『リィンカーネーションの花弁』の中盤以降、「世界が本気で終わりに向かい始めた」と実感させてくるのが、ノーベル・テスラと並ぶ超大火力組のひとり、ユーリ=ガガーリンです。
名前どおり前世はソ連の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンで、才能は「神の不在」。宇宙から地上へ質量弾を落とし、世界の各地に巨大なクレーターを穿つという、とんでもないスケールの能力を持っています。
この記事では、ガガーリンの基本プロフィールから、才能「神の不在」の詳細、ノーベル・テスラとの関係、そして物語上の役割・怖さまでを整理して解説していきます。
- リィンカーネーションの花弁のガガーリンのプロフィール
- リィンカーネーションの花弁のガガーリンの能力や才能、強さ
※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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ガガーリンとは?偉人の杜に属する宇宙飛行士の廻り者
まずはガガーリンというキャラクターの立ち位置と前世から押さえておきます。
偉人の杜メンバーとして宇宙からテロを仕掛ける
ユーリ=ガガーリンは、ナイチンゲール支配下の偉人の杜メンバーの一人です。
ノーベルやテスラと共に、ノイマンらの指示のもと「宇宙空間からテロを引き起こす」役を担っており、地球規模の攻撃を担当する戦力として位置付けられています。
前世は人類初の宇宙飛行士「ユーリ・ガガーリン」
前世はもちろん、ソビエト連邦の軍人であり人類初の有人宇宙飛行を成功させた宇宙飛行士、ユーリ・アレクセーエヴィチ・ガガーリンです。
「地球は青かった」の一言で有名な人物であり、作中でもその宇宙飛行士としてのイメージが、そのまま才能「神の不在」の演出に反映されています。
ノーベル・テスラと並ぶ「終末級三巨頭」のひとり
ノーベル(才能「死の商人」)、テスラ(才能「世界システム」)、そしてガガーリン(才能「神の不在」)は、作中でも特に規模の大きい世界終末級の三人として扱われます。
彼らの攻撃は、どれも「国単位」「大陸単位」で被害が出るレベルのものであり、廻り者同士のバトルという枠を軽く吹き飛ばす存在感を放っています。
ガガーリンの才能「神の不在」とは?
次に、ガガーリンの核となる才能「神の不在」の内容を整理します。
人工衛星を顕現し、質量弾「花束」を地上に投下する能力
才能名は「神の不在」で、その詳細な挙動は作中・解説ブログで「神の不在証明」として説明されています。
ガガーリンはこの才能によって、
- 宇宙空間に複数の球体型人工衛星を顕現する
- そこから投擲物質「花束」を地球の一点めがけて投下する
という攻撃を行います。
「花束」が地表に落下すると、直径数百メートル・深さ数百メートルクラスの穴を穿ち、通常兵器の地中貫通爆弾を遥かに凌ぐ威力を発揮します。
宇宙からピンポイントで地球各地を狙い撃ち
才能解説では、ガガーリンの攻撃について、
- 宇宙空間から地球の狙った地点に向けて質量弾を落とす
- 北海道を含む世界8カ所に同時に大穴を開けた
といった描写が語られています。
一撃一撃の威力もさることながら、「同時多発」「地球全域が射程内」という点が、この才能のヤバさをさらに際立たせています。
「神の不在」という名前が示すもの
才能名である「神の不在」は、
- 高み(宇宙)から一方的に地上を破壊する視点
- 人間ではどうしようもない災厄が降り注ぐ光景
といったイメージと結びついており、
「神が守ってくれない世界」に対する絶望や虚無感
を象徴するようなネーミングになっています。
ユーリ・ガガーリン自身がかつて「地球は青かった」と語った人物であることを踏まえると、その青い地球に自ら穴を穿つ存在になってしまっている、という皮肉も感じられます。
宇宙から降る「花束」攻撃の威力と厄介さ
ここからは、「神の不在」がどれだけ厄介な才能なのか、もう少し具体的に見ていきます。
地中貫通爆弾を凌ぐ破壊力と、700〜900m級のクレーター
才能解説によると、「花束」は地表に落下した際、
- 数百メートル規模の穴を開ける
- 硬い地層を貫き、深さ700〜900mほどえぐる
という化け物じみた威力を持っています。
これは現実世界の地中貫通爆弾を遥かに超える破壊力であり、都市機能どころか地形そのものを変えてしまう攻撃です。
縦方向に強く、逃げ場が少ない攻撃
「神の不在」は、縦方向(上から下)に異常なほど強い攻撃です。
どれだけ堅牢な要塞を築いていても、
- 真上から数百メートル級のクレーターを掘られる
- 地下シェルターごと貫通される
という事態になれば、防御のしようがありません。
しかもそれを複数地点に同時投下できるため、ガガーリン一人が本気を出すだけで、世界のどこかが確実に焦土と化すレベルです。
「範囲は狭いのにヤバさはトップクラス」というタイプ
ノーベルの「死の商人」が広範囲爆撃、テスラの「世界システム」が地球全体からエネルギーを搾り出すタイプであるのに対し、ガガーリンの「神の不在」は、
- 一点一点の範囲は比較的ピンポイント
- その代わり一撃の深さと貫通力が常軌を逸している
というバランスになっています。
いわば、「狙われたら終わり」の精密終末兵器であり、防衛側からすればこれほど厄介な相手もいません。
ノーベル・テスラとの関係と「世界終末コンボ」
ガガーリンの真価が際立つのは、ノーベルやテスラと並べて考えたときです。
ノーベルの「死の商人」との組み合わせ
ノーベルの才能「死の商人」は、
- ダイナマイト由来の爆弾だけでなく
- 反物質爆弾レベルの“理論上可能な爆弾”まで扱える
という、こちらもおかしい火力を持ちます。
ガガーリンの「神の不在」は、
- ノーベルの爆弾とは別系統の質量攻撃
- 宇宙からの落下エネルギーをフル活用した殴りつけ
であり、組み合わせれば爆撃と隕石落下が同時に来るような地獄絵図が出来上がります。
テスラの「世界システム」との終末コンボ
テスラの才能「世界システム」は、
- 地球の自転エネルギーを電力に変換し放出する
というスケールのバカげた能力です。
作中の解説でも、ノーベル・テスラ・ガガーリンの三人は、
- これまでの偉人たちとは比べ物にならない破壊力
- 世界終末を現実的に感じさせる三巨頭
として語られます。
電力(テスラ)・爆弾(ノーベル)・質量弾(ガガーリン)が揃った時点で、「人類がどう足掻いても勝てない兵器セット」が完成していると言っても過言ではありません。
ガガーリンというキャラの役割と魅力
最後に、ガガーリンが物語全体の中でどんな役割を果たしているのか、簡単に整理します。
「世界規模の脅威」を視覚化するための存在
『リィンカーネーションの花弁』は、個人同士の才能バトルから始まり、徐々にスケールが大きくなっていく作品です。
ガガーリンの登場と「神の不在」の発動は、
- 廻り者たちの戦いが、もはや一国や一地域の問題ではない
- 地球そのものの未来が賭けられている
ということを、読者に一発で叩きつける装置になっています。
キャラとしての掘り下げは少ないが、存在感は強烈
ガガーリンは、東耶や項羽、アインのようにガッツリと人間ドラマが描かれるタイプではありません。
しかし、
- ユーリ・ガガーリンという前世設定
- 宇宙から花束を落とす「神の不在」というネーミング
- 世界各地にクレーターを穿つという行動
といった要素だけで、読者に強烈な印象を残すキャラクターです。
「宇宙からの一撃」で作品の熱量と虚しさを底上げする
ノーベル・テスラ・ガガーリンが本気を出したとき、作品は一気に熱さと虚しさの極致に突入します。
ガガーリンの「神の不在」は、その中でも特に、
- 人間の努力ではどうしようもないスケール
- 宇宙から見下ろした地球への一方的な暴力
という意味で、「抗えない終末感」を象徴する才能です。
廻り者たちの才能バトルがどれだけ熱くても、その上から容赦なく降ってくる「神の不在」がある――その事実こそが、リィン花という作品の不穏さと魅力を際立たせていると言えるでしょう。
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