この記事ではサカモトデイズのパクリ疑惑について解説していきます。
現在少年ジャンプで大人気連載中である、サカモトデイズ。
そんなサカモトデイズにはパクリ疑惑が浮上しています…。
早速その真偽について詳しくみていきましょう。
- サカモトデイズのパクリ疑惑について
- サカモトデイズのパクリ疑惑の作品とは
※この記事はサカモトデイズのネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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サカモトデイズにパクリ疑惑?主人公がもはや安西先生?
サカモトデイズの主人公・坂本は、スラムダンクの安西先生にとても似ていますよね。笑
これはパクリなのでしょうか…早速詳しくみていきましょう。
キャラクターの外見と性格の共通点
『サカモトデイズ』の主人公・坂本と、『スラムダンク』に登場する安西先生のキャラクターには、外見と性格にいくつかの類似点が指摘されています。
例えば、どちらも恰幅の良い体型であり、トレードマークとなる丸眼鏡を着用しています。
性格面では、一見すると穏やかで優しそうな雰囲気を持ちながら、内に秘めた強い意志や強大な力が共通しています。
坂本は元伝説の殺し屋で、その隠れた力が物語の軸となっています。一方、安西先生は指導者としての鋭い洞察力を持ち、バスケットボール部の成長を支える存在です。
太った後のサカモトの顔がもはや安西先生(漫画1巻の第1話)
主人公・坂本は裏社会で「最強の殺し屋」と呼ばれていました。
しかし葵と出会ったことで殺し屋を引退し、引退後は「坂本商店」の店長になり…安西先生のようなおデブちゃんに!笑
本当に安西先生と瓜二つですよね。笑
安西先生ばりに顔が伸びる(漫画2巻の第16話)
坂本の顔は、安西先生ばりに伸びます。笑
ここまで見たら、坂本は安西先生のパクリと言われても仕方ないような気がしますよね…。
顔が似ているだけでストーリーは全くの別物!
結論から言うと、坂本は安西先生のパクリではありません!
なぜなら顔は少し似ていますが、ストーリーは全くの別物だからです!
坂本は殺し屋ですが、安西先生はバスケ監督ですよね。
また眼鏡+肥満のキャラは、外見が似てしまうのは仕方ない気がします。
サカモトデイズの作者と公式からのコメント
次にサカモトデイズの作者や公式からのコメントについて見ていきましょう。
サカモトデイズの作者の見解
『サカモトデイズ』の作者は、安西先生との類似性に関する疑惑について、インタビューで次のようにコメントしています。
「安西先生というキャラクターに対する尊敬の念は持っていますが、直接的な影響を受けたわけではありません。私の作品は、独自のアイディアとストーリーを基にしています。」
この発言からも、作者は『スラムダンク』からの明確な影響を否定しており、偶然の類似である可能性を強調しています。さらに、坂本というキャラクターのコンセプトについて、「殺し屋としての強さと日常生活の穏やかさを融合させた独自のアプローチ」だと述べています。
安西先生を生み出した井上雄彦氏の発言
『スラムダンク』の作者である井上雄彦氏は、安西先生のキャラクターについてインタビューで次のように語っています。
「安西先生は、温厚な指導者である一方、選手たちの成長を促すために時には厳しい判断を下す存在として描きました。このバランスが、読者にも魅力的に映ったのだと思います。」
この発言においても、安西先生が特定のキャラクターや既存作品を参考にして作られたわけではないことが示されています。これにより、両作品のキャラクターは偶然の一致である可能性が高いと考えられます。
公式コメントや作者の意図からも、『サカモトデイズ』と『スラムダンク』の類似点はインスピレーションの一端ではあるものの、意図的な模倣ではないことが明らかになっています。
サカモトデイズのパクリ疑惑が作品の評価に与えた影響
次にサカモトデイズのパクリ疑惑が、作品の評価にどう影響を与えたのか、詳しく見ていきましょう。
ファンの反応と評価の変動
『サカモトデイズ』のパクリ疑惑が浮上したことで、読者やファンの反応は賛否両論に分かれました。
一部の読者は、坂本と安西先生の外見や性格の共通点を指摘し、「意図的な模倣ではないか」と疑問を投げかけました。一方、疑惑を否定する意見も多く、「ただの偶然の一致」「キャラクターの役割が異なる」として、作品のオリジナリティを支持する声もありました。
この議論が影響し、作品の評価は一時的に揺らぎました。特に、SNSやレビューサイトでは一部で評価が低下する現象が見られましたが、多くの読者が物語の面白さやキャラクターの魅力を再評価することで、徐々に疑惑を払拭し、作品の人気を維持することに成功しました。
このような議論が行われる中で、読者同士が作品について深く語り合う機会が増えた点は、作品の認知度向上にもつながったと言えるでしょう。
過去の類似事例との比較
漫画業界では、他作品との類似性が指摘される事例がこれまでにも存在しました。例えば、『ドラゴンボール』と『ナルト』、あるいは『ワンピース』と『フェアリーテイル』などが挙げられます。これらの事例では、特定の設定やキャラクターが似ているとして、パクリ疑惑が浮上することがありました。
しかし、業界全体では、「インスピレーションを受けた作品から新たな物語を生み出すことは創作の一部」という見解が一般的です。『サカモトデイズ』も同様に、安西先生から直接的な影響を受けていないことを強調しつつ、独自のアイディアで展開されています。
このように、類似事例との比較を通じて、疑惑が最終的には作品の評価を完全に損なうものではなく、むしろ議論を呼ぶことで作品の深みを再認識する機会になることが多いと言えます。
サカモトデイズはパクリではない?噂になった作品の概要や内容を紹介!
他にもサカモトデイズは、他作品のパクリだと噂されてしまっています。
ここではサカモトデイズがパクったと言われている作品をご紹介していきます。
スラムダンク
まずは安西先生が出ているスラムダンクです。
果たしてスラムダンクとは、どのような作品なのでしょうか。
スラムダンクの概要
不良少年・桜木花道は一目惚れした女の子目当てにバスケットボール部に入部します。
桜木花道はバスケットボール初心者でしたが、徐々にその才能を開花させていきます。
そして桜木花道は、インターハイ出場&全国制覇を目指していくことになるのです。
安西先生は見た目や名言が有名
スラムダンクに出てくる安西先生は、その見た目や名言が有名です。
「最後まで…希望を捨てちゃいかん あきらめたらそこで試合終了だよ」
この台詞は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ちなみに坂本は無口なので、このような名言を発することはありません。笑
ハンターハンター
次に現在不定期連載中である、ハンターハンターです。
ハンターハンターとは、一体どのような作品なのでしょうか。
ハンターハンターの概要
主人公・ゴンはハンターに対して強い憧れを抱いていました。
そして成長するにつれ「自分もハンターになって、父親に会いたい」と夢見るようになります。
12歳も間近になったゴンは育ての母・ミトを説得して、超難関のハンター試験を受けるために、生まれ故郷を旅立つのです。
ハンターハンターは能力設定などが極めて緻密
ハンターハンターは、能力設定などが極めて緻密です。
サカモトデイズは能力設定はあるものの、そこまで緻密には設定されていません。
また「絵が似てる」という声も挙がっていますが、設定やストーリーはまったく別物ですね。
チェンソーマン
現在話題沸騰中の漫画・チェンソーマンにもパクリ疑惑が!笑
チェンソーマンがどのような作品なのか、詳しくみていきましょう。
チェンソーマンの概要
死んだ父親の借金を背負っているので、毎日ギリギリの生活をしていた主人公・デンジ。
そんなデンジは「チェンソーの悪魔」であるポチタと共に、悪魔を駆除する「デビルハンター」として生計を立てていました。
ある日、デンジは仕事を斡旋していた人物に騙され殺害されてしまいます。
しかしポチタのおかげでなんとか復活した、デンジ。
復活後のデンジは「チェンソーマン」へと変身する力を手に入れていました。
そんなデンジは「チェンソーマン」として、向かってくる悪魔を倒していくことになるのです。
チェンソーマンは超絶な問題作!
チェンソーマンは推しを作るのは禁止と言われるほど、よく人が死にます。笑
しかも、主要人物や人気キャラであっても、です…。
その点、サカモトデイズではモブキャラばかりが死亡するので、まだ安心して読むことが出来ますね。笑
ファブル
ファブルもパクリ疑惑が出ている作品の1つです。
では、ファブルがどのような作品なのか見ていきましょう。
ファブルの概要
主人公・佐藤明は「殺しの天才」と称される殺し屋です。
ある日ボスの命令で「一般人」として生活することになりました。
そのため、佐藤明は一般人らしい振る舞いをしていましたが、ヤクザや殺し屋のトラブルに巻き込まれていきます。
ファブルの主人公・佐藤明は最強の殺し屋
主人公・佐藤明は「殺しの天才」で、サカモトデイズの坂本も「伝説の殺し屋」です。
この似たような設定から、パクリ疑惑が浮上したようですね…。
殺し屋は今日もBBAを殺せない
知る人ぞ知る名作・殺し屋は今日もBBAを殺せないも、パクリ疑惑が浮上しています。
果たして殺し屋は今日もBBAを殺せないは、どのような作品なのでしょうか。
殺し屋は今日もBBAを殺せないの概要
主人公は77歳の老婆・野沢マコトです。
マコトはどこにでもいるちょっと偏屈な老婆なのですが、何故か殺し屋に命を狙われるます。
しかしマコトは毎度殺し屋を返り討ちにしてしまうのです!
殺し屋は今日もBBAを殺せないの主人公・野沢マコトが最強すぎる
野沢マコトも坂本と同じように、最強キャラとして描かれています。
「主人公が強い」「殺し屋」という類似点があるため、それがパクリ疑惑が浮上したようですね。
銀魂
名作中の名作である銀魂にもパクリ疑惑が浮上していました。笑
では銀魂とはどのような作品なのでしょうか。
銀魂の概要
主人公・坂田銀時は元攘夷志士という経歴を持っています。
しかし彼は攘夷戦争後に「万事屋銀ちゃん」を開業!
普段の彼はだらしない性格をしていますが、仲間を守るために命懸けで敵と戦っていきます…。
銀魂のコメディタッチがサカモトデイズと似ている?
元々すごい人&お店を開くという点や、コメディタッチが非常に似ています。
2つともバトルあり、笑いありの作品ですよね。
なのでパクリ疑惑が浮上してしまったのではないでしょうか。
サカモトデイズだけではない!漫画業界におけるパクリとインスピレーションの違い
ここまでサカモトデイズのパクリ疑惑の真相について解説してきました。
次にマンガ業界におけるパクリとインスピレーションの違いについて見ていきましょう。
法律的な見解とその限界
漫画業界における「パクリ」と「インスピレーション」の違いを明確にすることは、創作の自由と著作権の保護のバランスを考える上で重要です。著作権法では、具体的な表現や構造を無断でコピーする行為を禁止していますが、アイディアそのものは保護の対象外とされています。
例えば、キャラクターの「恰幅の良い体型」や「眼鏡」という要素自体は、特定の作品の独占的な特徴とはみなされません。しかし、これらが特定のキャラクターと非常に類似している場合には、パクリとされる可能性も出てきます。
こうしたケースでは、法律的な判断は難しいことが多く、最終的には作家の意図や作品全体の独自性を考慮して評価されることが一般的です。
創作における影響関係の線引き
創作活動において、他作品からの影響を受けることは珍しいことではありません。多くの作家は、幼少期に読んだ漫画や映画などからインスピレーションを得て新たな作品を生み出しています。
『サカモトデイズ』の場合も、坂本と安西先生の類似性が指摘されているものの、物語の主軸やキャラクターの役割は完全に異なります。坂本は元殺し屋という特殊な背景を持つキャラクターであり、その人生観や行動原理は安西先生とは全く異なるものです。
インスピレーションとパクリの線引きは、作品のオリジナリティをどれだけ維持しているかによります。読者が作品を通じて新しい感動や発見を得られるのであれば、それはインスピレーションの範疇とされることが多いです。
最終的には、作家が他作品をリスペクトしながら独自の視点で創作を続けることで、インスピレーションとパクリの違いが明確になると言えます。
「サカモトデイズにパクリ疑惑?安西先生似の主人公!」まとめ
この記事ではサカモトデイズのパクリ疑惑について解説しました。
これだけ漫画があったら、多少似てしまう点もあるものです。
すぐにパクリだと決めつけるのはよくないですね。笑
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