『リィンカーネーションの花弁』の物語全体を動かしている“黒幕にして英雄”が、レオナルド=ダ=ヴィンチの廻り者である扇寺西耶(せんじ・せいや)=ダヴィンチです。
主人公・扇寺東耶の兄であり、才能「万能器」を持つ天才。偉人の杜を立ち上げた中心人物でありながら、その決断と死が、項羽との全面戦争や偉人類計画へとつながっていきます。
この記事では、ダヴィンチ=扇寺西耶の正体・過去・才能「万能器」の仕組み、そして項羽との決裂や作中での評価まで、ネタバレを含めて熱く整理して解説していきます。
- リィンカーネーションの花弁のダヴィンチについて
- リィンカーネーションの花弁のダヴィンチ関連の能力や才能、強さ
※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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ダヴィンチ=扇寺西耶とは?東耶の兄であり「偉人の杜」の原点
まずは「ダヴィンチとは誰か?」というところから、プロフィールと立ち位置を整理します。
主人公・扇寺東耶の兄にして、何もかもが完璧な天才
ダヴィンチの正体は、作中で何度も名前が出てくる扇寺西耶です。
東耶の実兄で、勉強・運動・人望のすべてが完璧。
東耶が劣等感を抱き続けてきた「万能で優秀な兄」こそが、この西耶=ダヴィンチです。
東耶が「才能」に飢えて輪廻の枝へ手を伸ばしてしまった背景には、いつまでも追い抜けなかった兄の存在が色濃く影を落としています。
前世はレオナルド=ダ=ヴィンチ──「万能人」の化身
西耶の前世は、言わずと知れたルネサンスの天才レオナルド=ダ=ヴィンチ。
絵画・科学・解剖学・軍事工学など、あらゆる分野で才能を発揮した“万能人”を前世に持つ廻り者として設定されています。
この前世設定が、そのまま才能名「万能器」と西耶の生き方に直結しており、
- 勉強も
- 武術も
- 対人関係も
すべてを高水準でこなす「完璧な兄」として東耶の目に映ることになります。
偉人の杜の初期メンバーであり、当初のリーダー的存在
西耶=ダヴィンチは、
- ノイマン
- 項羽
- ピカソ
- アイン(アインシュタイン)
と共に偉人の杜の初期メンバーであり、Wikipediaでは「ダヴィンチをリーダーとし立ち上げた」と明記されています。
当初の偉人の杜は、
- 罪人格の廻り者をも受け入れ、共に世界平和を目指す
という理想を掲げており、ここには西耶=ダヴィンチの「才能を、人類のために使いたい」という思想が強く反映されていました。
才能「万能器(バンノウキ)」とは?ダヴィンチを最強格に押し上げたチート能力
続いて、ダヴィンチ最大の特徴である才能「万能器」について詳しく見ていきます。
どんな才能でも会得できる、「チート中のチート」
才能「万能器」は、一言で言えば、
「あらゆる才能を開花しうる才能」
です。
公式まとめや設定解説では、
- どんな才能でも会得できる
- 一人で複数の才能を持てる
- 石川五右衛門のように“劣化したコピー”になることもない
とされており、まさにチート中のチートと評されています。
師事することで開花速度アップ&背中の帯で複数同時使用
万能器には、さらに強力な特徴がいくつかあります。
- 廻り者に師事すれば、より早く才能が開花する
- 背中の帯を展開することで、複数の才能を同時に行使できる
という点です。
つまり、西耶が本気で修行を重ねれば、
- 項羽の「万象儀」レベルの武
- ノイマンの「予測演算」レベルの頭脳
- アインシュタインの「空間転移」レベルの理論
- ピカソの「?」(芸術性)
といった各分野のトップを丸ごと自分の中に取り込める、とまで言われていました。
習得には時間がかかるが、理論上は「廻り者の到達点」
もちろん万能器にも弱点はあり、
- 新しい才能を身につけるまでには修行期間が必要
- 才能の質は、西耶自身の鍛錬の練度に左右される
といった制約があります。
それでも、強さランキング系の記事では、
- 第1位:項羽
- 第2位:扇寺西耶(レオナルド・ダヴィンチ)
とされており、「潜在的には廻り者の頂点」と評価されています。
ダヴィンチ(西耶)の過去:共存を望んだ天才が、なぜ罪人格一掃を選んだのか
ここからは、ダヴィンチ=扇寺西耶の過去と、項羽との決裂について整理します。
元々は「罪人格も受け入れる世界」を目指していた
西耶は、
- 偉人格の廻り者だけでなく
- 罪人格の廻り者も受け入れ
共に世界平和を目指すという理想を掲げていました。
項羽・ノイマン・ピカソ・アインと共に偉人の杜を立ち上げた当初、ダヴィンチはまさに「みんなの王子様」的な存在であり、罪人格の廻り者にも居場所を作ろうとしていたのです。
東耶が罪人格に襲われ重傷──この事件がすべてを変えた
しかし、転機はあまりにも個人的な悲劇から訪れます。
ある日、東耶が罪人格の廻り者に襲われ、瀕死に近い重傷を負ってしまいます。
西耶は、
- 「才能を持つ者と持たざる者が共存する世界」
- 「罪人格も含めて救いたい世界」
を夢見ていましたが、最も大切な弟が、その「罪人格」によって踏みにじられてしまった。
その瞬間、彼は罪人格の一掃へと舵を切ってしまいます。
項羽との決裂──理想の違いが「偉人VS罪人」の戦争へ
項羽はあくまで、
- 罪人格も含め、居場所を失った廻り者たちに居場所を与えたい
というスタンスでした。
しかし西耶は、東耶の件を受けて、
- 「罪人格は危険すぎる。徹底的に排除すべきだ」
と考えるようになり、両者の理想は完全に決裂します。
結果として、
- 項羽は罪人格側の王として項羽軍(罪人軍)を率いるようになり
- 偉人の杜は「罪人格一掃」を掲げる組織へと変質
していきます。
ダヴィンチの死と、その後の世界への影響
項羽との衝突の中で、西耶=ダヴィンチは、
- 項羽から受けた傷が致命傷となり、死亡
という結末を迎えます。
しかし、彼の死は物語の終わりではなく、むしろここからが本当の始まりでした。
- ノイマンは「ダヴィンチの示した通り、罪人格を一掃する」ことを目的に掲げ
- やがてナイチンゲールの洗脳も絡み、偉人類計画という形で人類そのものに刃を向ける
西耶がいなければ始まらなかった戦いが、西耶の死後もなお世界を焼き続けている、という構図になっているわけです。
ダヴィンチの強さと作中での評価
作中描写は少ないのに「最強クラス」と評される理由
ダヴィンチはすでに故人として語られることが多く、直接戦っているシーンはそこまで多くありません。
それでも、
- 「いずれ項羽と渡り合う」「ノイマン・アインシュタイン・ピカソに並ぶ」と明言されている
- 才能「万能器」により、あらゆる才能を自分のものにできる
というポテンシャルから、強さランキング系の記事では項羽に次ぐ第2位に位置づけられています。
作中で確認できるコピー済み才能
Wikipediaなどの設定まとめでは、西耶がすでに会得していた才能として、
- 項羽の「万象儀」
- ロベール=ウーダンの「欺く才能」
が挙げられています。
この時点で、
- 万物を闘気で支配する“覇王の武”
- 世界を騙すマジシャンのトリック
という性質のまったく違う才能を併せ持っているわけで、万能器のチートぶりがよく分かる部分です。
ダヴィンチというキャラのテーマと魅力
「万能なのに救えなかった兄」という残酷な構図
西耶=ダヴィンチの物語は、
- 才能的にはほぼ“最強”
- 誰よりも優しく、誰よりも世界を信じていた
はずの男が、
- 最も守りたかった弟を救えず
- 理想をねじ曲げてしまい
- 自らの死後、世界を地獄に引きずり込んでしまう
という、非常に残酷な構図になっています。
その意味で、
「才能に愛された者が、才能ゆえに世界を壊してしまった」
という、リィン花のテーマを象徴するキャラクターだと言えます。
東耶にとっての“呪い”であり、“目標”でもある存在
東耶から見た西耶は、
- 一生追いつけないと思っていた「完璧な兄」
- 同時に、「自分のために全部を犠牲にしてしまった人」
でもあります。
東耶が盗人の右腕・左腕で才能をかき集めるたびに、心のどこかで西耶=ダヴィンチの背中を追い続けているのが、物語を読み進めるとじわじわ効いてきます。
「もしダヴィンチが生きていたら」という“IF”を読者に突きつけ続ける
読者目線で言えば、ダヴィンチは、
- 「もし彼が生きていたら」
というIFをずっと突きつけてくるキャラクターです。
- もし罪人格一掃ではなく、もう一度項羽と話し合えていたら?
- もし東耶の怪我が軽傷で済んでいたら?
- もし万能器が本当に完成していたら?
そうした「もしも」の全てが物語に重なり、
“死んでなおストーリーの中心に居続ける男”
として、リィン花を支えているのがダヴィンチ=扇寺西耶なのだと思います。
「リィンカーネーションの花弁 ダヴィンチ」が気になったなら、
- 偉人の杜の成り立ちが語られるエピソード
- 項羽との過去回想(第22輪「扇寺西耶と項羽」周辺)
- ノイマンやアインが「ダヴィンチの意志」をどう引き継いでいるか
を読み返してみると、物語全体の見え方が一段階変わって、さらに沼にハマれるはずです。
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