東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！タイムカプセルの中身は？

この記事では東京リベンジャーズの漫画23巻の内容について、各話のネタバレ解説をします。


東京リベンジャーズの漫画22巻の最後は柴八戒（しばはっかい）がタケミチに電話で「タイムカプセル開けようぜ」と話したところで終わりました。

漫画23巻ではタイムカプセルを開けるところから始まり、各々が埋めたその中身が気になるところです。


早速漫画23巻の第198話からその内容を順番に見ていきましょう☆

※この記事は東京リベンジャーズのネタバレを含みます
　下記のネタバレ解説記事の一覧表及び目次の後から記事の本文が始まります。

東京リベンジャーズのその他の話数のネタバレ解説はこちらからどうぞ

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東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！第198話はタイムカプセルの開放！

東京リベンジャーズ23巻の第198話は12年越しにタイムカプセルを開ける回です。

12年前の2006年3月15日に武蔵神社で各々の思い出の品と手紙をタイムカプセルに入れて埋めていますが、全員何を入れたか全く覚えていません笑

またその時のメンバーの中で唯一、マイキーだけはこの日も現れることはありませんでした。


そしてタイムカプセルを開けると、それぞれが当時埋めたモノと「自分に当てた手紙」が出てきます。ちなみに各人が埋めたモノについては下記のとおりです。

松野千冬　：飛行機の本
柴八戒　　：月の石（偽物）
三ツ谷隆　：生まれて初めて作ったぬいぐるみ
河田ナホヤ：パーマ液
林良平　　：エロ本
龍宮寺堅　：東京卍會解散時の写真

そして各々がタイムカプセルからモノと手紙を取り出して読み終わったところで、ここに来ていないマイキーの手紙を読むことになります。

東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！第199話はマイキーの手紙の内容！

マイキーは結局この日来なかったため、第199話ではタイムカプセルに入っていた12年前のマイキーの手紙をタケミチが読み上げます。

12年後のマイキー自身に宛てた手紙ですが、手紙の中には東京卍會メンバーの12年後の姿についての予想が書いてありました。

• 三ツ谷隆はファッション系
• 柴八戒は三ツ谷大好きだから近い仕事
• パーちんは父親の不動産屋を継いでる
• ぺーやんはパーちんの補佐
• スマイリーはヤベェ事してそう
• ケンチンはバイク屋一択
• 千冬は場地のことを想って何かしてる

マイキーの予想は超能力者レベルの的中率を誇っており（スマイリー以外）、更にタケミチについては「テメェはヒナちゃん幸せにしてなかったら殺す！！」と書いてありました。

そして手紙の最後には

• みんな大人になるために必要なモノを探す旅をしろ
• 俺も大人になるために必要なモノを探す度に出る
• どんなに離れていても繋がってる

といった文面で締められており、タケミチはこの手紙を読んで「マイキーを探すのは野暮だったかも」と思い直しました。


しかしみんなが解散した後、タケミチはタイムカプセルにもう一つ別のモノが入っていることに気づき、それがマイキーが残したビデオテープでした。

東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！第200話はマイキーからのビデオレター！

第200話ではマイキーがタイムカプセルに残したビデオテープをタケミチが再生するところから始まります。

このビデオテープはマイキーが12年後のタケミチに宛てたもので、手紙に書いた内容以外の重要な真実を伝えるものでした。


ここで、マイキーの中には自分で制御できない「黒い衝動」が存在することが明かされます。これはかつて「血のハロウィン」で一虎を殺しかけた時に顔を出しそうになった衝動です。

これまでマイキーが「黒い衝動」を抑えてきたのは下記の人物が側にいたからでした。

• 兄の佐野真一郎
• 妹の佐野エマ
• 親友の場地圭介

しかし３人共死亡してしまったためにマイキーの「黒い衝動」を抑えることができる者はもういません。

そしてマイキーはタケミチに向かって「12年後の俺に近寄るな」と告げた上で、笑顔で「幸せになれ」と言ってビデオレターは終わりました。


ビデオレターを見たタケミチは一旦マイキーのことを忘れようと努めましたが、ヒナのウェディングドレス姿を見て「幸せ」を感じた瞬間、ふとマイキーのことを思い出します。

それは「マイキーは辛い時ほど笑う」ことであり、タケミチは改めてマイキーを探す決意をしました。

東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！第201話はマイキーとの再会！

第201話ではタケミチがマイキーの捜索を再会し、一虎が集めてきた「梵天のアジト」と思われるところを片っ端から当たります。

しかしそのいずれの場所でも梵天の情報は得られず、タケミチは廃墟となった元ボーリング場で途方に暮れていました。


そしてその時、梵天のナンバー２である三途春千夜（さんずはるちよ）が音もなく現れ、タケミチの頭に銃口を突きつけてきました。

そして次の瞬間、タケミチの後ろにペタペタとサンダルで歩く音が近づき、懐かしい声で問いかけてきます。

いい未来だろ？
これ以上何を求める？

タケミチは12年越しに、遂にマイキーと再会することができました。

東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！第202話はマイキーがタケミチにまさかの・・！

第202話ではヒナがタケミチの部屋を訪れ、散らかって汚い部屋を片付けようとしたところでネックレスのチェーンが切れてしまい、不吉極まりないスタートとなります。


場面は変わって廃墟のボーリング場ではタケミチがマイキーに結婚式の招待状を渡していました。

相変わらずタケミチの頭には三途春千夜が銃口を突きつけたままでしたが、ここでマイキーが三途春千夜に下がるように指示しました。


三途春千夜が下がった後、タケミチはビデオレターでマイキーが言っていた「黒い衝動」について尋ねます。何も答えないマイキーにも構わずタケミチは

• ナオトと握手してももう過去に戻れない
• 今の世界が実現できているのはマイキーがみんなを守ってくれたから
• だから今度は俺がマイキーを救う

と話したところで廃墟のボーリング場に鈍い轟音が鳴り響きます。

タケミチは何の音か理解できていませんでしたが、それはマイキーがタケミチの右胸を拳銃で撃った音でした。

そして続けざまにマイキーはタケミチの左胸、土手っ腹に銃弾を放ったところで第203話に続きます。

東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！第203話はマイキーが身投げ！

第203話では明らかに致命傷を負ったタケミチに対してマイキーが「会いたくなかった。こうするしかなくなるから」「オマエの長旅もここで終わりだ」と告げて去っていきます。

しかしタケミチは大量の血を流しながらも「君のためなら何度でも助けに行くよ」とうわ言のように呟き続けます。


そしてマイキーは廃墟のボーリング場の屋上に向かい、屋上の縁から下を眺めながらみんなのことを思い出します。

佐野真一郎、佐野エマ、ドラケン、東京卍會メンバーを思い浮かべ、皆に向かって笑顔で

いくぞオマエら！！

と言いながら屋上から飛び降りました。


しかし落ちていく途中、瀕死のタケミチがマイキーの手を掴んで救出します。

東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！第204話は衝撃の最終章突入へ！

第204話では廃墟のボーリング場の高層階でタケミチがマイキーの手を掴んで何とか踏ん張っているところから始まります。


左胸を含めて銃弾を３発食らっているタケミチは次の瞬間に死んでもおかしくない状態ですが、それでもマイキーに「俺の手を掴め」「絶対助けるから」と語りかけます。

しかしマイキーは全く助かる気は無く、「俺をもう楽にさせてくれ」とタケミチに告げました。

ここでタケミチは「うるせぇぇぇ！！」と叫び、マイキーに対して

オイ万次郎！！
一度でいい！！
「助けてください」って言えやぁあああ！！

と続けます。タケミチはマイキーが「辛い時ほど笑う」「人前で強いところしか見せない」と知っていたからこそのセリフですね。

そしてマイキーは涙を流しながら、ここで初めて「助けてくれ。タケミっち」と自分の本音を口にしました。


その瞬間、タケミチの手がマイキーの手と握手するような形になり、ここでなんとタイムリープが起こります。

タケミチが目を覚ますとそこは2008年の6月で、「関東事変」から2年以上が経った時代、未来（現在）から数えて10年前の世界でした。

ちなみに漫画23巻の本編は第204話で終わり、第205話と第206話は番外編となります。

東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！第205話は半間修二と稀咲鉄太の番外編！

東京リベンジャーズ23巻の第205話は番外編で、半間修二（はんましゅうじ）と稀咲鉄太（きさきてった）の出会いや、半間修二の心情が描かれます。


半間修二は稀咲鉄太と出会う前から「歌舞伎町の死神」として有名で、ある日「愛美愛主（メビウス）」の総長・長内信高に連れられて稀咲鉄太と初めて出会いました。

半間修二は稀咲鉄太を一目見て「気に入った」と感じており、他の不良達とは毛色が違うことを一発で見抜いています。


その出会い以来、稀咲鉄太は様々な場面で暗躍して喧嘩や抗争を裏から操ってきました。

• キヨマサを煽ってドラケンを刺させる
• パーちんを煽って長内を刺させる
• ぺーやんを煽ってドラケンを襲わせる
• 場地圭介殺害のために一虎に接触
• 柴柚葉にナイフを渡して柴大寿を刺させる

この稀咲鉄太の行いを半間修二は心底楽しみながら見ており、時には手伝いながらついて行きました。


また稀咲鉄太は佐野エマを自らの手で殺しに行く際、自分の手を汚す理由を

• 自分も必死
• 自分は主役にはなれない。道化（ピエロ）だ
• それでも欲しい物は手に入れる

と語っていました。東京リベンジャーズの作中でも極めて珍しい、稀咲鉄太が本音を語ったシーンですね。


そして「関東事変」の後、稀咲鉄太がトラックに轢かれて死亡した現場を見た半間修二は、作中で初めて大粒の涙を見せました。


稀咲鉄太は半間修二に対して「テメェも道具だ。使いもんにならなかったら交換するだけ」と口にしており、「稀咲鉄太は半間修二の力を利用」「半間修二は面白いもん見たさ」というドライな関係が描かれています。

しかし半間修二の涙のシーンから、２人の関係は「単なる悪人同士」では片付けられない絆が存在していたようですね。

東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！第206話はムーチョと三途春千夜の番外編！

東京リベンジャーズ23巻の第206話も番外編で、ムーチョこと武藤泰宏（むとうやすひろ）と三途春千夜（さんずはるちよ）の出会いが描かれています。


三途春千夜は昔から問題児で他の隊で面倒を見きれず、マイキーが伍番隊隊長のムーチョに預けました。

ムーチョが預かった後も三途春千夜は問題を起こしまくって相変わらず問題児でしたが、伍番隊の特務である内輪のスパイの任務を通じて三途春千夜は段々ムーチョの信頼を得ていきます。

そしてある日、ムーチョと三途春千夜が将棋を差していた際に三途春千夜は「穴熊（あなぐま）」を見せました。

「穴熊」とは将棋の定石の一つで、王将を守る頑強な布陣を敷くものです。この描写から、三途春千夜は「王（＝マイキー）が何よりも大事」という価値観が明かされます。


そして「関東事変」の直前にムーチョが東京卍會を抜けて天竺に降る際、三途春千夜もムーチョについて行きました。ここまでは三途春千夜のムーチョに対する忠誠心の高さが伺えます。


「関東事変」が終わり、逮捕されたムーチョは半年後に東京都鑑別所から出所しました。そこに三途春千夜が出迎え、ムーチョを車に乗せます。

久しぶりに飯でも食いに行くのかと思いきや、三途春千夜が車でムーチョを連れてきたのは「関東事変」の決戦の地である第３埠頭でした。抗争に使われたくらいなのでここは全く人気がありません。

そして三途春千夜は突然日本刀を抜き、ムーチョを袈裟斬りにぶった斬ります。


三途春千夜はかつてムーチョと将棋を差した際に「王（＝マイキー）が何よりも大事」と語っており、つまり東京卍會を裏切って天竺に降ったムーチョを最初から許しておらず、ずっと殺そうと画策していました。

三途春千夜は日本刀でムーチョにもう一閃放ち、ここでムーチョは死亡します。


ムーチョの衝撃の結末と、三途春千夜の恐ろしいまでの狂犬っぷりが描かれた回でしたね。

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「東京リベンジャーズの23巻のネタバレ解説！タイムカプセルの中身は？」まとめ

今回は東京リベンジャーズの漫画23巻の内容について、各話のネタバレ解説をしました。


東京リベンジャーズは突然予想外の展開になるために全く目が離せない作品で、漫画23巻も同様です。

今後の展開が楽しみですね☆


東京リベンジャーズの各話ネタバレ解説はこちらをどうぞ

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