リィンカーネーションの花弁のダリとは?才能「シュルレアリスム」と芸術への小旅行を徹底解説

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『リィンカーネーションの花弁』の中でもビジュアル・才能・セリフ回しの全部が濃いのが、美術会のホスト役とも言える男、サルバドール=ダリです。

東耶たちが輪廻の種を追ってたどり着いた「絵之島」で、彼らを“もてなし”つつ、一瞬で全員を戦闘不能に叩き落とした張本人でもあります。

この記事では、ダリの基本プロフィールから、才能「シュルレアリスム」と「芸術への小旅行(アートリップ)」の仕組み絵之島編での活躍、そして美術会の中での立ち位置や評価まで、ネタバレを交えつつ整理して解説していきます。

この記事で分かること
  • リィンカーネーションの花弁のダリのプロフィール
  • リィンカーネーションの花弁のダリの能力や才能

※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。

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ダリとは?基本プロフィールと立ち位置

絵之島の“ホスト”として東耶たちを迎えた美術会の一員

ダリは、東耶たちが海上で輪廻の種を探索している最中に衝突した「絵之島」にいた廻り者です。

絵之島は、才能によって存在そのものが“偽装”されている特殊な島であり、美術家・芸術家系の廻り者コミュニティ「美術会」の本拠地になっています。

そんな絵之島の入口で、東耶たちを上品かつ不穏な雰囲気で迎えたのが、このサルバドール=ダリです。

長い口ひげ付きの仮面をつけた紳士的な廻り者

ダリはその名の通り、前世が画家サルバドール・ダリであり、

  • 細長い口ひげが付いた仮面
  • どこか芝居がかった紳士的な物腰

という、いかにも“シュルレアリスムの巨匠”らしいビジュアルで描かれています。

敵か味方か分からない柔らかい笑顔で近づき、「客人をもてなす」というポリシーのもと、東耶たちを島の奥へと誘導していきます。

「美術会」の顔役であり、輪廻の種をスケッチ素材にしていた男

ダリは美術会の中心人物のひとりで、

  • ルネ=マグリット
  • フィンセント=ファン=ゴッホ
  • ズジスワフ=ベクシンスキー

といった、そうそうたる画家たちの廻り者と共に絵之島を拠点に活動していました。

輪廻の種についても、ダリたち美術家は「黒卵」と呼び、スケッチの題材として扱っていたとされており、東耶たちとの目的の違いがはっきり見えるポイントでもあります。

ダリの才能「シュルレアリスム」とは?

現実と芸術の境界を曖昧にする才能

ダリの才能名は「シュルレアリスム」

その効果は一言で言うと、

現実と芸術の境界を曖昧にし、絵画をモチーフにした空間へ他者の意識を閉じ込める

というものです。

具体的には、

  • ダリが用意した絵画作品やモチーフを“入口”にして
  • 対象の五感を含む意識のすべてを、その芸術空間の中に引きずり込む

という挙動を取ります。

作中でも、東耶たちはこの才能によって現実世界から切り離された“絵の世界”に落とされ、全員戦闘不能状態にされました。

「芸術への小旅行(アートリップ)」は技名ではなく“現象の呼び名”

ダリと言えばセットで語られるのが、才能説明にも出てくる「芸術への小旅行(アートリップ)」です。

ここはちょっとややこしいポイントですが、

  • シュルレアリスム=才能の名称
  • 芸術への小旅行=シュルレアリスムによって起きている現象の呼び名

という関係になっています。

つまり、

  • ダリがシュルレアリスムを発動する
  • 対象の意識を絵画空間に閉じ込める
  • その一連の“旅”をまとめて「芸術への小旅行」と呼んでいる

というわけです。

単なる幻覚ではなく「感受性の極大化」

シュルレアリスムで作られる世界は、見た目だけ切り取ると幻覚に近いものですが、公式説明ではあくまで

「感受性の極大化」

とされています。

つまり、

  • 本来その人の中にある感性・感覚
  • 芸術に対して抱く感情・イメージ

を、ダリの才能が極限まで引き出し、

  • 世界そのものが“作品”として襲いかかってくるように感じさせる

という、“見る側の心”を武器にするタイプの能力です。

絵之島編でのダリの活躍

東耶たち上陸メンバーを一瞬で全員戦闘不能に

東耶たちが絵之島に上陸した際、ダリは「客人をもてなす」と言いながら、

  • ノイマンⅡを除く上陸メンバーの全員を
  • シュルレアリスムによる芸術への小旅行の術中にかける

という鮮烈なデビューを飾ります。

海上まで追ってきた強者たちをまとめて、ほぼノーダメージで“現実から退場”させてしまうその手際は、

「戦闘力」よりも「環境支配力」がぶっ飛んでいるタイプ

の廻り者であることを印象づけました。

「もてなし」と「罠」が完全に両立しているホストムーブ

ダリの怖いところは、

  • 決して乱暴に襲いかかってこない
  • あくまで礼儀正しく、客人として扱ってくる

という点です。

しかし、その“もてなし”の中身は、

  • 「あなたの感性を引き出すための芸術体験」
  • = シュルレアリスムによる精神世界への幽閉

であり、結果的には戦闘不能という形でのお持てなしになっています。

このギャップが、ダリというキャラの不気味さと中毒性を生んでいるポイントです。

ベクシンスキーの才能「ノータイトル」と組んだ凶悪コンボ

絵之島の防御力を語るうえで欠かせないのが、

  • ズジスワフ=ベクシンスキーの才能「」(ノータイトル)

とのシナジーです。

ノータイトルは、

  • 芸術に対する感性を増幅させる
  • 創作物以外の“あらゆるもの”にも浸透させられる
  • 敵意や負の感情を持って触れると「死ぬより酷い終焉」を迎える

というイカれた才能で、ベクシンスキーはこれを絵之島メンバー全員+輪廻の種にまでかけています。

ダリ自身も、

  • 輪廻の種について「触れれば最後、死ぬより酷いことになる」と評している

ことから、

  • シュルレアリスムで精神を揺さぶり
  • ノータイトルで感性を極限まで増幅し

という、芸術コンボの片側を担っているのがダリだと言えます。

美術会の中でのダリの立ち位置と思想

マグリットやゴッホと同系統の「芸術空間送り」系才能

美術会のメンバーには、

  • ルネ=マグリット(才能「デペイズマン」)
  • フィンセント=ファン=ゴッホ(才能「孤独な狂気」)

といった画家たちが名を連ねています。

マグリットのデペイズマンは、

  • シュルレアリスムと同様に現実と芸術の境界を曖昧にし
  • 芸術への小旅行の世界に引きずり込む能力

とされており、ダリの才能と兄弟関係のような位置づけになっています。

一方、ゴッホの「孤独な狂気」は、

  • 寂しさや孤独感といった感情を増幅させ
  • やはり芸術への小旅行の世界へ誘う

という、感情側からのアプローチを取る才能です。

こうして見ると、

ダリは「芸術空間送り」系才能の中核であり、美術会全体のコンセプトを体現した存在

だと分かります。

「客人はもてなす」というスタンスに見える美学

ダリは表向き、

  • 誰であろうと客人として受け入れる
  • 善悪を問わず、全身全霊で“もてなす”

というスタンスを取っています。

そこには、

  • 争う前にまず作品を見せ、感性を揺さぶろうとする芸術家としての矜持
  • 「戦場に来た以上、あなたの感性もまた作品の一部」という、どこか残酷な遊び心

が透けて見えます。

単なる連戦連勝の戦闘マシーンではなく、価値観そのものが独特な“芸術テロリスト”として描かれているのが、ダリというキャラの面白いところです。

ダリの強さ・評価

“直接殴る”タイプではないが、環境支配力はトップクラス

強さランキング系の記事では、ダリは

  • ピカソやゴッホのようなガチガチの火力勢と比べると真正面の殴り合いはさほど得意ではない
  • しかし芸術空間への引きずり込み性能は美術会の中でもトップクラス

といった評価を受けがちです。

実際、本編でも東耶たちをまとめて戦闘不能にする場面が描かれており、

「一対一で殴り合うより、戦場そのものを上書きして勝つタイプ」

の廻り者だと言えます。

人気投票では中堅上位、通好みの“芸術枠”キャラ

マッグガーデン公式の人気投票では、ダリは

  • 全体順位20位台前半(21~23位付近)

にランクインしており、東耶・灰都・項羽・アインシュタインといった主役級から少し下がった中堅上位ポジションにつけています。

とはいえ、

  • 登場巻がやや後半寄り(第12巻・絵之島編)
  • 出番自体はそう多くない

ことを考えると、

「登場シーン少なめなのに印象はやたら強い」タイプのキャラ

として、かなり健闘していると言っていいでしょう。

まとめ:ダリは「世界そのものをキャンバスに変えるホスト役」

ここまでを簡単にまとめると、サルバドール=ダリは――

  • 絵之島に拠点を置く美術会の顔役
  • 才能「シュルレアリスム」で現実と芸術の境界を溶かす廻り者
  • 芸術への小旅行(アートリップ)という名の“精神世界幽閉”でもてなすホスト
  • ベクシンスキーやマグリットと組んで、島全体を凶悪な作品空間に仕立て上げている男

といったキャラクターです。

東耶たちの視点から見ると完全に厄ネタですが、「芸術で世界を書き換える」というリィン花らしいコンセプトを一番わかりやすく見せてくれる存在でもあります。

「リィンカーネーションの花弁 ダリ」が気になったなら、ぜひ第12巻・絵之島編を読み返して、ダリの“もてなし”がどれだけエグいか改めて味わってみてください。

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