『リィンカーネーションの花弁』は才能バトルものの中でも容赦なく主要キャラが死んでいく作品で、誰がどこで退場したのか分かりづらくなりがちです。
この記事では、本編の重大なネタバレを含みつつ、死亡が確定している主要キャラと、その最期の簡単な経緯を整理してまとめていきます。
- リィンカーネーションの花弁の死亡キャラ
- リィンカーネーションの花弁の死亡後について
※この記事はリィンカーネーションの花弁のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
リィンカーネーションの花弁の関連記事はこちらもどうぞ
↓ ↓ ↓
『リィンカーネーションの花弁』で死亡確定になる条件とは?
まずは「誰が死んだとみなしていいのか」という前提から押さえておきます。
単行本本編の明確な死亡描写
一つ目の基準は、単行本本編の中で明確な死亡描写があるキャラクターです。
戦闘中の致命傷からそのまま死亡したり、肉体が完全に消滅したりといったケースはそのまま死亡扱いとしています。
ただし、この作品は「一度死んだあとに一時的に蘇るキャラ」もいるため、蘇生後ふたたび退場した場合は最終状態で整理しています。
巻末おまけ「退場部屋」に登場したキャラ
二つ目の強力な基準が、単行本巻末に収録されているおまけコーナー「退場部屋」です。
退場部屋は、「本編で死んだ登場キャラだけが来る部屋」という設定になっているアフター空間です。
ここに登場したキャラは「本編上はすでに死亡している」と公式に示されたキャラとみなすことができます。
本編だけだと分かりづらい死亡も、退場部屋の登場で「実はもう死んでいた」と確定するパターンがあるのがポイントです。
ただし全キャラ網羅は困難なので「主要どころ」に絞る
『リィン花』はモブも含めると膨大なキャラが死ぬため、この記事では物語の流れに大きく関わる主要キャラ中心に絞って紹介します。
作中では冗談抜きで、本当に膨大なキャラが死亡してしまうのです・・・
「退場部屋に名前だけ出てくるレベルの端役」まではさすがに全て列挙しきれないので、その点だけは先にご了承ください。
罪人軍(Sinners)側の死亡キャラと最期
ここでは、項羽が率いる罪人軍サイドの中から、特に印象的な死亡キャラをピックアップして整理します。
項羽
項羽は罪人軍のリーダーであり、多くの罪人格たちの「居場所」を作ろうとした人物です。
アインシュタインとの激戦で心臓を抉られる致命傷を負い、本来ならその時点で死亡していてもおかしくありません。
しかし、ダルモンの才能「カーンの処女」によって「死ねない状態のまま延命されていた」ことが後に明かされます。
最終的には重瞳の城でダルモンの才能が行使され、ダルモンとともにその生涯を終えます。
ダルモン
ダルモンは罪人格の一人で、前世は暗殺者シャルロット・コルデーです。
才能「暗殺天使」と「カーンの処女」を持ち、自分の命を引き換えに対象一人を確実に殺せる「一人一殺」の才能を持ちます。
作中ではこの才能を項羽の延命に使い続けたうえで、最後は項羽のために才能を行使し、項羽と寄り添いながら共に死を迎えます。
ダルモンの退場は、項羽サイドの物語の大きな区切りの一つになっています。
ヒトラー
ヒトラーは罪人軍の中核メンバーで、才能「掌握者(エニグマ)」を持つ情報戦担当の廻り者です。
相棒であるポル=ポトと組んで多くの偉人格を倒しますが、ニュートンとアインシュタインとの戦いで転機を迎えます。
戦闘の末、ヒトラーは二人の人間性を認め「引き分けだ」と宣言し、そのあとポル=ポトと共に自らポル=ポトの腐食に飲まれて死亡します。
その後、他キャラの才能の組み合わせによって時間限定で蘇生しますが、最終的には再び退場します。
ポル=ポト
ポル=ポトは才能「腐食果実(キリング・フィールド)」を持つ近接戦闘特化の罪人格です。
腐食の実であらゆるものを腐らせる能力に加え、異常なフィジカルとタフさで前線を暴れ回ります。
ヒトラーとのコンビでニュートン&アインシュタインと戦い、最終的にはヒトラーと一緒に自らの腐食に飲まれて死亡します。
こちらも時間限定の蘇生を経て再度退場する形になります。
ガイウス=ユリウス=カエサル
カエサルは才能「ピグマリオン」「英雄の証」を持つ近接戦闘特化の偉人格です。
普段はとにかく軽薄で女の子を追いかけてばかりのナンパ野郎でした笑
しかしその正体は項羽から偉人の杜に送られたスパイで、作中では五虎将の中でも最強とされるほどの実力者です。
灰都と交戦して最初は圧倒するも、灰都が覚醒したことで一気に追い込まれ、死亡しています。
その他の罪人格側の主な死亡キャラ
罪人軍側では、他にも多くの罪人格が戦いの中で命を落とします。
- 才能の使い過ぎや致命傷により退場し、その後退場部屋に登場する罪人格たち
- 項羽の掲げる理想と共に散っていく、名ありの罪人軍メンバー
個々の名前まで挙げると膨大になるため、この記事では特に項羽たち五虎将周辺に絞って紹介しました。
偉人の杜側の死亡キャラと退場部屋で判明した死
続いて、偉人の杜や真・偉人の杜側に属するキャラクターのうち、重要な死亡キャラを見ていきます。
ジョン・V・ノイマン(ノイマン本体)
ノイマンは偉人の杜の初期メンバーであり、才能「予測演算」と「電脳の主」を持つ頭脳キャラです。
作中中盤以降はナイチンゲールの才能によって操られ、偉人類計画を推し進める側に立つことになります。
最終的にノイマン本体は廻り者として花弁となって散り、肉体としては死亡した扱いになります。
ただし、事前に自作していたAI「ノイマンⅡ」が残っており、電脳空間上では意志が受け継がれています。
ナイチンゲール
ナイチンゲールは偉人の杜の中枢にいた存在で、「癒の天使」と「クリミアの赤い影」という二つの才能を持ちます。
癒しと支配を同時に行う才能で偉人の杜を裏から動かしていましたが、終盤の戦いを経て本編上は姿を消します。
ナイチンゲールの場合、決定打となるのは単行本巻末おまけの退場部屋に登場したことです。
退場部屋にはサナトリウム時代の子どもたちと共に現れ、これによりナイチンゲールも既に死亡していることが確定します。
→リィンカーネーションの花弁のナイチンゲールについて詳しく見る
シモ=ヘイヘ
シモ=ヘイヘは前世が伝説的狙撃手シモ・ヘイヘであり、才能「白い地獄」を持つスナイパーです。
相手を雪原の精神世界に引きずり込み、一対一の狙撃フィールドで仕留める強敵として登場します。
シモ=ヘイヘも激戦の末に退場し、本編および関連補足情報で死亡扱いのキャラとして整理されています。
退場部屋への登場なども含めて、同系統の銃キャラたちの中でも「退場側」に回った存在です。
その他の偉人の杜側の主な死亡キャラ
偉人の杜側では、序盤から中盤にかけて多くの偉人格が死亡していきます。
- 才能を使い切り、東耶たちとの戦いの中で散った偉人格
- 項羽軍や罪人格との戦闘で命を落とし、退場部屋に現れる偉人格
アインシュタインやニュートンなど、生存して物語の後半まで関わり続けるキャラもいる一方で、多くの偉人格は途中で退場する運命をたどります。
人間側(東耶たち)の周辺で死亡するキャラ
廻り者だけでなく、東耶たち「普通の人間」サイドでも重い死が描かれます。
東耶の身近な人間たち
東耶の周囲では、才能に巻き込まれる形で死亡する一般人も少なくありません。
才能争奪戦や偉人の杜との交戦に巻き込まれた結果、「才能を求めたことの代償」としての死が描かれる場面もあります。
これにより、作品全体のテーマである「才能」と「凡人」の距離感がより生々しく突きつけられます。
東耶たちと共に戦い散った味方キャラ
東耶側についた廻り者や人間の中にも、途中で命を落とす者がいます。
戦力的に劣る側が大勢力に挑む構図のため、「誰かの犠牲」でしか先へ進めない場面が多く存在します。
そうした犠牲は、単行本の退場部屋や回想で補完されることもあり、死後も物語に影響を与え続けます。
「一度死んだけど復活する」キャラについて
『リィンカーネーションの花弁』では、一度死んだキャラが完全蘇生ではなく「時間限定で蘇る」パターンも存在します。
コーニッシュの「秤の蘇生者」などによる一時的蘇生
コーニッシュの才能「秤の蘇生者」は、代償と引き換えに死者を蘇らせることができる才能です。
この才能や、メアリー・シェリーの才能「名前のない怪物」などを組み合わせることで、時間制限付きの蘇生が行われます。
ヒトラーやポル=ポトがこのパターンに該当し、一度死んだあと再び戦場に姿を見せます。
「最終的に生きているかどうか」で整理するのがポイント
死亡キャラを整理する際は、「一時的に蘇ったかどうか」ではなく、物語の最終局面で生存しているかどうかで見るのが分かりやすいです。
一時的な蘇生を経ても、最終的に退場部屋送りになっていれば死亡キャラとしてカウントして問題ありません。
逆に、瀕死や行方不明であっても退場部屋に出ておらず明確な死亡描写がないキャラは、あくまで「生死不明枠」として見ておくのが無難です。
死亡キャラの多さが作品にもたらしているもの
最後に、『リィンカーネーションの花弁』における死亡キャラの多さが、作品全体にどんな意味を与えているのかを軽く触れておきます。
「才能バトルの結果」としてのリアルな死
この作品では、才能バトルの結果としての死がかなりリアルに描かれます。
派手な技の応酬だけで終わらず、負けた側が本当に死ぬことが前提の世界として描かれているため、戦い一つひとつの重みが増しています。
そのぶん、死亡キャラの数も多くなりますが、それが作品全体の緊張感やテーマ性を支えている側面もあります。
退場部屋による“死後のフォロー”
退場部屋は、死んだキャラがその後どうしているかを、少しだけユーモラスに見せてくれる場でもあります。
残酷な死を遂げたキャラが、退場部屋で少しだけ救われたような姿を見せることで、読者の心をほんの少しだけ軽くしてくれる仕掛けになっています。
ナイチンゲールとサナトリウムの子どもたちのように、死後の再会が描かれるケースもあり、死と救いの両方を表現する場として機能しています。
「誰が生き残るのか」を最後まで読ませる力
主要キャラでも容赦なく死ぬ世界観だからこそ、読者は「このキャラは最後まで残るのか」とハラハラしながら読み進めることになります。
死亡キャラの多さは、ときにショックも大きいですが、物語の緊張感と没入感を生み出す大きな要素になっていると言えるでしょう。
リィンカーネーションの花弁の関連記事はこちらもどうぞ


コメント