無職転生のラプラスとは？因子や正体、復活について解説！

この記事では無職転生のラプラスの正体やラプラス戦役の詳細、ラプラス因子、復活説などについて解説します。

無職転生の物語において「ラプラス」という名前はよく出てきますが、かなり謎が多いキャラです。

まずは「ラプラス」という呼び名のキャラが複数いることや、それぞれの正体について見ていきましょう☆

※この記事は無職転生のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。

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無職転生のラプラスの正体とは？

無職転生において「ラプラス」という名前は随所で出てきます。

ラプラスは歴史上の人物として語り継がれており、更に物語の未来に戦うことが決まっている相手です。

ただ「ラプラス」は途中で２つに分かれたため、全部で３種類の呼び名があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

魔龍王ラプラス

魔龍王ラプラスは六面世界の物語の一つである「古龍の昔話」の主人公です。

その正体は太古の時代の六面世界の一つ「魔の世界」で龍族と魔族の混血として生まれた存在で、その後は初代龍神に拾われた後は「龍の世界」で暮らしています。ちなみに「ラプラス」という名前はその時に付けられました。

そして六面世界は、ヒトガミの暗躍によって「人の世界」以外が滅亡しており、初代龍神もヒトガミの策略により死亡しています。

その後、魔龍王ラプラスは二代目龍神を襲名し、初代龍神の神玉の破片から「五龍将の秘宝」を作り出しました。

それから魔龍王ラプラスはオルステッドに技術を伝えます。これも全ては「ヒトガミを殺すため」です。

この時点では魔龍王ラプラスは「ヒトガミを殺したい」という目的を持っていましたが、第二次人魔大戦でヒトガミの使徒の一人の闘神（＝闘神鎧を着たバーディガーディ）との戦いで魂を２つに裂かれてしまい、「魔神ラプラス」と「技神ラプラス」に別れました。
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更にこの時に魔龍王ラプラスが持っていた「ヒトガミを殺す」という目的やその記憶も失ってしまいます。
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技神ラプラスとは？

「技神ラプラス」とは魔龍王ラプラスが魔力を失った片割れです。

膨大な数の技を持ち、「これを誰かに伝えなければ」という思いだけは覚えていたものの、魔龍王ラプラスの時の記憶は失いました。

そして技神ラプラスは技を研鑽するために七大列強を作り出します。ちなみに七大列強の序列１位は技神ラプラスですが、魔力消費度外視の本気モードならオルステッドの方が強いと言われています。
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魔神ラプラスとは？

「魔神ラプラス」とは魔龍王ラプラスが龍族の力を失った片割れで、こちら側のラプラスが無職転生の物語において問題となります。

魔神ラプラスは膨大な魔術の知識は覚えているものの、魔龍王ラプラスの時の記憶は失いました。

更にヒトガミへの憎悪の記憶が断片的なためか、「人族を憎悪して滅ぼす」という目的を持っており、後に魔大陸を平定して人族を相手取り、ラプラス戦役を起こします。

魔神ラプラスは「スペルド族による攻撃」か「神刀」でしか倒す方法が無く、ラプラス戦役では七人の英雄の奮闘に加え、ルイジェルドの一撃により撃破されました。

しかしオルステッドによると後に魔神ラプラスが復活することが確定しており、再び戦争が起こることになります。

無職転生の魔神ラプラスの正体！「ラプラス戦役」の元凶！

ここまでラプラスについて解説してきました。

先述の通り元々は魔龍王ラプラスという存在が、第二次人魔大戦で魂が２つに別れてしまい、特に「魔神ラプラス」の方は災厄の原因となってしまいます。

ここでは魔神ラプラスが起こした「ラプラス戦役」について見ていきましょう。

魔大陸をまとめ上げてラプラス戦役を起こす

(C)フジカワユカ／理不尽な孫の手／シロタカ

魔神ラプラスは魔大陸を平定し、その土地の魔族を統一した上で徹底的に鍛え上げました。

さらに獣族や海族も魔族陣営に引っ張り込み、人族との戦争である「ラプラス戦役」を起こします。

ちなみに魔神ラプラス自体もとてつもなく強く、七大列強序列４位の実力と、歴史上トップクラスと言われるほど膨大な魔力量を誇っていました。
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スペルド族に授けた槍に呪いをなすりつける

 (C)フジカワユカ／理不尽な孫の手／シロタカ

ラプラス戦役の中期、ラプラス戦役は魔族側の中でも精鋭だったスペルド族に真っ黒で禍々しい魔槍を授けました。

スペルド族は生まれた時に三叉の尻尾が生えており、成長すると硬化して体から離れて槍となり、その槍こそがスペルド族の誇りでした。故に「こんな怪しげな真っ黒い魔槍なんぞ使いたくない」という声が上がります。

しかし当時のスペルド族の戦士長・ルイジェルドの指示によりスペルド族はラプラスから授けられた魔槍を手にします。

するとスペルド族達の身体能力が数倍に跳ね上がり、更に人族の魔術も無効化するという無双状態となりました。ただその魔槍は使用者の精神を蝕み、敵味方関係なく虐殺を始めます。

そして魔槍を手にしたルイジェルドは自らの家族を虐殺し、その際に何とかルイジェルドの息子が魔槍を折ったことで正気を取り戻しました。

これが無職転生の世界でスペルド族が忌み嫌われている理由であり、ルイジェルドが魔神ラプラスを憎悪する理由です。

魔神殺しの三英雄とルイジェルドに倒される

(C)フジカワユカ／理不尽な孫の手／シロタカ

後に魔神殺しの三英雄と呼ばれるメンバーが魔神ラプラスと戦っていた際、ルイジェルドがその戦闘に乱入してきました。

実は後述するとおり、魔神ラプラスを倒せるのはスペルド族か神刀しかありません。

よって魔神殺しの三英雄も魔神ラプラスには大劣勢を強いられており、ルイジェルドの一撃のおかげで魔神ラプラスを倒せたのでした。
→ルイジェルドの正体や強さを見る

魔神ラプラスはスペルド族か神刀でしか倒せない

先程お話したとおり、魔神ラプラスは「スペルド族による攻撃」か「神刀」でしか倒すことができません。

よってラプラス戦役においてはスペルド族であるルイジェルドのおかげで魔神ラプラスを撃破することができました。

ちなみにこのことから、魔神ラプラスがスペルド族に魔槍を授けたのはヒトガミの策略だったと考えられます。

まず魔神ラプラスは未来で復活することが確定しており、その際には再びスペルド族の助力が必要です。

しかしラプラス戦役において、魔神ラプラスがスペルド族に魔槍を持たせて同士討ちさせることで絶滅させれば、魔神ラプラスを倒せるのはオルステッドの「神刀」のみとなります。

しかし「神刀」は抜くだけでも大量の魔力を消費し、魔力の回復が通常の1000倍遅いオルステッドが使うと魔力回復まで長い時間がかかってしまうため、魔神ラプラスを倒せてもヒトガミを倒すことができなくなっていまいます。

よって魔神ラプラスの魔槍の件は、このことを見越してヒトガミが手を回したと考えるのが自然ですね。

無職転生の「ラプラス因子」の正体とは？

無職転生の作中では「ラプラス因子」を持って生まれてくる者がいます。

この「ラプラス因子」とは魔神ラプラスが転生するために世界中にバラ撒いた魂の情報であり、親から子供に受け継がれる特性があります。

そして何世代もかけてラプラス因子を持つ遺伝子を集め、魔神ラプラスの情報が集まり、魂に合致する肉体に変質したタイミングで魔神ラプラスが復活します。

ちなみに「ラプラス因子」を受け継いだ者は下記のいずれかの特徴を持っています。

これら全ての特徴を持っているとは限らず、例えばルーデウスは「高い魔力」「魔術の素質」「闘気を纏えない」の三つだけです。
→ルーデウスの強さについて見る

またシルフィも「ラプラス因子」を受け継いでいたため、幼少期は緑色の髪をしていましたね。
→シルフィの緑髪を見る

無職転生のラプラスはいつ復活する？

先程お話したとおり、魔神ラプラスがバラ撒いたラプラス因子を元に、魔神ラプラスの情報が集まる＆魂に合致する肉体に変質したら復活します。

オルステッドによるとそのタイミングが約80年後とのことで、甲龍歴500年前後にあたります。

この時に備えて本編ではルーデウスやオルステッドが奔走して準備を進めており、魔神ラプラスを倒した暁にはヒトガミとの決戦を迎えることになります。

ただその頃にはルーデウスは死亡していますが、オルステッドが必ず成し遂げてくれるでしょう。

「無職転生のラプラスとは？因子や正体、復活について解説！」まとめ

今回は無職転生のラプラスの正体やラプラス戦役の詳細、ラプラス因子、復活説などについて解説しました。

「ラプラス」という名前は作中で３種類出てくるために初見だと混乱しがちですよね笑

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです☆

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