『リィンカーネーションの花弁』に登場するエレアのゼノンは、作中でもまだ情報の少ない“哲人枠”の廻り者です。
髪を耳の後ろで二つに束ねた特徴的なビジュアルに、才能は「背理(パラドックス)」。項羽の葬式に姿を見せていたことから、旧き廻り者たちや「哲人たち」と深く関わる人物であることが示唆されています。
この記事では、ゼノンのプロフィールや才能「背理(パラドックス)」の元ネタと考察、そして22巻での活躍と、抗う哲人としての立ち位置までを、分かっている範囲+考察をきちんと分けながら整理して解説していきます。
- リィンカーネーションの花弁のゼノンのプロフィール
- リィンカーネーションの花弁のゼノンの能力や才能、強さ
※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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ゼノンとは?基本プロフィールと立ち位置
まずは、公式情報から読み取れるゼノンのプロフィールを整理しておきます。
髪を耳の後ろで二つに結んだ「哲人」系廻り者
ゼノンは、髪を耳の後ろで二つに結んだ髪型が特徴の廻り者です。
いわゆる主戦力組(東耶・灰都・項羽軍・偉人の杜)と比べると前面に出てくるシーンは少ないものの、項羽の葬儀に姿を見せていることから、物語の“裏側”で動いている古参の廻り者であることがわかります。
前世はエレアのゼノン――パラドックスで有名な古代哲学者
ゼノンの前世は、古代ギリシアの哲学者エレアのゼノンです。
現実のゼノンは、
- アキレスと亀
- 飛んでいる矢は止まっている
といった「ゼノンの逆説(パラドックス)」で知られる思想家で、「論理的思考で相手を追い詰めるタイプの哲学者」というイメージが強い人物です。
作中のゼノンも、この前世設定に合わせて才能名が「背理(パラドックス)」になっており、「論理の矛盾」そのものを武器にするポジションが示唆されています。
「哲人たち」の一員としてアレクやニーチェと並ぶ古き廻り者
作中には、アレクサンドロスやニーチェと共に世界の滅亡に関わった「哲人たち」と呼ばれる古き廻り者のグループが登場します。
非公式の設定まとめでは、
- エレアのゼノン
- フロイト
- デカルト
- カント
などが「哲人たち」の元メンバーとして挙げられており、ゼノンもその一員であったとされています。
つまりゼノンは、アレクら旧き4人の廻り者に助言を与えた“思想サイド”の住人であり、東耶たちより遥か以前からこの世界の行く末に関わってきた存在だと考えられます。
項羽の葬式に参列していることからも分かる「古参」ぶり
公式の人物紹介では、
- ゼノンは項羽の葬式にも参加していた
と書かれており、項羽と縁の深い陣営――少なくとも旧き廻り者側の重要人物であることが示唆されています。
東耶世代よりもはるか前から世界の行方を見てきた「哲人たち」の一人として、アレク・ニーチェと同じ歴史のレイヤーに立っているキャラクターだと言えるでしょう。
才能「背理(パラドックス)」についてわかっていること
次に、ゼノンの才能「背理(パラドックス)」がどんな能力なのか、公式情報と元ネタから整理していきます。
才能名は「背理(パラドックス)」だが、詳細はまだ不明
ゼノンの才能は、
「背理(パラドックス)」
と名付けられています。
ただし、現時点の公式情報では、
- 「才能・パラドックス」
- 「能力の詳細は不明」
とだけ記載されており、作中でもまだ具体的な発動シーンや挙動は描かれていません。
占い企画や設定系コンテンツでも、
- 「エレアのゼノン」「才能:背理(パラドックス)」
と紹介されるに留まっており、あえて詳細を隠している印象があります。
元ネタから考える「背理」のイメージ
ここからは、あくまで考察ですが、前世であるエレアのゼノンと「背理(パラドックス)」という才能名から、能力の方向性をイメージしてみます。
ゼノンの逆説の代表例としては、
- アキレスと亀(速いアキレスが決して亀に追いつけないというパラドックス)
- 飛んでいる矢は今この瞬間だけ見れば止まっている、よって矢は動いていない、というパラドックス
などがあります。
これをリィン花流に才能化すると、例えば:
- 「理屈の上では絶対に届かない」「追いつけない」という状況を実際に現実にしてしまう
- 動いているものを「今この瞬間だけ切り取った論理」で静止させる
- “矛盾を指摘することで相手の行動や才能を破綻させる”系のメタ能力
といった方向が想像できます。
もちろん、これはあくまで元ネタからの推測レベルなので、今後本編や公式解説でどう料理されるかが大きな楽しみどころです。
「議論で殴る」タイプの哲人たちの中でも、論理ブレイカー枠の可能性
ニーチェの「深淵覗き」が、相手の心底にある恐怖を具現化してぶつける能力であるように、哲人系の才能は“思想を物理現象にする”方向で解釈されています。
ゼノンの「背理(パラドックス)」も、
- 相手の前提や行動に潜む矛盾を暴き、その矛盾を現実世界の“ほころび”として具現化する
- 論理的に破綻している行動・能力ほど、ゼノンの前では自壊しやすくなる
といった“論理ブレイカー”寄りの能力である可能性が高いと考えられます。
才能や理屈を信じて突き進む者ほど、ゼノンの「背理」によって跳ね返される――そんな構図が見えてくると、一気に「抗う哲人」というキャッチコピーが腑に落ちてきます。
22巻での活躍と「抗う哲人」としてのポジション
続いて、コミックス22巻(空中要塞編)以降でのゼノンの役割について、公式のあおり文から分かる範囲を整理します。
22巻表紙を飾る「抗う哲人、エレアのゼノン」
単行本22巻の紹介では、
- 表紙を飾るのは「抗う哲人、エレアのゼノン」
- 「普段は瞳を見せないゼノン」のビジュアルに言及
といった文面でゼノンが大きくフィーチャーされています。
それまで断片的な登場だったゼノンが、ここでついに表紙級の重要キャラとして前面に出てくる形です。
巨大空中要塞への強襲戦で、機銃・ミサイルの雨に立ち向かう
同じく22巻の作品紹介では、
- 北束vsテスラの決着後、東耶たち強襲部隊が巨大空中要塞へ突入
- 「滑空するリリエンタール、機銃ミサイルの雨霰に立ち向かうゼノン!」
といった煽りが記されています。
つまりゼノンは、
- リリエンタールの滑空と連携しつつ
- 機銃・ミサイルといった現代兵器の猛攻を正面から受け止める役
として描かれることが示唆されています。
ここで「背理(パラドックス)」がどう活かされるのか――例えば、
- 「当たるはずの弾道」が論理的に破綻して曲がる
- 「撃てば当たる」という前提そのものが崩れる
といった演出が入ってくるようだと、哲人系才能として非常に美しい見せ場になってくるはずです。
“天園”へ向かう道をこじ開ける「盾」としてのゼノン
同じ紹介文には、
- 「援軍参戦も劣勢、一撃死の苦境は終わらない!」
- 「振り切れ!辿り着け!“天園”で笑うゲールの元へ!」
といった文言もあり、ゼノンたちが向かう先に天園とゲールが待ち構えていることが示されています。
ここでのゼノンは、
- 東耶たちが“天園”へ届くための道をこじ開ける
- 理不尽な一撃死の雨を、「背理(パラドックス)」でねじ伏せる哲人
というポジションを担っていると見て良いでしょう。
それがどこまで描かれるかは実際の本編次第ですが、「哲学」が「砲火」に抗う構図として、リィン花らしい熱さが詰まった場面になることは間違いありません。
ゼノンというキャラの魅力・今後の注目ポイント
最後に、「エレアのゼノン」というキャラクターの魅力と、今後注目しておきたいポイントをまとめます。
情報が少ないからこそ光る「通好みの哲人枠」
ゼノンは、
- 項羽の葬式に顔を出している
- 「哲人たち」の一員だったとされる
- 才能は「背理(パラドックス)」だが詳細は不明
という、非常に情報の少ないキャラクターです。
その分、
- 世界の成り立ちや過去の偉人大戦に深く関わっていそう
- 本気を出したときの才能演出がとんでもなくカッコよさそう
といった「想像の余地」が大きく、通好みの“哲人枠推しキャラ”としてじわじわ人気を伸ばしている存在でもあります。
「抗う哲人」というキャッチコピーの意味
22巻の紹介で使われた「抗う哲人」という言葉は、ゼノンのテーマを象徴しています。
普通に考えれば、哲学者は世界や現実を「解釈する側」ですが、ゼノンはそこから一歩踏み込んで、
- 世界の終わりや滅亡シナリオに対して、論理と才能で抗おうとする
- 「そうなるはずだ」という前提そのものを、背理で否定しにいく
という、“運命に対する反逆者”としての哲人なのかもしれません。
ゼノンの才能が本格的に描かれたとき、世界観の解像度が一段上がる
リィン花における哲人系のキャラは、
- ニーチェの「深淵覗き」
- ゼノンの「背理(パラドックス)」
のように、単なるバトル要員ではなく、世界観そのものへのメタ的な働きかけが期待されるポジションです。
ゼノンの才能が本編で本格的に描かれた時、
- 「才能」とは何か
- 「世界の終わり」とは何なのか
といったテーマに対する作者の答えが、また一段階ハッキリ見えてくるはずです。
「リィンカーネーションの花弁 ゼノン」というキーワードに引っかかった今のうちに、ゼノンの初登場シーンや項羽の葬式、22巻の空中要塞戦をチェックしておくと、今後の展開が一層楽しみになると思います。
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