『リィンカーネーションの花弁』フィッシュの能力とは?食人累加と地獄の器具を分かりやすく解説

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『リィンカーネーションの花弁』で最初に東耶の前に立ちはだかる廻り者が、アルバート=ハミルトン=フィッシュです。

いきなり連続殺人鬼が相手というスタートで、この作品がどこまで容赦しない世界なのかを一気に見せつけてきます。

その根っこにあるのが、才能「食人累加」「地獄の器具」です。

この記事では「リィンカーネーションの花弁 フィッシュ」というキーワードから、キャラの立ち位置、能力の中身、強さと敗北までを一通り整理していきます。

この記事で分かること
  • リィンカーネーションの花弁のフィッシュのプロフィール
  • リィンカーネーションの花弁のフィッシュの能力や才能、強さ

※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。

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フィッシュとはどんなキャラ?

まずは、フィッシュというキャラクターの基本的な位置づけから押さえておきます。

「東耶が初めて出会う本物の怪物」として、物語序盤の空気を決定づける存在です。

前世はアルバート=ハミルトン=フィッシュ

フィッシュの前世は、現実世界の連続殺人鬼アルバート=ハミルトン=フィッシュです。

子どもを含む多くの被害者を出した実在のシリアルキラーで、その異常性と残虐さから今でも名前が語り継がれています。

作中でもそのイメージはかなりストレートに取り込まれており、「才能に呑まれた殺人鬼」という形で再構成されています。

廻り者として目覚めた彼は、人肉を求めて犯行を繰り返すようになっています。

才能が「人を食べるほど強くなる」食人累加であるせいで、その嗜好と能力が最悪の形で噛み合っています。

普通の人間なら歯止めになるはずの嫌悪感すら、才能に上書きされているのがフィッシュの怖さです。

東耶が初めて対峙した「罪人格」の廻り者

フィッシュは、東耶が本格的に輪廻の枝と才能の世界に巻き込まれていくきっかけの相手です。

「才能を持った人間」がどこまで壊れてしまうのかを、読者と東耶に同時に見せる役割を担っています。

そのあまりの危険性から、彼は「罪人格」として扱われます。

罪人格とは、才能や前世の欲望に呑まれすぎて人として戻れなくなった廻り者のことです。

フィッシュはまさにその典型例で、食人衝動と殺人衝動に完全に支配された存在になっています。

東耶の初戦の相手がここまで真っ黒という時点で、この作品が甘くないのがよく分かります。

灰都に討たれ、枝は東耶の手に渡る

フィッシュは最終的に、灰都=ルオ=ブフェットと対峙し、その圧倒的な剣技の前に敗北します。

彼は「罪人格」として処分され、そこで使われていた輪廻の枝は東耶の手に渡ることになります。

この枝こそが、後の東耶の選択や戦いに大きく関わってくる重要アイテムです。

言い換えれば、フィッシュは「東耶が才能を手にするまでの犠牲者」でもあります。

彼がここまで堕ちていなければ、東耶の物語も違う形になっていたはずです。

そう考えると、序盤の敵でありながら作品全体に与えている影響はかなり大きいキャラです。

フィッシュの才能「食人累加/地獄の器具」を解説

次に、フィッシュが持つ才能を細かく見ていきます。

彼には「食人累加」「地獄の器具」という二つの能力が与えられています。

どちらも設定からしてド直球にヤバい方向へ振り切れているのが特徴です。

食人累加|食べるほど強くなる肉体強化

食人累加は、その名の通り「人を食べることで身体能力が累積強化される」才能です。

食人行為を重ねるほど筋肉が隆起し、パワーとタフネスが上がっていきます。

自己暗示などではなく、目に見えて肉体が変質するレベルの強化です。

さらに厄介なのが、食人そのものを「美味だと感じる味覚」に変えてしまう点です。

嫌悪や罪悪感でブレーキをかけるどころか、快楽と強化がセットで押し寄せてきます。

才能に呑まれれば呑まれるほど、人間として戻れなくなっていく構造になっています。

作中でも、フィッシュは何人も手にかけた後の状態で登場します。

既に累積強化が進んでいるため、見た目にも異様な筋肉と動きで東耶たちを圧倒します。

「才能に身を任せた先に何が待っているか」を、最初に見せるサンプルのような存在です。

地獄の器具|釘付きベルトと痛覚快楽

地獄の器具は、フィッシュが左腕に巻いている釘付きのベルトです。

内側に無数の釘が仕込まれており、それを自分の体に巻き付けて使用します。

普通なら拷問にしかならない代物ですが、フィッシュにとっては別です。

このベルトを使うことで、彼は激痛を快楽として感じる特異体質に変えられています。

自分で自分を傷つけながら興奮し、その異常な精神状態が殺人行為にも拍車をかけます。

まさに「地獄の器具」という名前の通り、精神と肉体の両方を壊すための道具になっています。

戦闘面で見ても、痛みに鈍くなることでタフさがさらに増しています。

普通なら致命傷級のダメージでも、笑いながら突っ込んでくるタイプです。

東耶にとっては、まともな感覚が通じない相手と初めて対面する戦いになりました。

殺人鬼としての行動パターン

食人累加と地獄の器具を併せ持つフィッシュは、廻り者というより「才能でさらに加速した殺人鬼」です。

人を狩ることと、自分の体を痛めつけることの両方に快感を覚えています。

そのため、戦い方も効率より「狩りそのものを楽しむ」方向に寄っています。

獲物を追い詰めてからゆっくり味わうような動きや、無駄に傷つけてからとどめを刺すなど、かなりサディスティックな描写が多いです。

才能の性能だけでなく、精神の振り切れ方も含めて東耶たちの正反対にいる人物と言えます。

このギャップがあるからこそ、初戦から作品の空気が一気にダーク側へ引きずられます。

フィッシュの強さと弱点を考える

では、フィッシュは作中でどの程度の強さを持っているのでしょうか。

ここでは、能力の性能と実際の戦績から、ざっくり位置づけを整理していきます。

近距離でこそ光るパワー型の廻り者

フィッシュの戦闘スタイルは、完全に近距離パワー型です。

食人累加で強化された筋力とタフさで、相手との距離を一気に詰めて殴り倒しにかかります。

地獄の器具による痛覚の狂いも相まって、正面からの殴り合いではかなりの脅威です。

作中でも、東耶のような一般人寄りの身体能力のキャラからすると明確な格上として描かれています。

素のスペックだけ見れば、序盤の敵としてはオーバースペックと言っていいレベルです。

「廻り者と普通の人間の差」を分からせるための相手として、ちょうどいい強さに調整されています。

灰都に敗れた理由と限界

そんなフィッシュですが、灰都=ルオ=ブフェットとの戦闘ではあっさりと敗北します。

原因はシンプルで、才能の質と戦闘経験の差です。

灰都は剣術の才能と戦場経験を持つ「戦うために生きている側」の人間であり、フィッシュのような野良殺人鬼とは格が違います。

パワーとタフさに任せた突撃は、灰都の冷静な技術と判断力の前では的になってしまいます。

フィッシュの戦い方には、「才能に頼り切っているがゆえの粗さ」がはっきり出ています。

ここで、「才能だけでは本当に強い廻り者には勝てない」という現実も見せられます。

序盤の敵としてちょうどいい「絶望ライン」

フィッシュは強さランキングで見れば上位ではありませんが、序盤の敵としてのインパクトは抜群です。

いきなり食人強化+痛覚狂化の殺人鬼が出てくることで、東耶が挑む世界のヤバさが一瞬で伝わります。

ここで読者が「この作品、簡単に人が死ぬな」と理解するわけです。

フィッシュ自体は灰都に負けて退場しますが、その存在感はずっと残り続けます。

「才能に呑まれた人間の末路」を最初に見せたキャラとして、後の敵や東耶の選択を読むときの基準点になります。

そういう意味では、ただの噛ませ犬ではなく、作品の土台を作った重要キャラです。

フィッシュの代表的な見どころシーン

ここからは、フィッシュが絡む印象的な場面をざっくり振り返ります。

未読でネタバレを避けたい人は、この章だけ飛ばすのもありです。

東耶が「才能」の現実を知る初戦

フィッシュ戦は、東耶が才能持ちとの本格的な戦闘に巻き込まれる最初のエピソードです。

そこでいきなり、人を食べるほど強くなる殺人鬼と対峙することになります。

東耶にとっては、自分の理想や努力ではどうにもならない「才能の暴力」を初めて突きつけられる場面です。

この経験があるからこそ、東耶のその後の選択や覚悟にも説得力が生まれます。

読者目線でも、「ああ、この世界では本当にこういう奴がうろついているんだな」と理解させられます。

フィッシュの戦いは、作品全体の方向性を決定づけた重要な初戦です。

雨と血の中の肉弾戦とホラー描写

フィッシュ戦は、雰囲気づくりも含めてかなりホラー寄りに描かれています。

雨の中でじわじわ追い詰められていく感じや、食人の描写、異様な筋肉の膨れ上がりなど、ビジュアルのインパクトが強いシーンが多いです。

「才能バトル」と「サイコホラー」が同時進行しているような回と言えます。

ここでフィッシュがただのザコ敵として薄く処理されていたら、この作品の印象はかなり違っていたはずです。

第1輪からここまで攻めた内容をぶつけてくるあたり、本気度が伝わります。

ある意味で、読者のふるい落とし回とも言えるかもしれません。

フィッシュ戦が残したもの

フィッシュ戦のあと、東耶は彼が使っていた輪廻の枝を手に入れます。

これが後の東耶の選択や戦い方に直結していきます。

つまりフィッシュは、倒されたあとも東耶の中に「痕跡」を残し続けるキャラです。

また、「才能に呑まれた人間」というサンプルを序盤でしっかり見せておくことで、後に出てくる廻り者たちの危うさもより際立ちます。

フィッシュの存在があるからこそ、似た危険性を持つキャラを見たときに、読者はすぐに嫌な予感を覚えるようになります。

その意味でも、このキャラは作品全体に長く影響を与えています。

まとめ|フィッシュは「才能のヤバさ」を最初に叩きつけてくる敵

「リィンカーネーションの花弁 フィッシュ」というキーワードで振り返ってみると、彼がどれだけ作品の土台を作ったかがよく分かります。

序盤の敵でありながら、才能の危険さと、才能に呑まれた人間の末路をここまで分かりやすく見せてくれるキャラはなかなかいません。

フィッシュのキャラと能力をおさらい

前世はアルバート=ハミルトン=フィッシュで、東耶が初めて対峙する廻り者。

才能は、人を食べるほど肉体が強化される「食人累加」と、自傷によって快楽と狂気を生み出す「地獄の器具」

才能に呑まれた結果、罪人格として灰都に討たれることになります。

なぜフィッシュ戦が印象に残るのか

フィッシュ戦は、単なる勝ち負けだけでなく、「才能を持つことの危うさ」を最初に見せてくれた回です。

ここで東耶も読者も、才能バトルが生ぬるいものではないと理解させられます。

「この世界には本物の怪物がいる」という感覚を植え付けた功労者です。

フィッシュを見るときの注目ポイント

フィッシュの登場回を読み返すときは、能力の派手さだけでなく、「どこで人間としてのブレーキが壊れたのか」にも注目してみてください。

才能そのものより、その使い方と墜ち方にこそ、このキャラの怖さがあります。

そのうえで東耶や後の敵キャラを見ていくと、『リィンカーネーションの花弁』全体の見え方が一段変わってくるはずです。

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