この記事では怪物事変の赤城一秋(あかぎかずあき)の死亡シーンや死亡までの経緯、花楓とのコンビの強さなどについて解説します。
赤城は飯生の部下の一人であり、花楓(かえで)とコンビを組んで夏羽達の前に立ちはだかります。
ド派手な炎を出す花楓に対し、赤城は幻を使った頭脳戦や心理戦が得意で、夏羽達にとっても恐るべき相手でした。
まずは赤城が死亡するまでの経緯から見ていきましょう。
- 赤城が死亡するまでの経緯
- 赤城&花楓と夏羽達との決戦の様子
※この記事は怪物事変のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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怪物事変の赤城一秋(あかぎかずあき)が死亡するまでの経緯!
まずは怪物事変の赤城一秋(あかぎかずあき)が作中で死亡するまでの経緯について見ていきましょう。
赤城は飯生の部下なために夏羽達の敵として登場しており、作中では2度激突しています。
赤城と花楓は頭脳と筋力のデコボココンビ!
飯生の配下に所属している赤城と花楓は共に動いていますが、そのキャラクターは対象的な凸凹コンビです。
赤城はいつもどこか冷めたような目をしており、感情をあまり表に表そうとしない性格をしています。頭の回転が早く戦略を練ることに長けており、神経質で超がつく潔癖症であるために常に除菌用ウェットディッシュを持ち歩いています。
一方の花楓は基本的には人当たりの良い明るい性格をしており感情表現が豊かです。 その反面、自制することが苦手で細かいことは気にしない、超アバウトな脳筋ファイタータイプのキャラクターです。
知能派の赤城と肉体派の花楓。この2人はなかなか良いコンビなのかもしれません。
赤城と花楓が屋島に奇襲を仕掛けてくる!
流結石を奪うことに失敗して大怪我を負った赤城・花楓コンビは、炉薔薇による治療を受けて回復することができましたが、飯生の司令を全うできなかったために特捜特課の補佐へと降格させられてしまいます。
夏羽と蓼丸織の連携プレイで見事に返り討ちにあったことを素直に認め、花楓とコンビを組んでいながら連携が取れていない点を克服すべく動き出す赤城。
結果を出せず飯生から一瞥すらもらえなかったことで逆ギレしてきた花楓を上手く誘導する形で、決闘を挑んで花楓の欠点を目の前に突きつけ、連携プレイの重要さを花楓でもわかるレベルで説いて納得させる手腕は、頭の切れる赤城ならではでしょうか。
この決闘を機に結束を固くした赤城・花楓コンビは屋島への奇襲作戦を立てると、速やかに侵攻を開始するのでした。
紺が花楓と対峙!
桜牙ハム工場での作戦を隠神たちに邪魔された腹いせとして、飯生は屋島の奇襲を部下に命じており、赤城はその作戦の横取りを考えていたのでした。
狸たちとの無用な争いを避けるべく、飯生からの命令を受けていた担当捜査員の足止めと隠神への情報リークと協力を要請してきた野火丸でしたが、先に行動を起こしていた赤城・花楓コンビは隠神へ情報が漏れるまえに屋島上陸を果たしてしまいます。
突如として開始された花楓の炎の攻撃に蹂躙され、大騒動となる屋島でしたが、昏睡から目覚めた紺が屋島のみんなを守ろうと花楓の前に立ちはだかります。
赤城と花楓が「炎幻連携 炎神・火之迦具土」で巨大な狐に合体!
紺も夏羽相手に善戦するものの、流石に1対1で勝てる相手ではありませんでした。
しかしその後、夏羽達が屋島に駆けつけたことで総力戦が始まります。
さらに三代目太三郎は屋島を守るために術を使って赤城・花楓コンビを裏屋島へ自分ごと隔離し、自分の命と引き換えに屋島全土を守ることを選択します。
三代目太三郎から手を引くよう忠告された赤城でしたが、飯生を見返すために手柄となるものを求めており、その言葉に耳を貸そうとはしませんでした。
そしてあらかじめ陣を張り巡らせていた赤城は、花楓との合流を果たすと炎幻連携の「炎神・火之迦具土」を発動させ、二つの頭を持つ巨大な狐へと姿を変えます。
夏羽達も合体!
炎を操ることに長ける花楓と、幻術を得意とする赤城。 結束を固くしたこの2人による連携技の力は強大で、夏羽たちは反撃することすらできず、隠神の力を借りた三代目太三郎の大技すら相殺してしまうほどの能力を見せます。
熱風であれば身体の再生能力のほうが速いと踏んだ夏羽は、巨大狐の足元に降り立つと福姫から伝授された十拳で巨大狐の左足を吹き飛ばすことに成功します。
しかし、狐の姿から人型へと形態を変化させた赤城・花楓コンビは移動速度を格段に上げており、夏羽の攻撃を再び入れることができなくなってしまいます。
窮地に追いやられた夏羽たちでしたが、野火丸の提案により夏羽をベースとした紺と野火丸の3人合体技を発動させることに成功し、再び赤城・花楓コンビに戦いを挑むのでした。
太三郎や伊予姫も加わる総力戦!
隠神のサポートを受けた三代目太三郎の大技による援護と夏羽トリオの合体技により、赤城・花楓コンビに猛攻を仕掛ける夏羽たち。
晶と織の攻撃で花楓の両目を潰せたこともあり、巨大化した夏羽の十拳が見事に命中、勝利が見えたかと思った瞬間、自我を失って暴走をしはじめた赤城・花楓コンビ。
その強さはさらに勢いを増し、三代目太三郎は力尽き、夏羽たちの合体技は解除されてしまい、赤城・花楓コンビの放つ熱風の威力が表世界の屋島にまで及んでしまいます。
しかし、裏屋島で戦っている夏羽たちの抵抗が続いていることを感じた屋島の狸たちは力を合わせた大技で表屋島へと姿を現し始めた赤城・花楓コンビを裏屋島に押し戻そうとします。
さらに全吉から状況を全て聞いた伊予姫が駆けつけると、屋島の狸たちを鼓舞しつつ戦いに加わります。
この際に放った伊予姫の一撃は赤城・花楓コンビを見事にとらえ、致命傷を与えることに成功するのでした。
怪物事変の赤城一秋(あかぎかずあき)が死亡!
伊予姫の放った渾身の一撃を受け赤城が力尽き、連携技であった巨大狐はその姿を保つことができず消滅してしまいます。
そんな中、満身創痍ながらも打倒飯生の助力を求める夏羽の声が赤城に対して向けられるのでした。
死ぬ間際であった赤城の耳にもその声は届きましたが、赤城の炎に自身の居場所を見出していた赤城は「冗談じゃない」と拒否します。
そして、どこか満足げな表情を浮かべながら、これだけは言ってあげましょうと夏羽に向けて赤城は「敗けました」と敗北宣言をすると、花楓への言葉を残して死亡します。
怪物事変の赤城一秋(あかぎかずあき)が死亡する直前に言い残した言葉!
ボロボロになりながらも諦めず声をかけ続ける花楓に対し、赤城は二つの言葉を残してこの世を去ります。
「僕ひとりでは君をここまでしか強くできなかった」という言葉と、「君はより強い風とともに」という言葉。
花楓の存在により潔癖症の克服を成し遂げた赤城に対し、三代目太三郎は炎に魅入られたと言っており、自制心を失った危険人物と捉えていたようです。
しかし、最後に残された言葉の意味を考えると、善悪のない己の欲が行動原理となっている花楓を、我が子を見る親のような気持ちを抱いている赤城の姿が浮かび上がってくるように感じます。
もしかすると、赤城は花楓が飯生の持つ悪に染まることよりも、清い心を持つ夏羽と行動を共にし、善い心を育てていってほしいと願いながら息を引き取ったのかもしれません。
「怪物事変の赤城が死亡?潔癖症の狐の最後とは?」まとめ
今回は怪物事変の赤城一秋(あかぎかずあき)の死亡シーンや死亡までの経緯、花楓とのコンビの強さなどについて解説しました。
赤城も花楓も夏羽達にとっては厄介極まりない敵キャラで、花楓を活かす知将として最後まで苦しい相手でした。
ただその潔癖症な性格や最後の言葉など、どこか憎めないキャラでしたね。
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