この記事では【推しの子】の犯人&黒幕(アイ殺害の共犯)を考察予想していきます。
サスペンス要素や現代社会を投影した展開が特徴である、推しの子。
そんな推しの子には黒幕が存在しており、様々な考察がなされています。
この記事では黒幕についての様々な情報をご紹介したうえで、正体について考察していこうと思います。
- 【推しの子】の犯人&黒幕(アイ殺害の共犯)を考察予想
※この記事は【推しの子】のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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推しの子のアイを殺した真の犯人&黒幕は誰?
推しの子の序盤では、星野アイが殺されてしまいます。
犯人はストーカーのリョースケと、裏で糸を引いている1人がいるようなのですが…。
果たしてその正体は誰なのでしょうか。
ゴローがアイのストーカー(リョースケ)に殺される(漫画1巻の第8話)
推しの子は、田舎の産婦人科医・ゴローの元に、活動休止中の彼の推しアイドル・星野アイが双子を妊娠した状態で現れるところからはじまります。
ゴローはその妊娠出産に立ち会うことになるのですが、出産直前にアイのストーカーにより、命を落としてしまうのです…。
アイがストーカー(リョースケ)に刺される(漫画1巻の第8話)
さらに、アイが彼女のストーカーであるリョースケに刺されてしまいます。
リョースケは誰も知り得るはずのないアイの新居に乗り込んできたのです。
果たして、なぜリョースケはアイの新居を知っていたのでしょうか…。
アイが出血多量で死亡(漫画1巻の第9話)
その後アイは出血多量で、アクアの目の前で死亡してしまいます。
これはアイのオタクだったアクアにとっては、めちゃくちゃきつい経験だったことでしょう…。
こうして、アクアたちの復讐物語がはじまるのです。
→【推しの子】の復讐の描写や結末について見る
リョースケはアイを殺害後に自殺(漫画1巻の第9話)
アイを殺したリョースケは、アイを殺害後に自殺したことがわかっています。
ただ後述する通り、リョースケは単なる大学生であり、アイの新居を割り出すような探偵みたいなスキルを持ち合わせてはいません。
よって絶対に協力者が存在していたはずなのです。
なのでアクアたちの標的はリョースケではなく、おそらくいるであろうリョースケの協力者1人に絞られたのです。
その協力者こそが真犯人であり、アイ殺害の首謀者と言えるでしょう。
推しの子のアイを殺した犯人の裏には真の黒幕がいる!?
ではアイを殺したもう1人の犯人は、一体誰なのでしょうか。
ここからは、その人物について考察していこうと思います。
リョースケにアイの居場所をバラした黒幕がいる(漫画1巻の第10話)
アクアは
- なぜリョースケがアイの入院先を知っていたのか
- なぜリョースケがアイの新居を知ってたのか
を疑問に思いはじめます。
さらにリョースケは何のスキルもない学生だったので、アクアはリョースケに情報を渡した情報提供者がいるのではと考察しました。
そいつこそが真犯人であり、アクアはその犯人に復讐する人生を歩み始めるのです。
アクアがアイの携帯のパスワードを4年がかりで突破(漫画2巻の第14話)
アイは3台の携帯を残しており、そのうち2台は仕事用とプライベート用で、これらにはメンバーや事務所社員のログしか残っていませんでした。
そして残る1台はアイが妊娠前につかっていた携帯で、アクアはこれのパスワードを4年かけて突破します。
中には数十名の芸能関係者のメアドや電話番号が残っており、その中の1人が「鏑木勝也」でした。
結論から言うと、鏑木雅也は「アイの過去」を多く知っている人物だったのです。
- 上京してきたアイと、何度も一緒に仕事をしてきた
- 良い営業先を教えたこともあった。
- 事務所には内緒で”男の子”と会う時には、良いお店を紹介してあげたこともあった
過去にいくつもの仕事を一緒にこなしていた程になじみ深い人物だからこそ、怪しいですよね。
アクアが犯人にたどり着く・・?(漫画7巻の第68話)
アクア・姫川は、DNAから同じ父親・上原清十郎を持つ異母兄弟であることが確定します。
アクアはこの人物こそが犯人だとにらんでいましたが…
『推しの子』の作中では、約14年前に姫川の両親が死亡しており、アイが刺されて死亡したのは約12年前の出来事で、アイは20歳になる少し前に父親と思われる人物と電話している様子が描かれていました。
この頃には姫川の父・上原清十郎は既に死亡しているため、犯人は上原清十郎ではないと言えるでしょう。
あかねが真犯人&黒幕の存在に気づく(漫画8巻の第72話)
すっかり犯人=上原清十郎だと信じ込んだアクアは、復讐を諦めてその一部始終をあかねに話します。
しかしその話を聞いたあかねは、アクアが気づいていない抜け穴に気づくのです。
その抜け穴とは、必ずしも「姫川君の父親である心中した男=姫川君のDNA上の父親」とはならないということ。
要するに托卵、姫川母の浮気ですね。
「姫川君の遺伝子上の父親は心中した男ではない」ということです。
つまり犯人はまだ生きている可能性がある(=真の父親がいる)ということに、あかねは気づいてしまったのです…。
アイ殺害の真犯人&黒幕がアイの墓参りに来ていた!(漫画8巻の第72話)
さらにそのあとのシーンで、犯人がお墓参りに来ている様子が描かれています。
犯人はルビーを見て「美人になったね さすが君と僕の子だ」と言っていました。
その風貌は帽子で隠れていますが、細身・長身・メガネをかけているのが特徴的です。
ゴローの病院にいた「中学生」が真犯人&黒幕?(漫画8巻の第79話)
謎の少女からの情報で、ゴローを殺した犯人らしき人物はリョースケと「謎の中学生」の2人と判明しています。
この時点で真の父親が別にいて、そいつが黒幕という線はここで消すべきでしょう。
いたとしたら「人を殺すのに中高生使う間抜けは物語的にないだろ」というメタ的な理由ですが…。
真犯人は芸能界の重鎮?(漫画9巻の第85話)
黒幕は芸能界の重鎮という可能性もあります。
なぜなら、当時は平社員だったとしても16年もたてばお偉いさんになっている可能性があるからです。
もし犯人が芸能界の重鎮だとすれば、アイへの接触も簡単ですからね…。
それだけにもし真犯人が偉い立場になっていたら接触するのも一苦労するのです。
真犯人&黒幕は「カミキヒカル」?(漫画10巻の第96話)
漫画10巻の第96話ではあかねがアクアの父親であり、アイ殺害の真犯人について独自に調べ、カミキヒカルという一人の役者の存在に行き当たります。
カミキヒカルはアイが妊娠した当時は15歳の中学生であり、これは第79話で謎の少女が語っていた「当時現場にいた中学生」という発言とも合致しています。
何よりカミキヒカルの顔はアクアとそっくりだったのです。
ここまでくればカミキヒカルがアイの相手であることは確定で、またアイの性格分析をしたあかねが「殺人に他人を利用した理由もわかる」と何かに感づいていたことからも、アイ殺害の真犯人はカミキヒカルでしょう。
犯人「カミキヒカル」は異常殺人者!
真犯人であるカミキヒカルは、作中でアイを間接的に謀殺しただけでなく、片寄ゆらも殺害しています。
このようにカミキヒカルは才能のあるアイドルや女優を殺しては快楽を得る異常殺人者だったのです。
そして本当に恐ろしいのは、これだけのことを長年しておきながら全く警察に嗅ぎつけられることもなく、捕まってもいないことで、そんな綿密な計画を立てられる頭脳にも驚愕ですね。
「推しの子の犯人&黒幕は誰?アイ殺害の共犯を考察予想!」まとめ
この記事では【推しの子】の犯人&黒幕(アイ殺害の共犯)を考察予想しました。
果たして黒幕はカミキヒカルなのでしょうか…。
そしてカミキヒカルを追い詰められる日が来るのか。
作品の続きがとても気になりますね。
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