黄泉のツガイの元ネタ徹底解説!歴史や神話、名前の由来も紹介!

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「黄泉のツガイ 元ネタ」と検索しているあなたは、『黄泉のツガイ』がどんな神話や民間伝承、他作品から影響を受けているのか/パクリではないのかをはっきりさせたいと感じているはずです。

実際ネットでは、日本神話の「黄泉の国」や「番い(ツガイ)」という言葉の由来に加え、『鋼の錬金術師』や『鬼滅の刃』など他作品との共通点がよく話題になります。一方で、公式に「これが元ネタ」と明言されているわけではなく、モチーフレベルの影響や作者の作風が重なって見えている部分も多いです。

この記事では、『黄泉のツガイ』についてタイトルや世界観の元ネタ、日本神話との関係、ユルとアサの名前・双子設定の由来、ツガイやキャラ名に隠れたモチーフ、そして他作品(ハガレン・鬼滅など)との類似点と違いを整理し、「結局、黄泉のツガイの元ネタは何なのか?」という疑問に答えられる構成で解説していきます。

この記事で分かること
  • 黄泉のツガイの元ネタ
  • 黄泉のツガイのメタ考察

※この記事は黄泉のツガイのネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。

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黄泉のツガイの解説&考察

黄泉のツガイの元ネタは何?結論から解説

まずは、「黄泉のツガイの元ネタって結局何なの?」という一番知りたい部分を、ざっくり結論から整理します。

作品タイトル『黄泉のツガイ』が示す二つの元ネタ

『黄泉のツガイ』というタイトルには、大きく二つの元ネタ(モチーフ)が込められています。

  • 黄泉:日本神話に登場する死者の国・あの世のイメージ。
  • ツガイ:本来「番い」と書き、つがいの鳥・つがいの動物のように「二つで一組の存在」を指す日本語。

つまりタイトルだけで、

「死と境界(黄泉)」+「二つで一つの存在(ツガイ)」

という作品の根幹テーマが示されており、これが世界観・キャラ設定・ツガイのシステムの元ネタになっています。

ハガレンや鬼滅が“元ネタ”というよりは神話&民間信仰ベースのオリジナル

ネットでは、「作者が同じだから『鋼の錬金術師』が元ネタなのでは?」「設定が『鬼滅の刃』に似ているのでは?」といった話もよく出ます。

  • 兄妹が主人公であること。
  • 和風バトル、特殊な血筋・一族設定。
  • ツガイ=使い魔/式神のような相棒存在。

ただし、これらは少年漫画でよく使われる王道モチーフでもあり、「特定作品を元ネタにしている」と断言できるレベルではありません。作者自身の過去作と共通する「兄弟もの」「等価交換的な因果律」などの作風はありますが、ベースにあるのはあくまで日本神話・妖怪・民間信仰を下敷きにした和風バトルファンタジーと考えるのが自然です。

黄泉のツガイの元ネタ① タイトル・世界観と日本神話

ここからは、タイトルや世界観レベルでの「元ネタ」を、日本神話との関係から整理していきます。

「黄泉」=日本神話の“死者の国”からの着想

「黄泉(よみ)」という言葉は、古事記や日本書紀に登場する死者の国が元ネタです。イザナギが死んだイザナミを追って黄泉の国へ行き、黄泉平坂でこの世との境界を岩で塞ぐ有名な神話は、その代表例です。

  • 黄泉=死後の世界/穢れの世界。
  • 現世と黄泉の境目としての「黄泉平坂」=境界の坂。
  • 二つの世界を隔てる岩・坂・門といったモチーフ。

『黄泉のツガイ』では、

  • 山奥の東村と「下界(現代日本)」のあいだにある見えない境界。
  • ツガイの世界と人間世界の境界。
  • 封と解によって世界を分けたり繋いだりする発想。

など、境界・行き来・隔離のテーマが繰り返し描かれ、黄泉神話の「生者と死者の国を分かつ物語」と響き合うような構造になっています。

境界モチーフとしての東村・黄泉平坂イメージ

日本神話では、黄泉の国と現世の境界として黄泉平坂(よもつひらさか)という坂道が登場し、「ここから先は別の世界」というラインを象徴します。

  • 『黄泉のツガイ』の東村は、下界からほとんど認識されない“隔絶された村”。
  • ヤマハおばぁが「封」の力で村を結界ごと閉じている設定。
  • 外から迷い込んだナギサが、もとの世界に戻れなくなる展開。

こうした描写は、「黄泉の国に足を踏み入れたら簡単には帰れない」という神話的な一方通行感とも重なっており、「黄泉」という言葉をタイトルに据えた意味を補強する元ネタになっています。

黄泉のツガイの元ネタ② ユル・アサや双子設定の由来

次に、主人公コンビであるユルとアサ、そして「夜と昼を別つ双子」という設定まわりの元ネタを見ていきます。

ユルとアサの名前の元ネタと意味

ユルとアサの名前には、それぞれハッキリした元ネタ・意味が示されています。

  • ユル:母ナギサの故郷・沖縄の方言で「夜」を意味する言葉が元ネタだと作中で説明されている。
  • アサ:そのまま「朝/昼」のイメージを持つ日本語。

つまり名前の時点で、

ユル=夜、アサ=朝(昼) → 「夜と昼を別つ双子」

という作品のキーワードが仕込まれており、これは昼夜・陰陽・対になる二つの力という、日本や東アジア圏の伝統的な世界観の元ネタとも繋がっています。

「夜と昼を別つ双子」という神話風モチーフ

作中で語られる「夜と昼を別つ双子」は、

  • 東村という特別な土地で、
  • 夜と昼がおなじ長さの日(春分・秋分を連想させる日)に、
  • 夜と昼をまたいで生まれた男女の双子

という儀礼的・神話的な条件がつけられています。

これは、

  • 「境界の日/境界の時間」に生まれた子どもが特別な力を持つ。
  • 双子が世界のルールや季節の移り変わりを体現する。

といった伝承・神話系のモチーフを踏まえた設定だと考えられ、ユルとアサの“運命の双子”感を底上げする元ネタになっています。

黄泉のツガイの元ネタ③ ツガイ(番い)と妖怪・民間伝承

続いて、「ツガイ」という概念そのものや、個々のツガイの元ネタになっていそうな妖怪・民間伝承を見ていきます。

「ツガイ」=番いという日本語の元ネタ

黄泉のツガイに登場する「ツガイ」は、漢字で「番い」と書く日本語が元になっています。

  • 本来は、雄と雌の動物がペアになった状態を指す。
  • 転じて、「二つで一組のもの」「ペアになって意味を持つもの」という広い意味でも使われる。

作中のツガイも、

  • 必ず主(あるじ)と一組で存在する。
  • 主とツガイが揃って初めて力を発揮する。

という形で、「番い」の言葉のイメージをそのまま異能バトルのシステムに落とし込んだ元ネタになっています。

左右様・ザシキワラシ・百鬼夜行など妖怪モチーフ

ツガイ一体一体にも、日本の妖怪・民間伝承を思わせる元ネタがちりばめられています。

  • 左右様:左右非対称な容姿+「村の守り神」という位置づけから、道祖神や境界の神・厄除け信仰のイメージと重なる。
  • ザシキワラシ(キリ&ダンジ):座敷童そのものが元ネタで、「家に幸運をもたらす子どもの姿の精霊」という東北地方の伝承がベース。
  • 百鬼夜行モチーフのツガイ:妖怪たちが列をなして徘徊する「百鬼夜行」の絵巻を元ネタに、「多数の存在をまとめて従える」能力を持つツガイとしてデザインされていると解説されることもある。

こうしたツガイたちは、名前・見た目・能力のいずれもが日本の妖怪・信仰・絵巻物からの元ネタを感じさせる作りになっており、和風ファンタジーとしての世界観を支えています。

黄泉のツガイの元ネタ④ キャラ名や地名に隠れたモデル

『黄泉のツガイ』では、キャラの苗字や地名にも、現実世界の地理・言葉を元ネタにした仕掛けが多く見られます。

田寺家・デラの苗字にある地理的元ネタ

影森家と並ぶ「下界側の窓口」である田寺家(デラさんたち)の苗字「田寺」は、実在の珍しい苗字が元ネタと考えられています。

  • 現実にも「田寺」姓は存在し、特に兵庫県・姫路周辺に多いとされる。
  • その近くには自衛隊駐屯地や競馬場があり、「元傭兵」「重火器に強い」「競馬好き」というデラのキャラ設定と妙に噛み合っている、という考察もある。

公式が明言しているわけではありませんが、実在の地名・苗字からイメージを膨らませた“元ネタ遊び”をしている可能性が高いパターンです。

影森・西ノ村など「影」や方角モチーフの名前

他の名前にも、言葉のイメージを元ネタにした仕掛けが見えます。

  • 影森:影+森=「光の届きにくい場所」に住む一族、というニュアンス。
  • 東村/西ノ村:方角そのものが名前になっており、「東」と「西」という対立構造を分かりやすく示す元ネタ。

こうしたネーミングは、読者が直感的に「この一族はこういう立ち位置だな」と理解できるようにするための、言葉遊び的な元ネタだと考えられます。

黄泉のツガイの元ネタ⑤ 『鋼の錬金術師』『鬼滅の刃』との類似点と違い

最後に、多くの人が気にする「他作品との関係」という意味での“元ネタ”を整理しておきます。

同じ作者ゆえに『ハガレン』っぽく見えるポイント

『黄泉のツガイ』は『鋼の錬金術師』と同じ荒川弘作品なので、どうしても「ハガレンっぽい」と感じるポイントがいくつかあります。

  • 兄妹(兄弟)が世界のルールに深く関わる特別な存在である。
  • 過去の大きな罪や戦争の後始末を、若い主人公世代が背負わされる構図。
  • シリアスな設定の中に、ギャグや日常描写を挟むテンポ感。

ただし、これは作者の作風・テーマの一貫性と見るのが自然で、「ハガレンが黄泉のツガイの元ネタ」ではなく、「荒川作品らしさが両方に出ている」と考えたほうがしっくりきます。

『鬼滅の刃』など他作品との“よくある少年漫画的共通点”

また、『鬼滅の刃』との類似点が話題に上がることもあります。

  • 兄と妹の組み合わせ。
  • 和風バトル・血筋・特殊な一族設定。
  • 刀や妖怪的な敵との戦い。

しかし、これらは和風バトルもの少年漫画ではかなり「定番の要素」でもあり、「元ネタ」「パクリ」と断定できるほど固有のものではありません。

むしろ『黄泉のツガイ』独自のポイントは、

  • 封と解という概念レベルの能力。
  • ツガイ=主とセットで世界のルールに干渉する存在。
  • 東村・西ノ村・影森家・下界という多重構造の世界観。

といった部分にあり、これは日本神話や民間信仰を土台にしたオリジナルの組み合わせだと見るのが妥当です。

黄泉のツガイの元ネタを知るときの注意点と楽しみ方

最後に、「元ネタ」を気にしながら黄泉のツガイを読むときのスタンスと、楽しみ方のコツをまとめます。

公式で明言されていない“元ネタ”はあくまで考察レベル

まず大前提として、

  • 「黄泉」「ツガイ」「ユル(夜)」「アサ(朝)」など、作中で説明されている由来はかなり元ネタが明確
  • 一方で、「○○という妖怪がモデル」「△△県が舞台」といった細かい部分は、公式に断言されていないファン側の考察にとどまる。

そのため、「これは絶対にこの作品のパクリだ」と決めつけるよりも、

「この描写、日本神話のこのエピソードっぽいな」「このツガイ、あの妖怪が元ネタかも?」

といった形で、ゆるく元ネタを探していくほうが健全で楽しい見方になりやすいです。

元ネタを踏まえて読み返すと見えてくるポイント

黄泉のツガイの元ネタを意識して読み返すと、次のようなポイントがより立体的に見えてきます。

  • 黄泉神話と重なる「生者と死者の境界」としての東村/下界。
  • 「夜と昼を別つ双子」が、過去の双子(夜太郎&あさひ)とどう違う結末を選ぶのか。
  • ツガイ一体一体の見た目や能力に潜んでいる妖怪・民間伝承モチーフ。
  • キャラの苗字・地名に込められた地理・歴史的な元ネタ遊び。

こうした「元ネタのレイヤー」を重ねて読むことで、『黄泉のツガイ』は単なるバトル漫画ではなく、「日本神話と現代日本が折り重なった伝奇ファンタジー」として、より深く味わえるようになります。

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