『リィンカーネーションの花弁』終盤で存在感を放つ「王の位」のひとりが、鉄騎王(てっきおう)クロムウェルです。
全身黒甲冑・常に馬上というビジュアルに加え、通り名は「王殺し(キングスレイヤー)」。才能は複数の黒騎士を召喚する「アイアンサイド」で、王を斬るたびに軍勢ごと強くなっていく、まさに“王狩り専用”の廻り者です。
この記事では、クロムウェルの基本プロフィールから、才能「アイアンサイド」の性能、他の王の位との関係、そして作中で描かれる戦いと「王殺し」としての思想までを、ネタバレ込みで整理して解説していきます。
- リィンカーネーションの花弁のクロムウェルのプロフィール
- リィンカーネーションの花弁のクロムウェルの能力や才能、強さ
※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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クロムウェルとは?基本プロフィールと立ち位置
まずは、クロムウェルというキャラクターの立ち位置・前世・呼び名を整理します。
偉人の杜の「王の位」──鉄騎王クロムウェル
クロムウェルは、ナイチンゲールが支配する偉人の杜に属する、いわゆる「王の位」グループの一人です。
王の位には、
- 徒歩王ロロ
- 流星王カール12世
- 巨王ヴィルヘルム1世
- 兵隊王キュロス2世
- 雷帝イヴァン4世
- 血斧王エイリーク1世
- 鉄騎王クロムウェル
- 発明王エジソン
- 喜劇王チャップリン
といった面々が名を連ねており、その中でクロムウェルは「鉄騎王」として紹介されます。
前世はオリバー・クロムウェル──「王殺し」の元ネタ
前世となる人物は、イングランド共和国初代護国卿のオリバー・クロムウェルです。
史実のクロムウェルは、
- 清教徒革命(イングランド内戦)で鉄騎隊を率いて戦った軍事指導者
- 国王チャールズ1世の処刑に関わり、「王殺し」とも呼ばれた人物
として知られており、作中のクロムウェルもこれを踏まえて「王殺し(キングスレイヤー)」の二つ名を持ちます。
黒甲冑に身を包み、常に馬上にある痩身の騎士
クロムウェルは、
- 全身黒い鎧に身を包んだ長身・痩せ型の廻り者
- 常に馬に乗って戦場を駆ける「騎兵王」らしいスタイル
で描かれます。
兜の内側には黒い薔薇のような異形の顔を隠しており、それを晒すのは「これから王を殺す時だけ」という徹底ぶりです。
「王」という称号を重んじ、安易に名乗る者を嫌悪する
クロムウェルは、性格的には、
- 戦場では冷静で分析的
- 敵の才能や戦い方をきちんと見極めようとする
- 慢心や油断を何より嫌う
という、ストイックな騎士タイプです。
特に「王」という称号に対する敬意が強く、
- 「王」の名にふさわしくない廻り者
- 軽々しく王を自称する愚かなリターナー
に対しては、「王殺し」として容赦なく刃を向けます。
クロムウェルの才能「アイアンサイド」とは?
続いて、クロムウェルをクロムウェルたらしめている才能「アイアンサイド」について見ていきます。
黒騎士軍団を召喚する才能
クロムウェルの才能は、英語名で「Ironsides(アイアンサイド)」と呼ばれます。
この才能によって彼は、
- 全身黒い甲冑を纏った複数の騎士(黒騎士)を召喚する
ことができます。
召喚された黒騎士たちは、
- 長槍で一撃して消える突撃用の兵
- しばらく戦場に留まり索敵する斥候タイプ
など、用途に応じて使い分けることができ、攻撃・防御・情報収集を一手に担う多目的な軍勢として機能します。
王を斬るたびに強くなる「成長型」の軍勢
アイアンサイドの最大の特徴は、
「クロムウェルが王の位のリターナーを殺すたび、黒騎士たちの力が恒常的に強化される」という点です。
つまりクロムウェルは、
- 王を名乗る敵と戦えば戦うほど
- そして勝てば勝つほど
自分の軍勢の質・量を底上げしていく「王狩り成長型の才能」を持っていることになります。
長年にわたって王殺しを続けてきた結果、今のクロムウェルは、単なる一人のリターナーというより、一つの軍隊そのものに匹敵する戦力にまで到達していると考えられます。
黒騎士をすべて取り込みケンタウロス化する最終形態
クロムウェルには、アイアンサイドの上位技とも呼べる必殺形態があります。
兜の内側の黒薔薇を晒し、そこから棘のある蔦を伸ばして黒騎士軍団をすべて吸収することで、自らがケンタウロス型の騎兵へと変貌する形態です。
この状態では、
- 身体能力と機動力が大幅に強化される
- 黒騎士たちの力を一身に集めた「一騎当千」の怪物
として戦場を蹂躙します。
普段は軍勢として散開し、必要な時にはすべてをまとめて一体になる――軍略と単騎性能を両立させた才能構造と言えます。
他の「王の位」との関係と思想
クロムウェルは、同じ王の位のメンバーたちとも、共闘と対立の両面の関係を持っています。
巨王ヴィルヘルム1世との共闘と「王殺し」としての裏切り
ある戦いでは、クロムウェルは同じ王の位である巨王ヴィルヘルム1世と共闘し、
- エドワード黒太子
- 布施源兵衛
- 源為朝
- 人間の兵士たち
と戦います。
戦い自体はクロムウェル&ヴィルヘルム側の勝利に終わりますが、その最中に露呈したヴィルヘルムの傲慢さや慢心に失望したクロムウェルは、「王の位の浄化」という名目で彼を裏切り、王殺しとしての本性を見せます。
「王の名に値しない王」を斬るための存在
このエピソードからも分かるように、クロムウェルの王殺しは、
- 私怨や快楽のためではなく
- 「王という称号を軽んじる者への制裁」
という思想に基づいています。
ナイチンゲールに隷属され、偉人の杜という組織に属しながらも、
- 王であることへの矜持
- 王を名乗る者への厳しさ
だけは譲らない姿勢が、クロムウェルというキャラクターの軸になっています。
クロムウェルというキャラの魅力・評価
最後に、鉄騎王クロムウェルというキャラクターの魅力を簡単にまとめます。
軍勢と単騎の両方をこなす「騎士王」らしい才能設計
アイアンサイドは、
- 多数の黒騎士を展開する「軍団戦」
- 黒騎士を吸収してケンタウロス化する「一騎当千モード」
という二段構えの設計になっており、
- 軍隊を率いる指揮官
- 自らも前線で戦う騎士
という史実のクロムウェル像をよく反映しています。
「王殺し」としての美学と厳しさ
クロムウェルは決して善人ではありませんが、
- 王の位という肩書きへの敬意
- 名に値しない王を許さない厳しさ
という意味で、一本芯の通った騎士です。
敵でありながら、その思想や戦い方に惹かれる読者も多く、「王の位の中で一番“騎士王らしい”キャラ」として通好みの人気を集めています。
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