リィンカーネーションの花弁の項羽の才能「万象儀」の能力と最期の死亡シーンを解説!

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項羽は『リィンカーネーションの花弁』の中でも、罪人格と偉人格の両方から慕われた「王」であり、物語の根っこを支えるキーマンです。

この記事では、項羽の才能「万象儀」の具体的な能力と、その圧倒的な強さ、そしてダルモンと共に迎えた最期の死亡シーンまでをネタバレ込みで分かりやすく整理して解説します。

この記事で分かること
  • リィンカーネーションの花弁の項羽のプロフィール
  • リィンカーネーションの花弁の項羽の能力や才能、強さ
  • リィンカーネーションの花弁の項羽の死亡シーン

※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。

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項羽はどんなキャラ?基本プロフィール

ここでは、項羽というキャラクターの立ち位置と思想を簡単に押さえておきます。

偉人の杜の初期メンバーから、罪人軍の王へ

項羽は、もともとは偉人の杜の初期メンバーの一人として、ノイマンやアインシュタイン、ダ・ヴィンチたちと並んで世界の未来を考えていた偉人格側の廻り者です。

しかし、罪人格の廻り者をどう扱うかという点で、ダ・ヴィンチたちと考えが決定的に割れてしまいます。

項羽は、偉人格も罪人格も同じ「廻り者」であり、誰もが自分の才能と共に生きがいを持って生きられる世界を望んでいました。

その思想の違いから偉人の杜を脱退し、望まずとも罪人の才能を得てしまった者たちの居場所を作るために、いわゆる「項羽軍」を率いる立場になります。

罪人格と偉人格の両方から慕われた“王”

項羽は、単純な戦闘力だけでなく、その器の大きさと懐の深さによって多くの廻り者から信頼されています。

罪人格に分類される廻り者たちも、項羽のもとでは「自分の才能を生かして生きていていい」と感じられるため、多くが彼の旗の下に集います。

前世は楚の武将・項羽であり、作中でも「暴威の塊」と言われるほどの武の象徴として描かれています。

「世界からは危険視されても、廻り者たちからは慕われる王」というのが、項羽の基本的な立ち位置です。

項羽の才能「万象儀」とは?

ここからは、項羽の中核となる才能「万象儀」の能力を具体的に解説していきます。

この世の万象を闘気で支配し、武器に変える才能

項羽の才能は「万象儀(ばんしょうぎ)」です。

一言で言えば、「この世にあるあらゆるものを闘気で支配し、武器として扱う才能」です。

項羽の身体から発する黒い靄や波のような闘気で対象を覆うことで、その対象を完全に掌握し、意のままに操ることができます。

がれきや岩を覆えば、自在に動く武器や盾として操ることができ、地面や土を覆えば巨大なゴーレムのような巨体を作り出すことも可能です。

黒い波で覆ったものは、すべて「武器」になる

万象儀の重要なポイントは、黒い靄で覆ったものを必ず「武器」として扱わなければならないという点です。

能力を使ったあとは、どんな形であれ誰かを傷つける必要があり、項羽は能力行使後に必ず誰かの頬を傷つけている描写があります。

つまり、万象儀は「何でも思い通りに動かせる」万能能力であると同時に、「必ず攻撃に転じなければならない」危険な側面も持った才能です。

この制約があるからこそ、項羽自身も軽々しく全力行使できない側面があります。

応用形「黒死無争」──ブラックホール級の結界

万象儀の応用の一つに、「黒死無争(こくしむそう)」と呼ばれる技があります。

これは、万象儀の黒い波で結界を張り、その内部にある物質を局所的な拡張と圧縮でねじり潰していく技です。

結界内の物質は原子結合を破壊され、最終的には原子崩壊に向かうと説明されており、「ブラックホールを作り出す能力」とも言い換えられています。

項羽自身もこの能力を本当の意味で最後まで使い切ったことはなく、全開で放った場合に何が起こるのかは作中でも完全には描かれていません。

記憶の投影や空間転移にも応用されるチート才能

万象儀は単なる物理攻撃だけでなく、記憶や空間にも干渉する描写があります。

項羽は、東耶に過去の記憶を見せる場面や、空間を歪めて転移するような動きを見せる場面でも頬に傷をつけており、これも万象儀の「武器として扱う」条件と関連していると解説されています。

黒い闘気で空間そのものを「武器」として扱うことで、瞬間的な転移や広範囲の攻撃を実現していると考えられます。

「物質」「空間」「記憶」にまで介入し得る、作中でもトップクラスのチート才能が万象儀です。

項羽の戦闘スタイルと強さ

ここでは、万象儀を使いこなす項羽の戦い方と、その強さの評価をまとめます。

生身でも最強クラスの「暴威の塊」

項羽は才能抜きにしても、単純な武力だけでほぼ作中トップクラスの実力を持つキャラクターです。

前世が武将であることもあり、素の戦闘センスや身体能力は常人や普通の廻り者をはるかに凌駕しています。

万象儀で環境そのものを武器に変えながら、自身も前線で殴り合うスタイルはまさに「暴威の塊」と呼ぶにふさわしいものです。

その存在感から、最強キャラランキングでも必ずと言っていいほど上位に名前が挙がるほどの実力者とされています。

環境制圧と一騎当千を両立した王の戦い方

万象儀の黒い波を戦場全体に広げることで、項羽は地形や建造物を好きなように操ることができます。

岩や瓦礫を操って敵の動きを封じつつ、自身は肉弾戦で敵を叩き潰すという、環境制圧と一騎当千を同時にこなすのが項羽の戦い方です。

防御面でも、万象儀で作り出した壁やゴーレムを盾にすることで、相手の攻撃を受け流したり減衰させたりすることができます。

「戦場そのものを自分の武器箱にする王」というイメージが最も近いスタイルです。

項羽の最期:ダルモンの才能と重瞳の城での死亡

ここからは、項羽の死亡シーンと、その裏側にあるダルモンの才能「カーンの処女」との関係を解説します。

アインシュタインとの戦いで負った致命傷

項羽は、かつてアインシュタインの攻撃を受けて左胸に致命傷を負っています。

その傷は心臓を抉るほどのもので、本来ならその時点で死亡していてもおかしくないレベルでした。

それでも項羽が長く活動できていたのは、罪人格の廻り者であるダルモンの才能「カーンの処女」による延命効果があったからだと後に判明します。

ダルモンは、項羽を「対象」として指定することで、項羽が他の要因では死ねない状態にし続けていたのです。

ダルモンの才能による延命と、活動限界の自覚

「カーンの処女」によって延命されていたとはいえ、項羽自身はその左胸の傷がいずれ自身を蝕み、長くは保たないことを理解していました。

重瞳の城での戦いのさなかで、項羽は自らの活動限界を悟ります。

死ぬ前に、自身の才能「万象儀」を東耶に譲ろうかと提案する場面もありましたが、東耶はそれをきっぱりと断ります。

ここで東耶は、自分自身の足で立ち続けることを選び、項羽は「王」としてその選択を受け止める形になっています。

重瞳の城で、ダルモンと共に迎える最期

項羽は最終的に、重瞳の城にてダルモンの才能によって命を終えます。

ダルモンの人物紹介や項羽の解説には、「ダルモンの才能により延命していたが、最期はダルモンの才能により重瞳の城にて死亡」と明記されています。

つまり項羽は、ダルモンの才能によって生かされ続け、そして同じ才能によってその生を閉じたキャラクターです。

延命と死という両極を同じ才能で担っているあたりに、項羽とダルモンの関係性の深さが象徴されています。

項羽というキャラのテーマと魅力

最後に、項羽というキャラクターが『リィンカーネーションの花弁』全体の中で持っている意味を簡単に整理します。

罪人格と偉人格の“中間”に立つ王

項羽は、偉人格と罪人格という二つのカテゴリの中間に立ち、どちらも「同胞」と呼ぶキャラクターです。

偉人の杜の方針から外れた罪人格たちに居場所を与えつつも、無秩序な破壊をよしとするわけではありません。

だからこそ、ダ・ヴィンチやノイマン、アインシュタインたちと対立しながらも、完全な敵にはなりきれない微妙な立ち位置になっています。

「才能に選ばれた者たちの王」でありながら、「才能に翻弄される者たち」の味方でもある存在が項羽です。

世界を滅ぼしうる力を持ちながら、それを振るわなかった男

万象儀と黒死無争を本気で振るえば、項羽一人だけで世界規模の破壊を引き起こせる可能性さえ示唆されています。

それでも彼は、自らの力を完全には振るわず、罪人格たちの居場所を作ることを優先しました。

結果として歴史の表舞台から退場し、ダルモンの才能によって静かに終焉を迎えます。

この「世界を滅ぼせるほど強いのに、滅ぼさなかった王」という在り方が、項羽というキャラクターの大きな魅力です。

東耶へとバトンを渡して去っていく“前の世代の王”

項羽は、自身の才能を東耶に譲ろうと持ちかけ、東耶はそれを断るという形で答えを出しました。

これは、万象儀という「最強のチート」を捨ててでも、「不完全な廻り者」として自分の道を行く東耶の決意を示すシーンでもあります。

項羽はその選択を尊重し、自らの世代の戦いに幕を引いて退場します。

「前の世代の王が去り、新しい世代に世界の行方を委ねる」という流れを体現したキャラクターが項羽だと言えるでしょう。

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