この記事では【推しの子】の鏑木勝也(かぶらぎまさや)のプロフィールや性格、アイやアクアとの関係、ポジション、正体などについて解説します。
鏑木はメインキャラではないながら、推しの子のストーリーに頻繁に出てくるキャラで、アイやアクアにとっても非常に重要な人物です。
まずは鏑木のプロフィールから見ていきましょう☆
- 推しの子の鏑木のプロフィール
- 推しの子の鏑木の正体
- 推しの子の鏑木とアイの関係
- 推しの子の鏑木とアクアの関係
- 推しの子の鏑木の仕事
※この記事は【推しの子】のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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推しの子の鏑木勝也のプロフィールを紹介!
こちらが推しの子の鏑木勝也のプロフィール一覧表です。
鏑木はどちらかというと脇役で、細かいプロフィールは公開されていないものが多いですね・・
ただ後述するとおり、鏑木は作中で極めて重要なポジションにいるキャラクターです。
名前 | 鏑木勝也 (かぶらぎまさや) |
所属 | インターネットテレビ局 「ドットTV!」 |
年齢 | 不明(40代?) |
作中のポジション | ・ドラマのプロデューサー ・キャスティング |
推しの子の鏑木勝也の正体は?黒幕との関係は?
次に推しの子の鏑木の正体や黒幕との関係などについて見ていきましょう。
鏑木は闇が深い芸能界にどっぷりのプロデューサーで、作中でも謎や影が多い人物として描かれています。
鏑木はインターネットテレビ局「ドットTV!」所属のプロデューサー
鏑木はインターネットテレビ局である「ドットTV!」所属のプロデューサーです。
なのでアイやアクアとも芸能界での仕事繋がりで出会っており、そのコネクションが後々までずっと活きてきます。
登場当初は温和なプロデューサーに見えて、喫煙所でかなについて辛辣なことを話すなど、芸能界の影も見えるのです笑
ちなみに作中で鏑木は途中からフリーのプロデューサーになっています。
鏑木はとにかく顔が広い
鏑木はインターネットテレビ局のプロデューサーであり、番組作りのキャスティングなどを通じてとにかく顔が広いです。
これは鏑木の最大の武器であり、作中でも特に可能性がありそうな新人の世話を焼いたり仕事を振ったりして恩を売っていました。
こうすることで実際にその新人が売れた時に恩を返してもらえるため、キャスティング戦争で大きなアドバンテージを得られるのです。
またキャスティングに限らず、映画作りの際には配給会社に当たったり、どこで繋がったのかと聞きたくなるほど膨大な数の出資者の候補を持っています。
鏑木がアクアとアイの関係に勘付く!?(漫画2巻の第18話)
「今日あま」のドラマ撮影が終わった後、アクアと鏑木が話すシーンがあります。
この時鏑木はアクアの顔をまじまじを見ながら
どことなくアイくんと似た顔つきしてるよね
と口にしていました。
鏑木は色んなアイドルや女優、役者と繋がりがあるために顔が広いのですが、この時点で10年以上前に死んだアイの顔をハッキリと覚えているのも凄い記憶力です。
あるいは鏑木はアイと何かただならぬ関係があったのか・・
鏑木が怪しい笑い(漫画7巻の第66話)
作中では東京ブレイドの初公演後、鏑木と金田一が話しているシーンが描かれます。
その中で鏑木は有馬かなが舞台中に化けたことに触れており、
もし有馬かなが本物なら
ふふふ
いや何。ちょっと面白いことを思いついたもんで
と口にしていました。
この怪しい笑いに加えて、「面白いこと」というのが何なのか気になりますね。
鏑木は黒幕と関係がある?
鏑木は後ほどお話する通りアイとも顔見知りで、物語の黒幕であるカミキヒカルとも繋がりがあるでしょう。
→推しの子のカミキヒカルの詳細を見る
こうなると黒幕と鏑木の繋がりが気になるところですが、後述する通り鏑木はとにかく仕事人間で、結局は芸能界が好きだからこの仕事をしているのです。
特に新人役者やアイドルに目をかけてはチャンスをあげており、カミキヒカルのように殺すどころかむしろ育てる方に尽力しています。
よって恐らく鏑木とカミキヒカルがグルである可能性は低いでしょう。
ただ先述の通り、鏑木は作中でアクアとアイの繋がりに勘付いたり、何やら怪しい笑いを見せていたため、もしかしたら「目をかけた若い子が死ぬところを見たい」という、カミキヒカルに近い欲望があるのかもしれません。
その場合はカミキヒカルと共犯という線も出てきますね。
推しの子の鏑木勝也とアイの関係は?
次に推しの子の鏑木勝也と星野アイの関係について見ていきましょう。
アイは物語序盤で死亡してしまいますが、物語が進むにつれてアイが生前に鏑木と会っていたことが明かされます。
アイの携帯に鏑木の名前があった(漫画2巻の第14話)
アクアがアイのスマホのパスワードを突破し、アドレス帳の中に「鏑木勝也」の名前を見つけました。
→推しの子のアイのスマホのパスワードについて見る
これを覚えていたからこそ、アクアがかなに「今日あま」のちょい役に誘われた時に承諾したのです。
特にアイのスマホのアドレス帳には十数人の芸能関係者しか入っておらず、芸能界にいながらも番号やアドレスを全然交換していなかったようです。
それだけに鏑木のアドレスが入っていたことで重要人物であることが分かりますね。
アイに劇団ララライを紹介した(漫画4巻の第33話)
鏑木はアイの生前に会っていました。
鏑木が初めて会った頃のアイはまだアイドルなりたてで、作中に見られるようなプロ意識も無く、ファッションや外見に気を使うこともなかったようです。
ただ鏑木が劇団ララライのワークショップを紹介し、それをきっかけにアイが大きく変わりました。
この時のことを「アイが恋をした」と語っており、ここでアイが出会ったのが当時劇団ララライにいたカミキヒカルだったのです。
推しの子の鏑木勝也とアクアの関係
次に鏑木とアクアの関係について見ていきましょう。
先述の通り鏑木はアイとも繋がりがあり、それもあってアクアが鏑木と接触し、作中では長い付き合いとなっています。
「今日あま」で初めてアクアと出会う(漫画2巻の第14話)
アクアはかなに「今日あま」のドラマに誘われ、アクアは「鏑木勝也がいる」と知った途端に快諾しました。
こうしてアクアは撮影現場で鏑木と初めて出会い、顔見知りとなるのです。
ちなみにこの時にアクアは鏑木が吸ったタバコを回収し、DNA鑑定でアイ殺害の黒幕かどうかを調べていました。
→推しの子のDNA鑑定の詳細を見る
当然ながら鏑木はシロでしたが、鏑木はとにかく顔が広くて情報を多く持っているため、アクアはこの時の出会いをきっかけに鏑木と距離を詰めていきます。
アクアが当時のアイについて尋ねる(漫画4巻の第33話)
アクアは「今ガチ」の撮影が終わった後、鏑木と二人きりで会っています。
用件は当然アイの件で、鏑木に当時のアイについて色々と尋ねるのです。
ここでアクアは「アイが劇団ララライのワークショップに行ってから変わった」と知りました。
鏑木はアクアに可能性を感じていた(漫画4巻の第34話)
鏑木はアイの情報も含めて、アクアのことをよく目にかけています。
その理由が「アクアに可能性を感じているから」です。
鏑木はアクアに限らず、将来伸びる可能性がありそうな新人役者やアイドルのお世話をしたり、仕事を振ったりして積極的に恩を売るのです。
こうすることで、将来芸能界で売れた時に鏑木がキャスティングする時にツモれる可能性が上がるため、結果的に鏑木が手掛ける番組で優位を取れるというわけです。
いわば新人への投資であり、アクアが特別というわけではなくルビーやかな、あかねなども同様に目をかけられています。
推しの子の鏑木勝也は拝金主義&仕事人間?
最後に鏑木の仕事っぷりや性格などについて見ていきましょう。
作中では鏑木の仕事がよく描かれており、その優秀さが伺えます。
「今日あま」「今ガチ」「東京ブレイド」「ここ掘れワンチャン」「15年の嘘」をプロデュース(漫画11巻の第110話)
作中ではアクアやルビーが出演するドラマや映画、演劇などはほぼ鏑木が出掛けている作品です。
これは鏑木が名の知れたプロデューサーで、その手腕が高く評価されているからこそよく任されるのです。
また先程お話した通り、鏑木はアクアやルビーに目をかけているため、鏑木のキャスティングによりよく採用されています。
更に映画「15年の嘘」についても、アクアと五反田が企画書を作って鏑木に持ち込んでおり、アクア達も鏑木の手腕に絶大な信頼を置いていることが分かりますね。
ただこの時の鏑木の表情が不穏なのと、「僕にしかプロデュースできない」という言葉が何か引っ掛かります。
もしかしたら鏑木がアイの死に深く関わっているということなのかもしれません。
鏑木はとにかく仕事人間&拝金主義者!笑(漫画12巻の第111話)
鏑木は先述の通り役者やアイドルなどとのコネクションを作りまくり、恩を売ったり返してもらったりと持ちつ持たれつの関係を持っています。
さらには映像制作に関する工程について全ての知識を持っており、キャスティングのみならず現場全体のケアが出来るのです。
よってテレビや映画を作る上では最重要人物と言え、だからこそ鏑木の元に仕事が絶えず舞い込んできます。
これは鏑木が拝金主義者で金儲けという大きな目的も勿論あるのですが、それだけでこんな超めんどくさい仕事はしないでしょう。
というのも人間関係の構築からコネクションの維持だけでも大変なのに、入れ替わりが激しい芸能界においては常に新しい人財の開拓もしていかなければならず、金儲けだけでこんな大変な仕事はしないはずです。
表には出しませんが、鏑木は飄々としているように見えてこの仕事にとてつもない情熱を持っている人物と言えますね。
「推しの子の鏑木勝也の正体は?実は黒幕だった!?」まとめ
今回は【推しの子】の鏑木勝也(かぶらぎまさや)のプロフィールや性格、アイやアクアとの関係、ポジション、正体などについて解説しました。
鏑木は脇役ポジションながら、作中では何かと登場する機会が多い人物です。
今後も鏑木の登場シーンには注目ですね☆
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コメント
鏑木勝也はカミキヒカルの共犯者、真犯人の一人ではないかと推察しています。
「スター性のある」女優をカミキに殺害させる「殺人プロデュース」を楽しんでいるのではないかと
そう考えるシーンや背景がいくつかあり、
・アイに劇団ララライのワークショップを紹介している→カミキに出会わせた
・アイに芸能人御用達の店を紹介している(カミキも利用している描写あり)
・有馬かなを「スター性のある」有望な投資対象と言っており、7巻111pに「もし有馬かなが本物なら、ふふふ」「いや何ちょっと面白いことを思いついたもんで」と含みのセリフがある
・カミキが「スター性のある」片寄ゆらを殺害する前に、カミキがいる芸能人御用達の店に愚痴を言いに行くような仕掛け(内容の決まってない映画撮影のスケジュール押さえ)をしている(酒が入るとプライベートな情報・行動を漏らしやすい?殺害の機会を作りやすい?)
・アイの映画を「僕にしかプロデュースできない」と言っている
鏑木にとっての投資とは「金」を得るだけでなく「スター性のある女優の死」も見るためなのではないかと思います。
今後、有馬かなや黒川あかねに芸能人御用達の店を紹介する(カミキに会わせるよう仕向ける)ような描写があれば確定だと思います。
アクアが映画のプロデュースを鏑木にオファーしたのも、鏑木を計画に巻き込む為じゃないでしょうか?
コメントありがとうございます!
なるほど。確かに芸能人御用達の店とか、東京ブレイド編の後にかなに意味深なことを言っていましたね・・
そうなると鏑木の黒幕否定説はまだ時期尚早かもしれません。
今の映画編で答えが出そうですね