『リィンカーネーションの花弁』における宮本武蔵は、そのまま登場人物として喋るキャラではありません。
けれど物語のど真ん中でずっと影響を与え続けている重要人物です。
灰都=ルオ=ブフェットの前世であり、才能「歪二天礼法(いびつにてんれいほう)」の元になっているのが宮本武蔵です。
ここでは「リィンカーネーションの花弁 宮本武蔵」というキーワードから、灰都の前世としての武蔵の位置づけと、歪二天礼法の中身をまとめて整理します。
- リィンカーネーションの花弁の宮本武蔵について
- リィンカーネーションの花弁の宮本武蔵を冠する灰都の強さ
※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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宮本武蔵と灰都=ルオ=ブフェット
まずは宮本武蔵が作品内でどう扱われているか、灰都との関係を軸に見ていきます。
灰都の前世としての宮本武蔵
灰都=ルオ=ブフェットの前世は、日本史でもトップクラスの剣豪として知られる宮本武蔵玄信です。
輪廻返りによって前世に遡った結果、灰都は武蔵の才能を引き出し、廻り者として戦うことになります。
つまり宮本武蔵は、灰都の戦闘スタイルと成長方向を決定づけている「中の人」と言っていい存在です。
灰都の好戦的で前に出る性格も、どこか武蔵の武人としての気質と重なって見えるように描かれています。
「二天一流」が歪二天礼法にアレンジされている
現実の宮本武蔵は、二刀流剣術「二天一流」の開祖として知られています。
右手に大太刀、左手に小太刀という組み合わせで戦う流派です。
作中の歪二天礼法は、この二天一流を土台にしつつ、異能バトル向けに超強化したものとして描かれています。
現実の剣術では到底不可能なレベルまで「行き過ぎた才」が盛られているのがポイントです。
才能「歪二天礼法」の中身
宮本武蔵の才能として与えられているのが歪二天礼法です。
灰都が輪廻返りしたときに発現する、この作品でもかなり人気の高い才能です。
人外域の二刀流剣技を与える才能
歪二天礼法は、一言で言えば人外レベルの二刀流剣士に覚醒させる才能です。
発現すると、灰都の剣術は人外域のレベルに達し、剣道の師範クラスを再起不能にできるほどになります。
斬撃の速度は「目に見えない」と評されるほどで、動体視力も常人の枠から完全に外れます。
超人的な筋力と反応速度がセットで付いてくるため、ただ速いだけではなく、正確に殺し切る剣技として成立しているのが特徴です。
黒刀「首刈り」と白刀「腹削ぎ」が顕現する
歪二天礼法の発動に伴い、灰都の手には二本の刀が顕現します。
一本は黒い刀身を持つ「首刈り」です。
もう一本は白い刀身を持つ「腹削ぎ」です。
どちらも才能によって生み出された日本刀で、金属を難なく両断できる切れ味を持っています。
現実の二天一流では大太刀と小太刀の組み合わせですが、歪二天礼法では大太刀クラスを両手に一本ずつという狂った仕様になっています。
真剣を片手で軽々と扱うこと自体が既に人間の範囲外であり、「非現実」に踏み込んだ才の象徴になっています。
技名と暴走状態
歪二天礼法には、いくつか象徴的な技名が用意されています。
たとえば、多数の斬撃を叩き込む技「四色屍」です。
同時抜刀による一撃必殺系の「相抜」です。
間合いを誤魔化して一刀で仕留める「一刀延鉄」などが代表例です。
さらに暴走状態に入ると、戦の象徴として巨大な百足が顕現します。
この状態の灰都は、戦い続ける鬼神のような存在となり、敵味方問わず近くにいるものをまとめて引きずり込む危険な存在になります。
宮本武蔵という剣豪のイメージに、「戦乱」「殺戮」といった花弁世界のセンスを足した形の暴走表現です。
才能発動時の外見変化
歪二天礼法を使うとき、灰都の外見にも変化が現れます。
普段は灰色がかった髪ですが、才能が本格的に発動すると髪が黒く染まる描写があります。
これは宮本武蔵としての側面が前面に出てきた演出であり、「今は完全に武蔵モードだ」と読者に一目で分からせるサインになっています。
宮本武蔵らしさが出ている戦い方
歪二天礼法は、ただ強いだけではなく「宮本武蔵らしさ」をきちんと残した能力になっています。
対多人数よりタイマン向きの剣
灰都の戦闘は、基本的に一対一の斬り合いで真価を発揮します。
複数戦もできるものの、能力の濃さはタイマン向きです。
これは宮本武蔵の「決闘」のイメージを強く意識した作りになっています。
一人の相手を確実に殺し切ることに特化した剣技として描かれているのが、武蔵らしさのポイントです。
柳生十兵衛との関係性と伸びしろ
作中には柳生十兵衛系の剣豪も登場します。
灰都は同じ剣術家として比較され、「まだ剣が粗い」と評される場面があります。
つまり宮本武蔵の才能を持っているにもかかわらず、廻り者としてはまだ発展途上という位置づけです。
この「伸びしろありき」の描写が、武蔵の才能が完成されたものではなく、まだ磨かれる途中の力として扱われていることを示しています。
記事や考察で使いやすい宮本武蔵ネタ
最後に、「リィンカーネーションの花弁 宮本武蔵」で記事を書くときに使いやすいポイントをまとめます。
歪二天礼法と現実の剣術の差
現実の宮本武蔵が使ったとされる二天一流と、歪二天礼法の差を比較するのは鉄板ネタです。
現実では「大太刀+小太刀」なのに、作品では「大太刀級二本」を片手持ちしている部分です。
人間が扱える重量や反応速度の限界を完全に無視している部分です。
この差を「行き過ぎた才は非現実の域に踏み込む」という作中の台詞と絡めて語ると、それだけでひと見出し分は書けます。
東耶との対比で見る「武蔵の才能の使い方」
東耶は五右衛門の才能を含め、他人の才能を盗んで積み上げていくタイプです。
一方で灰都は、宮本武蔵一人分の才能を徹底的に磨いているタイプです。
同じ「才能バトル」でも、
- 東耶は才能の収集家として立ち回る。
- 灰都は宮本武蔵一択の職人として戦う。
という対比がはっきりしています。
宮本武蔵という名前を語るときは、この「一点特化の剣」と「才能ガチャ勢の東耶」を並べてみせると、リィンカネらしい切り口になります。
アニメ版での見せ方との比較
アニメ版では歪二天礼法の紹介文が付き、百足や刀のエフェクトもより派手になることが予想されています。
原作とアニメで、
- 歪二天礼法がどこまで「人外」に振り切られているか。
- 宮本武蔵らしさがどの程度残っているか。
この辺りを比較する記事も、放送期には需要が出そうです。
宮本武蔵は、直接セリフを喋るわけではないのに、灰都の一挙手一投足の裏にずっと居座り続けるキャラです。
歪二天礼法という才能を通して、「現実の剣豪が異能バトルに放り込まれたらどうなるか」を一番正面からやっている枠なので、掘れば掘るほどネタが出てくるポジションだと思っておけば外しません。
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