灰都=ルオ=ブフェットは、『リィンカーネーションの花弁』の中でも東耶と並ぶもう一人の主人公格であり、アニメ版ではビジュアルの中心にも据えられている重要キャラです。
この記事では、灰都のプロフィールから前世と才能「歪二天礼法(いびつにてんれいほう)」、そして東耶や柳生十兵衛との関係、物語終盤での立ち位置までをネタバレ込みで分かりやすく整理していきます。
- リィンカーネーションの花弁の灰都(はいと)のプロフィール
- リィンカーネーションの花弁の灰都(はいと)の能力や才能、強さ
※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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灰都=ルオ=ブフェットとは?基本プロフィール
まずは、灰都がどんな立ち位置のキャラクターなのか、公式設定をもとに整理します。
東耶のクラスメイトでありヒロインポジションの廻り者
『リィンカーネーションの花弁』
灰都 pic.twitter.com/u2cRy0UPpr— カルピヌ (@krpn_monstfreak) March 15, 2024
灰都=ルオ=ブフェットは、灰色の髪と瞳を持つ少女で、主人公・扇寺東耶のクラスメイトです。
学校内では「剣道がとんでもなく強い謎の美少女」として噂されており、その正体は前世の才能を得た廻り者(まわりもの)です。
原作のあらすじでも、東耶が才能バトルの世界に足を踏み入れるきっかけとして、「灰都が輪廻の枝でシリアルキラーと戦う場面に遭遇する」という出来事が描かれています。
アニメ化のティザービジュアルでも、輪廻の枝を手にこちらを振り返る姿が大きく描かれており、公式に「本作のヒロイン」と位置づけられているキャラです。
孤児として育ち、道場に引き取られた過去
灰都は元々は捨て子で、施設で育った少女です。
外人風の容姿のせいで施設の子どもたちからいじめられていたところを、近所で道場を開いていた剣道の師範に引き取られ、彼の養子となりました。
以降は道場の娘として育ち、父への恩返しのために一人前の剣士を目指して稽古に励むようになります。
しかし、自分には決定的な剣の才能が無いと感じたことが、後に輪廻の枝へと手を伸ばす動機になっていきます。
才能に飢えた末に輪廻の枝へ手を伸ばした少女
剣道の師範である養父に追いつきたい一心で修行を続けるものの、灰都は自分の限界を痛感していきます。
「このままでは絶対に父を超えられない」という焦りと劣等感から、彼女は前世の才能を引き出す道具である輪廻の枝を必死に探し回ります。
やがて輪廻の枝を手に入れた灰都は、自らの首を切り、前世の才能を掘り起こす決断を下します。
その結果として得たのが、後に東耶たちを翻弄することになる武蔵の才能「歪二天礼法」です。
灰都の前世と才能「歪二天礼法(いびつにてんれいほう)」
続いて、灰都の前世と、中核となる才能「歪二天礼法」について見ていきます。
前世は剣豪・宮本武蔵玄信
灰都の前世は、日本史上屈指の剣豪である宮本武蔵玄信です。
中国語版や日本語版の公式情報でも、灰都=ルオ=ブフェットの輪廻者が宮本武蔵であることが明記されています。
二刀流を駆使する武蔵のイメージは、そのまま灰都の戦闘スタイルと才能名「歪二天礼法」に落とし込まれています。
「二天一流」と呼ばれる武蔵の二刀流流派を、作品独自のアレンジで異能バトル向けに再構成したのがこの才能です。
人外域に達する剣術と身体能力を与える才能
歪二天礼法は、一言で言えば「人外レベルの剣士に覚醒させる才能」です。
この才能を得たことで、灰都は剣術の腕前が人外域のレベルに達し、剣道の師範を再起不能にするほどの実力を身につけます。
剣術に必要な動体視力も同時に強化され、彼女の斬撃は「目で追えない速さ」と評されるほどになります。
才能を使うと髪の色が金から黒へと変化し、外見からも「武蔵の力」を引き出していることが分かる演出になっています。
二刀「首刈り」「腹削ぎ」と代表的な技
歪二天礼法の象徴が、日本刀二振りの具現化です。
一本は黒刀「首刈り」、もう一本は白刀「腹削ぎ」と名付けられており、どちらも金属すら難なく断ち切る鋭さを誇ります。
本来の二刀流は「大太刀+小太刀」が基本ですが、灰都は大太刀二本を片手で軽々と扱うという、物理法則を無視したスタイルで戦います。
代表的な技には、間合いを無視して斬撃範囲を伸ばす「一刀延鉄」や、その他の連続技「色屍」「相抜」などが挙げられます。
灰都の戦闘スタイルと強さ
ここからは、歪二天礼法を使いこなす灰都の戦闘スタイルと、その強さの特徴を整理します。
近接戦闘特化の高機動アタッカー
灰都は、基本的には完全な近接戦闘型のアタッカーです。
超人的な脚力と反射神経を活かして一気に間合いを詰め、二本の刀で敵を切り刻むスタイルを得意とします。
一刀延鉄による間合い外からの斬撃もあるため、実際の有効範囲は見た目以上に広くなっています。
「とにかく近づかれたら終わり」タイプの廻り者として、序盤から東耶たちを圧倒します。
暴走状態と百足の顕現
歪二天礼法には、「才能に呑まれる」という危険な側面もあります。
灰都が暴走状態に陥ると、戦の象徴として巨大な百足が顕現し、彼女は戦い続ける鬼神のような存在となってしまいます。
この状態の灰都は、敵味方や状況を選ばず戦いを続けるため、周囲から見ればほとんど制御不能の兵器です。
項羽戦の際には、この暴走した灰都を項羽の能力によって抑え込む場面があり、彼女の危険性とポテンシャルの高さが強調されています。
道場破りの時期と柳生との因縁
灰都は一時期、才能に呑まれた状態で道場破りと武者修行を繰り返していた過去があります。
その際に、柳生十兵衛の通う道場を襲撃し、師範代や弟弟子たちを打ち負かし、柳生自身にも左目の怪我を負わせました。
しかし灰都の方は、その時期の記憶が曖昧であり、柳生との因縁を完全には覚えていません。
この過去が後の柳生戦で再び掘り起こされ、「才能に呑まれた者」と「その被害者」という関係性が物語上の重要なテーマとして描かれます。
東耶・柳生十兵衛との関係と物語上の役割
灰都は、東耶と柳生という二人のキャラクターと深く関わることで、物語の軸を形作っていきます。
東耶を「偉人の杜」に引き込んだ張本人
東耶が輪廻の枝を手に入れるきっかけになったのは、灰都がシリアルキラーと戦う場面を目撃したことでした。
灰都は、才能に飢えて他人に嫉妬している東耶の姿に過去の自分を重ね、彼を「偉人の杜」に推薦します。
その結果、東耶は石川五右衛門の才能「盗人の右腕」「盗人の左腕」を得て、才能バトルの世界に踏み込むことになります。
東耶の物語は、灰都がいなければそもそも始まっていないと言っていいほど、二人の関係は作品の根っこにあります。
柳生十兵衛との再戦と、東耶へのバトン
柳生十兵衛は、かつて道場破りをした灰都に左目を傷つけられた過去を持ち、廻り者となった後も潜在的に彼女への復讐心を抱いていました。
記憶を取り戻した柳生は、逃亡した灰都を東耶と共に追い、ついに再戦の時を迎えます。
戦闘では一度は柳生が灰都を圧倒しますが、カエサルとの戦いで負った傷や、灰都の身体能力に依存しない戦い方への限界もあり、最終的には柳生が敗北します。
柳生は最期に自分の剣技と才能の使い方を東耶へと託し、二晩に及ぶ東耶と灰都の戦いを見届けたうえで死亡します。
終盤での灰都の立ち位置と東耶との再共闘
項羽戦の後、灰都は長い眠りから覚め、北束たち黒鋭隊と共に暴走する偉人の杜を止める側に回ります。
しかし、東耶が「人類が生き残るには廻り者が滅ぶべきだ」という冷徹な結論を示したことにショックを受け、一度は逃亡してしまいます。
その逃亡中に柳生と再び対峙し、暴走状態に陥ってしまいますが、柳生の才能を継いだ東耶との戦いの中で正気を取り戻します。
そして最終的には、廻り者殲滅のために「不完全な廻り者」である東耶と共に戦うという選択を取り、物語終盤の重要な戦力の一人として立つことになります。
灰都というキャラの魅力
最後に、灰都=ルオ=ブフェットというキャラが読者に刺さるポイントを簡潔にまとめます。
東耶と同じく「才能に飢えた側」のヒロイン
灰都は、東耶と同じく「才能が足りない自分」に苦しみ、輪廻の枝に手を伸ばした側の人間です。
単なる天才ではなく、「足りないこと」に焦って悪手を選んでしまった過去を持つ点で、東耶と強く共鳴するキャラクターになっています。
主人公と同じ方向から才能に手を伸ばしたヒロインだからこそ、二人の会話や対立は作品のテーマそのものを突いてきます。
戦闘狂的な危うさと、人間味ある後悔のギャップ
戦いを楽しむ癖があり、暴走すれば百足を従えた鬼神になる灰都は、一歩間違えば完全に「才能に呑まれた怪物」です。
しかし同時に、養父の道場を壊してしまったことへの後悔や、東耶や仲間たちへの思いも確かに持っています。
この「戦闘狂的な危うさ」と「人間らしい弱さや後悔」のギャップが、灰都というキャラの大きな魅力です。
アニメ版でさらに映えることが約束されたビジュアルとアクション
アニメ版のティザービジュアルでは、灰都が輪廻の枝を手に、わずかに影のある瞳でこちらを振り返る姿が描かれています。
二刀流の高速剣戟や、一刀延鉄などの大技は、映像化されることでさらに映えることが確実な要素です。
「才能に飢えた剣士ヒロイン」としての灰都が、原作だけでなくアニメでもどう描かれていくのか、今後の展開にも期待が高まります。
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