『リィンカーネーションの花弁』終盤に突如として現れ、読者の視線を全部持っていったのがアレクサンドロス=ノングラータ(通称アレク)です。
作中の情報量は決して多くないのに、その圧倒的なカリスマと強さ、そして「偉人大戦を起こした古き4人」の一角という設定が、ファンの妄想を一気に加速させました。
この記事では、アレクのプロフィールから偉人大戦を起こした旧き4人との関係、能力・強さの描写、そして物語終盤での立ち位置とキャラとしての魅力までをネタバレ込みで整理していきます。
- リィンカーネーションの花弁のアレクのプロフィール
- リィンカーネーションの花弁のアレクの能力や才能、強さ
※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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アレクサンドロス=ノングラータとは?基本プロフィール
まずは、作中と公式情報から分かるアレクの基本的な設定を整理します。
頭に「半分の王冠」を浮かべた正装の廻り者
アレクサンドロス=ノングラータは、頭上に王冠の半分のような飾りを浮かべた正装姿の廻り者です。
ニーチェやモールス、エルネッティなどからは「アレク様」と呼ばれており、古い時代から存在する廻り者として一目置かれています。
全身には多数の古傷が刻まれており、それらは後述する「偉人大戦をおこした廻り者たち」との戦いで負ったものと説明されています。
前世は「マケドニアの大王」アレクサンドロス3世
アレクの前世は、歴史上の征服王として知られるアレクサンドロス3世(アレクサンドロス大王)です。
若くして東西にまたがる大帝国を築き上げた人物であり、「世界を手中に収めようとした王」というイメージが、そのまま作中でのアレクのスケール感とリンクしています。
「拳は星に向けられる物」という名言じみた台詞からも、彼が見ている射程が個人や国家レベルではなく、最初から“星のサイズ”で世界を見ている男だと分かります。
初登場は14巻、登場回数少なめなのに人気投票トップ10入り
アレクの初登場は単行本14巻です。
出番そのものは決して多くないにもかかわらず、公式10周年人気投票では堂々のトップ10入りを果たしています。
運営コメントでも、「作中同様、人気投票でも突如として現れ一気に持っていってしまいました」「もはや存在自体が反則」と評されており、“短時間で読者を掴んでいったキャラ”であることがわかります。
「偉人大戦をおこした旧き4人」の一人としてのアレク
アレクを語るうえで外せないのが、「偉人大戦」と「旧き4人」というキーワードです。
偉人大戦をおこした旧き4人の廻り者の一人
Wikipediaのキャラ解説では、アレクは「偉人大戦をおこした旧き4人の廻り者の1人」と明記されています。
この偉人大戦は、作中世界に大きな傷跡を残した“過去の戦争”であり、ナイチンゲール(偽物)よりもはるか以前の時代から存在している廻り者たちによって起こされたものです。
アレク自身の体に残る古傷の多くも、この偉人大戦で負ったもので、「星を殴る側だった世代」の象徴的な一人と言えます。
ナイチンゲール(偽物)よりも強いと評される存在
同じく公式情報では、アレクは偉人大戦を起こした旧き4人の一人として、「その力はナイチンゲール(偽物)よりも強い」と説明されています。
作中のナイチンゲールが、癒やしと隷属、さらには広範囲攻撃までこなすチート級の存在であることを考えると、それを上回るとされるアレクの格は尋常ではありません。
実際、強さランキング系の記事や考察では、アレクは項羽に次ぐ最上位クラスとして扱われることが多く、ノーベルやロロを圧倒する描写からもその強さが強調されています。
一度は「世界の終わりを先延ばし」にして眠りについた王
アレクは偉人大戦の後、ニーチェら哲人たちの提案を受け入れます。
他の生物への愛着もあったため、世界の終わりをすぐに迎えるのではなく、「世界の終わりを先延ばしにする」選択を取りました。
その結果として荊の牢に入って眠りについていましたが、新しい偉人大戦の気配や状況の変化を感じ取り、物語終盤のタイミングで再び表舞台に姿を現します。
アレクの能力・強さ:作中の描写から読み解く
アレクの才能の名前は明言されていませんが、描写だけでも規格外の強さが伝わってきます。
才能名は不明だが、「不死の兵」を無効化するチート性能
公式のキャラ説明では、アレクの才能については「才能は不明」とされています。
しかし、東耶が持つ船坂弘の才能「不死の兵」を無効化していた描写があり、
- 単純な攻撃力でねじ伏せるタイプではない
- 相手の才能そのものに干渉し、否定できるレベルの能力を持つ
ということが示唆されています。
「不死」を当たり前のように無効化できる時点で、才能の格は作中でもトップクラスと見ていいでしょう。
ノーベルを容易く殺害し、ロロの大剣を指一本で粉砕
強さランキング系の記事では、アレクの具体的な戦闘描写として、
- オーストラリアの3割を吹き飛ばすほどの爆発を起こせるノーベルを容易く殺害した
- 「徒歩王」ロロの大剣を指一本で粉砕した
と記されています。
ノーベルもロロも、単独で見れば十分バケモノ級の廻り者であり、その二人を文字通り圧倒するアレクは、まさに「世界の終わりを担う側」の強さを体現しています。
「拳は星に向けられる物」――世界規模で暴れる前提の男
アレクの台詞で特に印象的なのが、
「拳は星に向けられる物」
という一言です。
これは、彼にとって暴力や戦いのスケールが「国」や「組織」レベルではなく、最初から“星規模”を想定しているという宣言でもあります。
項羽が「地球を闘気で覆えば世界を掌握しうる」存在なら、アレクは「星を殴ることすら視野に入れている」存在と言えるでしょう。
ラムセス・ソロモン・白き人・項羽との関係
アレクの魅力の一つが、偉人たちとの友人関係と人間関係です。
ラムセス・ソロモン・白き人・項羽は“自慢の友人”
アレクは、ラムセス、ソロモン、白き人、項羽の名前を挙げて、彼らを「自慢の友人」と呼んでいます。
この4人は、偉人大戦を起こした旧き世代や、それに匹敵するスケールの廻り者たちです。
項羽が「暴威の塊」、ソロモンが「知恵」と「王権」、ラムセスが「古代王の栄光」、白き人が「星と対話する何か」といった、それぞれ別方向の“ヤバさ”を持っています。
その全員と対等に付き合い、友人と呼べるのがアレクというキャラクターです。
項羽・白き人がいなくなった後は、ラムセスとソロモンの仲裁役
項羽と白き人がいなくなった現在、ラムセスとソロモンはしばしば口論を繰り返しています。
アレクは、その二人の間に入って仲裁役を務めていると説明されています。
世界の終わりを真剣に考えるレベルの怪物たちを相手に、「お前らちょっと落ち着け」と言える存在は、世界広しと言えどもアレクくらいでしょう。
ここからも、彼が単なる破壊者ではなく、人付き合いのできる“王”タイプのキャラだと分かります。
ニーチェや「哲人たち」との関係
アレクに世界の終わりの先延ばしを提案したのが、ニーチェを中心とする「哲人たち」です。
ニーチェ、モールス、エルネッティなどはアレクを「アレク様」と呼び、一定の敬意と畏怖をもって接しています。
哲人たちはアレクの力と思想を知ったうえで、それでも「今すぐ世界を終わらせるのではなく、もう少し先へ伸ばそう」と説得した存在です。
アレクはその提案を受け入れ、一度は荊の牢で眠りについたため、彼らとの関係性もまた、作品の根っこを支える要素の一つになっています。
物語終盤でのアレクの立ち位置
アレクは登場こそ遅いものの、物語全体の構造を一段押し広げる存在として機能しています。
偉人の杜本拠地に現れ、「古き世代」の存在感を見せつける
アレクは荊の牢から出たあと、偉人の杜本拠地に姿を現します。
そこでノーベルやロロなど、現行世代では十分すぎるほど強い廻り者たちを相手に、圧倒的な力の差を見せつけます。
この時点で読者は、「ナイチンゲールたちの時代ですら、実は上に“古き怪物”がいた」という事実を突きつけられることになります。
「世界の終わり」をどうするかを考える側のキャラクター
項羽が「罪人格たちの居場所」を作ろうとしていたのに対し、アレクはもっと上のレイヤーで世界そのものの終わり方を考えているキャラクターです。
哲人たちの提案を飲んで世界の終わりを先延ばしにしたのも、単なる温情ではなく、彼なりの合理と愛着があったからだと読み取れます。
ナイチンゲールや偉人の杜が「世界を管理する」側だとすれば、アレクたち旧き4人は「世界を畳む権利」を持つ側と言えるかもしれません。
直接的なバトル以上に、「格」と「スケール」を示すための存在
アレクのバトルシーン自体はそれほど多くありません。
それでも、ノーベルの瞬殺やロロの剣を指一本で砕くシーン、東耶の不死の兵を無効化する描写、ラムセスやソロモンとの会話などから、
- この作品世界には、さらに上の化け物がいる
- 偉人大戦という過去の戦争はまだ終わっていない
ということを読者に突きつけます。
アレクは、物語の“天井”を一段押し上げるための存在としても非常に重要なキャラです。
アレクというキャラの魅力・評価
最後に、アレクサンドロス=ノングラータというキャラがファンから支持されるポイントをまとめます。
圧倒的な強さと、どこか情け深い「王」ムーブ
アレクの魅力の第一は、言うまでもなく圧倒的な強さです。
世界を吹き飛ばせるクラスの偉人たちを前にしても余裕を崩さず、「拳は星に向けられる物」と言い放つ姿は、まさに“星を殴る側”の王そのものです。
一方で、ラムセスとソロモンの喧嘩を仲裁したり、世界の終わりを先延ばしにする選択を取ったりと、どこか情け深い部分も持っています。
「世界を滅ぼせるのに、簡単には滅ぼさない王」というバランス感が、アレクのキャラ性を一段深いものにしています。
古傷だらけなのに涙もろい、ギャップのあるキャラクター
アレクの体には、偉人大戦で刻まれた古傷が無数に残っています。
見た目だけなら歴戦の怪物ですが、公式説明には「涙もろい」という一文も添えられています。
世界規模の戦争を経験してきた怪物が、仲間や世界に対して涙を流す。
このギャップが、アレクを単なる最強枠ではなく、どこか人間臭い“王様”として印象付けています。
短い登場で読者を持っていく「反則級の存在感」
先述した通り、アレクは14巻以降に登場するにもかかわらず、公式人気投票ではトップ10入りを果たしました。
運営側も「存在自体が反則」とコメントしており、戦闘、セリフ、立ち姿の全てで読者を惹きつけるキャラであることが分かります。
『リィンカーネーションの花弁』を語るうえで、「アレク」という名前が外せないのは、単純な強さだけでなく、この“短距離全力疾走みたいなインパクト”があるからでしょう。
今後のアニメ版で、アレクがどう動き、どう喋り、どう「星に拳を向ける」のか。
そこを楽しみにしているファンも多いはずです。
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