『リィンカーネーションの花弁』偉人の杜とは?旧組織から偉人類計画まで徹底解説

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『リィンカーネーションの花弁』における偉人の杜は、歴史上の偉人を前世に持つ廻り者たちが集う巨大組織です。

ただのヒーロー組織ではなく、世界平和の名の下にとんでもない計画を動かしていく「世界のエリート集団」として描かれます。

その中には東耶の兄である扇寺西耶や、ニュートン、アインシュタイン、ナイチンゲール、ノイマンといった大物たちが名を連ねます。

さらに項羽との決裂をきっかけに「旧・偉人の杜」と「偉人類計画側」に分裂し、物語全体の勢力図を決定づける存在になります。

この記事では「リィンカーネーションの花弁 偉人の杜」というキーワードから、組織の成り立ち、旧組織と新体制の違い、主なメンバー、本拠地「天園(パラディソス)」までを整理して解説します。

この記事で分かること
  • リィンカーネーションの花弁の偉人の杜の基礎知識、構成メンバー
  • リィンカーネーションの花弁の偉人の杜の設立秘話

※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。

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偉人の杜とは何か?

まずは「偉人の杜」という名前が何を指しているのか、ざっくり押さえておきます。

歴史上の偉人を前世に持つ廻り者の集合体

偉人の杜は、レオナルド=ダ=ヴィンチやニュートン、アインシュタイン、ピカソなど、歴史上の偉人を前世に持つ廻り者たちが所属する組織です。

彼らは輪廻の枝で前世の才能を呼び起こし、現代世界でその才能を武器として振るう存在になっています。

表向きの目的は世界平和の実現であり、「罪人格」を含む危険な廻り者たちを管理しつつ、人類の未来を良い方向へ導こうとしていました。

東耶の兄・扇寺西耶が関わった組織

偉人の杜と東耶を繋ぐキーになる人物が、兄の扇寺西耶です。

前世レオナルド=ダ=ヴィンチ、才能「万能器」を持つ西耶は、世界平和を掲げて項羽やノイマン、ピカソ、アインと共に動いていました。

旧・偉人の杜は「西耶が目指した世界平和のための偉人組織」という側面が強く、そこに東耶も巻き込まれていくことになります。

旧・偉人の杜とは?

次に、作中で「旧・偉人の杜」と呼ばれる時期の姿を整理します。

ここを押さえておくと、その後の「偉人類計画」への転落がかなり分かりやすくなります。

世界平和を掲げた「理想主義の偉人組織」

旧・偉人の杜は、ざっくり言えば「世界平和を目指す偉人チーム」です。

中心メンバーには東耶、灰都=ルオ=ブフェット、ニュートン、アインシュタイン、船坂弘、ダーウィン、ファーブル、ライト姉妹、シュレーディンガー、シモ=ヘイヘなどが含まれます。

罪人格や野良の廻り者たちの暴走を止め、人類が生き残れる未来を作ることが、少なくとも表向きの目的でした。

旧・偉人の杜の主なメンバー

代表的な旧・偉人の杜メンバーを、ざっくり役割付きで挙げておきます。

  • 扇寺東耶 ……主人公。 五右衛門由来の盗人の右腕・左腕で才能を盗み集める。
  • 灰都=ルオ=ブフェット ……東耶の相棒ポジション。 頭も度胸もある「現場の調整役」。
  • アイザック=ニュートン ……才能「重力の実」で重力操作を行う理論派。 戦術・解析面で組織の頭脳を担う。
  • アルベルト=アインシュタイン ……才能「空間転移」を持つ移動要員。 世界中の座標を登録し、偉人たちを各地に運ぶ。
  • 船坂弘 ……才能「不死の兵」。 不死身の前線歩兵として旧・偉人の杜を支える。
  • チャールズ=ダーウィン ……才能「進化論」。 環境に適応していく生物系のトリッキーな力を扱う。
  • ジャン=アンリ・ファーブル ……才能「観察者」。 昆虫観察から派生した精密な観測能力を持つ。
  • ライト姉妹 ……才能「空の人」。 空を巡る移動・戦闘を担当する飛行系メンバー。
  • エルヴィン=シュレーディンガー ……才能「猫は選択者」。 確率を選び取る能力で戦況をコントロールする。
  • シモ=ヘイヘ ……才能「白い地獄」。 雪原での狙撃に特化した化け物スナイパー。

こうして見ると、旧・偉人の杜は「人類側のアベンジャーズ」みたいなノリで組まれているのが分かります。

ただし後述するように、この理想主義のチームは項羽との戦いを機に大きく歪んでいくことになります。

偉人類計画と「真・偉人の杜」

旧・偉人の杜の流れを大きく変えたのが、項羽との決裂と偉人類計画の宣言です。

ノイマン・ニュートン・ナイチンゲールの「偉人類計画」

項羽軍との戦いの中で、ジョン=フォン=ノイマン、ニュートン、ナイチンゲールらは「偉人類計画」を宣言します。

これは簡単に言えば、

  • 優れた才能を持つ偉人類だけが生き残る未来。
  • 凡人を含む「余分な人類」は整理するべきという思想。

という、かなり危険な優生思想寄りの計画です。

旧・偉人の杜はここで割れます。

東耶や灰都たちはこのやり方に違和感を覚えて離反し、ノイマンやナイチンゲール側はそのまま新しい偉人の杜=偉人類計画側として再編されていきます。

ナイチンゲールに支配された新体制の偉人の杜

項羽戦以降の偉人の杜は、実質的にナイチンゲールの支配下に置かれます。

公式の整理では、「偉人の杜(偉人類計画宣言後)」という扱いで、

  • 多くのメンバーがナイチンゲールの隷属状態になっている。
  • ノイマン、ニュートン、ドリーシュ、エジソン、ノーベルなどがこの枠に含まれる。
  • テスラ、ピカソ、アルベルト、王たちなど一部は隷属下ではなく独自に動いている。

といった構図になります。

「世界平和を目指す偉人組織」から、「ナイチンゲールを頂点とした管理・支配システム」へと、偉人の杜の性格は大きく変質してしまった形です。

偉人の杜の本拠地「天園(パラディソス)」

偉人類計画宣言後の偉人の杜は、本拠地までスケールアップします。

成層圏に浮かぶ球状基地

新体制の偉人の杜は、本拠地を地上から成層圏の巨大基地「天園(パラディソス)」に移します。

天園は数キロ級の球状構造物で、外側を無数のディスプレイで覆われています。

ピカソの描いた「空」を映し出すことで、地上からはただの空にしか見えないようカモフラージュされているのが特徴です。

この本拠地から、偉人の杜は世界各地へのテロや作戦行動を指示していきます。

ノイマンによるメンバー管理

偉人の杜のメンバー管理は、元々ジョン=フォン=ノイマンが担当していました。

ノイマン自身がナイチンゲールの隷属下に入ったことで、その影響がメンバー全体に広がっていきます。

その結果、

  • 偉人の杜の多くの廻り者が「いつの間にか」ナイチンゲール主導の構造に組み込まれていた。
  • 東耶や灰都が違和感を覚えたときには、すでに組織ごと歪んでいた。

という手遅れ感のある状況になっています。

偉人の杜の主な偉人格たち

偉人の杜に所属する偉人格は膨大ですが、その中でも特に物語に影響が大きい面々を役割別にざっくりまとめておきます。

頭脳・指揮系

  • ジョン=フォン=ノイマン ……才能「予測演算」。 偉人類計画の立案者であり、偉人の杜メンバー管理担当。
  • アイザック=ニュートン ……才能「重力の実」。 分析と重力操作で戦場をコントロールする理論派。
  • アルベルト=アインシュタイン ……才能「空間転移」。 組織の移動・輸送の要。

医療・支配・回復系

  • フローレンス=ナイチンゲール ……才能「癒の天使」。 医療と回復、そして隷属と支配を司る偉人の杜の「女王」。
  • ハンス・ドリーシュ ……才能「複製者」。 生物や才能の複製など、倫理観を吹き飛ばす方向の生物系才能を扱う。

兵器・破壊系

  • アルフレッド=ノーベル ……才能「死の商人」。 反物質級の爆弾をばら撒く火力担当。
  • ニコラ=テスラ ……才能「世界システム」。 地球の自転エネルギーを電力に変換して放出する超大型電撃担当。
  • ユーリ=ガガーリン ……才能「神の不在」。 地球に向けて超高貫通力の質量兵器を投げ込む宇宙側戦力。

このあたりの顔ぶれを見ると、偉人の杜が「正義の味方チーム」というより「人類史上最悪クラスの軍事・医療・頭脳をひとまとめにした怪物組織」なのがよく分かります。

東耶たちとの決裂と物語上の役割

最後に、偉人の杜が物語の中でどんな役割を担っているかを整理しておきます。

主人公たちを「中から裏切る側」へのカウンター

東耶は、当初は偉人の杜側の戦力として働いています。

しかし、項羽戦以降の動きや偉人類計画に触れるなかで、偉人の杜そのものがおかしくなっていることを痛感します。

ここで東耶たちは組織から離反し、「偉人の杜に頼らない形」で世界をどうにかしようと動き始めます。

偉人の杜は、主人公が最初に所属した組織でありながら、同時に東耶が超えるべき古い正義として立ちはだかるポジションになっていきます。

「偉人側」と「罪人格側」の境界線を曖昧にする存在

偉人の杜のやっていることを冷静に見ていくと、

  • 罪人格の暴走を止める。
  • そのために別の地域を平気で吹き飛ばす。
  • 偉人類だけの世界を作ろうとする。

といった感じで、罪人格側と何が違うのか分からなくなっていく瞬間が多々あります。

この「正義を名乗る組織の危うさ」を体現しているのが、偉人の杜という存在です。

東耶が才能を盗み続ける物語は、同時に旧・偉人の杜の理想と、新しい偉人類計画のどちらを選ぶのかという選択の話でもあります。

まとめ|偉人の杜は「理想のヒーロー集団」から「偉人類計画の母体」へ

最後に、「リィンカーネーションの花弁 偉人の杜」でこの記事に来た人向けにポイントをおさらいします。

偉人の杜の変遷

  • 旧・偉人の杜 ……歴史上の偉人を前世に持つ廻り者が集まり、世界平和を目指していた理想主義の組織。
  • 偉人類計画宣言後 ……ノイマン、ニュートン、ナイチンゲールらが主導し、「偉人類だけが生き残る世界」を目指す危険な組織へ変質。
  • 本拠地 ……成層圏の球状基地「天園(パラディソス)」を拠点に世界規模で動くようになる。

覚えておきたいキープレイヤー

  • 扇寺西耶 ……旧・偉人の杜の中心人物で、才能「万能器」を持つ東耶の兄。
  • ナイチンゲール ……才能「癒の天使」で多くのメンバーを隷属下に置く新体制の支配者。
  • ノイマン・ニュートン・アインシュタイン ……頭脳・重力・空間転移で偉人の杜の戦略と移動を支える三本柱。
  • ノーベル・テスラ・ガガーリン ……爆撃・電撃・宇宙投射など、派手な破壊担当の面々。

偉人の杜を楽しむ視点

  • 「旧・偉人の杜」と「偉人類計画側」で、同じキャラの立ち位置がどう変わっているか。
  • 天園(パラディソス)からの攻撃が、地上の廻り者たちの戦いとどう絡んでくるか。
  • 東耶がどのタイミングで偉人の杜を見限り、「盗人」として自分の道を選ぶのか。

偉人の杜は、単なる背景組織ではなく、『リィンカーネーションの花弁』という作品そのものの価値観を映す鏡のような存在です。

旧・偉人の杜の理想と、新体制の偉人類計画、その間で揺れる東耶たちの選択を意識しながら読み返すと、物語の見え方がぐっと立体的になってくるはずです。

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