この記事では呪術廻戦の禪院家相伝の術式「投射呪法(とうしゃじゅほう)」について、その強さや特徴などをわかりやすく解説します。
投射呪法(とうしゃじゅほう)は禪院家の相伝の術式で、作中では禪院直毘人や禪院直哉が扱っています。
投射呪法(とうしゃじゅほう)の特徴や強さについては「画角」や「コマ打ち」といった言葉が出てくるなど、本編の説明では分かりにくいところがあります。
今回は投射呪法(とうしゃじゅほう)がどんな術式で、どんな特徴があるのかをわかりやすく解説します。
- 投射呪法(とうしゃじゅほう)とは
- 投射呪法(とうしゃじゅほう)の強さや特徴
※この記事は呪術廻戦のネタバレを含みます
呪術廻戦の全ての術式はこちらの記事にまとめています。
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呪術廻戦の「投射呪法(とうしゃじゅほう)」は禪院家相伝の術式
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」は禪院直毘人や禪院直哉が扱う術式で、禪院家に第第伝わる相伝の術式です。
ちなみに禪院家にはもう一つ、「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」という相伝の術式があり、こちらは伏黒恵が扱う術式です。
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」を使う禪院直毘人も禪院直哉も特別一級術師であり、階級も勿論ですが術師としての実力も一級品です。
特に禪院直毘人については生前、「最速の術師」という異名をとるほどの実力者で、禪院直毘人を最速たらしめていたのは「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の特性からです。
禪院直哉も「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の特徴を活かした高速移動で相手を翻弄し、何もさせずにボコす戦法を得意としています。
では具体的に「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の特徴や強さについて見ていきましょう。
呪術廻戦の「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の特徴や強さをわかりやすく解説!
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」は漫画12巻の第106話で初めて登場しており、渋谷事変の中で禪院直毘人が特級呪霊・陀艮を相手に使いました。
陀艮が領域展開するまでは禪院直毘人の「投射呪法(とうしゃじゅほう)」で圧倒しており、その強さが伺えます。
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の解説については漫画13巻の第111話で語られていますが、ここの情報を元に「投射呪法」について詳しく解説していきます。
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の特徴を解説
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の概要としては「1秒を24分割することで自分の視界を画角とし、あらかじめ画角内で作った動きをトレースする」というものです。
ここの用語が分かりにくくて全容が掴みづらいですが、わかりやすく解説すると下記のような特徴です。
・「自分がこれからどう動くか」を決める
・それに沿って動くことで超スピードで動ける
・ただし一度決めた動きは途中で変えられない
「投射呪法」で1秒を24分割し、予め決めた通りの動きをするため、異常な動体視力を持つ者から見ると微妙にカクカクして見えます。
第139話で虎杖悠仁が「速いっちゃ速いんだけどなんかヘンだな」と感じていたのはこの違和感だと思われます。
また、「超スピードで動ける」というメリットに目が行きがちですが、「自分がどう動くかをあらかじめ決めなければならない」ため、戦闘中は一瞬の判断で「次にどう動くか」を決める必要があります。
さらにはその動きを途中で修正することはできないため、「投射呪法」を使いこなすには戦況や環境の把握、相手その間合い、予測力など、相当な訓練と場数が必要そうです。
「投射呪法」の特徴を活かした戦法をとることで禪院直毘人は「最速の術師」と呼ばれ、禪院直哉も同様に高速移動を武器とした戦いを展開することができます。
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」は敵をフリーズさせることもできる
先ほど解説した「投射呪法」の特徴「1秒を24分割することで自分の視界を画角とし、あらかじめ画角内で作った動きをトレースする」について、実は敵にも強要することができます。
「投射呪法」の使い手が相手に触れることで、相手にも「あらかじめ決められた動きを強制」して、その動きができなければ1秒間フリーズしてしまいます。
触れられた相手としては、いきなり1/24秒の動きを強制されてもできるわけがありません。つまりこの術式は実質、「相手に触れば1秒間フリーズさせる」ということになります。
ただでさえ超スピードで動ける上に、相手を1秒間フリーズさせるという特徴も活かすことで、相手を一方的にボコすことができます。
ただし、逆に1/24秒の動きについてこれてしまう規格外の化け物が相手ではフリーズさせることができません。
第151話で、伏黒甚爾並の身体能力に覚醒していた禪院真希をフリーズさせようとするも、超人的な動体視力と身体能力により通用しませんでした
→第151話のネタバレ解説を見る
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」を連続発動すると亜音速の速度域にまで達する
第151話で禪院真希vs禪院直哉の戦いが描かれており、禪院直哉が「投射呪法」を連続発動していました。
「投射呪法」は後述するとおり、あまりに物理法則や軌道を無視した動きは作れず、また術式発動時の加速度にも上限があります。
一方で一度も止まらずに術式を発動し続け、重ねれば重ねるほど速度が上がっていきます。
禪院直哉が禪院真希と相対した時の速さは亜音速にまで達しており、父・禪院直毘人の異名である「最速の術師」を禪院直哉が体現しましたね。
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の弱点
ここまで「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の強さやメリットをメインに解説してきましたが、一方で弱点もあります。
先程解説したとおり、「一度作った動きは修正できない」こと、また「過度に物理法則や軌道を無視した動きを作ると自らがフリーズする」ことが挙げられます。
これらの弱点から、例えば相手に動きを読まれてしまった場合でも途中で動きを変えることはできないために臨機応変な対応を取りづらいです。
またそれを避けるために物理法則を無視した動きを作ってしまうと逆に自分がフリーズしてしまいます。
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」は非常に強力な術式ですが、戦闘が長引いた場合などに相手がその動きに慣れてしまうと先読みされるリスクが出てきます。
「投射呪法をわかりやすく解説!強さや特徴は?【呪術廻戦】」まとめ
今回は呪術廻戦の禪院家相伝の術式「投射呪法(とうしゃじゅほう)」について、その強さや特徴などをわかりやすく解説しました。
その特徴をもう一度まとめると、下記のとおりです。
- あらかじめ動きを決める(縛る)ことで超スピードで動ける
- 触れた相手を1秒間フリーズさせる
- 一度作った動きは修正できない
- 相手に動きを読まれたらカウンターを食らいやすい
- あまりに物理法則や軌道を無視した動きを作ると自分がフリーズしてしまう
「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の使い手が味方でいるうちは心強いですが、敵に回ると非常に厄介ですね。
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