東京卍會をクビになった稀咲鉄太(きさきてった)は「天竺(てんじく)」の総長である黒川イザナを次の刀に据えるべく接触します。
ただしあくまで「マイキーを操ること」は諦めておらず、天竺と黒川イザナを動かすことでそれを達成しようとしていました。
そして稀咲鉄太(きさきてった)は「日本一の不良になるため」「ヒナを手に入れるため」に益々止まらなくなり、その最終目的達成のために最悪の行動を起こしました。
稀咲鉄太(きさきてった)の目的達成まで:エマを撲殺
漫画17巻の第147話では稀咲鉄太(きさきてった)が自らエマを撲殺しました。
今回の稀咲鉄太(きさきてった)の計画としては下記のとおりです。
- 天竺の黒川イザナを焚き付けて東京卍會とバトらせる
- エマを殺してマイキーを抜け殻にする
- 泥沼の抗争の末に天竺が東京卍會と合併
- 稀咲が牛耳る
この中でも「エマを殺す」ことでマイキーを抜け殻にし、裏からマイキーを操る鍵となるため、稀咲鉄太(きさきてった)にとっては最重要事項です。
それ故にここでは自分の手を汚してまで確実にエマを殺害しました。これにより稀咲の狙い通りにマイキーは抜け殻となります。
しかし「天竺戦でのタケミチの踏ん張り」と「ヒナがマイキーにタケミチの正体を話す」という要素が絡んだことでマイキーは復活します。
結局黒川イザナは稀咲自らの手で誤って殺してしまい、計画は大失敗に終わります。
→エマの復活はありえるのか?
東京リベンジャーズがの稀咲鉄太(きさきてった)が死亡!悪行とその目的を阻止!
稀咲鉄太(きさきてった)の計画はタケミチによってことごとく潰され、天竺も完全敗北したことで手札が無くなりました。
しかしそれでも「ヒナを手に入れる」という最終目的を果たすために諦めずに逃げ続けます。
そして最後は稀咲鉄太(きさきてった)がタケミチから逃亡中、トラックにはねられて死亡するという壮絶な結末を迎えました。
こうしてタケミチにとっては長きにわたる稀咲鉄太(きさきてった)との戦いが終わり、最悪な未来(現在)を回避します。
→東京リベンジャーズの稀咲鉄太の死亡シーンを見る
「東京リベンジャーズの稀咲鉄太(きさきてった)の俺のヒーローとは?」まとめ
今回は東京リベンジャーズの稀咲鉄太(きさきてった)の一連の行動や凶行の目的、ヒナやマイキーに執着する理由 、「俺のヒーロー」の意味などについて解説しました。
あれだけ綿密な計画を立て、人殺しの算段まで稀咲鉄太(きさきてった)の最終目的がまさかの色恋沙汰だったということで、物語当初からするとあまりに意外なものでした。
それに巻き込まれて死亡した者にとっては冗談ではないですね・・
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