この記事ではシャドーハウスのすす病（すすやまい）の症状や原因、治療法などについて解説します。
シャドーハウスにおいてはシャドーから出てくる「すす」が重要な存在となっており、「すす病」はこのすすが原因で発症する病気です。
まずは「すす病」について詳しく見ていきましょう。
- 「すす病」の症状や原因、治療法
- 「すす病」の重傷者の末路
※この記事はシャドーハウスのネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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シャドーハウスのすす病（すすやまい）とは？症状や原因、治療法を解説！
まずはシャドーハウスにおける「すす病」の症状や原因、治療法などについて詳しく見ていきましょう。
この病気は実在するものではなく、シャドーハウスの作中における「すす」が原因が引き起こされるものです。
「すす病」はシャドーから出る「すす」が原因
シャドーハウスの作中において、シャドーから出てくる「すす」が重要な役割を持っています。
シャドーは怒ったり悲しんだり、負の感情を抱いた時に体から「すす」を発するのですが、その性質も物を燃やした時に出る「すす」そっくりで、シャドーがいる部屋はすぐに黒く汚れてしまうのです。
またこの「すす」は少量なら何も問題はありませんが、あまりに大量に吸うと幻覚症状を起こしたり思考能力が低下したりし、「こびりつき」のような濃度が濃い「すす」によって「すす病」を発症します。
それ故に普段から屋敷内の掃除をするのが極めて大事で、生き人形が毎日忙しく清掃しているのも「すす」を溜めないためなのです。
作中では「こびりつき」が主な元凶
「すす」は一定量溜まって時間が経過すると「こびりつき」と呼ばれる異形のものに変化します。
「こびりつき」は意思を持たないものの、自律行動する疑似生物のような存在で、人間にとっては害悪となるのです。
作中で「すす病」に罹る者はみんな「こびりつき」が口の中に入ることで発症しており、物語序盤でもローズマリーやベル達が「すす病」に罹っていました。
「すす病」の症状
「すす病」に罹った者はみんな目が虚ろになって正気を失い、廃人のような顔で動かなくなったりゾンビのように徘徊したりします。
ローズマリーが「すす病」に罹った時は虚ろな目で声を上げながら壁に向かってひたすら進み続けるという怖い行動を取っており、明らかに正気を保てていないことが分かります。
ちなみにシャドーハウスの作中では「すす病」に罹った者はただちに救護班に連れて行かれて治療を施されますが、治療せずに放っておいたらどうなるかは不明です。
恐らく放っておいた場合は精神に異常をきたして廃人になったり、最悪の場合は死に至る可能性もありそうですね。
また「すす病」の治療法についても作中で描かれているので、詳しく見ていきましょう☆
「すす病」の治療法：水を大量に飲ませる
「すす病」の治療法として最も代表的なのが「大量の水を飲ませる」ことです。
そもそもシャドーから生成される「すす」は水溶性が高く、「こびりつき」や「亡霊」も水に濡れた途端に溶けてしまいます。
よって「すす病」に罹った時も水を大量に飲ませ、体内の「すす」を薄めながら排出させることで治療するのです。
ちなみに「特別な珈琲」にも「すす」が含有しており、生き人形を洗脳するために使われていますが、この洗脳を解く際にも「水を大量に飲ませる」という方法が有効です。
「すす」を適度に摂らせれば人間を洗脳することができますが、過剰摂取させすぎた結果が「すす病」とも言えますね。
→シャドーハウスの「洗脳」の方法や謎について見る
「すす病」の治療法：殴り合う？
実はシャドーハウスの作中で「特別な珈琲による洗脳を解除する方法」としてジョンが編み出した（？）のが「殴り合う」ことでした笑
これはジョンが深く考えて発見したわけではなく、「ショーンに元に戻って欲しい」という一心から「拳で語ろう」というよく分からん行動に出たためです。
結果的に「生き人形がシャドーを殴る」というシャドーハウスのルールに反しまくる行動を取らせることで、「特別な珈琲による洗脳」を解除することができました。
ただし恐らくぶん殴り合いをしたところで「すす病」を治療できるわけはなく、あくまで「洗脳の解除」の方法の一つでしかありません。
よって「すす病」の治療法はやはり「大量に水を飲ませる」しかなさそうですね。
シャドーハウスのローズマリーやベルがすす病（すすやまい）で悲惨な姿に！
シャドーハウスの作中で「すす病」に罹った者の様子が描かれており、代表例がローズマリーやベル（双子）です。
「すす病」に罹ると瞳孔が開くのか、目が虚ろな状態になって薬物中毒のような症状が出ているのが分かります。
特にベルに関しては「特別な珈琲」を割ったことによるペナルティで「すす管清掃」を命じられており、この「すす管」には大量のすすが溜まるためにいつも「こびりつき」が発生し、ベルは頻繁に「すす病」に罹っていました。
そしてあまりに頻繁に「すす病」に罹ってはまた「すす管清掃」をさせられて、の繰り返しだったためにベルの体は次第に弱っていきます。
シャドーハウスのベルはすす病（すすやまい）の末に衰弱死！
シャドーハウスの作中ではベル（双子）が「すす管清掃」を強要されたことで幾度となく「すす病」を発症しており、その度に治療されてはまた発症し、を繰り返していました。
その過程の中で双子の一人は特に衰弱が激しく、途中から食事も摂ることができなくなり、最終的に衰弱死してしまうのです。
この死亡理由については「すす病」が直接的な原因というよりは、「すす管清掃」により延々と「すす病の発症＆治療」を繰り返したことによる衰弱が主な死因でしょう。
ベルが死亡した後もシャドーハウスにおいては「生き人形が一体処分された」の一言で済まされており、シャドーハウスが子供たちの命を軽んじていることが伺えますね。
「シャドーハウスのすす病とは？ローズマリーやベルが悲惨な姿に！」まとめ
今回はシャドーハウスのすす病（すすやまい）の症状や原因、治療法などについて解説しました。
シャドーハウスにおいては「すす」がキーワードの一つであり、「すす病」はその「すす」が原因で発症する病です。
その症状は薬物中毒にも近いもので、特に子供が多いシャドーハウスにおいては恐怖でしかありません。
本来人間の社会には存在しない病気なので、シャドーハウスが解体されれば「すす病」自体も無くなりそうですね。
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