この記事では【推しの子】の鬱シーンなどについて紹介します。
推しの子は芸能界が舞台のサスペンス作品で、可愛いキャラとは裏腹に鬱シーンや暗い展開が多めです。
では早速作中における鬱シーンについて見ていきましょう☆
- 推しの子の鬱シーン一覧
- 推しの子は最後まで鬱展開なのか
※この記事は【推しの子】のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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推しの子には鬱展開が多い!?
推しの子は基本的にはギャグや軽快なツッコミなどもある明るいシーンも多いのですが、メインテーマが「復讐」のサスペンス作品なので、鬱展開も多いです。
また舞台が芸能界であるため、アイドルや女優、俳優の裏側の世界がだいぶリアルに描かれており、それだけでも常人では耐えられないほど過酷なのです。
次章では具体的な鬱シーンを順番に見ていきましょう☆
推しの子の鬱シーンを紹介!暗い&怖い展開も盛り沢山!
ここでは推しの子の作中における代表的な鬱シーンを紹介します。
推しの子には可愛いキャラが数多く登場し、アイドルのキラキラした姿が描かれる一方、殺人や炎上、自殺未遂、リークなどのドロドロなシーンもあり、その絶妙なバランスが人気の秘訣です。
ゴローが殺害される(漫画1巻の第1話)
物語が始まって初っ端の衝撃シーンがコレで、主人公であるゴローが殺害されます。
ゴローは宮崎県にある大病院の産婦人科医で、推しのアイドルである星野アイが妊娠してこの病院にやってきました。
そしてゴローが担当医となり、アイの子供を無事に産ませるために尽力するのです。
しかしその病院にどこから聞きつけたのか、アイのストーカーであるリョースケがやってきました。
→推しの子のリョースケについて詳しく見る
ゴローはそのストーカーを追って森の中に入るのですが、その道中でストーカーに崖の下に突き落とされ、そのまま死亡してしまいます。
→推しの子のゴローについて詳しく見る
アイが殺害される(漫画1巻の第9話)
星野アイがB小町のセンターとして東京ドーム公演を開催する当日、さらにこの日はアイの20歳の誕生日でもありましたが、この日にアイはリョースケに刺されます。
アイは腹部を刺されて出血多量で、「もう助からない」と悟って最期にアクアやルビーと言葉を交わし、人生で初めて「愛してる」と本気で口にしたのです。
そしてその言葉を最後にアイは死亡してしまいました。
→推しの子の星野アイの死亡シーンや復活説などについて見る
またアニメ版のこのシーンはアート作品かのように美しく描かれており、それだけにアイの出血とのコントラストが鮮明過ぎて残酷さが際立っていました。
結果的にアニメ版の方がより生々しく、特大の鬱シーンになりましたね・・
あかねが炎上して自殺未遂(漫画3巻の第25話)
作中では恋愛リアリティーショーである「今からガチ恋始めます(通称:「ガチ恋」)」にアクアやあかねが出演していました。
ただあかねが爪痕を残そうと暴走してしまい、その過程で視聴者から人気だった鷲見ゆきのほっぺたに爪が当たってしまい、怪我をさせてしまうのです。
そしてそれが放映されると、当然の如くあかねのSNSは大炎上しました。
「死ね」「消えろ」などの罵詈雑言は当たり前、ありもしない誹謗中傷も当たり前、挙句の果てにはあかねと同じ中学校に通っていたどこかのアホが当時のあかねの卒業写真をアップするなど、SNSの醜いところが前面に描かれています。
その結果、あかねは台風が来ているのに呆然自失のまま出かけてしまい、その道中でふと
もうどうでもいい
と口にし、歩道橋から飛び降り自殺を図るのです。
ギリギリでアクアが駆けつけてあかねを救出したから良かったものの、あと数秒遅れていたら確実に死亡していましたね・・
ゴローの白骨死体が発見される(漫画8巻の第77話)
ゴローの遺体は16年もの間ずっと見つかっていませんでしたが、ルビー達が宮崎にMV撮影に来た際にカラスに導かれる形で発見してしまいます。
しかもルビーの前世はさりなであり、さりなはずっとゴローのことが好きでした。
なのでルビーがアイドルをやっている大きな理由の一つが「ゴローに見つけて欲しい」というものだったのですが、実はゴローは既に死亡していたと知ってしまうのです。
ルビーが闇堕ち(漫画8巻の第79話)
ルビーはゴローの死を知ってしまい、更に謎の少女の言葉により「アイとゴローを殺した真犯人がいる」と悟ります。
そしてルビーの両目に黒光りする星が宿り、
と決意するのです。
それまでは前向きで真っ直ぐで天真爛漫だったルビーですが、ここから闇堕ちしてキャラ変していくのです。
→推しの子のルビーの闇堕ちについて詳しく見る
テレビ業界のブラック労働現場(漫画9巻の第86話)
作中ではアクアが「深掘れワンチャン!!」という番組にレギュラー出演しており、ルビーも途中から出演しています。
その中で番組制作の裏側が描かれており、昔ながらのテレビ業界のブラック過ぎる労働環境が明かされていました。
特に被害を受けていたのがADの吉住シュンで、ディレクターである漆原がパワハラ体質な上に報連相ができないため、シュンが色んな場面で割りと食っていたのです。
読者の中には職場での仕事を思い出して凹んだ方も多いのでは・・笑
ルビーが芸能界の闇に踏み入れる(漫画10巻の第93話)
ルビーはゴローの死を知って闇堕ちして以降、アイドルとして売れるために手段を選ばなくなっていきます。
そのために壱護の案を取り入れたり、ディレクターに恩を売るために出演者を誘導して炎上させたりと、恐ろしく計算高いところも見せていました。
そしてかつては「嘘は嫌だ」と真っ直ぐな瞳で言っていたルビーですが、闇堕ちしてからは
奇麗にまっすぐこの世界で売れるなんて
と、完全に闇堕ちしきった目で口にするのです。
→推しの子のルビーの闇堕ちについて詳しく見る
かながスキャンダル騒ぎに巻き込まれる(漫画11巻の第103話)
かなが映画などの役者としての仕事欲しさに、新進気鋭の映画監督である島のアパートに行きます。
ただその外では芸能記者が張り込んでおり、かなが島のアパートに入る写真と、朝になってから島のアパートから出てくるかなの写真を撮られたのです。
ちなみにかなと島はやましいことは一つもなく、アパートではかながアクアについてギャンギャン騒いでいただけでした笑
しかしそんなことは記者にとってはどうでもよく、「かなが朝まで島のアパートにいた」という事実さえ報道できればそれで良いのです。
こうしてかなは熱愛スキャンダルに巻き込まれ、苺プロでも対策会議が開かれていました。
「記事が読まれさえすればあとはどうでもいい」という、芸能系の記者の黒いところがリアルに描かれていましたね。
「アイの隠し子」報道でアクアとルビーが決裂(漫画11巻の第105~106話)
先述のかなの熱愛スキャンダルについては結局報道されることはありませんでした。
何故ならアクアが記者に直接会い、かなのスキャンダル以上の特大のバーター記事ネタを提供したからです。
それが「星野アイには双子の子供がいた」という暴露ネタであり、あまりにも衝撃的過ぎる内容に全国で報道され、日本中で大騒ぎになったのです。
そして当然ながらルビーがアクアにガチでブチギレ、絶縁に近い形で決裂しました。
あれだけ仲が良かった兄妹が冷戦状態になるのは、なんとも鬱な展開ですね・・
カミキヒカルが片寄ゆらを殺害(漫画11巻の第109話)
映画「15年の嘘」の制作が決まり、その主演女優候補の一人に片寄ゆらの名前が挙がっていました。
ゆらは人気上昇中の女優で、才能もあって前向きで明るい女の子でしたが、そんなゆらがオフの日に山登りに行った際に悲劇が訪れます。
ゆらの友人として「ミキ」と名乗っていた男は、ゆらを突き落として殺害したのです。
このミキこそがゴローやアイ殺害の黒幕であるカミキヒカルで、アクアが追いかけている男です。
→推しの子のカミキヒカルの正体や詳細を見る
呼吸をするように人を殺すこの男はやはり異常者ですね・・
こいつがいる限り、推しの子の鬱シーンは終わりません笑
推しの子は最後まで鬱展開が続く?
推しの子は基本的に「アイの復讐」がテーマなので、どうしても鬱シーンが出てきます。
最後まで鬱展開が続くかどうかはアクアの復讐が完遂するかにかかっており、最後はみんな笑ってハッピーエンドになるといいですね。
あとは願わくば、これ以上誰も死なないでほしい笑
「推しの子の鬱シーンをまとめて紹介!怖い、暗い、でも面白い!笑」まとめ
今回は【推しの子】の鬱シーンなどについて紹介しました。
芸能界が舞台のサスペンス作品なために鬱展開が多く、しかもどれもがリアルですよね・・
最後はハッピーエンドになることを祈りましょう笑
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