『リィンカーネーションの花弁』モールスの能力とは?電信者とエルネッティ:「風と波」コンビを解説

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『リィンカーネーションの花弁』に登場するモールスは、前線で戦うタイプではなく、世界の端っこから戦況を「聞いている」側の廻り者です。

身長350cmの女性の姿で東耶の前に現れ、モールス信号練習機のような髪飾りを付けている時点で、ただ者じゃない雰囲気が漂っています。

前世はモールス信号の発明者サミュエル=モールス

才能名は「電信者」で、あらゆる「伝う物」を媒介にして、光や波、振動を通して音や映像を送受信できる通信系チートです。

バチカンに匿われているエルネッティと組み合わせて、「風と波」と呼ばれる観測コンビを組んでいるのもポイントです。

この記事で分かること
  • リィンカーネーションの花弁のモールスのプロフィール
  • リィンカーネーションの花弁のモールスの能力や才能

※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。

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モールスとはどんなキャラ?

まずは、モールスというキャラの立ち位置と雰囲気を整理しておきます。

戦場のど真ん中には来ないけれど、世界全体の状況をずっと聞いている側の廻り者です。

モールスの見た目と第一印象

東耶の前に現れるときのモールスは、身長350cmクラスの大柄な女性の姿をしています。

髪にはモールス信号練習機のような髪飾りを付けていて、見た瞬間に元ネタが察せる外見です。

ただし、これは才能で変えている仮の姿であり、本来の姿ではないと本人が東耶に言っています。

つまり、読者が知っているモールスの姿は「通信するためのアバター」のようなものです。

見た目からして「この人は本気で姿を隠す気なんだな」と分かるあたり、傍観者側のキャラらしい作りになっています。

誰に対してもあくまで中立で、肩入れしすぎない距離感をキープしているのも印象的です。

エルネッティやガウディ、ユーゴーとの関係

モールスは、バチカンのとある組織に匿われているエルネッティと組んで行動しています。

同じく「世界の破滅を傍観する」側にいるガウディやユーゴーとも並べて語られることが多いキャラです。

このグループは、偉人の杜と項羽軍のどちらにも全面的には肩入れせず、ある意味で「上から世界を眺めている」ポジションにいます。

エルネッティは過去の電磁放射線を解析する才能「クロノバイザー」で過去の記録を視る側です。

モールスは現在進行形の通信や波を拾う「電信者」なので、情報面では完全に噛み合ったコンビになっています。

二人合わせて「風と波」と呼ばれているのも、その役割の分かりやすさゆえです。

世界の破滅を「傍観」するスタンス

モールスたちの目的は、世界を救うことでも壊すことでもなく、基本的には「破滅を見届ける」ことです。

だからこそ、真正面の戦いには極力関わらず、戦いに巻き込まれないように一般人を避難誘導する立ち回りをしています。

人類そのものが嫌いなわけではなく、「この世界がどう終わるのか」を知りたい観測者側という距離感です。

東耶に対しても、敵でも味方でもないニュートラルな態度を貫きます。

自分の姿が本来とは違うことをさらっと明かしてくるあたり、駆け引きはしていても悪意ベースではないのが伝わります。

この「完全な中立ではないけど、どこか人類寄り」という微妙な立ち位置が、モールスの面白いところです。

モールスの才能「電信者」を解説

ここからは、モールスの才能「電信者」の中身をもう少し詳しく見ていきます。

戦闘力こそ高くありませんが、情報戦の観点では普通にトップクラスの能力です。

能力の基本効果|あらゆる「伝う物」が通信線になる

電信者の説明はざっくり言うと、「世界中のあらゆる伝達媒体を使って音や映像を送受信できる才能」です。

あらゆる「伝う物」を触媒に、光や波、振動を伝え受け取ることで、通信を成立させます。

具体的には、電線、水、空気、建物、海流、音波など、何かが伝わるものならほとんど何でも通信の経路にできます。

電話回線やインターネットのような人工的なネットワークに限らず、自然界にある「波」も全部まとめて扱えるのが反則気味なポイントです。

作中でも、「全ての通信や波などを操る」とハッキリ書かれています。

そのスケール感の時点で、単なるローカル能力ではないのが分かります。

音と映像を「送る」「受け取る」両方ができる

電信者は、情報の送信と受信の両方ができるのが重要です。

ただ盗聴するだけでなく、自分から映像や音声を送りつけることもできます。

つまり、世界中どこにでも「勝手に回線を開ける」ようなイメージです。

エルネッティのクロノバイザーが「過去の映像資料を再生する機械」だとしたら、モールスは「今この瞬間の世界中に張り巡らされた通信回線」そのものです。

二人が組むことで、過去と現在の情報をほぼ一方的に握り続けることができます。

その時点で、武力ではなく情報面ではほぼチートクラスと言っていいでしょう。

イルカやクジラと「波で遊ぶ」余裕

モールスは、作中でイルカやクジラと波で交信して遊ぶことがあると説明されています。

これがまた、能力のスケール感をさりげなく見せる描写になっています。

人間同士の通信だけでなく、海中の生物が使う音波コミュニケーションにも普通に混ざれるわけです。

戦場の雑音や人類の大騒ぎを横目に、遠くの海で動物と遊んでいるあたり、観測者としての余裕と飄々とした性格がよく出ています。

「世界中どこにでもチャンネルを合わせられる」からこそ、そういう息抜きもできるのがモールスらしいところです。

こういう細かい設定のおかげで、電信者という才能がただの説明文に終わらず、ちゃんとキャラの空気にも染み込んでいます。

モールス&エルネッティ:「風と波」コンビとしての役割

モールス単体でも十分えげつない能力ですが、真価が出るのはエルネッティと組んだときです。

二人をまとめて「風と波」と呼ぶあたり、作者側も完全にセット運用のつもりで作っているのが分かります。

エルネッティのクロノバイザーと情報コンボ

エルネッティの才能「クロノバイザー」は、過去の電磁放射線を解析して、過去の出来事を映像として視覚化する能力です。

要するに、「世界中の過去の録画データ」にアクセスしているようなものです。

ただし、あくまで記録であって、記憶までは覗けないという制限もあります。

ここに、現在の通信線を支配できるモールスの電信者が噛み合ってきます。

エルネッティが過去を、モールスが現在を押さえていることで、「過去から今までの世界の動き」をほぼ一方的に追える体制が出来上がります。

これを情報面の後方支援と見るか、ただの趣味の観察と見るかは読み手次第ですが、性能だけ見れば普通に世界レベルです。

戦いから距離を取りながら一般人を避難させる

モールスは戦場のど真ん中には立ちませんが、「戦いに巻き込まれないよう一般人を避難誘導していた」と説明されています。

通信面で世界中にアクセスできる以上、避難情報や警告を飛ばすことも余裕です。

そのうえ、自分自身も能力で姿を変えられるため、人前に出るときはちゃんと偽装済みです。

完全な非干渉ではなく、「戦場には介入しないが、巻き込まれるだけの人はできる範囲で守る」というラインを取っているのがモールスらしいところです。

世界の終わりを見届けたいとは言っても、無意味な被害を望んでいるわけではないのがここから分かります。

反則級の通信能力を「避難誘導」に使うあたり、ちょっと優しさも見えるキャラです。

「風と波」としてのニックネームの意味

モールスとエルネッティを合わせて一部の廻り者が「風と波」と呼ぶのも、なかなかセンスのあるネーミングです。

風のように世界をなぞる電磁波と、波のように広がる通信の揺らぎ。

人類が築いてきた技術と歴史を、遠くからなぞる観測者コンビという感じがよく出ています。

アレクサンドロスなど、古い廻り者とも普通に面識があり、エルネッティ経由で情報を送り続けている描写もあります。

モールス自身も、そういう「歴史の大物たち」と距離を詰めすぎない立ち位置をキープしている印象です。

距離感の取り方まで含めて、観測者側のキャラとしてきれいにまとまっています。

モールスの強さと評価

では、モールスは「強さ」で見るとどのあたりに位置づけられるのでしょうか。

純粋なバトル性能ではなく、情報戦・状況把握に振り切ったタイプとして整理してみます。

戦闘力は低いが、情報面ではトップクラス

作中の描写を見る限り、モールスが前線で殴り合うタイプではないのは明らかです。

攻撃用の技名や直接戦闘のシーンがほとんどなく、ひたすら通信と観測に徹しています。

なので、1対1のタイマンで強さランキングに入れるようなキャラではありません。

ただし、情報面の重要度で言えば話が別です。

「世界中の通信や波を操れる」時点で、戦況の把握力はあらゆる戦闘系廻り者よりも上です。

もし本気で戦争に介入したら、情報遮断やフェイク流しなど、戦場そのものを一瞬で混乱させることができます。

モールスが本気で「干渉」した場合のヤバさ

普段は傍観を決め込んでいるモールスですが、「耳を澄ませて悲壮な音を聞き、ささやかながら干渉を求める」ような描写もあります。

つまり、状況次第では完全非干渉を崩す可能性もゼロではない、ということです。

そのときに、電信者の能力をどこまで戦いに使うかを想像すると、普通にゾッとします。

味方の連携強化、敵側の通信妨害、遠距離からの情報共有など、やれることは山ほどあります。

モールスが本格的にどちらかの陣営に肩入れした瞬間、戦争の流れは一気に変わるはずです。

それでもなお傍観者に留まっているからこそ、「もし本気を出したら」という想像が尽きないキャラになっています。

人気投票・ファンからの見られ方

公式人気投票などでも、モールスはそこそこの順位に入っており、「前線に出ないのに印象に残る」タイプとして見られています。

身長350cmの巨体、通信系チート、エルネッティとのコンビと、設定だけでだいぶお腹いっぱいなキャラです。

本編での出番はそこまで多くないものの、世界観の奥行きを出すためには欠かせない存在になっています。

まとめ|モールスを見るときに押さえておきたいポイント

最後に、「リィンカーネーションの花弁 モールス」でこの記事に来た人向けに、押さえておきたいポイントをざっとまとめておきます。

モールスのキャラと才能のおさらい

前世はモールス信号の発明者サミュエル=モールス。

身長350cmの女性アバター姿で東耶の前に現れるが、その姿は才能で変えている仮のものです。

才能「電信者」は、あらゆる伝う物を媒介に光や波や振動を通して音と映像を送受信できる通信系才能です。

「風と波」としての立ち位置

過去を視るエルネッティの「クロノバイザー」と組んで、世界の破滅を傍観する観測コンビ「風と波」の片割れを務めています。

戦場には直接介入せず、一般人の避難誘導など、できる範囲のラインでしか手を出さないのが基本スタイルです。

その一方で、本気で干渉し始めたら戦況を一気に変えられるだけの情報力も持っています。

モールス登場回を読むときの見どころ

モールスが登場する回を読むときは、セリフだけでなく「どこにいて、何を聞いているのか」を意識してみると、楽しみ方が変わります。

彼女は前線のキャラではなく、「世界のノイズを全部拾いながら、その終わりを見届けようとしている側」です。

エルネッティとの会話や、避難誘導の描写などを追っていくと、単なるサブキャラ以上に世界観のキーになっているのが見えてきます。

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