この記事ではアオアシのトリポネ・ルフィンの能力やフィジカル、過去のエピソードなどについて解説します。
トリポネは船橋学院高校のFWで、パワーもテクニックも高校生離れした怪物プレーヤーです。
まずはトリポネのプロフィールなどについて見ていきましょう。
- トリポネのプロフィール
- トリポネの能力や技術
- トリポネの過去のエピソード
※この記事はアオアシのネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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アオアシのトリポネ・ルフィンとは?
まずはアオアシに登場するトリポネ・ルフィンというキャラについて詳しく見ていきましょう。
トリポネはアシト達にとって敵チームのキャラであるため、その身体能力とフィジカルが恐怖の対象となっています。
トリポネは船橋学院高校のFW!
トリポネは船橋学院高校のFWです。
作中ではプレミアリーグ・イーストでエスペリオンユースと対戦しており、この時にアシトが初めてトリポネと相対しました。
この年の船橋学院高校は「最強の攻撃力」と評されており、特にFWにはトリポネや二原というスピード&パワーを兼ね備えた化物が揃っています。
その強さは並み居るユースすらも圧倒するほどで、この年はエスペリオンユース、青森星蘭、船橋学院が3強の状態でした。
トリポネは高校生離れしたパワー&技術を兼ね備えた怪物!
トリポネの一番目立つ特徴としてはその巨体があります。恐らく2メートル近いと思われる高身長に加え、バッキバキの筋肉を持つフィジカルモンスターです。
またトリポネはパワーのみならずスピードも半端じゃなく、作中では「5レーン」で船橋学院を圧倒していたエスペリオンユースから一度ボールを奪うと、恐ろしいスピードのカウンターを仕掛けてきました。
さらにトリポネの怖いところはその柔軟な体からなる、日本人離れした可動域です。
作中ではアシトがトリポネのシュートコースを完全に塞ぎましたが、トリポネはあり得ない体勢から足を伸ばして無理矢理シュートを放ち、エスペリオンユースからゴールを奪いました。
何もかもが規格外、まさに世界基準の怪物ですね。
トリポネはプロ契約済み&U-18日本代表!
トリポネはU-18代表にも選ばれており、作中ではチェコ遠征の際にも登場しています。
またトリポネは既にJ1横浜Mに入ることが内定しており、高校卒業後は即プロ入りです。
あまりに日本人離れした身体能力とフィジカルを持つFWとして、プロ入り後のトリポネの姿を早く見てみたいですね。
トリポネはかつてエスペリオンユースのスカウト候補にすら上がっていなかった!
ここまでお話してきた通りトリポネは化物級の身体能力とフィジカルを持つFWで、既にプロ入りも内定している選手です。
しかし実はトリポネが成長して頭角を現してきたのは高校からで、中学生の頃などは全く無名の選手でした。
それだけにエスペリオンユースのスカウト陣も全くのノーマークで、当然ながらスカウト候補にすら上がっていなかったのです。
これはトリポネの生まれと過去の出来事が関係しているので、次章ではトリポネの過去について解説します。
アオアシのトリポネ・ルフィンの過去!4年前の出来事とは?
ここではトリポネの過去について詳しく見ていきましょう。
作中では「4年前の出来事」として語られているため、当時トリポネが中学生だった頃のエピソードです。
トリポネとサミーはずっと肌の色で差別されてきた
トリポネと弟のサミーは父親が外国人、母親が日本人であるため、肌の色が他の日本人とは違います。
その外見が理由で幼少時代から差別に遭っており、日常生活や学校生活のみならず、トリポネがこれまでに所属してきたサッカーチームでもずっと差別の目に晒されてきました。
そんなトリポネの能力に船橋学院の監督・夏目が目をつけ、中高6年間の授業料免除の特待生として船橋学院の中等部に入学します。トリポネの家は貧しかったこともあり、この条件はトリポネがサッカーを続けられる唯一の道だったのです。
しかしトリポネはこれまでに遭ってきたためにチームメイトに対して壁を作ってしまい、肝心のサッカーでも中々結果を出せずにいました。
そんな中、トリポネが中学2年生の時に弟のサミーも船橋学院中の練習に参加することになります。
そして船橋学院中と地元クラブとの練習試合の直前にとある出来事が起きてしまいました。
4年前に相手チームのメンバーがサミーに差別発言!
船橋学院中と地元クラブの練習試合の直前、そのクラブのメンバーがサミーの姿を見るなり、「今日の対戦校に黒いのがいるぞ」と口にします。
そしてその連中はサミーに近づき、無遠慮に「オマエ外国人?」「日本語できねぇんんだコレ」などと吐き捨て、サミーがキレかかるもトリポネの一喝で何とか踏みとどまります。
しかしその連中がトリポネの姿を見て、「黒さにインパクトある」「ラスボス感あっていーじゃん。俺が退治してやるよ」などと侮蔑の言葉を浴びせたためにサミーがブチギレ、差別発言をした奴にタックルをかましてしまうのです。
その後トリポネとサミーの元に船橋学院のチームメイトが駆けつけ、サミーは出場を自粛することになります。
ただこの時に船橋学院のチームメイトがサミーの
- 俺はサッカーがしたいだけ
- 技術の悪口ならいくら言われてもいい
- でも肌の色は関係ない
- あんなこと言う奴は卑怯だ
という言葉を聞き、これまでトリポネが差別を受けてきたことや、チームメイトに対して壁を作ってきた理由を悟ったのです。
トリポネがチームメイトと和解&覚醒!
そんなこんなで船橋学院中と地元クラブの練習試合が始まり、相手ゴール前でフリーキックになった際、チームメイトがトリポネに託します。
実は彼らはトリポネやサミーが侮辱されたことに怒っており、「サミーに加勢して殴ってやろうかと思っていた」と言うほどでした。
しかしあくまでサッカーでやり返すしかないため、トリポネに「弟の悔しさを晴らせ」と告げるのです。
さらに彼らはトリポネに対して「お前が今まで俺達と距離を置いてたのは、ああいう奴らがいたせいなのか」と尋ねた上で、
このチームに仲間を貶めるような奴は一人もいねえからな
と声をかけます。
ここでトリポネは初めて「仲間」というものを理解し、これまで力みまくってゴールを外してきた状況を克服しました。
この試合をきっかけにトリポネが覚醒し、船橋学院高校の180人の部員の中からスタメンを勝ち取り、現在の化物級プレーヤーへと成長したのです。
トリポネの原動力は「仲間」と「監督」
トリポネとサミーに差別発言をしたクラブは監督も腐敗しており、自分の教え子の差別を叱るどころか擁護する始末でした。
そんな監督には夏目が一喝して黙らせており、この試合での出来事をきっかけにトリポネには強い仲間意識が芽生えます。
船橋学院でのトリポネの原動力は
- この仲間のために尽くす
- 監督のために尽くす
ということであり、「プロになるため」にサッカーをやっているエスペリオンユースにとっては理解不能な行動原理です。
それだけにあの栗林晴久が「あいつらの執念は正直怖かった」と口にしており、高校サッカーとユースの根本的な違いを感じますね。
「アオアシのトリポネがヤバい!フィジカル、技術、決定力を解説!」まとめ
今回はアオアシのトリポネ・ルフィンの能力やフィジカル、過去のエピソードなどについて解説しました。
トリポネは葦人達の敵キャラとして登場するため、エスペリオンユースにとっては脅威でしか無い人物です。
しかしトリポネやサミーの過去のエピソードを聞くと逆に応援したくなってしまいますね。
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