この記事では【推しの子】の悪評の理由について解説していきます。
芸能界のキラキラした部分と闇を描いた作品である、推しの子。
そんな推しの子はなぜ「気持ち悪い」と言われているのでしょうか。
早速その理由についてみていきましょう。
- 【推しの子】の設定について
- 【推しの子】の悪評の理由10選
※この記事は【推しの子】のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
【推しの子】の関連記事はこちらもどうぞ
↓ ↓ ↓
推しの子が気持ち悪い?悪評の設定や嫌いになる理由10選を解説!
ここでは、推しの子が気持ち悪いと言われている理由や、悪評の設定について解説していきます。
基本的に推しの子は大人気作品で、特にアニメ版は世界的に絶賛されるほどのコンテンツとなっています。
ただ一部では「気持ち悪い」などの悪評も散見されるのです。
ここではその理由や要因について見ていきましょう。
16歳の少女がいきなり妊娠する
物語は田舎の産婦人科医・ゴローの元に、活動休止中の彼の推しアイドル・星野アイが双子を妊娠した状態で現れるところから始まります。
アイはまだ16歳という若い少女の状態だったのですが、妊娠して現れたことに驚いた読者の方は多くいたでしょう。
しかもそれが、ついさっきまで熱く推しを語っていたゴローの前に現れたわけですからね笑
ただでさえ若い子が妊娠することを良しとしていない世の中なので、悪評がついてもおかしくないですよね…。
主人公が初っ端から死亡する
その後主人公・ゴローはその妊娠出産に立ち会うことになります。
しかし、出産直前にアイのストーカーにより、命を落としてしまうのです!
しかもその死に方があまりにもリアルでキツく、その死体は誰にも見つかることのない森の奥に放置されました。
主人公が初っ端から死亡するという鬱展開が繰り広げられるので、推しの子自体に悪評がついてしまったのかもしれません。
オタク主人公(×2)が少女の子供として転生する
しかしゴローは再び目が覚めた時、アイの子供・星野愛久愛海(通称:アクア)として生まれ変わります。
さらにゴローの患者さんだった天童寺さりなが、アクアの双子の妹・星野瑠美衣(通称:ルビー)として生まれ変わるのです。
第1話で主人公が死亡し、第2話では速攻で転生するというめまぐるしい展開ですね笑
このようなぶっ飛んだ展開に、「結局転生ものかよ」などの悪評がついてしまったのかもしれません…。
双子が早熟過ぎる
アクアとルビーはアイの双子として転生しており、どういう原理なのか脳だけは前世そのままです。
なので見た目は二頭身のちっこい赤ん坊なのに、普通に大人みたいな会話をしています笑
ちっちゃくて可愛い赤ん坊が「権利」だの「必然」だの難しい言葉を使う姿は、人によっては「気持ち悪い」と映るでしょうね笑
さらには難しいことばのみならず、ルビーに至ってはアンチへのリプ合戦を繰り広げるなど、赤ん坊らしからぬ戦闘シーンもあります笑
ちなみに作中ではアクアが五反田に対してペコペコしながら、どこぞの営業マンかアイのマネージャーみたいなセリフをまくし立てています。
その時からアクアは五反田から「早熟」という呼び名で呼ばれるようになりました笑
オタクの描写がリアル
この作品はオタクの描写が、かなりリアルに描かれています。(ペンライトを振り回すところとかw)
第1話では主人公のゴローがガチオタな面を見せており、その後もアイドルのオタクの描写が数多く描かれているのです。
例えば星野アイのミニライブでのファンからのコール&レスポンス、さらにTシャルをズボンにINする服装などですね。
そのため「え…きもい」と思ってしまう読者の方もいるのかもしれません。笑
まあアクアとルビーも二頭身の赤ん坊のくせにヲタ芸を披露していましたが笑
アイの死亡シーンがあまりにも衝撃的過ぎる
先ほども紹介したアイの死亡シーンですが、これがかなりエグイシーンとなっています。
なんと家凸をしてきたリアコファンに刺されて、アクアの前で死亡してしまうのです。
あまりに衝撃すぎるので、そこから読み進められなかった読者の方も多かったのではないでしょうか…。
ちなみにこのシーン、アニメ第1話において最初にして最大の衝撃シーンとなっています。
原作でもあまりに衝撃的でしたが、アニメ版だと悲しいBGMや鮮血、アイの最後の表情など、原作以上にショッキングな描写ですね・・
ネットの粘着コメントが気持ち悪い
アイが死亡した時には、SNSでは概ね同情の声が見られたものの、やはり一部では
- アイ嫌いだったから、へぇ、ふーんって感じ
- 顔は良かったのになw
- ストーカー男はアイに男がいることに気づいてたんだよ
- だとしたら刺されて死んだのもしゃーなしな所もある
などというコメントもありました。
他にも黒川あかねが炎上した時も、ここぞとばかりに叩きまくったり、あかねの中学時代の卒業アルバムの写真を晒すアホまで登場していたのです。
これは普通に肖像権の侵害で、あかねが開示請求した上で訴えれば、晒したアホは捕まっていたでしょう。
写真を晒すのも十分すぎるほどクズですが、それ以外にも、
- 中学生の時はみんなに嫌われてた
- 性格が悪そうな顔
- よく見るとブス
- マジで早く消えろ
- 死んで謝罪しろ
- 生まれてきたことを反省しろ
- 生きてて恥ずかしくないの?
- シンプルに死ね
など、何の関係もない第三者連中が面白おかしく誹謗中傷を書き込んでいました。
現実世界でもこういう連中は存在しており、このSNSの惨状があまりにリアルで「気持ち悪い」と思った方は多いでしょう。
アクアの復讐だけの人生が見ていて辛い
作品の主な軸は、アクアのアイを殺した犯人への復讐です。
そのため、見ていてつらい気持ちになってしまう読者の方も多いでしょう。
絵柄に反して、かなり内容はきつめなんです…。
何しろアクアは星野アイが死亡してから15年以上、ずっと復讐の人生ですからね・・
マスコミの醜さがリアル
推しの子の舞台は芸能界なので、当然ながらマスコミがついて回ります。
作中ではスキャンダル編でかなが被害に遭っており、島のアパートに出入りするところを隠し撮りされました。
またミヤコがマスコミ共のクズっぷりを解説しており、
- しれっと敷地内に入ってくる
- テーブルの下にレコーダー仕込んでくる
- いちいち駆け引きを仕掛けてくる
- ストーカー以上のしつこさで追いかけてくる
- 逮捕されないギリギリのラインでなんでもやってくる
など、アイドルや女優、俳優にとってはガンみたいな存在ですね。
しかも嘘を書くと訴えられるため、「お泊りデート」など、ハッキリと「熱愛」とか書かないでボカスのもマスコミの常套手段です。
しかし雑誌の読者は勝手に熱愛を想像して炎上させるので、週刊誌記者としては書いてしまえば勝ちなんですね。
このマスコミのクズっぷりがあまりにリアルで「気持ち悪い」と思った読者は多いでしょう。
芸能界の大人達が汚い
推しの子の舞台である芸能界では、その汚い感じがいかんなく描かれています。
代表的なのが「深掘れ!ワンチャン!」の番組の漆原というディレクターで、今の時代では珍しいほどのパワハラ男です。
テレビの制作現場はどこもブラックだというのは有名ですが、こういうパワハラ男が上にいるとADはより大変でしょうね。
またテレビの制作現場のみならず、推しの子の作中では
- 旧B小町の撮影前にスタッフ達が好き勝手な陰口を叩く
- 「今日あま」のドラマで、鏑木がかなを便利な道具扱いする
- 「今ガチ」でスタッフがあかねを無責任に焚き付ける
- かなの先輩女優がかなを週刊誌ネタとして売る
- 雑誌記者がストーカー同然の取材
などなど、芸能界の闇がこれでもかというほど描かれており、これを「気持ち悪い」と思う読者は多いでしょう。
推しの子が気持ち悪いと感じるのは序盤だけ?面白さの盛り上がりがハンパじゃない!
ここまで推しの子が「気持ち悪い」などと言われる理由について解説してきました。
ですが推しの子には暗いシーンばっかりあるわけではありません。
ここからは推しの子の展開や面白さについて、ザックリご紹介していきます。
序盤はゴローの死やアイの死などの鬱展開がてんこ盛り
序盤はゴローの死亡やアイの死などの鬱展開がてんこ盛りです。笑
ここだけ見ると鬱漫画かのように見えますが…
実はこのあとの展開がめちゃくちゃ面白いんです!!!
序盤以降はアクアやルビーの成長が描かれる
序盤以降はアクアやルビーの成長が描かれます。
アクアは苺プロダクションの子役としてデビューし、ルビーは苺プロダクションのアイドルとしてデビューするのです。
2人の芸能人としての成長や、2人の芸能界の闇へ切り込む姿が読んでいる者を飽きさせない展開になっています。
ゴローの白骨死体が見つかってからまた風向きがおかしくなる笑(漫画8巻の第77話)
漫画8巻の第77話では、ゴローの白骨化した遺体が見つかります。
これを見つけたルビーはゴロー先生が殺されたことを知り、復讐のための犯人捜しを開始。
一方アカネとアクアは正式に付き合う形となります。
波乱万丈で、全く読めない展開…物語はどう終わるのでしょうか。
やはりテーマは「復讐」!
推しの子の中盤辺りでは、アクアの復讐の人生が一旦終わったような展開になります。
何故ならアイの仇であるアクア達の父親(と思っていた)上原清十郎が既に死亡しており、復讐のしようが無かったからです。
→推しの子の上原清十郎について詳しく見る
しかし実は上原清十郎はアクア達の本当の父親ではなく、真の父親は別にいたのです。
→推しの子の父親の正体について見る
こうしてアクアの復讐の人生が再び始まり、物語は再び暗~い感じの闇堕ちした展開になっていきます。
ただ展開は復讐になっているものの、回によっては明るいシーンがあったり、絶妙にコミカルな描写もあって面白さに事欠きません。
この絶妙過ぎるバランスが人気の秘訣の一つなんでしょうね。
「推しの子が気持ち悪い?悪評&嫌いになる理由10選を解説!」まとめ
この記事では【推しの子】の悪評の理由について解説しました。
推しの子はとても人気のある作品です。
悪評も存在しますが、ぜひ一度読んでみるのをオススメします。
【推しの子】の関連記事はこちらもどうぞ
コメント
ありがとう。どうもキモイと思っていたのですが合点がいきました。
1話でOUT
「未成年が相手明言せずに妊娠・出産」
「ヲタが2人推しの子として転生。例のごとく生前の記憶持ち」
「ストーカー?に刺されタヒんだ親の復讐物」
と字面だけでも気持ち悪さ連続の一話で見るのやめた
〇滅とか呪〇、進〇も同じだけど「流行ってるから面白い。見てないやつはセンス悪い」みたいな信者の同調圧力もかなり気持ち悪い