アンリ=デュナンは、『リィンカーネーションの花弁』の中でもファンからの人気が高い「浮草(ダックウィード)」の一員であり、戦闘そのものよりも仲間の傷を引き受けるサポート役として活躍する廻り者です。
小柄で毒舌、血を見ると興奮する危うさを持ちながら、前世は赤十字社の創設者アンリ・デュナンで、才能も「赤十字(レッドクロス)」という徹底した献身型。
この記事では、アンリのプロフィールから才能「赤十字(レッドクロス)」の能力、サハラ砂漠での活躍や浮草メンバーとの関係、アルベルト戦後に東耶たちへ協力する流れまでを、ネタバレ込みで整理して解説していきます。
- リィンカーネーションの花弁のアンリのプロフィール
- リィンカーネーションの花弁のアンリの能力や才能、強さ
※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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アンリ=デュナンとは?基本プロフィール
まずはアンリというキャラクターが、作中でどんな立ち位置にいるのかをざっくり押さえておきます。
小柄で毒舌、血を見ると興奮する元「医術会」の廻り者
リィンカーネーションの花弁語れる人いません?
昔から結構歴史好きなのでマイナーな人物とかでるとおっ!てなります笑自分はアンリ好きです!
推しとかいればぜひぜひリプ下さい🙏 pic.twitter.com/a5gSZAizCT— けーとっと (@Keto010101Keto) April 25, 2020
アンリ=デュナンは、小柄で毒舌な性格の廻り者です。
黒鋭隊に捕らえられた際も素性を明かさず、頑なに沈黙を貫くなど、芯の強さも持っています。
服や靴は赤十字をモチーフにしたデザインで統一されており、見た目からも「医療・救護」系のキャラであることがわかるデザインです。
血を見ると興奮してしまう一面があり、「献身的な救護役なのに血を見るとテンションが上がる」というギャップが特徴的です。
元々は項羽が作ったコミュニティのひとつである「医術会」出身で、そこで医療系の才能を持つ廻り者たちと過ごしていました。
項羽の残した戦力「浮草(ダックウィード)」のメンバー
アンリは、会を抜けた廻り者たちで構成される異能の放浪者集団「浮草(ダックウィード)」の一員です。
浮草のメンバーは全員、項羽に対して恩義を持っており、項羽が残した「もう一つの戦力」として、黒鋭隊に捕縛された後も各地で戦っています。
リーダー格の鉄腕ゲッツ(ゴットフリート=フォン=ベルリヒンゲン)をはじめ、ノートン、リンネ、レオニなど、クセの強い廻り者たちが揃う中で、アンリは「輪の中心」として皆を支えるポジションです。
普段は気遣い上手で、浮草のムードメーカー
毒舌キャラではありますが、アンリは仲間への気遣いが非常に細やかです。
Wikipediaの説明でも、
「気遣い上手で、普段も『浮草』の輪の中心にいた」
と書かれている通り、
- 戦闘中は傷の肩代わりで仲間を支える
- 戦闘外では会話や立ち振る舞いで場を明るくする
といった形で、浮草にとってなくてはならない存在となっています。
アンリの才能「赤十字(レッドクロス)」とは?
次に、アンリをアンリたらしめている才能「赤十字(レッドクロス)」の仕組みと強み、そしてリスクを整理していきます。
接吻で契約し、対象の傷を引き受ける才能
アンリの才能は「赤十字(レッドクロス)」です。
この才能は、
- アンリが「接吻(キス)」によって契約した対象の傷を、自分の身体へと引き受ける
というものです。
対象が敵から受けた傷は、致命傷であっても一瞬で軽傷〜無傷になり、ダメージはすべてアンリの身体へと移動します。
そのため、戦闘においては前線の仲間を何度でも立ち上がらせる「移動救護室」のような役割を果たします。
致命傷でもアンリ自身は死なないが、限界を超えると昏倒する
赤十字の重要なポイントは、
- 請け負った傷がどれだけ致命的でも、アンリ自身はそれが原因で死なない
- 時間はかかるが、最終的にはきちんと完治する
という点です。
ただし、アンリ自身にも「請け負える傷の総量」に限界があり、それを超えるとアンリは意識を失ってしまいます。
その瞬間、
- アンリが肩代わりしていた傷は元の持ち主に戻ってしまう
というリスクがあるため、
- どのタイミングで誰の傷を引き受けるか
- どこまで肩代わりするか
という判断が非常にシビアな才能でもあります。
非戦闘才能ゆえ、戦場の近くに居続ける必要がある
赤十字は、攻撃性能そのものは持たない完全なサポート系才能です。
しかし「対象から離れすぎると才能を行使できない(傷を引き受けられない)」という性質があるため、アンリは非戦闘員でありながら、
- 常に戦場の近くに留まる
- 敵の攻撃が飛び交う距離で仲間の回復を続ける
という危険な立ち位置を強いられています。
「戦えないのに戦場に居続けなければならないヒーラー」という構造が、アンリというキャラの緊張感と尊さを同時に生んでいます。
サハラ砂漠編でのアンリと浮草メンバーの関係
アンリの才能と性格が一番濃く出るのが、アルベルト&ニュートンと浮草が激突するサハラ砂漠編です。
鉄腕ゲッツたちの“延命役”としての赤十字
サハラ砂漠での戦闘は、アンリの才能がもっとも印象的に機能したエピソードのひとつです。
浮草のリーダー格である鉄腕ゲッツは、コンキスタドールを打ち破ったものの、アルベルトとニュートンの奇襲を受けて戦死します。
しかしゲッツは、アンリの赤十字によって数分間だけ延命し、その間に「アンリ以外の浮草メンバー全員」と「アンリ自身」に宛てたビデオメッセージを残すことができました。
この「短い延命」を可能にしたのも、アンリが致命傷を肩代わりしても死なずに踏みとどまれるという特性のおかげです。
ノートンやリンネ、レオニたちの“最後の時間”を生み出す
ゲッツだけでなく、
- ジョシュア=エイブラハム=ノートン
- カール=フォン=リンネ
- レオ=レオニ
といった浮草の仲間たちも、アルベルト&ニュートンの急襲で致命傷を負ったあと、アンリの才能によって数分間だけ生き延びています。
そのわずかな時間の中で、彼らは
- 状況の共有
- 輪廻の枝の引き継ぎ
- 仲間への言葉
など、それぞれの「最後の仕事」をこなしてから死んでいきます。
アンリの赤十字がなければ、こうした「別れの余白」は存在しなかったわけで、浮草の感動シーンのかなりの割合はアンリが作った時間上にあると言っても過言ではありません。
浮草の「輪の中心」としてのメンタルサポート
アンリは、
- 戦闘中は傷の肩代わりで仲間を守る
- 戦闘外では、ゲッツやノートンたちのボケに対してツッコミを入れたり、場を回したりする
という役割を担っています。
ゲッツが競争バカ、ノートンがお調子者、リンネが無口、レオニがマイペース……と、浮草はかなりバランスが極端な集団ですが、その真ん中で空気を読んで動けるアンリの存在は非常に大きいです。
「血を見ると興奮する」「毒舌」なのに、誰よりも仲間の体と心に気を配っている――このギャップが、アンリというキャラの魅力のひとつです。
アルベルトとの激戦後〜東耶たちへの協力
サハラの戦いの後、アンリは浮草としてだけでなく、東耶たち側とも深く関わっていくことになります。
サハラ砂漠での激戦を生き残り、東耶側に合流
サハラ砂漠の戦闘では、浮草メンバーの多くがアルベルトとニュートンの急襲によって命を落とします。
そんな中、アンリは非戦闘員でありながら、生き残った数少ないメンバーの一人です。
戦いの後、アンリは東耶たちの作戦に協力する立場となり、元「医術会」出身の浮草メンバーとして、再び戦いに関わっていくことになります。
東耶・灰都・アインたちとの絡み
アイン(アインシュタイン)は、アンリや灰都のことをからかったり、逆にからかわれたりと、戦場の外では案外賑やかなやり取りを見せます。
アンリも、東耶や灰都と一緒にいる場面では、
- 毒舌を飛ばしつつも、空気を和らげる
- 少しブラックな冗談を言って笑いに変える
といった形で、重くなりがちな後半の空気に「人間味」を与えてくれる存在です。
浮草としての立場と、東耶たちとの新しい関係、そのどちらにも根を張っているあたりが、アンリの柔軟さでもあります。
アンリというキャラの魅力・評価
最後に、アンリ=デュナンというキャラクターが、読者からどう評価されているのか、その魅力を簡単にまとめます。
「血好き毒舌ヒーラー」という唯一無二のポジション
アンリは、作品全体を見渡してもかなり珍しいタイプのキャラクターです。
血を見ると興奮し、口も悪いのに、才能は他人の傷を引き受ける救護特化。
言動と才能の方向性が真逆だからこそ、
- 本当は誰よりも仲間思い
- だからこそ自分が傷だらけになることを厭わない
という“本音”がより際立ちます。
浮草のドラマを支える「見えない主役」
ゲッツやノートン、リンネ、レオニといったキャラたちのドラマは、どうしても目立つのは前線で戦う彼ら自身です。
しかしその裏側で、
- 致命傷からの復活
- 最後の数分間の猶予
- 戦場での安心感
を支えているのがアンリの赤十字です。
派手な必殺技こそありませんが、「浮草編を成立させるためのキーマン」として、読者からの評価も高いキャラクターだと言えるでしょう。
今後のアニメ版でどう描かれるかが楽しみなキャラ
TVアニメ版『リィンカーネーションの花弁』では、
- 赤十字(レッドクロス)発動時のエフェクト
- 血を見るときのテンションの上がり方
- ゲッツたちとの掛け合い
など、アンリの魅力がより視覚的・音声的に伝わることが期待されています。
原作でアンリが好きになった人は、アニメでの「動くアンリ」がどう表現されるか、ぜひチェックしてみてください。
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