この記事では怪物事変の花楓（かえで）の過去や赤城とのコンビの強さ、最後の結末などについて解説します。
花楓は怪物事変の物語において夏羽達の敵として登場するキャラクターです。
その見た目は長身で筋肉ムキムキのどデカイ体をしており、いつも笑顔なので爽やかに見えますが、基本的に脳筋で考えることは大の苦手です。
まずはそんな花楓の過去について詳しく見ていきましょう。
- 花楓の過去
- 花楓と赤城のコンビ
- 花楓の結末
※この記事は怪物事変のネタバレを含みます
下記の関連記事及び目次の後から記事の本文が始まります。
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怪物事変の花楓（かえで）の過去とは？
まずは怪物事変の花楓（かえで）の過去のエピソードから詳しく見ていきましょう。
花楓はいつもハイテンションの陽キャですが、その過去は決して明るいものではなかったようです。
花楓（かえで）の生まれは埼玉県秩父市！
敵ながら陽気な脳筋キャラで憎めない花楓。実は怪物事変の敵キャラでは珍しく、どこで生まれたか分かっています。
性格的に人の街で生まれ育ったように思える花楓ですが、意外にも生まれは埼玉県秩父市内の山中です。
人が滅多に住まない山奥と言っていいところで、花楓で誕生しました。
ちなみに父親や兄弟は不明で、唯一の肉親であった母親は花楓を生んだ後に無くなっています。花楓は、あれだけ陽気なキャラなのに、けっこうハードな環境で幼少期を過ごしたようですね。
花楓（かえで）が山の中で生物学者と出会う！
花楓は母親を亡くしあと、しばらくは一人で暮らしていました。そんなとき一人の人間と出会います。それはニホンオオカミの生態調査をしている生物学者でした。
その学者は調査で連れてきた人間たちが花楓に襲われるのを目撃していました。
そして後日、その花楓に会いたいたくなった学者は再び山に入ります。花楓のことをもっと知りたくなった学者は山奥で暮らし始め、花楓とも仲良くなりました。
しかしある日、学者を探して山に入ってきた彼の家族が花楓に襲われ殺されます。花楓は「学者が家族を嫌っていたために殺していい」と考えていたのでした。
ここにも花楓の無邪気な残酷さが描かれていますね。
怪物事変の花楓（かえで）は強いけど頭が弱い！赤城との名コンビ！
次に怪物事変の作中における花楓と赤城の凸凹コンビについて詳しく見ていきましょう。
作中では性格が真逆と言える花楓と赤城がコンビで動くことが多く、二人共何やかんや言いながらも仲良くやっています。
花楓（かえで）は炎特化の狐
花楓は大柄な体格を活かした格闘と炎を組み合わせて戦うファイターです。もちろん炎は狐の怪物の力です。
狐の怪物には炎と変化を使いこなす万能型と、炎か変化どちらかしか使えない特化型がいます。そして脳筋の花楓は炎特化で、村を焼き尽くすほど強力な炎を作り出せます。
ちなみに花楓が炎を作り出すためには火花が必要なので、火花を出す拳を打ち合わせないと火炎攻撃ができません。
よって火花を出せなくなった場合は「自分の拳を食いちぎって体から炎を吐き出す」という荒技を使います。
赤城は幻特化の狐
花楓のパートナーである赤城は幻特化の狐です。アイテムを使うことで離れた場所に幻を作り出せます。
使い方によっては破壊つくされた集落を何事もなかったように見せられます。敵に回したら非常に厄介なキャラと言えるでしょう。
さらに特定の領域内にいる複数の相手に、それぞれ別の幻覚を見せることも可能です。この力を上手く使えば敵の協力関係をズタズタに引き裂けます。
このように強力な能力を持つ赤城ですが、幻特化型であるために炎を出すことができません。
そのため、赤城はずっと炎能力に対するコンプレックスがありました。
赤城が頭脳派、花楓は肉体派のコンビ
赤城と花楓は行動を共にするチームですが、相性は水と油のように悪いです。
赤城は神経質で常に計画を立ててから行動したい頭脳派です。常にウェットティッシュを持ち歩くほどの潔癖症で、いわゆる「気難しい人」と言えるでしょう。
花楓は巨躯を活かした肉体派です。戦闘ではペース配分など全くせずに最初から全開で戦います。裏表なく力を振り絞って戦うところは夏羽と似ていますね。敵ですが基本的に卑怯な手は使いません。
デコボココンビな2人ですが、噛み合うと驚異的な強さを発揮します。
怪物事変の花楓（かえで）は最後に死亡？
次に怪物事変の作中において花楓が死亡するのか生存するのかについて見ていきましょう。
怪物事変の作中では夏羽達と激突した敵が死亡することは珍しくなく、特に花楓と赤城は屋島に大規模な襲撃を仕掛けたために殺されても文句は言えません。
夏羽達との激戦！
花楓と赤城は屋島に襲撃を仕掛けており、夏羽達と再び相まみえることになります。
当初は屋島に十分な戦力が揃っていなかったために花楓の圧倒的な火力で蹂躙されそうになりますが、そこでずっと昏睡状態だった紺が復活しました。
紺も飯生との本当の記憶を取り戻し、性格も戦闘能力も以前とは違った様相を見せます。
そして花楓相手に単独で善戦するものの、流石に倒すことはできませんでした。
その後に夏羽、シキ、晶、隠神、野火丸が現着し、全員総出で花楓＆赤城に挑むのです。
この戦いは怪物事変の作中でも随一の大激戦で、屋島どころか四国全土を巻き込みかねない大規模な戦闘となっています。
夏羽達との戦いの結末
花楓と赤城は夏羽たちと2度戦っています。
1度目は夏羽たちが島根に怪物の石を取りに来たときのことです。花楓と赤城は飯生妖子の命令で怪物の石を回収しようと試みますが肝心の石が見つかりません。そして2つのチームは遭遇し衝突します。花楓と赤城は村人のバックアップを受けた夏羽に破れ、花楓は片目を失います。
2度目の対決は屋島です。飯生妖子に見捨てらてもう負けられない花楓と赤城は強力な怪物に変化し、夏羽と紺に襲いかかります。
しかし、多くの怪物の支援を受けた夏羽に2度目の敗北を喫し、この戦いで赤城は死亡しました。。
花楓は捕獲されて屋島の裁判にかけられる
屋島における戦いで夏羽たちに敗れた花楓は狸たちに囚われます。
仲間を多く殺された屋島の狸たちの多くは突然の来襲者である花楓を到底許せません。ほとんどの者は「処刑すべきだ」と言います。
そして頭領が殺されたために狸たちを指揮することになった伊予姫は決断を迫られますが決められません。そこで処刑をするどうか裁判を開き、花楓の話を聞いたあと多数決で決めることになります。
そこでも花楓は裁判の場で自分が狸たちを殺したことを何とも思ってない発言を繰り返しました。
当然、多数決の結果は処刑が圧倒的多数。しかし伊予は花楓を殺す決断はできませんでした。
花楓は死亡せずに経過観察
伊予姫のメンタルを考慮し経過観察となった花楓は夏羽たちに預けられました。
当然ながら裁判では狸たちの重鎮や伊予の父親からは激しい反対の声が上がります。しかし、泣き崩れた伊予姫に厳しい決断をさせることは事実上不可能でした。
「様子を見る」と言っても、強い能力を持ち何をしでかすか分からない花楓をそのまま野に放つことはできません。
そこで花楓は乱暴ができないように「ムジナ殺し」と呼ばれる力を封じる拘束具を付けられます。力を封じられた花楓は人の姿に化けることすらできません。
食事も含めて夏羽の世話が必要な厳しい状況におかれることになりました。
怪物事変の花楓（かえで）が「嫌い」という声多数！
花楓は敵キャラながら裏表の無い性格で好きな人も多いです。しかし、花楓を嫌うファンも少なからずいるようです。
ツイッターなどのSNSには「無神経な花楓が嫌い」だとか、「紺と同じで全然学ばないヤツ」といったネガティブなツイートが見つかります。
しかも花楓はムジナ殺しで力を封じられても周囲の者の痛みを分からないままでした。そんな傍若無人な態度を良く思わないファンの方がいるのは当然でしょう。
極めつけに花楓はキュートなおじいちゃんキャラである屋島の頭領も殺しています。
しかし夏羽と一緒に行動することで性格が変わるかもしれません。今後の展開に注目ですね。
「怪物事変の花楓（かえで）の過去とは？最後は死亡する？」まとめ
今回は怪物事変の花楓（かえで）の過去や赤城とのコンビの強さ、最後の結末などについて解説しました。
花楓は良くも悪くも純粋な性格をした陽キャで、純粋であるがゆえに欲望に忠実です。
それが悪い方に出て屋島では大迷惑な存在となりましたが、今後花楓がどう変わっていくかに注目ですね。
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