『リィンカーネーションの花弁』に登場するドリーシュは、プリンツ=オイゲンと深く関わる少女の廻り者です。
登場シーン自体は多くありませんが、才能「マキナの剣」という物騒な名前の能力と、プリンツとの複雑な関係、そして「守られる側」から一歩踏み出そうとする姿が印象に残るキャラクターです。
この記事では、ドリーシュの基本プロフィールから、才能「マキナの剣」の性質、プリンツ=オイゲンとの関係性、そして作中で描かれる役割や最期(※ネタバレあり)までを、原作ベースで整理して解説していきます。
- リィンカーネーションの花弁のドリーシュのプロフィール
- リィンカーネーションの花弁のドリーシュの能力や才能、強さ
※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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ドリーシュとは?基本プロフィール
プリンツ=オイゲンに守られている少女の廻り者
ドリーシュは、プリンツ=オイゲンの身近にいる少女の廻り者です。
プリンツにとっては「守るべき存在」であり、戦場の前線に立つというより、
- プリンツの行動原理を形作る“理由”
- 彼が戦う意味の一つ
として描かれるポジションにいます。
その立ち位置は、東耶と灰都、アインとナイチンゲールといった関係とも少し違う、「軍人と、守られる側の少女」という古典的な構図に近いものです。
前世は軍人ではなく「民間人寄り」の人物
前世については、明確な軍人や政治家ではなく、一般市民寄りの人物として設定されています。
プリンツ=オイゲンのように歴史的な軍人の前世を持つキャラと対比される形で、
- 「戦う側」ではなく「巻き込まれる側」
としての視点を担う存在です。
ドリーシュの才能「マキナの剣」とは?
機械仕掛けの剣を顕現・操作する才能
ドリーシュの才能は、作中で「マキナの剣」と呼ばれています。
能力のイメージとしては、
- 機械仕掛けの剣を顕現させる
- 自分の周囲に浮遊させて操作する
といった遠隔操作型・武装顕現系の才能です。
本人は前線格闘タイプではありませんが、この才能によって一定以上の戦闘力を持つことができ、「守られるだけの存在」ではない一面が描かれます。
攻撃力よりも「自己防衛」に寄った使い方
マキナの剣は、その名前の物々しさに反して、
- 敵をまとめてなぎ払うような超火力系
- 世界レベルの広範囲破壊系
ではなく、どちらかと言えば自分と周囲を守るための防衛的な使い方がメインです。
プリンツ=オイゲンや他の戦闘要員と比べると火力は控えめですが、
- 周囲に剣を展開し、接近戦を防ぐ
- 一瞬の隙を作って逃げるための壁を作る
といった使い方をされており、「戦場の中で、自分なりに生き残るための才能」と言えます。
プリンツ=オイゲンとの関係性
軍人と少女──「守る側」と「守られる側」から少しずつ変化する関係
ドリーシュとプリンツ=オイゲンの関係は、最初は非常に分かりやすい「軍人と、守られる少女」という構図です。
しかし物語が進むにつれて、
- ドリーシュ自身がマキナの剣を使って戦場に立とうとする
- プリンツもまた、彼女の選択を尊重しつつ守ろうとする
という形で、関係性に少しずつ変化が生まれていきます。
単に「守られるヒロイン」では終わらず、自分の意思と才能を持った一人の廻り者として立ち始める過程が、ドリーシュの見どころの一つです。
プリンツの戦う理由であり、罪でもある存在
プリンツ=オイゲンにとって、ドリーシュは、
- 戦場に立つ理由(守るべき存在)
- 同時に、自分が戦場から抜けられない「呪い」にも近い縛り
という二面性を持った存在です。
彼は彼女を守るために戦い続けていますが、
- その選択自体が、彼女を戦場に近づけてしまっている
という矛盾も抱えており、そのジレンマはドリーシュの最期に向けて強く描かれていきます。
ドリーシュの最期と物語上の役割(※ネタバレあり)
戦場に立つことを選んだドリーシュ
ドリーシュは物語終盤、完全に後方に下がることもできたはずの状況で、
- 「プリンツだけに戦わせない」
- 「自分も廻り者として戦場に立つ」
という選択をします。
マキナの剣を手にした彼女は、守られる側ではなく、自分の意思で戦場に立つ存在になろうとするのです。
プリンツをかばうようにして致命傷を負う
しかしその結果、ドリーシュは、
- プリンツ=オイゲンをかばうような形で致命傷を負う
- マキナの剣を使ってもなお、防ぎ切れない一撃を受けてしまう
という悲劇的な最期を迎えます。
ここで描かれるのは、
- 才能があっても、戦場では簡単に死ぬ
- それでも戦場に出るかどうかは、その人自身の選択
という、リィン花らしい冷たさと熱さの入り混じったテーマです。
プリンツ=オイゲンのその後に残ったもの
ドリーシュの死は、プリンツにとって、
- 守ることの意味
- 才能を持つ者として戦場に立つことの意味
を改めて突きつける出来事になります。
彼女の選択と最期は、プリンツのその後の行動や、戦場に対するスタンスに強く影響を残し、「ただ守るだけだった軍人が、何のために戦うのかを見つめ直すきっかけ」になっています。
ドリーシュというキャラの魅力・評価
「守られるだけ」で終わらない少女キャラ
ドリーシュは、一見するとプリンツに守られるだけの少女枠に見えますが、
- マキナの剣という才能を持ち
- 自分なりに戦うことを選び
- その結果としてプリンツを守る側に回る
という流れがあるため、単なる「ヒロイン」ではなく、一人の廻り者としての筋を通したキャラクターになっています。
プリンツ=オイゲンの物語を立体的にする存在
ドリーシュを通して描かれるのは、
- 戦場の中で、守る/守られるという関係がどう変わるか
- 軍人の「理由」が、人間関係によってどう揺さぶられるか
というテーマです。
プリンツ単体では見えなかった弱さや迷いが、ドリーシュの存在によって浮き彫りになり、彼の物語全体を立体的にしていると言っていいでしょう。
出番は多くないが、最期まで読むと印象が変わるタイプ
ドリーシュは、東耶や灰都、項羽のように出番が多いキャラではありません。
それでも、
- プリンツとの関係
- マキナの剣という才能
- 戦場に立つことを選んだ最期
のおかげで、読み返すほどに印象が変わってくるタイプのキャラクターです。
「リィンカーネーションの花弁のドリーシュ」が気になったなら、プリンツ=オイゲン周りのエピソードをセットで読み返して、二人の関係がどのように変化していくかを追い直してみてください。
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